まだ外はまだ少し暗い。
シャーレに漂う濃厚でいて少し苦味の感じる珈琲の香り。
ゆっくりと抽出しつつ、彼の目覚めと太陽どちらが先か、そんなことを考える。
クッキーと小皿に少しの塩、ミルクとそれに珈琲を二人分。
人肌まで冷めるのを待っていると、太ももに温かい手のひらの感覚が伝わってくる。
「おはようございます、先生」
"……うん、おはよ〜……"
寝起きで少しガサツいた声が耳ともで囁かれる。
先生は私の太ももをゆっくりと撫で回し、ゆっくりとお尻向かっていく。
それをくすぐったく感じながらもその手を止めることはしない。
「コーヒー、飲むか? 先生」
"……うん、もらうよ"
私の言葉を聞いてより近く、身体が触れ合い、お互いの凹凸がわかるまで密着してくる。
あぁ……あれだけシておいてまだ……
先生は珈琲に塩を入れ、少し飲むとお尻を触っていた手が離れ、抱き寄せるように胸を鷲掴んだ。
私は抵抗せず先生と同じように塩を少し入れて珈琲の香りを楽しんだ。
シャツ越しにカリカリと乳首を指先で引っ掻かれ、甘い刺激に思わず声を漏らしてしまう。
「ん……っ」
"ホムラ……何時もありがとう……"
珈琲を飲みきった先生はそう呟いた。
「突然どうした?」
"いや、何時も付き合ってくれてるし……"
「そうか……まぁ、私は先生のために存在しているからな……こうやって好き放題出来るのは私だけだぞ……?」
"……うん、わかってるよ、ホムラ"
先生のもう片方の手を取り、私の胸に当てる。
もうすでにシャツは捲れ上がっており、直にその感触を感じることができる。
「ん……はぁ……っ」
先生のゴツゴツとした手がゆっくりと動くたびに声が漏れてしまう。
そんな私を嬉しそうに見つめる先生。そんな表情を見ていたら私も嬉しくなってしまう。
"可愛いよ……"
「っ、盛るの早いだろ……まだ朝にもなってないのに……ぁっ」
先生の指先が私の乳首を摘まみ上げ、そのままコリコリと弄ってくる。
ピリリと頭に届く刺激が身体が小刻みに震わせてしまうが、それが恥ずかしい。
「ぁ……ん……っ……せんせ……」
"ホムラ……愛してるよ……"
ゾワリと耳から身体中に快楽が走る。
愛してると言われただけでこんなにも昂ってしまう。
この体が彼の為になっている事に悦んでしまう。
「私も……先生……んっ」
先生の唇が重なり舌が入り込んでくる。
苦味と渋み、コーヒーの深い風味が口の中に広がっていく。
もっと欲しいと思い舌を絡ませていくと、それすらも受け入れてくれて優しく吸われてしまう。
「ふぅ……んちゅ……ちゅぷ……っはぁ……」
"ホムラ……そろそろいいかな"
先生はそう言うと私の下腹部に手を伸ばしてくる。
「ああ……好きにしてくれていい……ん……はぁ……っ」
先生の指が割れ目に沿って上下に動く。
クリトリスに擦れる度に身体が跳ね上がりそうになるが必死で抑える。
そんな私の反応を見て笑顔を浮かべる先生。
先生と生徒。この2つが交わる事はとても倒錯的で背徳的。
慕われ、愛されている先生の愛がこの出来損ないに注がれているのかと思うとまた一つ胸が締め付けられるような感情に襲われる。
しかし、私の気持ちなど知らないまま、先生は私の弱点を執拗に攻めてくる。
「んん……そこ……っ……んん!! ♡ぁ……ふっ……♡」
膣内に入り込んだ中指と薬指がGスポットを捉えて離さない。押し込むような動きを繰り返しながら親指で陰核を押しつぶされる。
「せんせ……っ……それ……ダメだ……っ……ぅぁぁ……♡♡」
あまりの衝撃に目の前がチカチカとする。
クラりと不安定になる体をキッチンの縁で身体を預け、快楽に耽る。
それでもなお先生は動きを止めることはない。むしろより一層激しさを増していく。Gスポットを責められながら陰核を潰されて腰が勝手に逃げようとするけど逃がしてくれない。
そのうち先生が空いている腕で抱き寄せられて身動きができなくなってしまった。
"ホムラ……可愛い……大好きだよ……"
耳元で囁かれる言葉一つ一つが脳を蕩けさせる。
好きという言葉を聞くだけで胸が熱くなり涙が出てしまいそうだ。
「あぁっ! ……っんぐ……♡はぁ……♡ふぁ……♡♡」
私の様子を確認するとさらに強く中を抉るように押し込まれる。
そして同時に陰核を爪で弾かれると頭の中で火花が散るような感覚と共に視界が白く染まっていく。
先生はそれを察してか責めを激しくした。
「く……っはぁ……っ♡ぅぁぁっ♡せんせ……♡いぃくぅ……っ!♡」
意識が飛びそうになるほどの強い絶頂を迎えた後も余韻が収まらず痙攣するように身体が震えていた。
……朝日が昇る。
暗い空が白けてい行くのに、私の蜜壷の口に鈴口がすりすりと焦らすよう擦り付けられる。それだけで期待感が高まっていくのがわかる。
"挿入るね"
先生の一言に無言で頷く。
先生のペニスが徐々に入ってくる感触を感じる。ゆっくりとだが確実に入っていることがわかって安心感と幸福感でいっぱいになり満たされていく。
「━━━っ、ぁ♡……んんっ♡」
奥を突かれた瞬間全身に電流が流れたかのような衝撃を受けた。
先生はそのまま小刻みにピストン運動を始める。結合部からは愛液が溢れ出し、ぱちゅぱちゅ、と粘っこい音と肌がぶつかり合う音が混ざって聞こえる。その音さえも今の私にとっては興奮材料になってしまう。
"ホムラ……っ……凄い締め付けてくる……っ"
先生の言葉通り膣壁がキュウっと肉棒を包み込んでいる。
自分の意思とは関係なしに搾り取ろうとする動きになってしまっていて羞恥心が沸き起こるがそれ以上に与えられる快楽が勝り抑えられない。
「ぁあ……♡はぁぁ……っ♡っ……あ♡せんせ……っ♡」
我慢できずに喘ぎ声が漏れ出てしまう。
そんな私に対して先生はゆったりと味わうように腰を動かしてくる。
じっくりと解されているみたいに優しく抽挿されると段々と思考能力が低下していき何も考えられなくなっていく。
「はぁ……♡んん……っ♡はぁ……♡きもち……いい……♡せんせぇ……♡すきっ……♡」
その一言。
すきという一言だけで甘い痺れが背筋を走り抜けていった。
これを言うときもちよくなれる事が解った。これは言ってもいいもの。それを学習した私の脳は口を開かせる。
「……すき……っ♡……すきぃ♡すきだぁっ♡」
"! 嬉しいよ……ホムラ……! "
先生はそう言うと私の奥深くまで挿入してくる。そして激しくなる動きに合わせて打ち付けられる腰のスピードも上がっていく。
「ぁ、っ、せんせい、♡♡すき♡すき♡ぁ、っいくっ、はっ♡せんせいっ♡」
ぱんっぱんっという乾いた音と共に結合部からはお互いの体液が混ざり合ったものが流れ出ている。
"ホムラっ"
何かを求める様に名前を呼ばれると無条件に喜びで身体が疼く。
体を起こして求められる様にキスをする。
「んぅ……♡ふぅ……♡んぁ……♡はぁ……♡」
絡まり合った唾液の糸を引きながら離れていく唇が寂しく感じる。
「もっとぉ……せんせぇ……♡」
自分から舌を出して求めれば再び貪るように口付けられる。
互いに相手を求める行為はどんどんと激しさを増していく一方だった。
"ホムラっ……出すよ……っ! 全部受け止めて……っ"
「はっ♡っ、きてっ、♡ぜんぶ……なかにだしてっ、♡わたしはっ、せんせえのだからっ……♡♡」
次の瞬間に吐き出された精液が膣内へ流れ込んでくる感覚があった。
まるでマーキングのように長い射精が終わったところでゆっくりと引き抜かれる。栓を失ったことで逆流してきた精液が股から垂れ落ちてくるのがわかる。
「ふ……っ……はぁ……♡……はぁ……♡」
絶頂後の脱力感により完全にキッチンに上半身を預けてしまった。
先生はそんな私に覆いかぶさるように抱きつくと乱れた呼吸が整うまで待ちながら頭を撫でてくれる。
しばらくして落ち着いてきたところで先生の方へ振り返る。
「先生……朝ご飯……食べようぜ……」
私の提案に微笑みを浮かべてくれたので私も自然と笑顔になった。
あっしにはもう書く力が残されて……グッ……