リスタート:過去へ戻って孤高な女達を手駒にして現在の危機を打破する 作:霧江
※5話に修正あり、過去に行って現代へ帰ってくる理由を作るために
タイムマシンの説明書に6番項目を追加してます。
俺が過去改変を目の当たりにしたその日が金曜日だった。
その翌日から我が家は忙しくなった。
父は転勤の準備、母はお祖父さんの介護の準備で忙しくしていた。
それはそれは大変なことで家のあっちこっちから物音が絶えない。
特に父はそう言ったものに疎いせいかくなので、ことあるごとに母を呼んでいた。
「可奈、俺のキャリーバックってどこにあるんだ?」
「あなた、それはもう車に載せてるじゃない。」
「そうか。うん?俺の財布見なかったか?」
父は自分の体を手で弄る。
あれ、俺の父さんってこんな感じだったか?
俺の頭の中ではいつもぶっきらぼうであったけど、目の前の父はかなり抜けていて、愛嬌のある性格をしている。
過去改変前はただ単にぶっきらぼうとしか考えてなかったけど、そうでもなかったみたいだ。
こんな感じで忙しない二人だったので、俺は部屋で大人しくしていた。
特にやることもないから、勉強でもするか。
そう思って俺は勉強机に座って本を取り出して勉強を始める。
「なんだと!?」
急に後ろで誰かが大袈裟に驚いた声を出した。
というか、俺の父だった。
「何?どうしたの?」
「いや、あの話は本当だったんだな。」
「あの話って何?」
「昨日お前が一人で宿題をしていたという話。」
ぶっきらぼうな父が珍しくどこか感激したように言っていた。
俺は困惑するしかなかった。
それって感動まで受ける話なのか?
「大袈裟だって。俺も勉強くらいはするの。」
「いや、そんなことないと思っていたけど。」
スッパリ否定する父。
俺ってもしかして、元々ロクでもないのか?
今までは荻田亀太郎とか上原さんとかのせいにしてきたけど、もしかして俺って根本的にダメだった?
それだと少し自信をなくすな、思わずしゅんとなる。
そんな俺を見てか父は狼狽えている。
息子に失言したけど、どうしたらいいかわからない。
無表情の裏にそんな気配がしていた。
少しの間、変な沈黙が流れた。
「瑛二、ショッピングに行くぞ。可奈を呼んでくる、下で待っていなさい。」
先に沈黙を破ったのは父だった。
あまりにも唐突なそれに俺は何のことかわからなかったけど、素直に従うことにした。
父は母を呼んできては俺たちをのせて、車で近くのショッピングセンターへと向かう。
それから10分後に俺たちは近くのショッピングセンターに来ていた。
「本当に買うの?」
「ああ、俺たちが家にいたらいいけど、いないからな。万が一のために買うのさ。」
俺は頭を傾げた。
買うってなんだと思った。
最初は転勤するのに必要な何かかと思ったけど、話の内容からして、どうも違うらしい。
「でも、子供にはよくないと思うわ。もっと、電話だけ出来るものもあるでしょう?」
「いや、スマートフォンで良いんだ。今の瑛二なら大丈夫だろう。」
ああ、スマホの話だったのか。
しかし、どの過去でもこのタイミングでスマホなんか貰った覚えはない。
これも過去改変は新たな展開だった。
「え、スマホ買ってくれるの?」
「ああ」
「私はまだ早いと思うけど…」
頷く父とまだ渋る母。
俺は採算なしに普通に嬉かった。
俺は屈託のない笑顔を浮かべる。
スマホがあればできることは無限大だ。
「ありがとう!」
「まあ、仕方ないわね。でも、ちゃんと節制して使うのよ。わかった?」
「うん!」
俺の笑顔を見た、母もそこでやっと諦めたようにスマホの所持を許してくれた。
そこからのこと、契約は順調に終わった。
携帯を受け取った父が携帯が入ったボックスを俺に渡した。
「大事に使え。それと先はすまなかった。それは言うべき言葉ではなかった。」
父はばつが悪そうにしながら言う。
どうやら、謝り方を考えあぐねていたらしい。
俺はそんな父を見て、新鮮な気持ちになった。
初日に俺を心配してくれたこともそうだし、今回のこともそうだ。
今までの俺は見ないようにしてきたけど、父親も人間なんだと改めて感じる。
そんな父はこれから転勤で一人で頑張るだろう。
今まで俺のことばかりで気づかなかったけど、それはきっと大変なことだ。
そんな大変なことを心の荷物をもった状態でスタートするのはあんまりすぎる。
「ううん、大丈夫。実際に俺も悪かったから。スマホのことありがとう。大事につかうよ。
それとこれからは頑張るから!」
俺はせめてもの報いというか、スマホのお礼として父の心の荷物を下ろさせるために、
精一杯俺は大丈夫ですよ、喜んでますよというアピールをした。
「そうか。」
父は一言言って、俺の頭を撫でながら笑った。
父のその笑顔に俺は何だか感慨深い感情になった。
閑話休題、こうやって俺はスマホを手に入れた。
これが未来にどう影響するかはわからないけど、スマホはとても有用なものだ。
色々なところに使える。
それこそ調教とかにも。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日曜日のことは特段何もなかった。
非常事態にどうするべきか、一通り教えてもらって、それをスマホにメモした。
それ以外は両親が俺を置いて上原さんにお礼の挨拶してきたくらいだった。
父も上原さんのことが気に入ったみたいだった。
父は中々気品があって、で良識のある大人と褒めていた。
母はあれを賢母って言うのかね、凄かったわと感心していた。
俺が上原家に預けられるのは月曜日からとのこと。
荷物などはこの日に移してもらっているので、月曜日はそのまま行っても大丈夫とのことだった。
そして、待望の月曜日が訪れた。
俺は学校を終わらせて、上原さんの家の前に来ていた。
「今日からエイちゃんと一緒にすむのか…にしし、楽しみ!」
「そうだね。俺も楽しみだよ。」
岬ちゃんは可愛らしく笑った。
俺と一緒に住めることに本当に喜んでいるらしかった。
「じゃあ、入ろう!お母さんも待ってるから!」
そう言って、岬ちゃんは玄関の扉を開いた。
扉を開くとメスの匂いがムワッと広がった。
俺は一瞬立ちくらみをしそうになった。
「!?」
「?」
何だと、ここまで積極的にくるとは…
玄関先にはすでに上原さんが俺たちを待っていた。
俺はそんな上原さんをみて驚愕するしかなかった。
何というか、まるで獲物を前にした女豹のような気迫を感じる。
それだけ上原さんの化粧とか服装には気合が入っていた。
元々白玉のように白い肌が更にツヤを増していて、それをさらに際立てさせるように赤いルージュ。
優しくて柔らかい目元も、つけまつ毛と目元の化粧で少し蠱惑的で美くなっていた。
確かに化粧はしているけど、元々顔のパーツが良すぎて、これが元の顔だと言っても信じるくらいには自然な化粧だった。
さらにそれを際立たせるのが結い上げた気品溢れる髪型だった。
俺が未来を知らなかったら、多分このまま抱きついていただろう。
服装は胸元と背中が開いて、生足が見える赤いベルベットのドレスは体の線がハッキリと見える。
そして、サファイアのネックレスが上原さんの程よい大きさの胸を強調している。
俺は上流層のパーティーにでも参加した気分になった。
そして、開いた口を閉じられない。
子供相手にここまでするのか?
「ただいまー。お母さん今日はもっと綺麗だね。大人の女性という感じ。」
岬ちゃんの純粋で能天気な言葉で、やっと俺は正気に戻る。
危ない危ない、やられる直前だった。
俺は何とか最大限、空いた口を強制的に閉じて、何ともないように挨拶をする。
もう主導権を渡すわけにはいかない。
「上原さん。こんにちは、今日からよろしくお願いします。」
そんな俺を見て上原さんは満足そうに笑った。
前回とは違い蠱惑的で女の色気が感じられる微笑みだった.
どうやら、誘惑はここから始まりらしい。
「あら、おかえり。そして、瑛二くん久しぶりね。今日からよろしくたのむわ。さあ、入って。」
俺たちを中へと導く上原さんだったが、何故か岬ちゃんを先に上がらせた。
俺はどういうことと思ったけど、すぐにその意図がわかった。
俺を後ろに立たせて、前を行く上原さんは大袈裟にお尻を振りながら歩き出した。
俺の目の前で上原さんの形の良いお尻がゆらゆらと揺れる。
俺は股間に血が集まることを感じた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本物の快楽を知ってから、たったの3日で上原さんはここまで堕落してしまった。
その日以来ずっと一人で必死に慰めていたのだろう。
しかし、上原さんの無骨で要領を得ない手つきでは、溢れる性欲を晴らすことはできなかったみたいだ。
それどころか、体だけ火照って、性欲は溜まるばかり。
それで上原さんは理性をなくしたのだろう。
少なくとも、俺の両親の前ではまともだったというからには、恐らく、昨日で我慢の限界を迎えたのだ。
あの気品溢れる、清楚で、美く、慈愛に満ち溢れていた上原さんは完全に堕ちてしまった。
今では、自身の熱々のおマンコを落ち着かせるためには、子供にさえ媚びるアホ女になったのだ。
しかし、本当に上原さんは経験が少ないんだなと改めて実感する。
だって、誘惑も下手だった。
大人の意識を持っている俺だからこれが、効果があるだけで、
これを実際の子供にしてみても、綺麗だなとしか思わないだろう。
恐らくは、上原さんはこれしか方法を知らないのだろう。
着飾って、美しい自分を精一杯見せる。
これは上原さんが恋愛時代に使ったテクニックだ。
あんなに高貴で美しい女が性欲を晴らすためだけに、夫にしたように俺を誘惑している。
最高の気持ちだった。
上原さんはそれからも積極的にアピールしてきた。
俺たちの遊びに混ざってきては、娘に見えないように俺の体に自分のたわわに実った肢体を触れさせるとか。
特撮鑑賞会をしている時なんて、隣でずっと耳に息を吹きかけてきたり。
食事の時は足で俺の股間を攻めてこようとさえする。
宿題をする時だって、隣で俺に勉強を教えるふりをしながら、おっぱいを顔に押し付けてきた。
これには俺も危うく、引っかかりそうになったものの、何とか我慢する。
俺が主導権を握るためには、上原さんを更に狂わせる必要があった。
「何どうしたの?エイちゃん!」
「いや、何でもないよ。」
俺は岬ちゃんにくっつくようにする。
岬ちゃんは満更でもなさそうだった。
少し鼻を鳴らしているところが見えている。
「あら、くっつきすぎじゃないの?」
上原さんはそんな俺たちを見て、こんなことを言った。
まるで、男の子と女の子が近すぎるから注意をしているかのように。
岬ちゃんは俺の臭いを気にして、気づかなかったようだけど、俺にはその目には消せない嫉妬の炎が燃え盛っていることを気づいた。
そして、その炎の矛先は娘であるから、もっと恐ろしい。
本当にとんでもないお人だった。
結婚してやっと性の快楽をしったのに、夫の他界でそれを解消してくれる人もなかったとは言え、娘の友達を性の捌け口にしようとしているだけでも可笑しいのにそれでは留まらず、今や娘に嫉妬をしている始末。
俺としてはそんな感情を自分に向けられていると考えると、ゾクゾクするな。
もっと焚き付けてみようか。
「俺、岬ちゃんのこと好きだし、いいじゃん。」
「にしし、嬉しい。私もエイちゃんのこと好き。」
子供がお互い好意を表している微笑ましい光景。
そんな光景を目の当たりにしているのに、上原さんは全然穏やかじゃなかった。
全く嫉妬の炎が消える気配がしない。
だが、上原さんにはこれ以上俺を誘惑する術を持っていなかった。
上原さんは目に見えるように肩を落として、萎縮してしまう。
「お母さんどうしたの?」
「何でもないわ。ほら、寝る時間よ。おやすみ。」
娘の心配する声に上原さんは力無くそう答えた。
結局どうにかする手は見つからず、上原さんが精一杯考えて出した答えは分断だった。
目の前で俺たちがイチャイチャしていることに耐えきれなかったのだろう。
「うん、おやすみ。」
「おやすみ、上原さん、岬ちゃん」
そう言って、俺たちはそれぞれの部屋に戻ることにした。
性欲お化けの上原さんの必死なアピール。
夫一筋だった未亡人だったけど、欲求不満で頭が壊れる。
セックス(愛撫)が上手くて、自分の都合に良い男にできる子供である主人公を選んだという感じ。