リスタート:過去へ戻って孤高な女達を手駒にして現在の危機を打破する 作:霧江
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皆様本当にありがとうございます。
俺が世界Dに来てから色々なことがあった。
俺は絵里ちゃんの命を救ったし、絵里ちゃんから一目惚れされた。
美鈴は俺に完全に支配されて、岬は早くも寝取られマゾ趣味に目覚めた。
その結果、俺には葵という新しい恋人も出来た。
今の所、全てが上手く行っていると思える成果。
「しかし、いまだに過去改変が起こってない。」
世界Dでの俺は多くのことを成してきた。
俺の基準では既に過去改変があってもおかしくはないくらいだ。
だけど、過去改変が起こる気味は全く見えない。
「となると、今までのことはそこまで未来には影響がないと言うことか?」
しかし、どうしてそうなる?
現状、俺は絵里ちゃんをほぼ手に入れかけている。
それに葵のことも恋人にできているんだ。
これらの行動が意味がないということか?
「意味がないと言う訳は絶対ないと思うけどな。もしかして」
手に入れかけているというのがいけないのか?
葵については未来にどんなことになっているかわからないから何も言えないけど。
絵里ちゃんに関しては検事になっているから、そのまま関係が続いたら何かの変化があることは明白だ。
だけど、今の所は変化がないということは…
「俺と絵里ちゃんの関係が続かないということか。」
そしてその原因は容易に想像出来た。
「もしかしなくても、宮崎の奴か…」
あの煽動と人心掌握の天才である宮崎以外には他に原因があるとは考えられない。
現在は俺にメロメロになっている絵里ちゃんも未来には宮崎の手によって引き裂かれるということになる。
宮崎は今よりも過去からガスライティングを本能的に意識して使ってきた天才。
それに比べて俺は大人の意識を持っているだけの凡人だ。
「岬の洗脳だって、そもそも岬が俺に好意を持っていたから出来た芸当だしな。そう言った方面で宮崎に立ち向かうのは到底無理な話だ。」
そんな天才に俺が勝てるようなヴィジョンが全く見えない。
今、俺にあるメリットは一つしかない。
ただならない絵里ちゃんの恋心のみだ。
「一体どうするべきだ?それ以外は俺に有利な所が全くない。能力も宮崎が上で、絵里ちゃんと一緒にいられる時間も同じ学校の宮崎が絶対に多い。」
それにこの競争において、時間というのは絶対的な有利た。
俺が絵里ちゃんに会えるのは週に2回、多くても3回が限界だ。
宮崎は平日の週5日を絵里ちゃんと一緒にいられる。
一人ぼっちである絵里ちゃんもそれを拒否したりはしないだろう。
「うう、頭が痛くなってくるな。」
その間に宮崎がどんな手を打ってくるかは分からない。
しかし、どんな手でも打てるだけの時間が彼にはある。
本当にどうしたらいいのかと俺は頭を必死に働かせて見たけど、それでも結論は出なかった。
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俺がいくら悩んで見ても結局は結論は出なかった。
しかし、時間は止まることを知らずに流れていく。
葵を見捨てた奴らを懲らしめてやったその翌日。
俺は昼休憩の時間にまた何時もの場所で葵と談笑を楽しんでいた。
「ところで、岬ちゃんはどうしたんだ?」
葵は俺に聞いてきた。
葵と仲良くなる以前はいつもこの場所で二人で時間を過ごした。
それに葵と仲良くなってからも、葵を含めた三人でここで時間を過ごしている。
葵が岬の動向を気にすることも当たり前なことだ。
「岬は…どうしてしまったんだろうね。」
俺は遠い目をして答える。
別に分からないという意味ではない。
「?」
葵は俺の答えに頭を傾げた。
可愛いなこいつ…
俺はそんな葵のおっぱいを服の上から揉み始めた。
「む。」
急におっぱいを触られて葵は短く声を上げる。
しかし、葵は抵抗などしなかった。
むしろ、俺が触りやすいように自分から俺に身を寄せてきた。
葵は初めてのセックスの時に俺に毎日おっぱいを触ってとお願いをしてきた。
そんな経緯があってか、葵はどこでも俺が望めば自身の胸を差し出してくれる。
「どう?気持ちいい?」
俺は葵に聞いた。
「まだ、その…お、おマンコ…みたいに気持ちよくはないね。」
自身の発言の羞恥心で顔を赤くして辿々しく答える葵。
葵は初体験の日から自身の生殖器をあそことか女の部分とかの言い回しをしていた。
それを俺の前ではおマンコで呼ぶようにお願いをした。
恥ずかしがっている葵は最高にエロくていい。
「そうなんだ。まだまだか。これはもっと弄って上げないとな。」
そう言った俺は葵の服の下に手を入れた。
すべすべする葵の肌の感触。
本当に柔らかくて触り甲斐がある。
俺はしばらく葵の肌を手で堪能した。
「瑛二の手、やはり暖かくて気持ちいいよ。」
葵は逆に俺の手の感触の感想を言った。
「嬉しいことを言ってくれるね。」
俺はそう言って、自身の膝をポンポンと叩いた。
葵は少し躊躇いを見せていたけど、俺の膝の上に乗っかってきた。
俺の体に背を向けて体重を預ける葵。
葵の体重はちょうど気持ちいいくらいに俺を圧迫した。
「その、重くはないのかい?」
心配そうに聞いてくる葵。
「全然。むしろ軽いくらいだね。」
実際に葵の体は軽かったので、俺は真実を伝える。
俺はまた葵の服の中に手を入れて葵の生おっぱいに手を移した。
気持ち的にはこのまま服をめくってやりたいと思ったけど、流石にそれはリスクがでかい。
俺は大人しく葵の乳首を優しく優しく刺激し始めた。
「ふふっ、くすぐったい。」
葵はその感覚に思わず笑みをこぼした。
俺には見えないけど、とても可愛らしい笑顔だっただろう。
見えないのが残念だと思ったその時だった。
カサっと何かの音が聞こえた。
「!?」
葵の下に敷かれていた俺に彼女の驚きがそのままに伝わってきた。
俺は葵を落ち着かせるために葵の腰に手を回して、葵の頭をゆっくりと撫でた。
そして、葵に囁く。
「大丈夫だから、ほらじっとしてて」
「瑛二、離してくれ。」
慌てて俺の懐から逃れようとする葵。
まあ、こんなところ先生とかに見られたらよくないことは確かだからな。
「大丈夫だよ。ここに先生は来ないから。」
俺は葵を落ち着かせる。
「でも、あの音は…」
「さっき、岬はどこかと聞いたよね?」
「確かにそんなことを聞いてはいたけど、瑛二、今はそんなことより…」
慌てふためく葵に俺はネタバレをすることにした。
「あれは岬だから。ほら、あそこ。」
俺は岬がいるところを指で示した。
葵はそれでやっと岬のことに気づいたみたいだ。
「岬ちゃん!?」
岬は俺たちを俺のスマホで撮影していた。
岬曰く俺と葵が自分を差し置いてイチャイチャする姿が見たいとのこと。
俺はその言葉を聞いて、宮崎の件とは別件でまた頭が痛くなることを感じた。
「岬が、俺と葵が二人だけでイチャイチャしているところを見たいんだって。」
「何だそれは…僕としては理解に苦しむよ。」
とんでもない状況に言葉に詰まっている葵ちゃん。
きっと、顔を見れば呆れたような顔をしているに違いない。
俺も呆れているからな。
「?」
当の岬本人は急に自身に注目が集まって頭を傾げていた。
しかし、何かが可笑しい。
そういえば、音がした方向は彼方じゃなかったよな?
俺は首を動かずに近くを見渡した。
あれは…
「ごめん、葵。」
俺は小さい声で葵に謝った。
「瑛二?どうしたんだい?」
俺に釣られて小さい声で言う葵。
流石に状況判断が早い。
「さっきの嘘。他に人がいた。」
「何!?それは危ないんじゃないのか?」
驚愕する葵。
しかし、葵はしっかりと自身の声を抑えている。
「それほどまではないかな。」
「それはどういうことだ?」
「ほら、岬がいるところでもうちょっと手前の、左側に、なるべく首は動かさずに見て。」
「あれは…はああ」
そこでやっと葵も気づいたようだ。
彼らのことを確認した葵はため息を吐いた。
本当に嫌そうだ。
それもそのはず、そこには昨日の葵の旧友三人衆がいた。
「あいつら…僕に二度と近づくなと言ったのに…」
怒りを露わにする葵ちゃん。
やはり、昨日のことは全て葵の本心のようだった。
しかし、あれでも懲りてないのか。
まさか、今だに葵と復縁して、おっぱいを触られると思っていたりして。
「あいつら多分葵のことが好きなんだと思う。」
もっと正確に言うと性愛と恋心を履き違えている状態だとは思うけどね。
俺は葵の復讐のために昨日そういった細工をしていたから間違い無いだろう。
「僕が…好き?今更?いじめられている僕のことなんて気にも留めなかったのに?」
怒りで打ち震える葵。
僕の体にもその怒りが振動で直に伝わる。
俺が思っていたより葵のイジメ期間は長かったみたいだ。
「葵ごめんね。俺が気づいてやれなくて。」
俺は葵をギュッと抱きしめて謝った。
「瑛二、君が謝るようなことではない。君は僕を助けてくれたんだ。あいつらと、違って。」
やはり、葵は何ともなくなかった。
「葵、復讐したいの?」
俺は葵の感情を聞いてみた。
「ああ、昨日はあいつらのことなんてどうでも良いと思っていると勘違いしていたけど、今のでわかったよ。僕はあいつらに復讐したい。」
葵はそう言った。
俺はそんな葵に力を貸すことにした。
と言っても、昨日のように簡単なことだけど。
簡単なだけに効果的でもある。
「葵はたまらなく嫌かもしれないけど、あいつらは葵のことが好きだよ。そういう意味では葵の方がこの関係で上に立っている。それが復讐の鍵かな。」
「どう言うことだい?」
俺に詳細な計画を聞いてくる葵。
俺は簡単に計画を葵に説明した。
俺の計画を聞き終わった葵は俺の膝から立ち上がった。
そして、俺の方に向き直る。
「瑛二。」
「何?どうしたの?」
真剣な顔で俺を見てくる葵。
やはり、葵の顔は格好いいな。
「僕は君が好きだ!」
急に大きい声で愛の告白をする葵。
葵の宣言を聞いた三人衆のところからまたカサっと音が聞こえた。
「そんな急すぎるね。俺のどんなところが好きなの?」
俺は敢えて葵が俺の好きなところを聞いてみた。
葵は俺の好きな点を列挙し始めた。
「瑛二は、その…格好いい。僕が虐められていた時に僕を助けてくれた。その時は本当に苦しかった。僕が苦しくて、辛かった時にあいつらに助けてと言ったのに。あいつらは僕を無視した。だけど、瑛二は僕が何も言ってなかったのに、僕を助けてくれた。あの腰抜けたちと違って、瑛二は格好いい!」
「あ、ありがとう。」
葵の本気が込められた言葉に俺は気圧された。
「それだけじゃない。瑛二は優しい。あいつらとは違って、瑛二は自分の立場を振り翳そうとはしなかった。僕を助けてくれて、恩着せがましい態度なんて取らなかった。あいつらは僕のおっぱいを触りたいがためだけに、復縁を迫ってきたのに、瑛二は僕に何も要求してない。そんな点がすごいと思ったよ。僕はそれで君に惚れたんだ。」
「は、恥ずかしいな。」
俺は胸の奥にくすぐったい感覚を感じた。
自分で指示したことなのに、羞恥心で顔が爆発しそうだ。
それからもしばらく葵からの僕が好きな理由が語られた。
その度にあの三人衆を引き出して俺と比較してくる。
しまいには、あいつらがいたところで泣き声が聞こえ始めた。
「本当に辛かったんだね。ごめんね。」
俺は葵の本気に触れて申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
葵は本当に辛かったんだろう。
もう過ぎたことについて、俺が何かやってあげられることは全くなかった。
俺は力一杯葵を抱きしめる。
「君が謝ること…、いや、ありがとう。」
俺の顔をみた葵は素直に俺の気持ちを受け入れてくれた。
「葵の気持ち嬉しいよ。これからは俺が何があっても葵を守るよ。あいつらなんてもう忘れさせて上げる。」
「ふふ、本当に格好いいことをいうね。僕は改めて君に惚れた。」
「葵」
「瑛二❤️」
そうやって俺たちはキスを交わした。
この時だけは葵は楽な表情をしていた。
怒りも何もかも忘れたようなそんな表情。
ただ単に世界に二人だけの時間が流れて行った。
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それからのこと、あの三人はこれ以上葵と顔を合わせようとはしなかった。
葵を見るとすぐに視線を逸らしたり、休みの時間は三人でどこかへと行ってしまう。
葵の気持ちを気にしないくらい葵に執着して、盲目的になっていたあいつらだとは信じ難いことである。
それだけ傷心が大きいかったのだろう。
今回こそ葵は彼らを全く気にしなくなった。
「?」
もしかして。
これは宮崎にも使えるのではないか?
岬「!?」
岬に新しい性癖ができた。