リスタート:過去へ戻って孤高な女達を手駒にして現在の危機を打破する 作:霧江
食事が終わったのは9時頃。
そこから俺は絵里ちゃんのことを待った。
しかし、絵里ちゃんは中々下に降りてこなかった。
「ごめんね、普段はこんなに遅くないのに…」
9時30分頃、舞さんは少し焦った感じで俺に謝ってきた。
絵里ちゃんが遅れている理由を知っている俺からしたら、そこまでのことでもないけど。
舞さんはお客さんを待たせることに罪悪感を感じているみたいだった。
「いえ、女の子の準備には時間がかかりますからね。うちのお母さんもそうでした。」
俺は絵里ちゃんのフォローをした。
好きな男の子のために準備が長くなると言うのは、それなりに納得のいく理由である。
舞さんも俺の言葉に納得したようだった。
「それもそうね。理解してくれてありがとう。牧田くん。」
舞さんもそれでやっと落ち着きを取り戻した。
絵里ちゃんが下に降りてきたのは、それから更に10分が過ぎた頃だった。
「瑛二くん、待たせてごめん!」
50分振りに姿を現した絵里ちゃんはやっと理性を取り戻していた。
普段とおりの感じに戻っている絵里ちゃん。
しかし、違うところが一点だけあった。
普段とは違って、髪を一束に結い上げている絵里ちゃん。
いわゆる、ポニーテールである。
「大丈夫だよ。それより髪型綺麗だね。」
俺は絵里ちゃんの髪型を褒めた。
「えへへ、ありがとう!」
照れ臭そうに笑う絵里ちゃん。
先ほどのエロい絵里ちゃんもいいけど、普段の絵里ちゃんもやっぱり良い。
「じゃあ、行こうか。」
「うん!」
それから俺たちが向かったのは絵里ちゃんのお気に入りスポットの一つである公園だった。
前回と同じくベンチに座って日向ぼっこをする俺たち。
「うう、日差しが暖かくて気持ちいい。」
「そうだね。」
まだ、7月で朝という時間帯も相まって、ちょうど気持ちいいくらいの日差しである。
俺は全身が溶けちゃいそうな感覚を感じた。
横を見ると絵里ちゃんも気持ち良さそうな表情をして、ベンチで寛いでいる。
「ところで、絵里ちゃん、八月だと凄く暑くなると思うけど、8月でも日向ぼっこは続けているの?」
俺は気になった点を尋ねてみる。
「8月はやってない。私は皮膚が弱いらしいから、すぐ日焼けしちゃうの。」
「へえ、そうなんだ。絵里ちゃんの肌、白くて綺麗だもんね。」
俺はそう言って絵里ちゃんの腕を触った。
すべすべして柔らかい感触が手の中に広がる。
「瑛二くん!?」
驚いたような声をあげる絵里ちゃん。
今までは俺からボディタッチをしたことはなかったからなのか、大いに驚いている。
「あ、急に触ってごめん。不快だった?」
俺は大袈裟に謝って、手を退かした。
ついでに、俺は少し傷ついた感じの表情をした。
「そんなことないよ。少し、驚いただけ。本当に何ともないから!」
必死な顔をして、俺に訴えてくる絵里ちゃん。
俺はここで更に仕掛けることにした。
「本当にごめん。もう二度としないから。」
そう言って俺は絵里ちゃんから少し離れた。
絵里ちゃんはそんな俺を見て更に慌てた。
「本当にいいの!ほら、もっと触っていいから!私こそ大袈裟に反応してごめん!」
そう言って自身の腕を差し出してくる絵里ちゃん。
俺は絵里ちゃんから言質を取ったので心置きなく絵里ちゃんの腕を触り始めた。
「絵里ちゃんの肌は本当に柔らかくて気持ちいいね。」
俺は自分が出来る最大限の純粋な目で絵里ちゃんを見つめながら言った。
今まで絵里ちゃんには一度も性的なことをしてこなかったので、絵里ちゃんは俺を誤解している。
その誤解をうまく利用して、絵里ちゃんを誘惑して揶揄ってやる算段である。
「えへへ、それは良かった。」
いつも通りデレデレした笑顔でいう絵里ちゃん。
今の所は普通の身体接触だから絵里ちゃんは余裕があった。
しかし、これはどうかな?
「絵里ちゃん、他のところも触ってみても良い?」
「他のところ?いいよ。」
絵里ちゃんは俺の言葉に首を傾げたけど、軽い気持ちで承諾してくれた。
許可を得た俺は絵里ちゃんに近づく。
「え、瑛二くん?」
慌てて俺の名前を呼ぶ絵里ちゃん。
俺は絵里ちゃんの呼びかけも無視して更に近づく。
絵里ちゃんはそんな俺の態度に緊張したようだ。
「うっ❤️」
実は朝からずっと気になっていたところがあった。
それは絵里ちゃんの頸だった。
普段はストレートにしている絵里ちゃんだったけど。
ポニーテールにすることで絵里ちゃんの隠れていた頸がよく見えるようになっていた。
俺はそんな絵里ちゃんの白い頸がとても気になっていたのである。
俺は絵里ちゃんの頸を軽く指で軽くなぞった。
「ひゃあん❤️」
思わぬ刺激に絵里ちゃんは艶っぽい嬌声をあげて、体をビクッとさせた。
「絵里ちゃん?大丈夫?」
「だ、大丈夫。今回も少し驚いただけだよ。」
絵里ちゃんは少し息を整えてから言った。
「じゃあ、もっと触っていいの?」
「うっ…その…いいよ❤️」
絵里ちゃんは少し悩むような素振りを見せたけど、結局自身の髪を持ち上げて俺に首筋を差し出した。
どうやら、理性より欲望が勝ったようだ。
俺は再び絵里ちゃんの頸に手を持って行った。
「ふうぅつ❤️」
絵里ちゃんの首筋はとても白くて色気があったから弄り甲斐があった。
くすぐるように軽い刺激を与えてから、刺激になれないように休んでからまた刺激をあたえる。
休む時に俺は耳を触ったり、腕を触ったりして、どんどん絵里ちゃんの体を火照らせた。
それだけで絵里ちゃんは面白いくらい嬌声を上げる。
まるで俺は楽器を扱うように絵里ちゃんを弄び続けた。
「ふぅん❤️」
外ということもあり必死に声を抑える絵里ちゃん。
しかし、絵里ちゃんは本当に敏感だな。
恐らく、今まで自身で体の性感帯を開発してきたのだろう。
本当にド変態のムッツリドスケベだ。
あの寝取られマゾの岬と親友なだけある。
「どうしたの?そんなに声を上げて、辛いの?」
答えはすでに知っているけど、俺は敢えて絵里ちゃんに聞いた。
もちろん、キラキラした眼差しも忘れない。
絵里ちゃんにとって俺はいい子だからね。
「辛く…ない❤️、辛くないけど…❤️ふうふう❤️」
すっかり出来上がっていた絵里ちゃんは辿々しい感じで言葉を繋いで行った。
「どちらかと、いうと、気持ちいいの❤️その、もっと…してもいいよ。」
結局、絵里ちゃんはそう言って自身の体を俺に差し出した。
欲望に負けて自身を差し出した絵里ちゃんを見ていると、俺も背中がゾクゾクとする感覚を感じた。
これは…中毒になる。
しかし、このままでは面白くない。
そもそも、俺の目的は絵里ちゃんを限界まで揶揄って、逆レイプされることだ。
「俺もう満足した!絵里ちゃんありがとう!」
そう言って俺は絵里ちゃんからパッと離れた。
「え…」
俺の言葉に呆気に取られて、呆然とする絵里ちゃん。
心苦しいけど、ここは我慢だ。
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その後、俺は絵里ちゃんに写真を学ぶことにした。
だが、どうも絵里ちゃんは体が火照って集中ができない様子だった。
それに途中で愛撫をやめたことで、絵里ちゃんはカンカンだった。
まあ、それは仕方がないことではあるけど。
だから、俺は代わりに絵里ちゃんの写真のモデルをすることにした。
それでやっと絵里ちゃんのイライラは少しおさまった。
「こんな感じ?」
純粋な俺は絵里ちゃんの作品のためならどんなポーズでも取るという設定だった。
「はあはあ❤️うん、いいよ❤️もっと前屈みになって❤️」
発情した絵里ちゃん監督の指示は露骨だった。
白々しい絵里ちゃんの指示だったけど、俺は素直にそれに従う。
「これでいいの?」
更に上半身を曲げる俺。
シャツの中身が完全に見えている。
「いい❤️いいの❤️笑って❤️」
俺の写真を激写する絵里ちゃん。
どんどん近くに来てはシャツの中身までしっかり撮っている。
「次はどんなポーズがいい?」
「それじゃあ❤️次は芝生に座って…」
絵里ちゃんが興奮気味で次のポーズを決めようとしたその時だった。
「やあ、絵里、何しているんだ?それに…君は…久しぶりだね。」
急に宮崎が現れた。
何ともないような感じで俺にも挨拶をして来た宮崎だったけど、その目には敵意がこもっていた。
「確か、君は宮崎くんだったっけ?久しぶり。俺たちは今写真撮影中だよ。」
俺は一瞬身構えたけど、普通に挨拶を返した。
しかし、緊張だけは解かなかった。
「写真撮影?おもしろそうだね。僕も混ぜてくれないか?」
そう言って近づいてくる宮崎。
俺は緊張して絵里ちゃんの反応を見た。
すっかり、発情して自分の欲望を満たすことに夢中になっている絵里ちゃん。
そんな状態だから、実は男なら見境ないのかなという不安が俺の根底にあったのだ。
だから、俺は敢えて絵里ちゃんの反応を見守ることにした。
「剛太?ムムム、今いいところなの!後にして!」
そう言って絵里ちゃんは俺の撮影を続けようとした。
そこでやっと俺は胸を撫で下ろした。
絵里ちゃんはムッツリドスケベではあるけど、基本的には好きな男の子にのみ興奮するみたいだ。
俺は絵里ちゃんの好意を実感して少し嬉しいと思った。
「別にいいじゃないか。それとも、友達の僕の頼みを無碍にするというのか?」
友達というところを強調していう宮崎。
絵里ちゃんが恩というものに過度に反応することをよく理解している物言いだ。
やはり、俺のガスライティング説は間違いではないみたいだ。
一応、ある程度俺と絵里ちゃんの関係でその傾向を取り除くことには成功したけど、宮崎と絵里ちゃんの関係ではそうではない。
「えりちゃ…」
このままではよくないと思った俺が口を挟もうとした。
「私は今、瑛二くんと遊んでいるんだよ。剛太、後にして!」
意外なことに絵里ちゃんははっきりと断った。
というか、絵里ちゃんは物凄くイライラしていた。
俺が煽りに煽りまくって、解消はしてあげなかった情欲の炎を、写真撮影で何とかしようとしたのに、邪魔されて怒り心地だった。
つまり、チンイラならぬマンイラ状態だった。
しかし、好きな人である俺には怒るに怒れないから人に当たっているようだった。
それが可哀想な宮崎少年だった。
「うっ、絵里!僕は君の初めての…」
宮崎も黙ってはいなかったか。
それどころか、もっと最悪なことを口走ろうとした。
恐らく初めての友達というつもりだったのだろう。
これまで何回もこんなことをして来たのだろうか?
絵里ちゃんの性格があんな風になることも納得であった。
「もういいの!瑛二くん、あっち行こう!」
そう言って絵里ちゃんは俺の腕を掴んで、その場を離脱した。
去り際、俺はチラッと宮崎を見た。
彼はもの凄くショックを受けた顔をしていた。
「くっ、やはり、命の恩は…」
そして、悔しそうな声でこんなことを言っていた。
それから、俺は絵里ちゃんに公園の人気の少ない所に連れてこられた。
「絵里ちゃんあれは大丈夫なの?」
「うん❤️大丈夫❤️剛太とはいつでも遊べるし❤️そんなことより、今は瑛二くんの撮影だよ❤️」
そう言って再び俺の撮影を開始しようとする絵里ちゃん。
宮崎は恩の大きさで自分が無視された思っていたけど違う。
まさか、一時的とは言え性欲でガスライティングの効果から逃れるとは…
バカみたいなことだけど、これはとってもすごいことである。
それだけ、ガスライティングは恐ろしいものであった。
俺はそんな絵里ちゃんに一つご褒美を上げることにした。
「絵里ちゃん。」
俺は絵里ちゃんの名前を読ぶ。
「何?」
絵里ちゃんはニコニコしながら反応した。
「次の写真はどんな指示でも聞くよ。一つだけ何でも言ってみて。」
「ほんとう!?じゃあ!ズボン脱いで!」
とんでもないことをさらっと言ってくる絵里ちゃん。
俺としてはご褒美ということで脱いでやってもいいと思った。
しかし、一応、言い訳は必要である。
「なんで?」
「それは…そうだ!げいじゅつのため!ほら、昔の彫刻とかみたらみんな脱いでいるでしょう?」
「確かに…」
こうやって俺はげいじゅつ(?)のためにズボンを脱いだ。