リスタート:過去へ戻って孤高な女達を手駒にして現在の危機を打破する 作:霧江
「…」
「…」
俺たちはしばらくお互いのことを見つめ合っていた。
俺としては何を言い出すべきか分からなかったし、絵里ちゃんはまだ体に力が入らないみたいだった。
まるで永遠のような一瞬が過ぎ去ってから、やっと絵里ちゃんが復活した。
「ごめんなさい!」
気を取り戻した絵里ちゃんは開口一口に俺に謝った。
絵里ちゃんは物凄くおどおどした表情だった。
果たして今の絵里ちゃんは何を考えているのだろうか?
俺は絵里ちゃんの心中が気になった。
「ふぅううん❤️」
やっと、体に力を入れることができるようになって、絵里ちゃんは立ち上がった。
それでやっと、俺のちんぽは絵里ちゃんのおマンコから解放された。
絵里ちゃんの愛液と俺の精液のミックスジュースが絵里ちゃんのおマンコから滴っている。
途轍もなくエロい光景に俺は再び興奮を覚えた。
さて、ここから絵里ちゃんはどう行動するだろうか?
普通なら自分の保身のための行動をするところだと思うけど…
「瑛二くんの意思と関係なしに、こんなことをやってしまって、本当にごめんなさい。」
絵里ちゃんはすぐさま俺に向かって土下座をして必死な声で謝罪した。
「…」
「本当にごめんなさい!本当にごめんなさい!」
しかし、すぐに土下座してくるとは予想外だな。
絵里ちゃんは純日本人だけど、容姿が容姿だけに土下座とかやらなさそうだなという勝手なイメージがあった。
だけど、いざ土下座姿を見ると、滅茶苦茶似合っていて、エロくて興奮する。
俺は下半身に血が集まることを感じた。
「…」
これは本当にエロいな。
お尻を露出したまま、真摯に土下座をしているというシチュエーションもさながら。
それもエロやプレイとかではなくて、本気の土下座というのが更に唆られる。
しかも、月明かりに絵里ちゃんの綺麗な金髪と真っ白なお尻が照らされて、キラキラと光って、謎のエロスを醸し出しているし。
「瑛二くん?」
俺が無言のままでいろと、絵里ちゃんは不安そうに俺を見上げてきた。
絵里ちゃんは俺の沈黙を怒りとして受け取ったみたいだ。
本気で怯えたようで、今にも泣き出しそうな表情をしている。
俺はしくじったと思った。
「ごめんなさい!ごめんなさい!」
完全に怯え切ってしまった絵里ちゃんは、更に大声を出して俺に謝ってきた。
「わかった、わかったから、絵里ちゃん声抑えて!このままだと蓮さんたち起きちゃうよ!」
俺は必死に絵里ちゃんのことを落ち着かせようとした。
蓮さんたちのこともそうだったけど、絵里ちゃんにこれ以上、怖い思いをさせたくなかった。
ただ単に俺は絵里ちゃんに見惚れていただけなのにそれでこんなことになるとは…
「大丈夫。お父さんとお母さんは来ない。お父さんたち、お酒に弱いから。一回眠ったら何が有っても起きないから。」
絵里ちゃんは涙まじり声でそう言った。
「そ、そう?それなら安心だけど…」
絵里ちゃんの嬌声でも誰も来なかったのはそういうことだったのか。
それについては安心だけど…
ああ、もう俺ってバカだ。
何より絵里ちゃんを落ち着かせるのを優先すべきだった。
性欲に負けて絵里ちゃんに見惚れていたから、絵里ちゃんを怖がらせてしまった。
俺は自分の愚かさに嫌気を覚えた。
「そんなことなんかより、本当にごめんなさい。私が悪かったです。」
「絵里ちゃん…そ……」
俺はそうじゃないんだと言うつもりだった。
しかし、絵里ちゃんは俺に何かを聞くことが怖かったみたいだ。
絵里ちゃんは俺の言葉を遮ってきた。
そして、自分の心を俺に示すために引き続き絶句にも近い言葉を紡いでいった。
「瑛二くん、好きです!私はあなたのことが大好きです!好きで好きで、世界の何よりも大好きで、本当に愛しています!」
絵里ちゃんの純粋な思いに俺は圧倒された。
前にも告白されたことはあったけど、今回の告白はそれよりも熱気があった。
誰が見てもこの子は本当に俺が好きなんだとわかるくらいに絵里ちゃんの勢いはすごかった。
まさかここまで俺のことを好きになってくれていたとは…
俺は本当に嬉しくなった。
「今回のことも許さなくてもいい。私のことはどうなってもいいから!でも、でも、私のこと嫌いにだけはならないでください!瑛二くんが私のことを嫌うと思うと…わたし…わたし…!うあああん!」
それから絵里ちゃんは俺に嫌われることを想像したのかわんわんと涙を流し始めた。
絵里ちゃんはこの期に及んで、自分の保身よりも俺に嫌われないことを第一に考えていた。
俺はそんな絵里ちゃんが可愛くて可愛くて堪らなくなった。
今、絵里ちゃんは言葉を尽くしたのか、何も言わなくなった。
泣きながらも、恐怖に怯えながらも、それが当たり前と言わんばかりに額を地面につけたまま俺の裁定を待っている。
「絵里ちゃんごめんね?絵里ちゃんに怖い思いをさせてしまって。絵里ちゃんのこと嫌いになんてなってないよ。先ほど黙っていたのは少し驚いただから。」
「ひくっ、本当に?私、瑛二くんのこと無理矢理逆レイプしたのに、嫌いになってない?」
絵里ちゃんは恐る恐る俺の顔色を窺ってきた。
そんな絵里ちゃんの姿は小狐みたいで可愛かった。
「嫌いになんてなってない。」
俺はキッパリと否定した。
それでも絵里ちゃんは不安そうだった。
「でも、でも!」
「本当だよ。ほら、涙拭いて。」
俺は絵里ちゃんの起こして、目元の涙を拭いてやった。
そして、慈愛と親愛を込めて絵里ちゃんをギュッと力強く抱っこした。
「絵里ちゃんは良い子だから、泣かないで。よしよし。」
絵里ちゃんを落ち着かせるために、絵里ちゃんの頭をなでなでする。
「うううう…」
絵里ちゃんはまだ気持ちの整理がついてないのか、ううと呻き声をだしていた。
よほど、怖かったのだろう。
俺はそんな絵里ちゃんのことを落ち着かせる方法が無いか考えた。
「ちゅっ」
俺は絵里ちゃんの唇に軽く啄むようにキスをした。
「ふえええ!?」
絵里ちゃんはそれでやっと俺に満面の笑みを見せてくれた。
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それから俺たちは部屋の惨状を軽く掃除した。
幸いにも布団とかには体液が飛び散ってなくて掃除はすぐに終わった。
因みに布団とかは全部白だったから、破瓜の血が飛び散っていたら大変なことになっていたことが想像に難くない。
掃除を終わらせた後に俺たちは二人で一緒の布団の中にいた。
所謂、ピロートークというやつだ。
「絵里ちゃんはそんなにエロいことが好きなの?」
「大好き。だって、気持ちいいから。」
即答する絵里ちゃん。
本当にエロい子である。
「瑛二くんはそんな女の子はどう思ってるの?」
今回は絵里ちゃんが俺に質問してきた。
何気ない感じを演出しているけど、その根底に今だに不安感が見え隠れしていた。
ここでまたしくじるような俺ではない。
「大好き!俺もエロいこと好きだから。」
「本当?」
絵里ちゃんの顔がパッと明るくなった。
「本当。」
「じゃあ!じゃあ!私はどう?」
今回は期待感に満ちた目で俺をみてくる絵里ちゃん。
この前は岬に対する気後れで絵里ちゃんとの交際をやんわりと断った。
しかし、岬があんなことになってからはそう言った気後れもなくなった。
それに美鈴にも浮気OKと公認を受けているからな!
俺にもう敵なしという感じで有った。
俺は直情的に絵里ちゃんに対する好意を表現した。
「絵里ちゃん、大好き!」
「う、嬉しい。瑛二くんに恋愛的な意味で、大好きと言われた!」
俺の言葉を聞いた絵里ちゃんは喜びの表情を見せた。
幸せそうで可愛い表情だ。
写真にでも残したい気分だったけど、俺はそうしなかった。
絵里ちゃんのこの表情を独占したかったからである。
「お願い、もう一回言ってください!」
絵里ちゃんは可愛らしくおねだりして来た。
俺はそんな絵里ちゃんに顔を近づけた。
絵里ちゃんはドキドキした感じの表情で俺を見上げてきた。
「俺、絵里ちゃんのことが大好きなんだ。」
俺はそのまま絵里ちゃんの耳元にそう囁いた。
「はわわわわわ!!瑛二くんのしゅきが耳元で!」
黄色い歓声を上げる絵里ちゃん。
満足しているようで何よりだ。
その後も俺はアンコールを要請された。
もちろん、絵里ちゃんが満足するまで何度も何度も大好きと囁いた。
「絵里ちゃんのこと本当に大好き。」
そうやって何回目になるかわからない大好きを言った時のことだった。
絵里ちゃんの顔が急に何かを決心したような表情になる。
これはいよいよあれが来るな。
「瑛二くん?」
絵里ちゃんは緊張したような声で俺の名前を読んだ。
「どうしたの?」
「私のこと、瑛二くんの彼女にしてください。」
緊張した感じの絵里ちゃんの顔を俺はじっと見つめた。
彼女にするのはいいけど、その前に言わないといけないことがある。
これは絵里ちゃんの誤解に関するものだった。
「絵里ちゃん?」
「ううう…わかっていたからいいよ。大丈夫、大丈夫だから…」
全然大丈夫そうに見えない顔で絵里ちゃんは言った。
また、断れたって思っちゃう前に、俺はすぐに次の言葉を続けた。
「絵里ちゃんが嫌とかではないよ。俺は絵里ちゃんが大好きだから。俺も絵里ちゃんと恋人になりたい。」
「なら!」
「でもね、俺には彼女がいるんだ。」
それも3人も。
そこまでの話はまた割愛するけど。
「え、この前別れたって。」
絵里ちゃんはショックを受けたみたいだ。
それに顔も青ざめている。
それもそうか。
彼女持ちの男を逆レイプしたってことになるから。
「話を最後まで聞いてほしい。」
「うう…わかった。」
俺の言葉で絵里ちゃんは口を噤んだ。
そして、俺の言葉の続きを待った。
「実は俺の彼女って、俺が浮気するのが大好きなんだ。」
「???」
俺の言葉で絵里ちゃんは混乱したような表情をした。
言葉の意味は分かるけど、何を言っているのかわからないと言ったそんな表情。
無理もないことである。
俺も未来で岬の性癖を知った時はこんな顔をしていた。
「俺は絵里ちゃんが大好き。絵里ちゃんには俺の恋人になってほしいし。」
絵里ちゃんはこんな状況でも、俺の言葉を聞いて嬉しそうな表情をしている。
どんだけ、俺のことが好きなんだよ。
くそお、この子本当に可愛すぎだろう。
「でも、彼女のことも大好きなんだ。」
俺は罪悪感を覚えた。
でも、これを伝えないと絵里ちゃんとの関係は始められない。
伝えずに恋人になったら、それは欺瞞でしかない。
そんなことはしたくなかった。
あくまでも俺たちの関係は真実で成り立つ必要がある。
「絵里ちゃんはこんな俺でも彼女になってくれますか?」
「うん!」
「今すぐ返答をしてもらう必要は…今なんて?」
俺は聞き返した。
絶対に断れるだろうなと思ったからである。
「良いって言った。」
「本当に?」
今度は俺が不安になった。
これが現実ではない夢ではないかと自分を疑ったくらいである。
しかし、何度聞き返しても絵里ちゃんの意思は固かった。
「全然問題ないよ。私、負けない!この世の中で瑛二くんを一番好きなのは私だから!瑛二くんの彼女なんていくらでも蹴散らしてやるんだから!」
絵里ちゃんは闘志を燃やしている。
絵里ちゃんは俺が考えるよりは数十倍強かな性格をしていた。
でも、蹴散らすのはやめてほしい。
皆んなで仲良くしてほしい。
それはともかく。
「絵里ちゃん、これから末長くよろしくお願いします…」
「えへへ、よろしく!」
絵里ちゃんは満面の笑みで言った。
美少女に裸土下座で恋の告白を貰いたいだけの人生でした。