※この作品はR-18です。

戦術人形が指揮官を愛するまで_裏   作:イエローケーキ兵器設計局

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Q:時間軸的にはどこ?
A:(未投稿話)の後
Q:ブルースフィアの口調おかしくない?
A:イベントに参加できなかったのです……後から知ったので……。
(今回はリメイク前の話となります故……おそらく誰かの夢です)


5.アンジェリアの場合_裏_前(逆レ、自殺示唆注意)

 あぁ……ニコライ君……君が欲しい……心の隙間を埋めて欲しい……私はずっと独りだったんだ、君と出会うまで……そして出会ってからも……部下は部下、君は君……部下で経験は積んだのだろう?もう一回ぐらい私の恨み節を聞いてくれてもいいじゃないか。あゝ、正気に帰らないで、私が正気じゃないなんて宣言されてしまったら私は……消えるしかなくなっちゃうから。見て、ほら、私の……ハジメテ、なんだよ?そう、君が初めて。ファーストキスもバージンも好きな人にあげたかったから……うっ!く……苦しい……ニ、ニコライく……すき…………かはぁ……はぁ……ふぅ……激しいんだね、君のその……行為、は。いいよ、殺して。私を独占して。誰かの手に渡る前に。さあ、ウェルロッドでもカーブでも良い、ニコライ君、君の腕でも…………殺してくれないの?どうして?私のこと好きじゃないの?そっかぁ……ありがとう、大切に思ってくれて。フフフッ。でも、やっぱり、死にたいなぁ。君に見守られて、君に看取られて、大した痛みもなく、寂しいと思うこともなく事切れる……そんな死に方をしたい。気が変わった?自殺は寂しい?そっかそっか……ありがとう。でも、君が寂しくなっちゃうよね。ニコライ君、せーのっ、で引き金を引こう。君はウェルロッド、私はカーブ。じゃあ……この悪夢からの解放を願って……せーの。


 

 私の現時点での人生後半は……端的に言うと、恥の多い人生だった。嫉妬、恐怖、殺意……ニコライ君とその周囲に抱いた感情に名前を付けていくと見事に負のワードばかりが出てくる。たまにお日様、たまに愛しいだのが出てくるが病室に閉じこもっているとやっぱり嫉妬やら何やらが溜まっていく。私のニコライ君なのに、部下達ばっかりくっついて……。

「ニコライ君……んっ……♡」

 彼についての情報が入ると、それに比例するように一人上手になっていく。貴方のせいよ、こんな処女ビッチになったのはなかなか会いに来てくれない貴方のせい。貴方のことをずっと思っているのに、どうして会いに来てすらくれないの?

(コンコンコン)

 おっと、誰か入ってきそうね。はだけた患者衣をもとに戻さないと。これでよし。

「はーい。」

「ナースのコルフェンですー、アンジェリアさん、入っても良いですか?」

「どうぞ。」

 小柄な医療人形が入ってくる。彼女は医療特化の人形で私の警備と看護を担当してくれている。ニコライ君が彼女の手に渡ったら?やっぱり殺すかも。

「難しい顔をされてどうしたんですか?」

「な、何でもないわ。」

「そうですかー……もしかして……恋、ですか?」

「ちょっ、ちょっと!」

「お相手はニコライさん、ですよね?」

 な、なんで知ってるのよ!

「コルフェンは何でも知ってますよ〜、あっ、ニコライ指揮官は明日の午前中に来られるそうです。良かったですね〜アンジェリアさん!」

「も、もう黙ってちょうだい……これ以上は恥ずかしい……。」

 こんな性格だけれど腕は確かだから誰かに言って担当を外してもらうわけにもいかない。

「背中の検査をしますね〜。」

 横向きに寝る。コルフェンは私の背中をペタペタと触ると呟いた。

「ニコライ指揮官も隅に置けませんよね〜、こんな良い同僚を置いて部下とイチャコラするなんて。」

「あ゛?」

「ひぃっ!すみません!」

「二度と言わないで。」

「ごめんなさい……。」

 それは地雷。踏まれたら私の中のブルーピーコックが作動してしまう。

「もう……。」

「ごめんなさい、アンジェリアさん。でも、私から見てもアンジェリアさんは良い人間だと思うんです。」

「それは……。」

「あっ、ニコライ指揮官に、ですよ?私は同性に興味はありませんから。」

「そうか。」

「あっ、そうだ。渡すのを忘れていました。ニコライ指揮官から、これが。」

 小包を渡される。ずっしりと重い。

「開けても?」

「ハサミをお持ちしますね。」

 鼻を近づけてみたり、耳を澄ませてみたものの、特に動作音や異臭はしない。

「罠ではない、か。」

「どうぞ。」

「ありがとう。」

 ハサミで開けるとウェルロッドが入っていた。マガジンが2つ、対人形用の麻酔弾が入っている。

「え?」

「……なるほど。コルフェン、ドアを施錠して。」

「は、はい!」

 

「うわぁ!」

 コルフェンが蹴り破られたドアに吹き飛ばされ、こっちにまでドアごと滑ってくる。

「……なるほど。」

「……。」

 目の前に蜘蛛女が現れた。例えて言うなら……女郎蜘蛛かアラクネ。上半身は人形で、下半身は蜘蛛。ふむ。

「貴女は、紅茶派?コーヒー派?それとも……お水かしら?」

 "は?"と言わんばかりに首を傾げる蜘蛛女。私にできることは生き残ること。

「貴女は……自分が置かれている状況がわかっているの?」

「あら、初めて喋ったわ。コルフェン、生きてる?」

 蜘蛛女にウェルロッドを向けながらドアの下敷きになっているコルフェンに近寄る。

「……コルフェンは……死にません……ニコライ指揮官に会うために……!」

「貴女も同志、と言うことね。頑張りましょう?」

「こそこそ何を話している。」

「まあまあ、落ち着いて。まず貴女は?」

「……何だって良いだろう?」

「いいえ、何をするつもりか分からないけれど、名前や所属くらいは知っておくべきじゃない?」

「……所属は分からない。気がついたらここに居た。"ニコライ"という人間を捕まえろと命令がメモリに残っている。貴様はニコライか?」

「生憎、私は男じゃないし、ニコライでも無いわ。」

「違ったか。」

 ふと思う。もし生け捕りにしたら喜ばれるのではないか?ニコライ君には変わった趣味があるとかないとか聞いた。産卵がどうのとか異形がどうのとか聞いた。私は、大部分がサイボーグ化したとは言え生殖器含め一部はあくまで人間だし、異形になるつもりはない。第一、腕や脚なんて増やしたら脳が焦げるだろう。だが……純然たる人形の彼女なら?

「コルフェン、卵生モジュールっていくら?」

「えっ……?えーっ…………新品だとこれくらいに。」

 端末をひったくる。……買えるわね。

「頼んでおいて、速達、今日で。」

「ええっ!?」

「お願いね。」

 蜘蛛女は私の顔を見るなり如何にも嫌な予感がしてそうな顔をした。ああ、すっきり。

「さて、名前を名乗るか死ぬか、どっちが良い?」

「クソッ!」

「遅い。」

 蜘蛛女の動きは確かに人形にしては早かった。けれど……模擬戦で戦ったニコライ君よりずっと遅い。脚を払って転倒した隙を狙って頭に一発。

「あがっ……!」

 効かないなら効くまで。

 

「(口から泡を吹いて痙攣する蜘蛛女)」

 剣山になってしまった……あー……生きてる?ぐっ!

(気絶したフリをしていた蜘蛛女に顔面を蹴られる)

「アンジェリアさん!ひいっ!」

 前がよく見えない、けれど……好機は逃してしまったらしい。どうする……どうすれば……(爆発音とともにガラスが割れる)うわぁっ!

 よく見えない目で周囲を見ると窓ガラスが割れてきらきらと散乱していた。俊敏に動く黒いもぞもぞ。

「アンジェ!大丈夫か!」

 見知った声。あ、貴方は……!

「ニコライ……君……。」

「よくも、よくも、よくもよくも……うがぁぁっ!」

 地団駄を踏み鳴らす蜘蛛女。

「蜘蛛女、名前は!?」

 ニコライ君が蜘蛛女に声を掛けるも、あまりの怒りに何も聞こえてないらしい。

「卵生モジュールは誰に取り付ければ良い!?」

「その蜘蛛女よ!」

 彼が蜘蛛女の相手をする間、コルフェンを助けに行く。

「すいません、助かりました……お怪我は?」

「ちょっと目をやられただけ。」

「ちょっと待っててください……えーっと……これでどうでしょう?」

 ぼやけがなくなって急にクリアになる視界。

「よく見える、ありがとう。」

「どういたしまして。」

 見ると彼が蜘蛛女に手錠をかけるところだった。脚にも腕にも手錠を掛けられてごろんと転がされる蜘蛛女。ざまあ、とは思わないが少し滑稽である。

「お名前は?」

「……ブルースフィア。」

 ニコライ君が私に代わって病室内で尋問をする。ようやく名前を喋った。

「俺はニコライ。君にとって俺は、おそらく君の討つべき対象なんだろうな。」

 ガタガタと暴れ、震えだすブルースフィア。歯を食いしばって殺意を抑えているようだった。

「残念だが君は俺を殺せない。」

「コルフェンちゃん、見張っておいてくれる?ニコライ君にちょっと用があって。」

「はーい、了解しました!」

「アンジェリア?」

「商談しましょう?」

 ニコライ君と病室を出る。

 

 辿り着いたのは仮眠室だった。

「ニコライ君……ありがとう。」

「アンジェ……。」

「わがまま、言ってもいいかしら?」

「?」

「今だけ、私の彼氏になって欲しいの。天井のシミを数えている間に終わるから、お願い。」

「……アンジェ、俺にはAK-15達が居る。それに自分をもっと大事に……うっ。」

「ふふはい。」

 気がついたら身体が勝手に動いていて、ニコライ君を無理やりベッドに押し倒していた。唇と唇が重なって目と目が合う。ああ、綺麗……。ニコライ君はなぜか抵抗しない。嫌じゃないの?私のこと……。

「アンジェ、流石に洒落にならないから止め……。」

「はへ。」

 ダメ。今は私だけの貴方で居て。終わったら私を殺すなり訴えるなりすれば良い。貴方の部下に撃たれるのも覚悟している。その上で今は貴方が欲しいの。貴方は貴方のままで、いて欲しい。

「うっ……うぅっ……。」

 舌を差し入れると微かに抵抗してきたけれどすぐに蹂躙できた。人間のようにやや丸く成形された歯は私の柔らかな舌を切り裂いたりすることなくただされるがままで、舌と舌が触れると電気が走ったかと思うくらいに快感が、痺れて……もっと……もっと……♡貴方が欲しい……♡この時間が続いて……♡

 

「ぷはぁ……♡ニコライ君、これでもダメ?私は本気なのに、AK-12やAN-94、RPK-16は良くて私はダメなの?」

「アンジェリア……。」

「私だって待ってたのに。ズルい。RPK-16が教えてくれたのよ、みんな済ましたって。」

 ニコライ君の頬を両手で包む。ふふふ。

「聞こえる?私の心臓の音。どきっ、どきっ、聞こえるかしら?」

 ニコライ君の左耳に胸が当たるように姿勢を調整する。

「人形相手だとほとんどがポンプ音と電子音でしょう?これが……人間の心音よ。貴方の心臓はポンプ、だから……人間の心音は初めて、かしら?」

 おっぱいの間で、もぞもぞ動かれると擽ったい。貴方ともし子供が居たなら……おっぱいを飲ませるから……予行練習、ね。まぁ……確かに貴方はAIを義体に落とし込んだ訳だから子種なんてあるわけ無いけれど……ねぇ、貴方。何人欲しい?私はね、2人欲しいの。女の子と、男の子を1人ずつ。元気な子供たちに囲まれて……最愛の貴方と……。

「むぐぅ……ア、アンナ。」

「あっ、ごめんなさい。」

 背中を叩かれておっぱいを退けると咳き込まれてしまった。ご、ごめんなさい。苦しかった?ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。私が悪かったから許して許して嫌いにならないで!

「アンナ、誓ってくれ。大隊の皆と仲良くできるか?」

「ええ……誓うわ。」

「ありがとう。けれど今はコルフェンが待っている。だから……後で、な?」

「わかった。待ってるわ。」

 私の唇に人差し指を当ててなんとかベッドから這い出るニコライ君。あぁ……貴方の匂いが遠ざかっていく……すんすん……ほんの僅かだけど服に匂いが移って……あぁ……好き……。

 

 病室に戻るとコルフェンとブルースフィアが楽しげに笑っていた。どうやって仲良くなったのかは分からないけれどニコライ君も笑っていた。笑っていた理由は聞かない方が良いだろう。嫌な予感がするし。

 

「さて、ブルースフィア。」

「……ええ。貴方の事で話していた。私、卵生モジュールを着ける。」

 

「え?」

「は?」

「はい、コルフェン、同意書も貰ってます!」

 丹念な字でブルースフィアと署名している……。

「ニコライ、先ほどは大変失礼した。」

 ブルースフィアが急に頭を下げる。

「どうやら……その…………私はニコライの事が……好き……みたいだ……。」

「ニコライ君は渡さないわよ。」

「そうだよな……。」

「あのー……俺の意思は?」

「ニコライ君は黙ってて。」

「酷い……。」

「ほら、ニコライ指揮官、こっちです。行きましょう。」

 コルフェンがニコライ君を病室の外に連れ出した。

「二人っきりね。」

「ああ。」

 

 5分後。なぜか仲良くなれた。

「貴女、思ってたより良い人ね。」

「かく言う貴女もそうだ。ニコライの周りは皆、良い人ばかりだ。」

「ええ。」

「それはニコライ本人に付いていくだけの理由があるからだろうな。」

「ええ。そうね。」

「私もその仲間になりたくなった。」

「……なるほど。道程はきっと大変よ。」

 

 

「それでは手術を受けてくる。」

 そう言ってブルースフィアは手術室へと入っていった。コルフェンがその後を追って入っていく。

 

 私達は静かに仮眠室へと戻っていく。

「ニコライ君。」

「アンナ。」

 ベッドに腰掛けて顔だけ向き合う。どちらからともなく近づき、重なる唇。

「さっきまで洒落にならないとか言っていたとは思えないわね。」

「うぐっ……。」

「ずっと……ずっと……待っていたの。貴方とこうなりたかった。」

 何故か涙が出てくる。

「今から貴方を犯すわ。終わったら重い女だの強姦魔だのと切り捨てて頂戴。」

 無理やりベッドにまた押し倒す。貴方はまた抵抗しない。どうして?パンツを脱ぎ捨てながら考えても分からない。

「ごめんなさい……でも、こうしないと貴方がどこかへと行ってしまいそうで……♡」

 貴方の顔に秘部を押し当てる。ここは生体部品ではなくてちゃんと肉体で良かったと思う。でも、生体部品だと色々と都合が良いのかしら……ひゃんっ!ぺろぺろと舌で、愛液まみれになっていたクリトリスや膣の入り口を愛撫されて……貴方に染め上げられていく……♡

「あぅ……中に入ってきて……そこっ……良い……♡」

 貴方が私の……まだ破ってない処女膜あたりまで入ってきたのがなんとなくわかって……愛されてる♡嘘でも良い♡今だけは私を愛して♡舌が出入りする度に入り口がごりごりと削られて♡んっ♡もっと♡

「そこ……やめぇっ……♡」

 あなたのおちんちんを受け入れてないのにもうあたまがだめになりそう♡♡♡

「お、おねがい♡おちん、おちんちん♡ちょうだい♡」

 こしをかおからゆっくりとはなすと少しずつ落ち着いてきた。ベルトを外してズボンとパンツを無理やり下げると凶暴な肉棒が♡すーっ……♡はぁ……♡すぅーー……♡ばかになるぅ……♡

「ねえ、いれちゃうよ♡いいの?いいよね?好きだもんね?挿れるね♡」

 向き直って膝立ちになり、愛液と唾液でべちょべちょになった秘部を肉棒に当てて……♡終始、黙ってされるがままだった貴方が急に動いて私の腰を掴んできた♡でも駄目♡主導権は私にあるの♡

 ぷっちん♡

「あぐっ……!」

 勢いよく振り下ろした腰は見事に肉棒を膣に迎え入れたけれど、とても痛い……!こ、これが破瓜の痛み……!

「ア、アンナ!ゆっくり、ほら、おいで。」

 痛みに負けて倒れ込むと貴方に腕で包みこまれる。繋がったまま痛みが引くまで口づけを交わすと中が熱くなってきた♡

「よしよし……良い子良い子……。」

「ふにやぁ……♡」

 突き上げたりせず、ただ挿れたまま頭を撫でられるともうこれだけで良い気がしてしまう♡

「しゅきぃ……♡」

「アンナ……実を言うと……俺も気になっていたんだ。君のことが。」

「今言わないでぇ……♡今告白されたらだめになっちゃう……♡」

「好きだ。いつも体を張っていて……。」

 痛みが引いて♡

「面倒見がよくて……。」

 だって貴方の事だもん……♡

「自殺願望はちょっと抑えて欲しいけれど……。」

「頑張って治すからぁ……♡ニコライ……♡」

「好きだよ、アンナ。」

「好き♡」

 ちゅーーーっ♡抱き合ったまま、腰を持ち上げてすとんっ♡持ち上げて……すとんっ♡

「好き……♡好き……♡ニコライ……♡好きよ……♡」

 結婚して、は今度は辛うじて抑えた。それこそ重い女と本当に言われてしまう。でも、貴方の前では重い女で居たい。これが本当の私。皆に隠していた本当の、貴方しか知らないアンナ。

 ゆっくりとハンマーを振り下ろし、慣れてきたので速度を上げる。あぁ……♡夢にまで見た貴方が今、私に犯されてるなんて♡どれだけの不幸が待ってるのかしら♡

(良いことがあった後は大抵悪いことが覆してくる、という人生観を作者とアンジェことアンナは持っている)

 

「うっ、うっ、うっ、はげしっ……アンナ……もっ、とゆっ……!」

「いやよ♡あなたを上書きするの♡あなたの中にわたしも入り込むの♡さあ♡私を受け入れて♡♡」

 腰を振りながら舌を絡めたキスを♡黙って犯されてなんて言わないわ♡貴方が私を愛するまで、受け入れるまで腰を止めるつもりはないの♡だから私も貴方の家族にして♡

「する……するから……ゆっくりぃっ!」

「いやよ♡」

 初めてなのに痛くなくて、愛おしくて、ずっと……ずっと……傍に居てほしかった貴方が今、私に支配……違うわ。私に気持ち良くされてるんだもの、興奮しないわけないじゃない♡

「出すまで止めないから♡」

 

 ニコライ君が出すまで腰を振り続けたら腰を痛めてしまった。

「アンナ、セックスは力で抑えつけるんじゃなくて。」

 ひょいっ、とひっくり返されて。

「愛を確かめ合うもの。支配の道具じゃないよ。」

 ずぶり♡

「んっ♡さっきと全然違う♡気持ち良い♡良い♡好き♡」

 私のピストンは愛を押し付け、塗り広げる暴力的で自分本位なやり方であったのに対し、彼のピストンはまるでキスを落とすように、ゆむくりと、優しく、それでいて弱点はしっかりと突いてきて……♡こんなの初めて……♡

「なにか……きちゃう♡」

 ぷしゅっ、と尿のような液体が快感とともに出て彼とベッドを濡らしてしまう。

「ご、ごめんなさ……♡と、とまらにゃい♡」

 ぷしゅっ、ぷしゅっ♡お漏らしが止まらない♡

「アンナ、これを人間は潮吹き、と呼ぶらしい。」

「これが……潮吹き……♡」

 知らないわけではない。ただ……今までのオナニーで出なかったの。だから……今、初めて知った。実はただのおしっこかもしれないけれど……。

「んっ……♡」

「ごめん、アンナ。エロすぎて……壊しても良い?」

「んもう……ちゃんと治してよね♡」

 腰を労るように優しく掴まれて優しくピストンされて、少し持ち上げられたかと思ったたら今度は道具のように激しくピストンされて……♡私、ニコライ君のオナホになる♡ずっとお傍に置いてっ♡孕み袋扱いでも良い♡置いて♡貴方に依存させてっ♡腰の痛みも何もかも貴方がくれたものだからっ♡

 

「やめっ♡イクっ♡イっちゃう♡」

 ぱちゅん、ぱちゅん♡と水音を響かせながらピストンされてイかされ続けて♡もうやだとめて♡って何回も言ったのに♡

「出る!中に出すよっ!」

「お願い♡出して!好き♡好き♡好きぃ♡♡♡」

 

 お腹が疑似精液で一杯になるまで中に出されたら疑似とはいえ妊娠するのではないか、と。どうせ死ぬのならニコライ君と愛の結晶が完成するのを見届けたいと思った。ニコライ君が私の膣から男根をゆっくりと引き出してから強く思った。

 

「ニコライ君、好き。」

「アンナ……愛してる。」

「……♡」

 

 

「お二人ともここに居たんですかっ!探しましたよ!まったくもう!手術は成功しました!行きますよ!」

 私たちの逢瀬は怒ったコルフェンに呼び戻されて一時閉幕となった。

 

「ニコライ指揮官、試しにブルースフィアさんとえっちしてみてください。」

「はぁ?試しに?」

「……ニコライ♡」

「……わかった。」

 えぇ……まあ、その予定ではあったけど……なんか気に食わないわね。




ニコライ
:指揮官君の偽名。舌がいろいろあって伸びた。対人形用のフェロモンでも分泌されているのでは?と言うくらいモテているが多分分泌されている。

アンナ
:アンジェリアの本名。作者によって快楽主義者にされそうになったり、戦闘狂にされそうになったり、忠犬になったりしているが例に及んで初めてのキスすらまだである。たまに少女前線2の指揮官みたいな口調になるのは作者のミス。今回、キャプションが異様に長いのは途中から躁状態になったから。二周目は処女じゃないのでちょっと難しくなるかもしれない……セーラー服でも着ますか?

 指揮官君に一緒に死んでほしい、と言ったことがあった。指揮官君は笑って、貴女には生きてほしいと答えた。だから私は生きた。そのうえで……指揮……いえ、ニコライ君、私と一緒に死んでくれますか?

 この世界のグリフィン(と鉄血)は正規軍と東ヨーロッパ復旧協定を締結、コーラップス汚染された大地の開拓及び解放で同意していた。平行世界からやってきた"ライカ中佐"が行方不明になり、正規軍陸上戦艦"バタリングラム"が稼働するまでは。
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