GANTZの女性キャラが“○○しないと出れない部屋”に放り込まれる話 作:八雲ネム
「お主には“○○しないと出れない部屋”でGANTZの女キャラを快楽漬けにしてほしいのじゃ」
「えぇ………」
トラックに轢かれてくたばった後、白い空間で意識を取り戻した直後に目の前にいた髭を蓄えた爺さん風の人にそう告げられたので、状況が受け入れられずに困惑の声を漏らしてしまった。
いやまぁ、不用意にくたばってトラックドライバーに迷惑を掛けてしまった物の楽にくたばってラッキーと思っていたら、件の部屋でエロい事をしろと言われたんだから困惑すると思う。
「何もくたばる前の冴えない童貞のお主をそのまま、あの部屋に送り込もうとは思っとらん。スライムや触手は勿論、異種姦に必要な姿に変身する能力を授けよう」
「………彼女達が部屋から出れる条件はありますか?」
「妊娠出産までが条件じゃの」
どうやら、俺の来歴は当然として件の部屋で活動するのに必要な能力の付与までやる様子から人間とは比較にならないレベルの上位存在、GANTZ世界であれば超高度文明異星種族並か、それ以上の存在だと認識したのですぐに切り替えて彼に色々と質問した。
「その為の絶倫設定とかってありますか?」
「勿論じゃ。気が済むまで出すと良い。ついでに、お主が懸念している彼女達に対する影響じゃが基本的に夢オチにしておけば問題ないじゃろう」
「基本的に、と言う事は例外もあると言う事ですか?」
「勿論。彼女達が件の部屋の住人になりたいと強く願った場合にのみ、複製・分離をしてあの部屋の住人にするつもりじゃ」
「複製と分離の影響は?」
「彼女達を構成している魂などを少し弄るが本来、いるべき世界において支障が無い様に調整するので大した問題にはならんの」
「あの部屋の住人になった側の彼女達はどうしますか?」
「建物内、と言う制限はあるが生活する上で不自由がない様に整えるつもりじゃ」
「その制限は自分にも掛かりますか?」
「勿論」
「後、個人的な質問ですが自分はスライムや職種の本体などの姿と人間の姿を行き来する事はできますか?」
「………できる様にしておこう。とは言え、基本的にお主は不定形の姿じゃからなりたい姿になる際はその姿を強く意識すると良い」
「分かりました。ありがとうございます」
彼との質疑応答で分かったのは以下の7つ。
・転生後は不定形の姿だが絶倫
・基本的に夢オチなのでどんな姿で彼女達をヤっても問題ない
・あの部屋の住人になっても元の体や魂に影響なし
・場所は作中文明の利器が行き届いた建物内
・彼女達も住む事を考えれば飲食に必要な物も揃っていると言う事
・建物内限定、と言う事はくたばるまでその建物から出れないだろう
正直、引きこもり気質の俺からすれば無理に外出する必要がないのはありがたいと思う一方、エロで彼女達を満足させる事ができるのかと言う疑問なんがあるのだが選ばれた以上はやるしかなさそうだな。
「一通り、理解した様じゃな。ではこれから件の部屋に送り込もう」
「えぇ。ですが、実際にやる途中で疑問に気付いた際にはどうすれば良いですか?」
「本当に必要な時は神託、と言う形で伝えるがそれ以外は自分でどうにかせい」
「あっはい」
どうやら、時間の様なので最後の質問を投げかけると適当な答えが返ってきたので、人の姿になれるかの質問をした際に気付いたのだが自分が意図しない質問が来た際にはかなり適当に答える存在だと言う事だ。
だからと言って、凡人の俺が上位存在にあれこれ言える立場でもなければ、能力的な格差によって物理的にどうにかしようと思えないので素直に送り込まれよう。
期待と不安、そして多少の後ろ髪が引かれる気持ちが入り混じった物を抱えながら目を閉じて、再び開けると原作の東京チームがミッションの度に呼び出されていた部屋の光景が広がっていた。
(………ふむ、どうやら人外化した事で声が出せなくなったか)
その為、軽く身じろぎしながら驚きの声を出そうとしたのだが身じろいだだけで声は出なかった上、身じろいだ事で体に違和感を感じたので自分の体を確認すると人間の体ではなくなっていた。
(どうやら、今の体は黒い球体が本体といった感じか。例えるなら、空中に浮かぶ直径10センチほどの
実際には、ある程度の弾力がある球体なのだが色合い的にもガンツボールと同じ黒さなので、ガンツボールと呼称するが問題なのは今いる屋内が人間仕様になっている為、本体のままでは扉も碌に開かない。
その事に気付いたのは、実際に転生した事で浮かれながら扉に近付いていつも通りに開けようとした時なので、人間の姿を強くイメージして実際の人間になってから建物内を探索する事にした。