サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
アカネとのセックスを終えた翌日。
ようやく、落ち着きを取り戻した俺達は。
「それで、元の世界に帰りたいんだよね」
「あぁ、その方法に関して、何か知らないか?」
そう、俺はアカネに尋ねる。
けれど。
「そう言われても、そんな方法はないよ」
「まぁ、そうだよな」
「まぁ……でも本当に帰れないのかなぁ」
太郎の沈んだ声が狭い部屋に響く。ベッドの上で膝を抱えるアカネは困ったように首を傾げた。窓の外では夜明けの光がゆっくりと空を染め始めていた。
「少なくとも私が知る限りではね」
ウサリアが不安げに二人を見つめる。長い耳が微かに震えているのが見て取れた。
「そう言えば、太郎君を襲ったのは、確かヤプールだったよな」
「あぁ、そう言ってたけど、そう言えば、ヤプールってなんだ?」
そこから疑問に思い、俺はヤプールの事について聞いてしまう。
「ヤプールというのはウルトラマンAに出てきた敵勢力だよ!異次元に生息している知的生命体で、超獣を使って地球侵略を目論んだ!だから、異次元で自由に動くことが出来るんだよ!」
アカネは嬉しそうにそう答えながら。
「なるほどな、けれど、そのヤプールは一体、どこにいるんだろうな」
俺が疑問を呟くと。
「確かに分からないですぴょん。今はただ様子を見るしかないと思いますぴょん。それにあの男の狙いもまだハッキリしません。用心するべきだと思います」
「そうだなぁ」
そうして、俺達が話していると。
「…………」
突然の物音に、三人の視線が一斉に集中した。
最初に感じたのは違和感だ。窓の外から差し込む月明かりが微妙に遮られ、影のようなものが蠢いている。風の音とは違う。人工的な機械音が低く響いている。それは明らかに自然界では聞こえない類の音だった。
「まさか……また怪獣じゃないよな」
太郎が身構える。緊張感が部屋中に広がる中、ウサリアが耳を立てて音源を探った。
「……何かおかしいです。あれは生物の気配じゃありません」
次の瞬間、彼らの眼前に巨大な影が出現した。
漫画の中に出てきたような、ロケット型の宇宙船。
それは、ウサリアと一緒に乗ってきた宇宙船とは別の。
「こんなの見たことない!」
アカネが興奮気味につぶやいた。ウルトラマンファンとしては夢にまで見た光景だが、今は素直に喜べない状況だ。
円盤が静止すると同時にハッチが開き、中から何かが降りてきた。
最初に見えたのは人型のシルエット。しかし近づくにつれてそれが人間ではないことに気付く。
「ロボットだ……」
太郎が呆然と呟いた。
その存在は無機質な動きで地面に降り立つと、まるで彼らを認識しているかのようにこちらを見据えた。光学カメラらしきレンズ部分が赤く光り、内部からは電子音声と思われる低音が響いた。
「発見!キサマ、エンペラ星人の子孫を発見!」
「えぇぇ!!」
それと共に、ロボットはこちらを見つめて、接近する。
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア