※この作品はR-18です。

サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏)   作:ボルメテウスさん

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ナンジャモの問いかけ

ナンジャモの紹介をされた数時間後。俺たちは指定された喫茶店に案内された。

 

店内に入ると、一際賑やかな一角があった。

 

「やあやあ皆さんこんにちはー!」

 

元気すぎる声が飛び交う。そこにいたのは間違いなく画面で見たナンジャモ本人だ。

 

「おー!噂の太郎氏だー!はじめまして!」

 

目が合った瞬間彼女はこちらに駆け寄ってきた。紫の瞳が爛々と輝いている。

 

「噂?」

 

「うんうん、エンペラ星人の血を引く王様志望だって聞いたぞ!わくわくすっぞ!」

 

興奮した様子でまくしたてるナンジャモ。どうやら彼女にとって俺は格好のネタらしい。

 

「まあ座って話そうか」

 

「了解なのですよっと!」

 

席につくと早速テーブルに座りながら、互いに自己紹介を始めた。

 

「それで太郎氏はどんな王様になりたいんだい?」

 

「理想の統治者……」

 

「ふむふむ……」

 

興味津々といった様子で耳を傾けるナンジャモ。

 

しかし次の瞬間、彼女の表情が曇った。

 

「でもさ」

 

声色が変わる。

 

「その血って本当に安全なの?」

 

核心を突く質問だった。俺自身まだ完全には理解していない闇の力について聞かれているのだから当然だ。

 

「わからない」

 

正直に答えるしかない。

 

「でも制御しようと努力している」

 

「なるほどねー」

 

納得したかどうか判断しかねる反応だったがとりあえず会話は続いた。

 

その後も様々な雑談を交わし時間は過ぎていった……

 

だが突然訪れた沈黙の中で

 

彼女から放たれた言葉には驚かされた

 

それはまるで警告のようなものだった……

 

「あたしも配信やってるけどさ」

 

真剣な眼差しになるナンジャモ。

 

「視聴者の中には危険な連中もいるんだよね」

 

つまりエンペラ星人の血に目をつけている組織があるということなのだろう。

 

「気をつけてね」

 

最後に優しく微笑む姿を見て改めて思う

 

この出会いが吉と出るか凶と出るかまだ分からないけれど今はただ信じるしかないんだと……

 

「エンペラ星人の血か……」

 

俺の低い声が沈黙を切り裂いた。

 

ナンジャモは慌てて手を振って否定する。

 

「あーいや!別に悪者扱いしたいわけじゃないんだ!ただその力って未知数じゃん?もし暴走でもしたら大変だなって思って……」

 

彼女の声には明らかな恐れが滲んでいる。エンペラ星人の名を出した途端、部屋の空気が重くなった気がした。おそらくナンジャモ自身も本能的に危険を感じ取っているのだろう。

 

俺はしばらく沈黙した後、静かに答えた。

 

「わかってる。だからこそ制御方法を探ってる。アンタみたいに情報を提供してくれる人がいると助かるよ」

 

ナンジャモはほっとしたように笑顔を取り戻す。

 

「任せてよ!こういう裏事情とか調査するの得意なんだから!ところで王様になる具体的なプランとかあるの?」

 

またしても話題が変わるナンジャモのペースに戸惑いつつも、俺は。

 

「まぁ、色々と」

 

すると、ナンジャモは。

 

「それじゃそれじゃ、王様は、ねぇ♡」

 

すると、ナンジャモは俺の方へと近づく。

 

その表情は、何が意味をするのか。

女王は誰にする?

  • アルファ
  • ララ·サタリン·デビルーク
  • エミリア
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