※この作品はR-18です。

サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏)   作:ボルメテウスさん

133 / 484
悪魔との出会い

堕天使が現れた事に対して、未だに警戒する最中、感じた違和感。

 

空間に波紋が広がり、複雑な文様が浮かび上がる。魔法陣は炎のようにゆらめきながら中央から膨らみ、一人の少女が現れた。

 

彼女は紅髪のロングヘアで、深紅の瞳を持つ絶世の美女。制服から彼女が駒王学園の生徒であることがわかった。年齢は高校生くらいか。だがその風格は明らかに違う。

 

「あなたが唯我太郎さん?」

 

「君は……リアス・グレモリーか?」

 

噂程度だが名前は知っている。学校一の有名人だ。彼女は微笑んだ。

 

「ええ。私がリアス・グレモリーです。一年生ですね?」

 

「ああ。何の用だ?」

 

警戒心を隠さずに尋ねる。さっきの堕天使といい、何故こうも接触が多いのか。

 

「少しお話がしたいのですが……」

 

彼女は左手を掲げた。再び紅の魔方陣が形成され始める。

 

「悪いが今は時間が―」

 

「そう言わないで、あなたには聞きたいことがあるの」

 

有無を言わせぬ迫力があった。仕方なく俺は同意した。

 

瞬時に景色が変わる。豪奢なマンションの一室だった。広々としたリビングには高級家具が並んでいる。

 

「座ってください」

 

勧められたソファに腰掛ける。室内は暖色系の照明で柔らかな雰囲気だ。

 

目の前のリアス・グレモリーは改めて観察すると凄まじい美形だった。腰まで届く真紅の髪は艶やかに波打ち、輝いている。宝石のような双眸は知性と品格に満ちていた。白い肌は陶磁器のごとく滑らかで透き通るようだ。

 

制服姿とはいえスタイル抜群なのは明らかだった。スカート丈は短めで細い脚が露になっている。胸部のラインも豊かだ。

 

「改めて自己紹介します。私は三年生のリアス・グレモリーです」

 

声は涼やかでよく通る。育ちの良さが伺えた。

 

「唯我太郎だ。二年の転校生だが」

 

簡潔に答える。先程の戦いの影響か精神が昂っている。相手の瞳に宿る好奇心と探究心を見抜いた。

 

「単刀直入に聞くわ、あなたは裏の事はどこまで知っているのかしら?」

 

その言葉からして、相手も裏に関わっている事はすぐに理解する。エンペラ星人の血の力が微かに反応した。こちらを品定めするような視線を受け止めつつ言葉を選ぶ。

 

「貴方が裏の世界の事を知っているなら話は早いわね」

 

「ふふっ……あなたの力を借りたいのよ」

 

リアスは妖艶な笑みを浮かべながら言う。紅く染まった指先で、ゆっくりと制服のリボンを解く。一つひとつボタンを外していく指先は驚くほど優雅だった。

 

「……待て」

 

制止しても彼女は止まらない。スカートのホックを外し床に落とすと、純白の下着があらわになる。

 

「これは契約の証……私たちと同盟関係を結ぶための儀式なの」

女王は誰にする?

  • アルファ
  • ララ·サタリン·デビルーク
  • エミリア
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。