サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
小猫との激しい行為の直後。僕はソファでぐったりとしていた。腹部を押さえた小猫が隣で苦しそうに息をしている。その腹部は明らかに異常なほど膨らんでいた。
「太郎……先輩……」
か細い声で呼びかけられたが、応える気力もない。自分が何をしでかしたのか理解できず混乱していた。
その時だった。
ガチャリと音を立ててドアが開いた。現れたのは二人の女性。リアス・グレモリーと姫島朱乃だった。
「あらあら、小猫も夢中に……」
朱乃先輩が手で口元を隠す。普段の上品な表情が僅かに歪んでいるのが見て取れた。
「これはどういうことかしら?」
リアス部長は目で室内を見渡す。彼女が僕と小猫の状態に気づくまで秒針が一周する暇もなかった。
「まさかあなたたち……」
僕が何も言えずにいると小猫がか細い声で釈明した。
「すみません……リアス先輩。止められなくて……」
「本当に不思議ね、あなたの魅力は」
リアスはソファに座りながら腕を組んだ。
「私だけではなく、まさか朱乃と小猫まで虜にしていたなんて」
その視線に込められた意味を考えると背筋が冷たくなる。彼女たちが僕に対して何を思い何を考えているのか皆目検討がつかなかったからだ。
「ところで太郎君」
朱乃先輩が近づいてきて僕の額に手を当てる。氷のように冷たい感触に戸惑う。
「まだ体調が悪いようですね。さきほどの小猫とのこともありましたし」
彼女の手つきは医療行為にも似ていたが同時にどこか違う目的を感じさせるものだった。
「リアス先輩……朱乃先輩……」
か細い声で呼びかける小猫は腹部の膨らみを両手で押さえていた。その様子を見てリアスは溜息をつく。
「小猫も相当消耗しているみたいね。これじゃあ今日は解散したほうが良さそうだけど」
部長が椅子から立ち上がり帰宅を促していく。
「なんか、本当にすいません」
「ふふっ、良いわよ、けれど今後も暇な時には」
「お願いしたいわね。太郎君」
「はい、お願いします」
オカルト研究部を後にした僕は夕暮れの街を歩いていた。堕天使絡みの一件が未解決のままという事実に頭を悩ませながら。
「にしても、まさか悪魔の女性がここまで引き寄せるとは思わなかった」
これからの行動は慎重に考えないと。特にリアス先輩と姫島先輩を巻き込まないようにしなければならない。
しかし同時に考えるべきことは別の問題でもある。エンペラ星人の血液の影響で女性が引き寄せられてしまうという厄介な現象だ。
「こんな状態が続くとマズイよなぁ」
今日だけで三人も誘惑してしまうとは計算外だった。小猫の件もそうだが――
「はぁ、本当に別の意味でヤバいな」
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア