サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
その少女――シスター服に身を包んだ金色の髪の娘は、凍り付いた同胞たちを前に恐怖に震えていた。彼女の手には武器らしいものはない。ただ十字架を握りしめ、祈るように胸に当てているだけだった。
「お前は……」
俺が声をかけると彼女は肩をビクッと震わせた。琥珀色の瞳が怯えに揺れている。
「あ、あの……私は……」
言葉にならない声が漏れる。どうやら戦闘訓練を受けた兵士ではないらしい。教会で育てられた修道女といった風貌だ。
「落ち着いて。危害は加えない」
ウィズが一歩前に出て微笑む。その表情には普段の優しさが戻っていた。
「この方は凍らせませんでした。彼女から敵意も殺意も感じませんでしたので」
その言葉に俺は納得した。ウィズの『カースド・クリスタルプリズン』は指向性が高い。憎悪や殺意を持つ者だけを標的にできる。つまりこの子は単なる駒として利用された被害者なのだ。
「名前は?」
俺が問いかけると少女は恐る恐る答えた。
「アーシア……アーシア・アルジェント……です」
消え入りそうな声だったが必死に伝えてくる。その様子からは嘘偽りのない誠実さが伺えた。
「アーシアさんですね、そのまずは事情を聞きたいのですが」
「あの、その前に、皆さんを解放出来ないですか」
「・・・それはなぜ」
「そのっこのままじゃ、死んじゃいますっだから」
その言葉を聞いて、俺もウィズもまた彼女が奴らとは違う事が理解出来た。
「今、解放する事は出来ません。けれど、安心してください。彼らを決して殺しはしません」
「でもっ」
「・・・アーシアさん、これは酷な話かもしれませんが、彼らはこれから罪を償う為に行わなければなりません」
「だっ騙され」
そう、その内の1人が何かを叫ぶよりも先に。ウィズの視線は氷のような視線であり。
「黙っていてください」
そう言った瞬間、更に凍った奴等は更に身動きを封じられた。
「なっなにを」
「別に殺したりはしませんよ。ですが、あなた方に罰を与えます」
そうして。
「そう言えば、自己紹介がまだでしたね。私はウィズといいます。そしてこちらの方が私のまぁ、主の唯我太郎さん」
「ウィズさんと太郎さん・・・ですか」
アーシアはウィズと俺を見て頭を下げてきた。
「その、先程はありがとうございました」
「・・・先程というのは?」
「はい。私達の所業をご存知なのですか」
「・・・簡単に説明致しますと」
そうして、アーシアは語り出した。
俺はとりあえず、彼女の事情を聞くのと同時に、アーシア以外の奴らに関しては、後に
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア