サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
俺は自室のベッドで寝転んでいた。退屈凌ぎにスマホを弄っていたら、突如足元の床が青く発光し始めた。
「なんだこりゃ……」
瞬時に立ち上がった時、光の中から人影が浮かび上がる。メイド服の女性――しかし尋常じゃない存在感だった。銀髪の長髪を左右に三つ編みに垂らし、均整の取れた肢体を包む黒と白のメイドドレス。
「失礼いたしますわ」
落ち着いた声色。しかし目の奥に潜む刃のような輝きを見逃さなかった。
彼女は静かに魔方陣の光を収めると、その場で優雅に一礼した。
「初にお目にかかります。私はグレモリー家に仕えるメイド長、グレイフィア・ルキフグスと申します」
その声には鉄の芯が通っていた。笑顔一つない表情から漂うのは、まるで凍てつく監視者のような威圧感だった。
俺はベッドの縁に腰掛けたまま腕を組んだ。
「初めまして、唯我太郎です。そのいきなりのご挨拶は一体何用でしょうか?」
返答は即座にきた。翡翠の瞳が鋭く俺を射抜く。
「あなた様がリアスお嬢様と性的な関係と伺いましたので確認に参りました」
氷塊が喉元に突きつけられたようだった。しかしこちらも余裕を見せないと格好つかない。
「確かに……お嬢様とは親密な関係です」
彼女の眉がかすかに動いた。
「それは身体的な意味合いを含むと?」
「えっと、まぁ色々と」
嘘偽りなく言った。グレイフィアの全身から殺気が迸る。
「あなたご存じですか? リアス様はフェニックス家の次期当主との政略結婚が決まっています。そんな御方が人間如きと肉体関係なんて……」
「いや、俺はそういうのは知らないので」
「・・・それでよく関係を持てましたね」
冷たい眼差しだった。
眼前にいるグレイフィアという人物が只者じゃない事を理解する。
「リアスお嬢様と関係を持った以上、人間であるあなたには想像出来ない代償を払う事になります」
それと共にグレイフィアに殺される可能性がある。
相手が悪魔。
その事もあり、俺は。
「使うしかないよな」
そうして、俺は腕輪を発動させた。
本来ならば、決して悪用してはいけない。
だけど、この状況では、殺される。
腕輪が放つ閃光と共に室内の温度が急上昇した。
「なんなの……?」
グレイフィアの声が初めて乱れる。膝が僅かに震えたのが見えた。
黄金の粒子が俺を覆っていくにつれ、彼女の瞳に浮かぶ敵意が霧散していった。
銀髪を揺らしながら後ずさる彼女。俺への彼女の目つきが明らかに変わった。
俺の姿を見るたびに、彼女の喉仏が上下するのがわかった。
「あなたの言うリアスお嬢様に相応しい男性なのかどうか……確かめさせていただいても?」
彼女の言葉遣いは丁寧だが、目はもう完全に俺を求めて潤んでいる。
「・・・なんだか、さらにややこしくなった気がする」
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア