サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
夜明け前。廃ビルの非常階段に寄りかかる俺に近づく二つの影。
「久しぶりだな、太郎」
その言葉と共に振り返れば、そこに立っていた2人に眼を向ける。
「あぁ、久し振りだな、アスカにきらら」
そこにいたのは、日本を裏から守る忍であるアスカときららの姿があった。
少し前、俺の元に2人から連絡があった。
相談事があり、その事を話したくて来たらしい。
フリードの1件もあり、俺も会いたかった所なので、すぐに了承した。
「それで、2人がここに来たけど、どうしたんだ?」
「それがねぇ、少し面倒な事が起きたのよ」
そう言いながら、アスカはため息を吐きながらも呟く。
「・・・海外にある教会から連絡があったのよ。教会に保管されていたエクスカリバーが盗まれたの」
「・・・なんだって」
その話題はまさしく、俺がこれから話そうとした内容だった。
「既に盗まれたエクスカリバーを持ち、日本に逃亡している。その情報もあって、私達はその調査を行う事になったの。だから、太郎にも協力して欲しいのだけど」
「あぁ、その事なんだけど」
2人から話を聞いて、俺は苦笑いをしながら、ゆっくりと口を開く。
「俺、そのエクスカリバーを持った奴に襲われた。その事を、今日、相談しようと思ったんだ」
「「・・・なんだって?!」」
まさかの回答にアスカときららは驚いた表情を見せる。
「ちょっと待ってよ!今、あなたが襲われたって言った?!」
「まぁな。フリードとかいう奴。最初は油断していたのかすぐに撤退して行った」
「・・・確かによくよく考えたら、あんたが相手だったらなんとか出来そうね」
「信じてないのか」
「逆に信用しているからよ。多分、今のエクスカリバーくらいだったら、なんとか出来る可能性はあると思ってね」
そう言いながら、アスカは興味津々といった感じで微笑む。
「だが安心はできねぇよ。今回の一連の事件の首謀者はあの堕天使コカビエルだ。堕天使の中でもかなり上位クラスの幹部格。万が一を考えたら・・・」
俺は自分のブレスレットを見る。
その答えを理解したのか、アスカは悲しそうな表情になり……
「確かにそうだね。でもさ……」
「っ?」
「コカビエルって奴を倒せば解決するんじゃないかな?」
「そう簡単に行く奴か?」
「まぁ、油断ならないと思うわよ。だから私達も色々と調べなきゃいけない」
「あぁ。それは分かってる」
俺は真剣な眼差しを向けながら言うと2人は静かに頷くのだった。
「それじゃ、まずはこの領地を管理している悪魔に会いたいけど、大丈夫かしら?」
「まぁ、なんとか」
それに対して、俺は微妙な表情をした。
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア