※この作品はR-18です。

サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏)   作:ボルメテウスさん

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復讐の契約

ゼノヴィアとイリナを無事に指揮下に置く事が出来た。

 

これから行う作戦において、なるべく不確定要素を出したくない為、俺は自分が持つ能力を全て使ってでも指揮下に置く必要があった。

 

それに彼女達にとっても利益のある話でもあったからな。無償で住む場所に食費も保障してくれるとなれば、2人も喜んで俺の指揮下となった。

 

そもそも、あの惨めな状態を見れば、俺が保護するしか方法が無かった。

 

だが、そんな事を考えていた時だった。

 

「少し良いかな?」

 

「んっ、お前は確か」

 

そこにいたのは見た事のある人物。

 

確か。

 

「リアス先輩が言っていた眷属の1人の木場か。何の用だ?」

 

俺がそう尋ねると、彼は少しだけ困ったように笑顔を見せる。

 

「うん、エクスカリバーに関して動いていると聞いてね、僕も協力したいと思ってね」

 

「・・・その目、どちらかと言うと復讐だろ」

 

「バレているか」

 

「まぁな、そういう悪意には慣れているから」

 

実際に、俺はここ最近ではそういう経験は山程してきた。

 

「ならば、話が早いね。僕もそれに協力させて欲しい。エクスカリバーを破壊する為に」

 

「なっ何を言っているのっそんな事、許され「良いぞ」えっ」

 

イリナが何か言おうとしたが、その前に俺が止めた。

 

「別に破壊しても良いが、その欠片とかは教会に渡しておけ。そうしないと、面倒な事が起きるだろうかな」

 

「・・・理由は聞かないのかい?」

 

木場祐斗が微かに身を乗り出す。

 

「意外だね。復讐を否定しない王というのは」

 

俺は肩をすくめて笑った。

 

「復讐は何も生み出さないなど偽善だ。人は恨みを晴らさなければ前には進めないこともある」

 

だが——と続けながら彼の襟首を掴み上げた。

 

「自分の手だけで完結させろ。無関係な者を巻き込むな」

 

木場の目に動揺が走る。彼は声を絞り出す。

 

「……家族の仇なのに?」

 

「だったら尚のこと」

 

拳を握る。

 

「大切な者が泣く姿を見るより辛いことはあるまい」

 

——そう告げた瞬間、窓ガラスが震え、カーテンがゆらめく。室内に静寂が満ちる。

 

「私は国を作る。民を虐げる輩は例外なく裁く」

 

立ち尽くす木場に背を向けつつ宣言する。

 

「だが貴様もまた私の民だ。刃向かえば切り捨てるが——」

 

振り返った目には赫い炎が宿っていた。

 

「共に戦うなら、誰よりも強くしてやる」

 

彼の瞳が揺らぐのを見て微笑む。

 

「選べ。一人で彷徨うか、王と共に戦うか」

 

沈黙の末、木場は頷いた。

 

「部長達が気に入るはずだね」

 

そうしながらも、木場の返答が全てを決まった。

 

「さて、それじゃ作戦会議を行おうか」

女王は誰にする?

  • アルファ
  • ララ·サタリン·デビルーク
  • エミリア
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