サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
ゼノヴィアとイリナを無事に指揮下に置く事が出来た。
これから行う作戦において、なるべく不確定要素を出したくない為、俺は自分が持つ能力を全て使ってでも指揮下に置く必要があった。
それに彼女達にとっても利益のある話でもあったからな。無償で住む場所に食費も保障してくれるとなれば、2人も喜んで俺の指揮下となった。
そもそも、あの惨めな状態を見れば、俺が保護するしか方法が無かった。
だが、そんな事を考えていた時だった。
「少し良いかな?」
「んっ、お前は確か」
そこにいたのは見た事のある人物。
確か。
「リアス先輩が言っていた眷属の1人の木場か。何の用だ?」
俺がそう尋ねると、彼は少しだけ困ったように笑顔を見せる。
「うん、エクスカリバーに関して動いていると聞いてね、僕も協力したいと思ってね」
「・・・その目、どちらかと言うと復讐だろ」
「バレているか」
「まぁな、そういう悪意には慣れているから」
実際に、俺はここ最近ではそういう経験は山程してきた。
「ならば、話が早いね。僕もそれに協力させて欲しい。エクスカリバーを破壊する為に」
「なっ何を言っているのっそんな事、許され「良いぞ」えっ」
イリナが何か言おうとしたが、その前に俺が止めた。
「別に破壊しても良いが、その欠片とかは教会に渡しておけ。そうしないと、面倒な事が起きるだろうかな」
「・・・理由は聞かないのかい?」
木場祐斗が微かに身を乗り出す。
「意外だね。復讐を否定しない王というのは」
俺は肩をすくめて笑った。
「復讐は何も生み出さないなど偽善だ。人は恨みを晴らさなければ前には進めないこともある」
だが——と続けながら彼の襟首を掴み上げた。
「自分の手だけで完結させろ。無関係な者を巻き込むな」
木場の目に動揺が走る。彼は声を絞り出す。
「……家族の仇なのに?」
「だったら尚のこと」
拳を握る。
「大切な者が泣く姿を見るより辛いことはあるまい」
——そう告げた瞬間、窓ガラスが震え、カーテンがゆらめく。室内に静寂が満ちる。
「私は国を作る。民を虐げる輩は例外なく裁く」
立ち尽くす木場に背を向けつつ宣言する。
「だが貴様もまた私の民だ。刃向かえば切り捨てるが——」
振り返った目には赫い炎が宿っていた。
「共に戦うなら、誰よりも強くしてやる」
彼の瞳が揺らぐのを見て微笑む。
「選べ。一人で彷徨うか、王と共に戦うか」
沈黙の末、木場は頷いた。
「部長達が気に入るはずだね」
そうしながらも、木場の返答が全てを決まった。
「さて、それじゃ作戦会議を行おうか」
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア