※この作品はR-18です。

サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏)   作:ボルメテウスさん

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幼馴染みの来訪

三大勢力による会議がもうすぐ行われる。

 

少し前に起きたコカビエルによって引き起こされた事件が、会議を行われるきっかけである事はグレイフィアさんから教えて貰った。

 

そこから、コカビエルを討伐した俺に参加してほしいと連絡を受けていた為、その準備を行っていた。

 

「まぁ、それがかなりヤバそうな気がするが」

 

俺の中にある血がそうさせるのか、俺は人間ではない存在である女性を魅了する力があるらしい。

 

現状、駒王町を領地にしているリアス先輩達とは既に肉体関係になっており、彼女達と行為を行う事は頻繁にある。

 

さらには、先程話したグレイフィアさんを初め、悪魔の方でも大きく関わっている。

 

それを考えれば、これから起きるだろう三大勢力会議において、俺の身に何が起きるのか。

 

それ考えるだけでも恐ろしく、それを対策する為に、ライザに依頼して、入手する事が出来た精力剤によって、俺は乗り越えられる準備をしていた。

 

していたのだが。

 

「それにしても、絶花がこっちに来るなんてな」

 

それは、数日前の事だった。

 

今は、離れている故郷からの連絡で、その電話の主は絶花だった。

 

彼女の方から連絡するのは珍しいと思った。

 

俺は絶花が会いに来てくれるのは素直に嬉しかった。

 

ただこの時期にやって来たのは不味かった。

 

今はあの三大勢力の代表者達が集まる重要な会議が近づいているからだ。

 

そんな時に幼馴染とはいえ巻き込む訳にはいかないと思っていたんだが……。

 

「そのっ久しぶりだな」

 

俺の住む街まできた絶花は駅前の公園で待っていた。

 

白いジャージ姿でベンチに座っていた。

 

やっぱり胸がでかい。

 

以前会ったときよりも数段大きくなっていると思う。

 

ベンチに腰掛けた絶花の横顔を見て、俺は思わず息を呑んだ。白いジャージのファスナーが中途半端に下ろされ、鎖骨のくっきりとしたラインが見える。肩の布地が食い込んだ肌は透き通りそうなほど白く、首筋には汗で乱れた髪が貼りついていた。そこに光る玉のような水滴が宝石みたいに輝いている。

 

「久しぶりだな」

 

俺が言うと、絶花は小さな声で「うん」と答えた。喉仏が上下する動作さえ艶めかしく感じてしまう。視線を落とせば、膝の上に乗せた鞄の陰から覗く太腿。中学校指定の紺ジャージなのに、妙に艶っぽい曲線を描いている。脛丈の靴下もほつれて糸が飛び出ていて、それがかえって無防備さを際立たせていた。

 

けれど一番視線を吸い寄せるのは――やはり胸だ。

 

リアス先輩やグレイフィアさんの豊満な肢体を間近で見てきた俺でも、絶花のそれは別次元に思えた。ジャージの生地を内側から押し広げる質量。裾からはみ出す柔肉は動く度にふるっと波打ち、しかも中学生だというのに発育が止まる気配はない。

 

これ以上成長したらどうなるんだろう?

 

「……どこ見てるの」

 

刺すような視線に気づいて慌てて顔を上げる。絶花が頬を赤らめ、眉間に皺を寄せていた。目つきの悪いと言われる吊り上がった瞳の奥に、確かに怯えが滲んでいる。「ごめん、つい」苦笑いしながら謝ると、「バカ」と小さく吐き捨てるような返事。だけど唇の端がわずかに緩んでいる。怒ってるようで嬉しい。絶花はそういう矛盾した感情を持て余してるんだ。

 

駅前の喧噪が遠のくようだった。

 

改札を抜けた瞬間、視線を泳がせていた絶花がこちらを見つけて短く息を飲み――そして次の瞬間、ためらいもなく背中に抱きついてきたのだ。

 

「……会いたかった」

 

耳元で囁く声は震えていた。ぎゅっと締め付けられる腕の力と同時に、背中全体へ押し当てられた柔らかすぎる圧力に全身が硬直する。

 

ジャージの布地が歪むほど豊満な胸。リアス先輩やグレイフィアさんは大人びたプロポーションで慣れているつもりだったけど、目の前の少女の膨らみはそれ以上の"破壊力"を放っている。

 

中学生離れした肉体を嫌っていたはずなのに、こうして自ら擦り寄せてくる矛盾に頭が沸騰しそうだ。

 

「ちょ……ちょっと落ち着けって!」

 

必死に振り解こうとするが腕の力が緩む様子はない。

 

代わりに鼻腔をくすぐるのは甘酸っぱい汗と石鹸の香り。まるで果実のように熟れた熱が制服越しに伝わってくる。

 

「……浮気者のくせに」

 

ぽつりと零れる言葉の棘に背筋が粟立つ。そうだ、絶花は知っている。この数ヶ月で俺がどれほど女と寝てきたか。知った上でなお執着し続ける彼女の瞳には、恐怖と依存の複雑な光が渦巻いていた。

 

「太郎の匂い……久しぶりだから」

 

そう言って再び胸を押しつける動作には計算高さがない。素直すぎる欲望そのものだ。ジャージの裏地まで溶けてしまいそうな温度と弾力を前に、理性は砂上の楼閣のごとく脆く崩れかけていく。

 

通行人の好奇の視線が痛い。それでも絶花は構わずさらに強く腕を回してきた。

 

「・・・普段、こんな事はしないだろ」

 

おそらく、地元の人が最強と言う事で恐れられている彼女を見たら絶句するだろう。

 

だが、今の絶花は羞恥心に耐えながらも大胆に身体を密着させている。

 

「……バカだなぁ」

 

呆れつつも笑ってしまった。この子なりに考え抜いた末の行動だと分かるから余計に愛おしくなる。確かに見た目だけで言えば不良同然だし地元では"最凶"扱いされているのも納得だ。でも本当は誰よりも臆病で純粋なんだよな……。

 

「だって……普通じゃないもん私」

 

拗ねた口調で呟く横顔には影があった。いつも強い態度を取り繕っている絶花だが今日は違った。まるで迷子の仔猫みたいに不安げで頼りない。

 

「いいんだよそれで」

 

ポンと頭を撫でてやるとビクリと震える。俯いたまま黙ってしまうが拒絶の意志は感じられない。むしろますます体重を預けてきて――

 

「太郎こそ浮気ばかりして……」

 

恨めしそうな眼差しが突き刺さる。誤魔化すように咳払いして視線を逸らすと「逃げんな」と追いかけてくる。

 

「あー……その件についてはゴメン」

 

正直に認めた途端に溜飲が下がったらしくニヤリと微笑む。

 

「フンッ! 分かればいいのよ!」

 

得意げに胸を張るのでバランスを崩して倒れかけるのを受け止めたら柔らかい感触が掌を襲ってきた。慌てて離そうとすると逆に指を絡めてくる。熱くて湿った吐息が耳朶にかかり思考が霞んでゆく。

 

「ねぇ……私のこと好き?」

 

直球すぎる問いかけにドキッとする。ここ数ヶ月の荒淫生活を思い出して罪悪感で潰れそうになるものの真摯な眼差しを向けられると嘘はつけなかった。

 

「もちろん大好きだよ」

 

素直に告げるとパァッと花咲くような笑顔を見せてくれた。その眩しさに目が眩むほどだ。しかし次の瞬間には妖しい色合いに変わっていった。

 

「じゃあ……もっと確かめてあげる」

女王は誰にする?

  • アルファ
  • ララ·サタリン·デビルーク
  • エミリア
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