※この作品はR-18です。

サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏)   作:ボルメテウスさん

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会談

俺が招待された席は部屋の中央よりやや後方。円卓の端にぽつんと置かれた椅子だった。

 

「皆さんお集まりいただき感謝します」

 

サーゼクス・ルシファーの声が響く。その隣にはリアス・グレモリーとソーナ・シトリーの姿もある。三大勢力の代表者たちが次々と登壇して挨拶を始めた。

 

「……っ」

 

思わず息を呑む。

 

「さて本題に入りますが……」

 

議長を務めるサーゼクスが話し始めた、各々が話し始める。

 

それは、堕天使側、天界側、悪魔側。

 

各々が、その意見を言っていく。

 

それと共に、ついに。

 

「それじゃ、最後に今回の1件の功労者である太郎君、君の意見を聞かせて貰うか」

 

「そうだな、俺は」

 

円卓に座る俺の声は思ったより低く響いた。皆の視線が一斉にこちらを向く。サーゼクスは僅かに眉を寄せた。

 

「平和は良いだろう。だが過去の罪は清算されていない。お前ら悪魔も堕天使も天使も散々殺し合ってきたじゃないか」

 

俺は指を一本ずつ折りながら数えた。

 

「無関係な人間を巻き込んでな。それなのに今さら握手ですか?冗談じゃない」

 

喉の奥が熱くなる。

 

「確かに過去に禍根はある」

 

サーゼクスがゆっくりと言葉を選ぶ。

 

「だが未来のために」

 

「未来だと?」

 

鼻で笑ってしまう。

 

「未来のために今の犠牲者を黙らせろってか?俺は絶対許さん」

 

拳を握りしめる。爪が掌に食い込む痛みが冷静さを保たせた。

 

「もし平和がただの建前なら」

 

俺は立ち上がりテーブルに両手を置いた。椅子がギシリと軋む。

 

「俺がその仮初の平和を叩き壊す」

 

一瞬の沈黙。誰もが息を潜めているようだった。

 

「その時は」

 

言葉を選んでいる場合ではない。

 

「お前ら全員敵だ」

 

「随分と過激な意見だ」

 

彼の声は意外にも穏やかだった。

 

「しかし君の正義感には敬意を表するよ」

 

敬意だと?内心で毒づく。

 

「ならば君は、ある意味、我々の抑止力に最適かもしれないな」

 

「・・・人間で高校生の俺をか?」

 

俺は思わず尋ねてしまう。

 

けれど。

 

「だからこそ」

 

サーゼクスは口角を微かに吊り上げた。

 

「普通の人間で済まないかもね」

 

そうして、会議が終わりを迎えようとした時。

 

俺達の時間が止まった感覚がした。

 

「おいおい、まさかこんな時にテロかよ」

 

「テロって?」

 

「それは、アザゼル、君が言っていた」

 

「あぁ、禍の団だ」

 

「・・・」

 

その組織の名前を知っている。

 

だからこそ、俺は腕を組む。

 

これはかなりヤバいか?

 

そう考えていると、会議室に現れたのは、1人の女性。

 

褐色の肌に眼鏡をかけた女性は、そのまま、俺達を見る。

 

「先代レヴィアタンの血を引く者、カテレア・レヴィアタン」

 

その人物の名を告げられる。

女王は誰にする?

  • アルファ
  • ララ·サタリン·デビルーク
  • エミリア
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