サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
暑い夏の日の午後、太郎の部屋のドアを叩く音が響いた。
「太郎〜! わたしだよー! 開けてー!」
甲高い声が聞こえ、太郎はベッドから上体を起こした。寝癖のついた髪を掻きながら扉に向かう。
「よう、アリス。久しぶりだな」
ドアを開けると、鮮やかな金髪を太陽のように輝かせた少女が立っていた。白いワンピースに身を包み、肩に小さなバッグをかけている。
「久しぶり〜! 全く、相変わらずだらしない格好ね!」
彼女は呆れたように両手を腰に当てた。彼女の赤い瞳が太郎の部屋の様子を一瞥する。
「掃除くらいしたら? これじゃ民が困るわよ!」
「そう言うけど、一つ聞くけど」
「何かしら?」
俺の言葉を聞いた彼女は、首を傾げる。
「お前、もしかしてまた家族に黙って、こっちに遊びに来たんじゃないだろうな」
「うっ」
そう、彼女、アリスこと、アリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世は王女である。
俺が未だに自分の王国を創っていないのに対して、アリスは既に自分の国を持つ立場の偉い人。
彼女がここに来ると言うことは、当然家族に黙って来なければいけないわけで……。
「いやー? 別にそう言うわけじゃないわよ? ただ、ちょっとだけ帝国の方へ行ってくると言って出てきただけよ」
「それ、嘘ついてるよな」
「……ちょっとだけね」
彼女はバツの悪そうな表情をしながら俯いた。
「まっ、とにかく入ろうぜ」
俺が促すとアリスは「そうね」と言って部屋に入ってきた。
彼女の金色の長い髪が揺れる。
普段は遠く離れたネビュリスという王国に住んでいる彼女だが、たまにこうして遊びに来ることがある。
アリスが来ると決まって騒動が起きるので気をつけないと……。
彼女は太郎が持つチェスの駒の中で最も強い駒の女王の駒を持つ女性だ。
「それで、アリス?急に来たのはただ単に遊びに来ただけなのか?」
「・・・本当だったら、それだけでも良かったのだけどね。太郎」
すると、先程までの表情から一変。
「あなたが、三大勢力の中心に居たと聞いたから来ただけよ。全く……どうしてそういう危険なことをするのかしら。少しは自分の命を大切にしなさいよ」
アリスは太郎の顔を見据えて言った。
「あーあー悪い。今度からはもっと上手く立ち回るようにするからさ」
「本当に大丈夫なの?」
「まあ大丈夫だって。心配しすぎなんだよアリスは」
「全く……。でも今回ばかりは心配するのも無理ないでしょ。下手したら死んでたかもしれないんだから」
「だからちゃんと対策練ったんだって」
「・・・悪知恵や悪運は強い事は知っているわ。けれど、分かっているの。それが悪魔や堕天使に天使。それらの人外にも通用するものだと言うことは」
「もちろん分かってるよ。でも今回は本当に運が良かっただけだと思うぜ」
「・・・あなたにはやって貰わない事があるのだから」
「・・・お前の理想も叶える事だろ」
アリスの理想。
「差別されない争いもない世界を作る」という気高い大望を持っていた。
けれど、強弱による皇庁の差別は何も変わらないどころか加速するばかりである事を、俺達が出会った事で知る。
「本当に、不思議よね。強さだけで見たら、絶対に最弱なのは太郎だって分かるのに」
「まぁ、否定しない」
「けれど、そんなあなたに絶花も皆もついてくる」
「人徳の塊だからな」
「調子に乗らない。……でも不思議よ。太郎のような人が存在することが」
「不思議といえば、不思議だよな。普通に考えたらおかしいんだ。本来なら最弱な俺が仲間を集めていき王国を創っていく。これはある意味奇跡なんだろうなぁ……」
「確かにそうね。でもあなたは運が良いもの。きっと何か理由があるはずよ」
「そうだな。それにさ、俺もまだ諦めたわけじゃないんだぜ?」
アリスの赤い瞳が俺をじっと見つめる。長い睫毛の影が頬に落ち、彼女の肌は透き通るように白い。この距離で見ると、いつもより大人っぽく見える。
「ねぇ、太郎。……もう卒業したの?」
突然の質問に一瞬固まった。何を聞かれているのかすぐに理解したが、驚きと同時に妙な気恥ずかしさが込み上げてくる。
アリスと俺は婚約者という形で繋がっているが、まだ肉体関係はない。俺はまだ未成年だし、アリスは王女だから慎重にならざるを得ない。
「何をだよ」
とぼけてみせたが、アリスは目を逸らさない。
「わかるでしょ。そのっあれを」
アリスの頬が僅かに染まる。彼女が何を聞きたいのか、俺には十分すぎるほど伝わってきた。でも素直に答えるべきか迷う。
「……まだだよ」
嘘をついた。実際には数ヶ月前に済ませてしまった。
「本当に?」
疑いの眼差し。アリスの勘は鋭い。特にこういうことに関しては。
「ああ」
「ふぅん……」
アリスの声には疑念が滲んでいる。それでも俺は続ける。
「なんでそんなこと聞くんだよ」
アリスは少し躊躇した後、視線を下げて言った。
「だって……もしもう誰かと経験してるなら……私には無理かもって思って」
胸が締め付けられるような痛みを感じた。アリスがこんなことを悩んでいるなんて思いもしなかった。
「アリス……」
「ごめんなさい。変なこと聞いて」
アリスは慌てて首を振る。彼女の金髪が揺れて光る。
「本当のこと教えてほしいの。太郎が今どんな気持ちでいるのか」
その真剣な表情に、つい本当のことを打ち明けたくなる。
「実は……」
深呼吸をして言葉を続けた。
「卒業したよ。もう少し前に」
アリスの顔から血の気が引いたように見えた。
「……やっぱり」
声が震えている。でも次の一言で彼女は驚くべき行動に出た。
「じゃあ……私もなってもいい?」
恥ずかしそうに、アリスはこちらに尋ねる。
「・・・それが目的で来たのか?」
アリスは頬を赤く染めて俯いた。
「違うわよ……。ただ……あなたと一緒に過ごしたいだけで……。そしたら自然とそうなっちゃうかもって……思っただけ……」
小さな声で言い訳をする彼女の姿に、胸が高鳴る。アリスがこんなに積極的になるなんて想像していなかった。
「そっか……」
俺は立ち上がり、アリスの手を引いた。
「じゃあ……ベッドに行こうか」
アリスは一瞬驚いた表情を見せたが、すぐに頷いた。
部屋の電気を消し、窓から差し込む月明かりだけが二人を照らしていた。俺たちはベッドの端に座り、お互いの顔を見つめ合う。
「本当にいいのか?」
最後の確認のために聞いた。アリスは恥ずかしそうに微笑んだ。
「太郎だから……大丈夫よ」
その言葉に背中を押されて、彼女の唇に優しくキスをした。最初は触れるだけの軽いキス。アリスの柔らかな唇の感触に夢中になりながら、少しずつ深い口づけへと変わっていった。
舌を差し入れると、アリスは一瞬驚いたがすぐに受け入れてくれた。互いの舌が絡み合い、唾液の音が静かな部屋に響く。
「んっ……」
アリスの吐息混じりの声が漏れた。キスを続けながら、彼女のワンピースのボタンに手をかける。ゆっくりと一つ一つ外していくと、滑らかな白い肌が露わになった。
「きれいだ……」
思わず呟くと、アリスの顔がさらに赤くなった。
「恥ずかしいわ……」
俺は彼女の肩を撫でながら、「恥ずかしい?」と囁いた。
「だって……胸だけ大きくて……」
確かにアリスの胸は豊かで、ワンピースを押し上げていた。
「俺は好きだよ」
正直な気持ちを伝えると、アリスはほっとした表情を見せた。
ブラジャーのホックを外すと、二つの膨らみが解放されて揺れた。俺は彼女の背中に手を回し、そのまま押し倒す。シーツの上で横たわるアリスの姿は美しく、息を呑むほどだった。乳房は月明かりに照らされて妖しく輝いている。
「触ってもいい?」
一応許可を求めると、アリスは小さく頷いた。
そっと触れると、柔らかな弾力が指先を押し返してきた。優しく揉みながら、乳首に軽く口付けをする。
「あっ……」
アリスの身体がぴくりと反応した。舌先で乳輪をなぞり、徐々に中心へと近づいていく。乳首に到達すると、軽く吸い上げた。
俺の唇がアリスの乳房に触れるたびに、彼女の体が小さく震えた。
「あっ……んっ……」
アリスの声が微かに漏れる。乳首はまだ固く尖っておらず、柔らかいままだった。舌先でそっと乳輪をなぞると、アリスの吐息が荒くなる。
「んんっ……」
彼女の白い肌がほんのりと赤みを帯びてきた。俺は右の乳首に吸い付き、左側は指先で優しく摘む。
「やっ……ぁっ……」
アリスの手が俺の頭を抱え込む。俺はそのまま乳首を口内で転がし、時折強く吸い上げた。
「はぁっ……んっ……それっ……」
アリスの反応を見て、もう少し強くしても大丈夫そうだと思った。俺は舌先を使って乳首を刺激し続ける。徐々にアリスの呼吸が荒くなり、彼女の全身から汗が滲み始めた。
「あっ……なんかっ……へん……」
アリスは戸惑いながらも快感に身を委ねているようだった。俺は唇を離し、今度は左の乳首に同じように吸い付いた。同時に右手で右胸を優しく揉みほぐす。
「あぁっ……!」
アリスの声が高くなる。彼女の背中が少し弓なりになり、両脚がぎゅっと閉じられた。
「気持ちいいのか?」
乳首から唇を離さずに尋ねると、アリスは恥ずかしそうに頷いた。
「うんっ……すごく……」
俺は再び右胸に戻り、乳首を舌で転がしながら同時に左胸も手で愛撫した。
「あっ……それっ……好きっ……」
アリスの声に甘さが増していく。俺の唾液で濡れた乳首が月明かりに照らされて艶めかしく光っていた。指で乳首を摘まみ、軽く引っ張るとアリスの体が跳ねる。
「やっ……ぁあっ……!」
彼女の声が部屋に響き渡り、俺は思わず興奮した。アリスの表情を見ると、目が潤んでいて頬が上気していた。その姿があまりにも淫靡で美しい。
「アリス……もっと感じて」
俺は乳首への責めを続けながら、空いている手をアリスの腹部に這わせていった。その手が彼女の脚の間に到達すると、すでにそこは湿り気を帯びていた。
「あっ……ダメっ……そこっ……」
アリスは抵抗しようとしたが、乳首への刺激で力が抜けてしまっているようだった。俺はショーツの上から彼女の敏感な部分を軽く擦った。
「んんっ……ぁっ……ああっ!」
アリスの体が大きく震え、快感の波に飲み込まれていくのが分かった。彼女の胸の谷間には汗が浮かび、それが月明かりで光っている。
「気持ちいい?」
俺が再び乳首を舐めながら尋ねると、アリスはうっすらと目を開けて答えた。
「んっ……うんっ……すごく……いいっ……」
その返事に俺は満足し、愛撫をさらに激しくした。舌先で乳首を弾き、時折歯を立てて軽く噛む。
「あっ……んんっ……はぁっ……!」
アリスの声がより切迫したものになり、彼女の手が俺の背中に爪を立てた。彼女の体は熱を帯び、呼吸は浅くなっている。
「太郎っ……んっ……ぁあっ……」
乳首を中心に責め続けながら、俺はアリスの下半身にも徐々に刺激を与えていった。ショーツの中に手を入れ、直接彼女の敏感な部分に触れる。
「やっ……あっ……それっ……すごいっ……」
アリスの体が一層激しく反応し、その表情は快楽に溺れているかのようだった。俺の指が彼女の内部を探り始めると、アリスの体が痙攣するように震えた。
「あぁっ……んっ……イッちゃうっ……!」
俺は乳首への執拗な責めと同時に指での愛撫を続けた。そして最後の一押しとして、アリスの最も敏感な一点を強く刺激した。その瞬間—
「あぁっ……!!」
アリスの体が大きく跳ね上がり、俺の指を強く締めつけた。彼女の息が一瞬止まり、その後激しく乱れた呼吸が続く。
「はぁっ……はぁっ……」
俺はゆっくりと指を引き抜き、アリスの様子を見守った。彼女はまだ絶頂の余韻に浸っていて、放心した表情をしていた。
「大丈夫か?」
優しく声をかけると、アリスはうっすらと目を開けた。
「うん……凄かった……」
彼女はまだ荒い呼吸の中で答えた。その姿があまりにも扇情的で、俺自身も限界に近づいていた。
「アリス……」
俺は彼女の耳元で囁いた。
「もう待てない……」
アリスは少し驚いた表情を見せたが、すぐに理解したようで頷いた。
俺はアリスのショーツを脱がせ、自分も下着を脱いだ。もう限界だ。
「アリス……」
「太郎……」
彼女は恥ずかしそうに脚を閉じようとしたが、俺は優しく膝に手をかけて開かせた。
アリスの体はどこも柔らかく、肌はきめ細やかで滑らかだった。俺の指で濡れた部分は月明かりに照らされて光っている。
「綺麗だ……」
「やっ……そんなに見ないで……」
アリスは両手で顔を覆い隠そうとしたが、俺はその手を取り上げた。
「全部見せて」
「……恥ずかしい……」
彼女の顔は真っ赤になっていた。でもそれ以上に美しかった。
俺はアリスの上に覆いかぶさり、もう一度彼女の唇を奪った。舌を絡ませながら、ゆっくりと自分のものを彼女の入り口にあてがう。
「……行くぞ」
「うん……」
俺は少しずつ腰を進めていった。最初の抵抗があって、アリスが小さな悲鳴をあげた。
「痛っ……!」
「大丈夫か?」
一旦動きを止めると、アリスは涙目で頷いた。
「うん……大丈夫……続けて……」
俺は再び少しずつ進んでいった。アリスの中は狭く、熱くて、俺を締め付けてくる。
「全部入ったぞ……」
「……本当に?」
アリスは驚いたように目を開けた。
「ああ。痛いか?」
「ちょっとだけ……でも平気」
彼女の声には苦しさも含まれていたが、受け入れようとする気持ちも伝わってきた。
「無理しないでくれよ」
「うん……ありがとう」
アリスの手が俺の頬に触れる。その温もりに安心感を覚えた。しばらくそのままでいると、アリスの体から徐々に力が抜けていった。
「太郎……動いてもいいよ……」
「でも……」
「大丈夫だから……」
アリスの目には決意が宿っていた。俺はゆっくりと腰を動かし始めた。
「んっ……」
アリスの眉間にしわが寄る。痛がっているのが分かったが、俺は彼女のリズムに合わせて動いた。
「痛いか?」
「ううん……大丈夫……」
彼女は嘘をついているわけではなく、少しずつ慣れてきているようだった。俺はゆっくりと動き続けながら、アリスの胸に触れた。先程の愛撫で赤みを帯びた乳首が固くなっていた。
「あっ……そこっ……」
アリスの声に甘さが混じり始める。胸を揉みながら、徐々に動きを早めていった。
「はぁっ……んっ……」
「アリス……気持ちいいか?」
「うんっ……あっ……」
彼女の呼吸が乱れ始める。最初の痛みは和らいできたようで、代わりに快感の色が濃くなってきた。
「太郎っ……そこっ……好きっ……」
彼女の言葉に励まされて、俺は更に深く突き入れた。アリスの内部が俺に絡みつき、締め付けてくる。
「アリスっ……俺も……」
「あぁっ……はぁっ……もっと……」
俺たちは互いの名前を呼び合いながら、高みへと昇りつめていった。アリスの体が小刻みに震え始め、絶頂が近いことを示していた。
「太郎っ……私っ……もうっ……」
「俺もっ……一緒に……」
最後の力を振り絞って深く突き入れると、アリスの体が弓なりに反った。
「あぁぁっ……!!」
彼女の叫びと共に内部が激しく収縮し、俺も同時に果てた。二人の体が重なり合ったまま、荒い呼吸だけが部屋に響いていた。
「はぁっ……はぁっ……」
「アリス……大丈夫か?」
「うん……凄かった……」
彼女の目はまだ焦点が定まっていないようだった。俺は優しく彼女の額に口付けをした。
「よかった……」
「太郎……」
アリスは俺の首に腕を回してきた。
「好き……」
その言葉に胸がいっぱいになる。
「俺も……アリスが好きだ」
俺たちは再び唇を重ね、お互いの温もりを感じながら眠りについた。
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア