サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
俺はジュウオウバスターの銃口を敵に向け、連続で引き金を引いた。赤い光弾がはぐれ悪魔の一体に命中し、黒い靄が爆ぜるように飛び散る。
「一匹目!」
その隙にレオーネが獣のような跳躍で二体目に飛びかかる。獅子の爪が唸りを上げ、敵の胸板を深く斬り裂いた。
「もらったよ!」
「三匹目は私が」
エレンが巨大な鋏を振るい、最後の一体へと迫る。水流を纏った斬撃が敵の腕を切り落とし、体勢を崩したところへ鋏の一撃を叩き込む。青い光が閃き、敵は黒い粒子となって消滅した。
「ふう……片付いたか」
俺がそう呟いた瞬間、切り裂かれた敵の一体が懐から何かを取り出した。銀色に輝く、見覚えのあるメダルだ。
「あれは……コンティニューメダル!?」
「まずい!止めるんだ、少年!」
レオーネが叫ぶが、一歩遅かった。敵はそのメダルを口の中へ放り込み、喉を鳴らして飲み込んだ。瞬間、倉庫全体が激しく揺れ始める。
「ぐっ……!」
俺たちが身構える中、敵の身体が異常な速度で膨張していく。黒い靄が渦を巻き、天井を突き破ってさらに巨大化する。倉庫の壁が崩れ、瓦礫が降り注ぐ中、俺たちは外へと飛び出した。
「おいおい……冗談だろ」
見上げる先には、先ほどまでの三倍以上はあろうかという巨大なはぐれ悪魔が立っていた。黒い靄が全身を覆い、血走った目が俺たちを見下ろしている。その手は建物を軽々と握り潰せるほどの大きさだ。
「コンティニューメダル……デスガリアンが使っていたアイテムか」
エレンが鋏を構え直しながら呟く。俺も頷き、胸の王国の駒に手を当てた。
「ああ。まさか、こいつらがまだ持っていたとはな。でも、やり方は知ってる」
「ああ、あれを使うんだね」
レオーネがニヤリと笑い、自分の王国の駒を掲げた。エレンも同様に駒を空へと放り投げる。
コンティニューメダルを飲み込んだはぐれ悪魔が、倉庫を突き破って巨大化していく。黒い靄が渦巻き、血走った目が俺たち三人を見下ろしていた。
「デカくなったからって調子に乗るなよ」
俺は胸の王国の駒に手を当て、王者の資格を発動させる。
「俺たちにも、奥の手があるんだよ」
「そういうことだね!」
レオーネがニヤリと笑い、自分の駒を高く掲げた。
「王者の資格、発動!」
「面倒だけど、やってやる」
エレンも駒を空へと放り投げる。
三つの駒が空中で輝き、立方体状に展開していく。俺の駒からは赤い光が、レオーネからは黄色い光が、エレンからは青い光が溢れ出し、それぞれが巨大な金属の塊へと変形を始めた。
『イーグル!』
空から舞い降りたのは、ワシの本能を宿した赤いジュウオウキューブだ。翼を広げたようなフォルムが、陽光を反射して輝く。
『ライオン!』
地面を駆けて現れたのは、獅子の本能を宿した黄色いジュウオウキューブ。猛獣の如き力強さが、その巨体から溢れ出ている。
『シャーク!』
水路から飛び出したのは、鮫の本能を宿した青いジュウオウキューブ。鋭い背びれが、敵を睨むようにそびえ立つ。
「三つの王者の資格よ、一つに集え!」
俺が叫ぶと同時に、三体のジュウオウキューブが空中で組み合わさっていく。金属が噛み合う轟音が響き、関節が繋がり、装甲が展開する。光の奔流が渦を巻き、巨大な人型のシルエットが浮かび上がった。
『3! 2! 1! ジュウオウキング!』
合体完了の電子音声が鳴り響く。そこに立っていたのは、三色の装甲を纏った巨大ロボット――ジュウオウキングだ。胸部にはワシの紋章が刻まれ、両腕には獅子と鮫の力が宿っている。の後を追う。三人の影が、朝日に長く伸びていた。
俺はジュウオウキングのコックピットに立ち、正面のはぐれ悪魔を睨みつけた。手にした剣を構え、敵の巨体に向かって踏み込む。
「まずは一発!」
ジュウオウキングの腕が動き、巨大な剣が唸りを上げて敵の肩口を斬り裂く。黒い靄が噴き出し、はぐれ悪魔が苦痛の咆哮を上げた。
「効いてるみたいだね!」
レオーネの声がコックピットに響く。俺は追撃をかけようと剣を振り上げたが、敵は想像以上に素早かった。巨大な腕で俺の攻撃を受け止め、反撃の爪を繰り出してくる。
「くっ……!」
俺はとっさに剣で防御したが、衝撃でジュウオウキングの巨体が揺らぐ。
「こいつ、さっきより力が増してやがる」
「どうやら、デスガリアンとは何か違うみたいだね、時間をかけると被害が出るよ」
エレンが冷静に分析する。確かに、さっきから敵の動きが徐々に速くなっている気がする。
「なら、短期決戦だ!」
俺は剣を握り直し、突撃の構えを取った。だが、その時だった。
「ちょっと待ちな、少年」
レオーネがニヤリと笑いながら、自分のコンソールに手を伸ばした。
「アタシに考えがあるんだ。もっと派手にいこうじゃないか」
「どういうことだ?」
「ジュウオウキューブはまだあるんだよ。ここで一気に呼び出して、まとめてぶちかますのさ」
レオーネが王国の駒を掲げると、空中に次々と光の輪が出現した。その中から、見慣れた機体と、まだ見ぬ新たなジュウオウキューブが飛び出してくる。
「まずはこいつだ!」
最初に現れたのは、鷹の本能を宿した真紅の翼。鋭い眼光を思わせる機体が大空を旋回し、急降下してくる。
「キューブファルコン!」
続いて現れたのは、海の王者の風格を持つ白と黒の巨体。その背びれは刃の如く鋭く、水流を纏って空中を泳ぐように飛来する。
「キューブオルカ!」
さらに、もう一匹の鮫の本能を宿した青い機体が姿を現す。エレンが持つシャークとは別個体だが、その牙の鋭さは本物だ。
「キューブシャークだけど、違うのか」
そして最後に、地面から飛び出してきたのは二体の茶色い機体。地中を自在に掘り進む、モグラの本能を宿した機動兵器だ。
「キューブモグラが二体!」
合計五体の新たなジュウオウキューブが戦場に集結した。俺は目を見開き、レオーネを見る。
「おいおい、こんなにいっぺんに呼べるのかよ」
「王者の資格があればね。さあ、どうするい、少年?」
「決まってるだろ。全機、装備!」
瞬間、空中に展開していた五体のジュウオウキューブが一斉に分解を始める。金属の轟音が戦場に響き渡り、各パーツがジュウオウキングの全身へと吸い寄せられていく。
「まずは右腕だ!」
キューブオルカが変形し、白と黒の装甲がジュウオウキングの右腕を包み込む。海の王者の力が宿り、巨大なオルカの頭部を模した装甲が肩から肘までを覆い、拳には牙のような刃が出現した。
「左腕はこっちだ!」
キューブシャークが青い光を放ちながら分解し、左腕へと装着される。サメの本能を宿した装甲が肘から手首までを包み、鋭い背びれが刃となって前腕部にせり出した。両腕が海の捕食者の力で満たされていく。
「脚部、来い!」
二体のキューブモグラが地面を掘り進みながらジュウオウキングの足元へ到達する。茶色い装甲が展開し、両脚を包み込むと同時に、巨大なドリルが足首と膝に装着された。大地を砕く力が両脚に宿り、一歩踏み出すだけで地面が揺れる。
「そして最後だ!」
キューブファルコンが大空から急降下し、ジュウオウキングの背中へと装着される。真紅の翼が展開し、鷹の尾羽を模した尻尾が腰の後ろに伸びた。さらに、頭部には赤い鬣のような装甲が追加され、額にはファルコンの紋章が輝く。
「これが……!」
俺は驚愕の声を上げた。全身が新たな装甲で覆われ、四肢には獣の爪と牙が宿り、背中には翼が広がっている。その姿はまさに百獣の王であり、空と海と大地の力を一身に宿した究極の姿だった。
「ジュウオウ!ガオ!!ガイ!!!ガー!!!!」
俺が叫ぶと同時に、機体全体が金色の光を放つ。胸部のワシの紋章がまばゆく輝き、全身の装甲が呼応するように振動する。
「・・・ガオガイガーってなに ?」
「王様が見ていたアニメのロボットらしいぜ」
という事で、今回から新たな募集項目を追記します。
それこそ、新合体パターンです。
原作の、ジュウオウキングは、モチーフとしてキューブ、つまりはブロックとなります。
ブロックと言えば、マインクラフト。
マインクラフトはかなり自由度が高く、ロボットアニメとしても再現出来ます。
そこで、ジュウオウキングなどのジュウオウジャーのロボットをベースにすれば、ジュウオウキューブウェポンを合体する事で様々な合体を可能とさせて貰います。
皆様の応募、お待ちしています。
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア