※この作品はR-18です。

サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏)   作:ボルメテウスさん

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デスガリアンの行方

駒王街の夜は、昼間とは違った顔を見せる。ネオンが輝き、若者たちの笑い声が響く繁華街を、俺たち三人は並んで歩いていた。目的はコンティニューメダルの捜索だ。昨夜の戦いで、はぐれ悪魔がまだメダルを所持していた事実は見過ごせない。他にも残党が潛んでいる可能性は高い。

 

「にしても、人間の世界の夜は賑やかだねぇ」

レオーネが両手を頭の後ろで組みながら、キョロキョロと周囲を見回している。獣耳と尻尾は普段は隠しているが、彼女の野性的な雰囲気は隠しようがない。すれ違う男たちがチラチラと彼女の豊満な胸元に視線を送っているが、当の本人はまったく気にしていない。

 

「私はもう疲れた。早く帰って寝たい」

エレンが気だるげに呟き、サメの尻尾をだらりと垂らしている。彼女も普段は尻尾を隠しているが、疲れるとつい出てしまうらしい。今も制服のスカートの下から、青い尾びれがのぞいていた。

 

「まだ捜索始めたばかりだろ。もう少し付き合え」

「めんどい……」

 

俺は苦笑しながら、夜の街に意識を向ける。王の駒の力で、周囲の気配を探る。だが、街の喧騒に紛れて、はぐれ悪魔の痕跡はなかなか見つからない。

 

「そういや、昨日のニュース、大変だったな」

俺は何気なく話題を振った。今朝のテレビはジュウオウガオガイガーの話題で持ちきりだった。ぼやけた映像とはいえ、巨大ロボが街中で戦う姿は衝撃的だったらしい。

 

「ははっ、派手にやっちまったからねぇ」

レオーネが悪びれずに笑う。その隣でエレンが大きな欠伸をした。

 

「でも、まあ仕方ない。あの状況じゃ、ガオガイガーを出すしかなかった」

「そうだね。でも、次からはもう少し慎重に動かないと。この街には、私たちの知らない勢力もいるかもしれない」

 

レオーネが真面目な顔で言った、その瞬間だった。

 

「っ!」

「この気配……」

 

レオーネとエレンが同時に足を止めた。二人の表情が一瞬で戦闘モードに切り替わる。獣耳とサメの尻尾が警戒するようにピンと立ち、周囲を探るように動いた。

 

「どうした?」

「わからない。でも、今まで感じたことのない気配だ」

「私も。これは……デスガリアンじゃない。もっと別の……」

 

二人の言葉に、俺も王の駒の感覚を研ぎ澄ませる。すると、かすかにだが、確かに異質な気配を捉えた。それは闇のように黒く、重く、そして冷たい。まるで光そのものを拒絶するような、そんな気配だった。

 

「こっちだ」

俺は気配のする方角を指さした。駒王街の中心部から少し外れた、人気のないエリアだ。俺たちは無言で頷き合い、闇の中へと走り出した。

女王は誰にする?

  • アルファ
  • ララ·サタリン·デビルーク
  • エミリア
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