サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
「ただいま。…とりあえず、一件落着だ」
俺はアパートのドアを開けた。重い鉄の扉が軋み、日常の光が俺たちを迎え入れる。だが、俺の姿を見た瞬間、部屋の空気が凍りついたかのように静止した。無理もない。俺は返り血と泥と汗に塗れ、制服は襤褸襤褸、肋骨はヒビ割れ、全身が悲鳴を上げている状態だったのだから。
「王サマ!? その体はどうしたんだい!?」
レオーネが真っ先に駆け寄ってきた。ビールの缶を取り落とし、ソファから弾かれたように飛び出してくる。その黄金の瞳が俺の全身を舐めるように走査し、一瞬で事態の深刻さを理解したようだ。
「大丈夫だ。かすり傷だ」
「嘘おっしゃい! その血だらけの姿がかすり傷なわけないだろう!」
エレンが布団から身を起こし、サメの尻尾を激しく打ち振るいながら近づいてくる。その声にはいつもの気だるさはなく、代わりに明確な怒りと心配が滲んでいた。
「大将! 誰にやられたんだ!? 俺様が今すぐ殴り込みに行ってやるぜェ!」
ガーフィールがポテトチップスの袋を放り投げ、牙を剥いて唸る。マンモスマンも窓の外から鼻を鳴らし、巨体を揺らして俺の無事を確認しようとした。
「落ち着け。コカビエルは俺が倒した」
俺は壁に手をつき、ゆっくりと靴を脱いだ。肋骨に激痛が走り、顔が歪む。
「コカビエル…あの堕天使の幹部をですか!?」
レイスが翼をバタバタさせながら、俺の背中を心配そうに撫でる。その羽毛の感触が、傷ついた肌に心地よく擦れた。
「ああ。だが、俺一人の力じゃない。レイスの風があったからこそ勝てたんだ」
俺はレイスの頭を撫でてやった。彼女は嬉しそうに目を細め、俺の掌に頭を擦り付ける。
「とにかく座ってくれ、王サマ。その服、脱がせないと傷の手当てができないよ」
レオーネが俺をソファに押し倒した。その手つきは乱暴だが、どこか優しい。彼女は俺の制服のボタンに手をかけ、一つ一つ外していく。
「ちょ、レオーネ、自分でできる…」
「黙ってて。王サマの体はアタシたちのものなんだから、自分で勝手にどうこうしないでおくれ」
レオーネはそう言うと、俺の制服を強引に剥ぎ取った。ボタンが一つ弾け飛び、床に転がる。ボロボロのシャツがはらりと落ち、俺の上半身が露わになった。無数の打撲と裂傷が、白い肌に赤黒く刻まれている。
「ひどいね…」
エレンが息を呑む。彼女の手には救急箱が握られていたが、その手が微かに震えているのがわかった。
「本当に、バカなんだから。こんなになるまで…」
エレンはそう呟きながら、消毒液を染み込ませた脱脂綿を俺の傷口に押し当てた。激痛が走り、俺は思わず声を上げそうになる。
「っ…! 痛ぇよエレン」
「我慢して。男でしょ」
エレンは冷たく言い放つが、その目は潤んでいた。彼女の指先が俺の胸板を這い、傷口を確かめるように触れていく。その感触が、痛みと共に妙な快感を呼び起こし始めた。
「王サマ…本当にご無事でよかった。アタシ、心配で心配で…」
レオーネが俺の首に腕を回し、抱きついてきた。彼女の豊満な胸が俺の腕に押し付けられる。柔らかく、温かく、そして何より弾力のある感触が、服越しとはいえ鮮明に伝わってくる。血の匂いと混じった彼女自身の甘い体臭が、俺の鼻腔を刺激した。
「レオーネ、重いって」
「重くないよ。これはアタシの愛の重ささ」
レオーネは耳元で囁くと、俺の耳たぶを舌で舐め上げた。濡れた舌の感触が、背筋を震わせる。
「王様…私も…私も心配でした…」
レイスが遠慮がちに近づき、俺の空いている方の腕に抱きついてきた。彼女の翼が俺の身体を包み込むように広がり、その羽毛が俺の肌を撫でる。ふわふわとした感触が心地よい。
「お前ら、怪我人の前で発情すんなよ…」
俺は苦笑しながら言ったが、内心ではまんざらでもなかった。彼女たちの体温と感触が、戦いの疲れを癒やしていくようだったからだ。
「発情なんてしてないよ。ただ、王サマが生きて帰ってきたことを確認したいだけさ」
レオーネはそう言うと、俺の顔を両手で包み込み、唇を重ねてきた。強引で、情熱的で、そして少し酒臭いキスだった。舌が口の中に侵入し、俺の舌を絡め取る。唾液が混ざり合い、粘着質な音が響く。
「ん…ちゅ…はぁ…」
長いキスの後、レオーネは唇を離し、糸を引いた。その表情は、普段の姉御肌のそれではなく、ただの一人の女の顔だった。
「レオーネばっかりズルい…」
エレンが不満げに呟き、俺の下半身に手を伸ばした。彼女の冷たい指先が、俺のズボンのジッパーにかかる。
「エレン、お前何する気だ?」
「わからない? 手当て。全身しないと安心できないでしょ」
エレンは気だるげに言いながら、ズボンと下着を一気に引き下ろした。俺の下半身が露わになり、既に半勃ちになっているペニスが露出する。
「あらあら、王サマも隅に置けないねぇ。ボロボロの体でこんなになってるなんて」
レオーネがニヤリと笑い、俺のペニスに手を伸ばした。その指先が、亀頭の先端を軽く弾く。ビクンと腰が跳ねた。
「ひゃっ…!」
「敏感だねぇ。でも安心して。アタシたちが気持ちよくしてあげるから」
レオーネは俺のペニスを握りしめ、ゆっくりと扱き始めた。上下する手の動きに合わせて、皮がめくれ、赤く充血した亀頭が顔を出す。先端からは既に透明なカウパー液が滲み出ていた。
「レオーネ、待てって…まだ話が…」
「話は後。今は王サマの精を回復させることが先決さ」
レオーネは聞く耳を持たず、手の動きを速めた。グチュグチュという卑猥な水音が、静かな部屋に響き渡る。
「私も…私もお役に立ちたいです…」
レイスが俺の太ももに顔を埋め、内側を舐め始めた。ザラリとした舌の感触が、太ももの敏感な皮膚を刺激する。彼女は翼で俺の脚を抱え込み、逃げられないようにしながら、丹念に舐め回していく。
「くっ…お前ら、本当に…」
俺は為す術もなく、彼女たちの奉仕に身を委ねた。レオーネの手コキの速度がさらに上がり、エレンが俺の乳首に爪を立てた。痛みと快感が混ざり合い、脳が痺れていくようだった。
「レオーネ…そろそろ限界だ…」
「いいよ、出して。アタシの手の中に全部出して」
レオーネが囁くと同時に、俺は大きく仰け反った。ドクッ、ドクッという勢いで精液が噴き出し、レオーネの手と俺の腹を白く汚していく。彼女は満足そうに笑い、俺の精液を指に絡め取り、口に含んだ。
「ん…濃いね。王サマの精液、美味しいよ」
レオーネは舌で精液を舐め取りながら、俺に見せつけるように飲み込んだ。その姿は、獲物を貪る獣のようであり、同時に悦楽に溺れる牝のようでもあった。
「はぁ…はぁ…」
俺は荒い息を吐きながら、天井を見上げた。身体は疲労困憊だが、心は満たされていた。だが、同時に胸の奥に冷たい不安が残っていた。
「…お前ら、聞いてくれ」
俺は彼女たちに囲まれたまま、静かに口を開いた。
「コカビエルは倒した。だが、まだ終わっちゃいない。今日、もう一人の男と会った。白銀の鎧を纏った、正体不明の男だ。そいつは俺を見て『未知の強者』と言った。これからもっと強い奴らが、俺たちの前に立ちはだかる可能性がある」
俺の言葉に、彼女たちの表情が変わった。レオーネの笑みが消え、エレンの目が鋭くなる。レイスは翼を抱きしめ、ガーフィールとマンモスマンも神妙な顔で頷いた。
「それでも、俺は進む。王になる男だ。どんな敵が来ようと、この国を守り抜く。お前らも、俺についてきてくれるか?」
「当たり前だろ。アタシたちは王サマの家臣なんだからね」
レオーネが俺の手を握りしめた。
「めんどいけど、やるしかないでしょ」
エレンが俺の胸に指を這わせた。
「私は走ります! 王様の道を切り開くために!」
レイスが翼を広げた。
「大将の敵は俺様の敵だぜェ!」
「ボスの道は俺が塞ぐ」
ガーフィールとマンモスマンもまた、闘志を燃やしていた。
「…ありがとう。頼りにしてるぜ」
俺は彼女たちを見回し、小さく笑った。ボロボロの身体だが、心は折れていない。俺の国は、まだ始まったばかりだ。どんな敵が来ようと、俺と俺の家臣たちで乗り越えていく。それが王というものだ。
女王は誰にする?
-
アルファ
-
ララ·サタリン·デビルーク
-
エミリア