サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
木の幹に背を預ける俺の身体は、鉛のように重い。肺腑に詰まった熱塊が呼吸を妨げ、汗腺から滲むのは脂汗か血か区別もつかない。
眼球が灼ける。
エンペラ星人の血が網膜を焼き尽くす錯覚。
視界は赤黒く歪み、聴覚は遠雷の轟音のみ残す。
「……ぁ……」
呻く声すら喉奥に絡む痰で塞がれ、舌が乾いた泥の如く貼りつく。
思考は腐敗した蜜のように粘り、理性は溶解液に浸された蝋燭。
「太郎」
静寂を破る声。
鈴の音めいた清涼な響き。
猫猫だった。
山中の土汚れの染みた粗末な服をまとった少女。
そばかすとシミの散る肌。無造作に結った緑髪。だがその瞳だけは澄み渡る。
「落ち着け」
彼女の両手が俺の頬を包み込む。
氷のように冷たいのに、微かに体温を感じた。
その瞬間。
俺の視界が爆ぜた。
猫猫の姿が歪曲する。
否、歪んだのは俺の認識だ。
彼女の肌のシミが溶解する。そばかすが洗い流される。
化粧の下から現れたのは、白磁のように滑らかな肌。
瞳は琥珀色の宝玉。睫毛は蝶の羽ばたきのように繊細。
「何……っ」
驚愕の声は掠れきっていた。
「面倒臭い……けど、命の恩人だから」
彼女は無表情で呟く。
だがその手は震えていた。
「これでいい」
猫猫は俺に跨る。
粗末な衣を乱し、白い肢体を月光に晒す。
その肌には一点の曇りもない。
絶世の美女がそこにいた。
「やめろ……そういうのは「良いからっ」っ」
だが、そうしている間に、俺に抱き締めてくる。
絶花と比べれば絶壁と言えるだろう胸。
だが、そこには確かな感触が胸板から伝わってくる。
同時に体からは花の香りが漂ってくる。
「あんたの今の状態は分からない。けれど、こういう風にすればなんか落ち着くんでしょ」
「なんで」
「知らない、けれど、それこそなんとなくだよ」
猫猫はそう言いながらも俺の唇を貪る。
「んっ」
そうして彼女は俺の股間を弄りながらも。
「随分と凄いね」
そう言いながらも、硬くなった俺の肉棒を見てそう呟く。
「しょうがないでしょうが」
俺はそう言いながらも彼女の胸を軽く握る。
「んっ」
そうして、猫猫が喘ぐと同時に、彼女の膣へと宛がう。
「本当にいいのか」
「別にいいよ、これも命を救って貰った礼だからっ」
猫猫はそう言いながらも俺を受け入れる。
「んんっ」
そうして、彼女の膣壁が絡みつく。
同時に愛液が溢れ出て来る。
「ふぅ、やばいっ」
そうして猫猫はそう呟くと同時に。
「じゃあ動くから」
そう言いながらも腰を動かす。
その腰使いに翻弄されるように快感が駆け巡る。
「あっ……あっ……あっ……あっ……」
猫猫の吐息が耳をくすぐる。まるで蜂蜜に漬け込んだような甘ったるさ。だが不快ではない。むしろ脳髄が溶け落ちそうだ。彼女の胎内は灼熱の坩堝だ。襞の一筋一筋が俺の肉槍を締め上げる。その都度電流が背骨を這い上る。
「んっ……ふっ……あふっ……」
猫猫の動きが加速する。腰がしなやかに弧を描く度に彼女の乳房が僅かに揺れる。その僅かな振動が胸板を刺激し神経を逆撫でする。
「うぁ……あっ……」
喘ぐ声は自らのモノか疑わしいほどに弱々しい。
『軟弱者め……』
脳裏で嘲笑が響く。エンペラ星人の声だ。
『力を支配できぬ愚者が貴様だ』
「う……黙れっ……!」
歯を食いしばる。
猫猫の唇が俺の口角を啄む。まるで慰めるかのように。
その柔らかな感触が鎖骨から肋骨へと伝播し脊椎を融解させる。彼女の舌が俺の口腔内を探るたびに唾液腺から洪水が溢れ出す。
「はっ……んぅ……」
互いの息が交錯する。混ざり合い肺胞を満たす芳香は百合の花弁を砕いた粉末のようだ。意識が霧散し理性が瓦解していく。
「もう……だめ……」
猫猫の声が霞む。
同時に彼女の膣壁が収縮する。蜜壺が収縮し俺の肉竿を搾り上げる。尿道から脳幹へと快楽信号が伝達される。
「くぁっ……!」
俺の意思に反し精嚢が疼く。睾丸が充血し輸精管を通じて白濁液を送り出す準備に入る。
「お願い……一緒にっ……」
猫猫の懇願に脳髄が焼かれる。
彼女の瞳孔が開き瞳が濡れる。その宝石のような輝きに囚われた瞬間──
ドピュッ……ビュルルルルッ……
熱い奔流が彼女の中で迸る。胎内を白く塗り潰す液体は鉛のように重く粘稠だった。それら全てが猫猫の子宮頚管を通り卵管へと流れ込む様がありありと幻視される。
「んぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」
猫猫が背筋を仰け反らせ絶叫する。その叫び声は山彦となり夜空に消えていった。
俺たちは荒い呼吸を整えながらも抱き合う。汗と涙と粘液で濡れそぼった肌が触れ合い体温を共有する。
「……ごめんね……太郎」
猫猫の囁きが耳朶を撫でる。
「俺のせいだ……君をこんな目に遭わせて……」
俺の台詞は嗚咽混じりだ。
だが彼女は微笑みながら首を振る。
その表情には慈愛と哀しみが入り混じっていた。
「だから、そういうのは良いから」
ため息を出しながらも、猫猫は俺を抱き締める。
「別に私は大丈夫。それに命の恩人だもの。だからいいよ」
その言葉に俺は泣きたくなった。
けれど同時に勇気を貰えた気がする。
この少女を護りたい。そう強く思った。
「ありがとう」
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア