サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
「・・・まさか、太郎が山で1人で行った時にこんな事になるなんて」
絶花が困った表情で呟くと、猫猫は。
「まったく本当だよ。まあ、私もあの人と初対面だったし。まあ助けられたとはいえ」
猫猫もため息を付いている。
「いや、あの時は本当にごめん」
俺はそう呟きながらも2人に謝罪をする。
「まあ、いいけれど。それで、一体何があったの」
絶花がそう尋ねると猫猫は。
「・・・私から説明する」
猫猫はそう呟くと。
「実は山に行ってた時に謎の生命体を見つけてしまったんだ」
「生命体って?」
「宇宙人だ」
「・・・」
絶花が困惑していると猫猫は続ける。
「私が山に行った理由は薬草を取りに行く事だった。そしてそこで見つけたのが、その謎の生命体だった」
「謎の生命体?」
「ああ、最初見た時は何かの動物かと思った。けれど、その生物は明らかに知的生命体だった」
「・・・」
「その時に、太郎と出会った。おそらくは、あのまま私1人だったら、あの宇宙人か、それとも怪獣に殺されたんだろうな」
「そんな事が」
「・・・非現実的かもしれない。けれど、ここ数日の出来事を考えればあり得るだろうな」
「どこか、相談とか」
「こんな話、普通は誰も信じないだろうな」
不安な絶花の言葉を、猫猫が遮る。
「少なくとも私は信じてる」
猫猫は真剣な眼差しで言った。
「だって目の前で見たから」
「そっか・・・」
絶花は力なく項垂れた。
「・・・何か手掛かりは」
「・・・手掛かりがあるとしたら、俺の血しかない」
自分の中にあるエンペラ星人の血。
それが、猫猫がいた山を導いてくれた。
俺の中にあるエンペラ星人は何が目的で?
俺は何故エンペラ星人に狙われているのか?
分からないことばかりだ。
「どうして太郎の血が手掛かりに」
「分からない。けれど、エンペラ星人の血は俺に何かを導いて来る」
「何かって」
「分からない。だけど、猫猫がいた山に俺を誘ったのはエンペラ星人の血だ」
「つまりは、偶然ではなく必然だった」
「恐らくは」
「・・・それでも俺はエンペラ星人を知るために、エンペラ星人の血を使って情報を集めるしかないんだ」
「危険過ぎるよ」
絶花が心配そうに言うと猫猫は。
「確かに危険だと思う。でも何もしないよりはマシかもしれない」
猫猫の言葉に絶花は考える素振りを見せたが結局折れたようだ。
「分かった。協力するよ」
絶花の了承にホッとしたのか猫猫も肩の力が抜けるように脱力した。
「とりあえず今日は休もう」
絶花の提案に俺達も賛同し各々休むことにした。
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア