※この作品はR-18です。

サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏)   作:ボルメテウスさん

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ウィズの知識

ウィズとの行為を終えた後、俺は落ち着きを取り戻した。

 

「えっと、それじゃ、改めて、自己紹介を」

 

「・・・すまん」

 

行為を終えた後、俺は先程までの気持ちの高鳴りが落ち着き、ウィズと背中合わせになっていた。

 

エンペラ星人の血で暴走していたとはいえ、無理矢理はいけなかった。

 

そう考えていたが。

 

「いいえ、気にしないでください。それよりも、その太郎君は悪魔の駒を持っていたんですね」

 

「・・・悪魔の駒?」

 

その一言に対して、俺は首を傾げる。

 

「えっと、行為の最中に私の中に入ったのですが。そう言えば、種族も悪魔になっていませんが」

 

「・・・悪魔?」

 

言っている言葉に対して、俺は疑問に思い首を傾げてしまう。

 

そのままウィズは、自分の中に埋まっている物を確認するように。

 

「これは、悪魔の駒とは少し違う。もしかして、神器」

 

「・・・その神器とか、色々と教えてくれませんか」

 

これまで、エンペラ星人の関係もあり、俺は宇宙人の事しか知らなかった。

 

「ええ、確かに私もその……そういう状態ですので」

 

ウィズの声には疲れと気恥ずかしさが混じる。彼女の背中から伝わる体温が行為の残滓を証明していた。エンペラ星人の血が満たされた直後なのに、もう喉の渇きを訴え始めている。

 

「まずは悪魔の駒から説明しましょうか」

 

ウィズが振り向きかけたが俺は制止した。今正面から見るのは気まずかった。

 

「これは悪魔が自分の仲間を増やす為の物なんです。本来は高位悪魔が使う眷属化アイテムですが……太郎さんのそれは違うみたいですね」

 

「なんでわかるんだ」

 

「だって私が悪魔なのに悪魔になってないからです」

 

言われてみれば単純な理屈だ。

 

「次に三大勢力ですが──」

 

ウィズの説明は要領を得ていた。天使・堕天使・悪魔が覇権を争う冥界事情。神器所有者がそれに巻き込まれやすいこと。

 

「・・・それじゃ、宇宙人とは違うんだ」

 

「いや、その、私も宇宙人は初めて聞きますから」

 

「ええ! 宇宙人なんて……」

 

ウィズの声が裏返る。ベッドに投げ出された太腿がビクリと震えた。行為後の弛緩した肢体が月光に浮かび上がる。

 

「でも……それなら納得できます。あなたのその力は、これまで見た事のないので」

 

「そう言えば、ウィズって、どれぐらい知っている?」

 

太郎は興味を持った。ウィズは驚きを隠せず。

 

「まぁ、この世界では長い間活動していたので、ある程度のことは知っていますよ」

 

そう言った後に、太郎は。

 

「・・・それじゃ、これからも頼りにさせて貰います」

 

未だに、俺は分からない事が多い。

 

それを乗り越えるには、ウィズの知識は必要不可欠だ。

 

「あははぁ、私でよければ」

女王は誰にする?

  • アルファ
  • ララ·サタリン·デビルーク
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