サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏) 作:ボルメテウスさん
夜明け前の森はまだ薄暗く、湿った空気が肌にまとわりついていた。
アスカは近くの巨木に寄りかかりながら荒い息を整えている。
ピンクの対魔忍スーツは雨と汗と俺の精液でべっとりと濡れ、その隙間から覗く白い肌は興奮の名残で淡い紅色に染まっている。
だが彼女の四本の四肢——両腕と左足は精密な人工義肢であり、雨粒を弾く冷たい金属光沢が異様なコントラストを醸し出していた。
「……はぁ……はぁ……」
彼女は俯き加減で小さく呟いた。その声には快楽の余韻と戸惑いが混在している。翡翠色の瞳が不安定に揺れていた。
「どうして……こんなこと……任務中に……しかも野外でなんて……」
「すまない」
俺は申し訳なさそうに答えたが内心は高揚感が鎮まらない。アーマードダークネスの因子が暴走した結果とはいえ、アスカの金属と生身が融合した肉体はあまりにも魅惑的だった。
「いや……謝るのは私の方かもね」
アスカは意外にも自嘲気味に笑った。会ったばかり凛とした態度とはかけ離れた弱々しさが垣間見える。
「任務中なのに……あんな風に乱れて……」
彼女は右手で顔を覆う。その機械の指先が月明かりに鈍く光った。そして何かを思い出したようにハッと顔を上げる。
「まぁ、それよりも今はあなたの問題を解決しないとね」
「解決と言っても」
そうしながら、俺は自分の中にあるアーマード・ダークネスの闇を感じる。
これがどれ程の脅威なのかが理解出来ない。
「実はその闇について、知っている人がいるかもしれない」
そう言って彼女は俺を見る。
「陰陽師の本部」
「陰陽師」
俺は聞き返す。
「昔ながらの組織でね。日本古来の伝統的な呪術師の総本山。彼らは妖怪や怨霊といった超常存在への対策として長い歴史を積み重ねている」
「なるほど」
「そしてその筆頭である川神家の当主には特殊な能力があると言われている。未来予知や念写といった類の力で」
「それで俺の中の闇の性質がわかるってわけか」
「可能性はある。そしてもう一つ大事なのは封印術式。仮に危険と判定されても即座に拘束できる手段もある」
「俺を封印する前提なのかよ」
「万が一の場合を考えて。安全第一で行動するのがプロよ」
アスカは毅然と告げる。だがその目には微かな迷いが見えた。
「でも……あなたのような存在は珍しい。あれ程の力を持ちながら理性を保てている例は極めて稀なの」
「俺がおかしいのか」
「いいえ……希望かもしれないって私は思う」
彼女はそう言って俺に手を差し伸べた。鋼鉄製の手甲が月光を反射して眩しい。
「とにかく一度会いに行こう。川神家まで案内するわ」
俺は一瞬躊躇したが結局頷いた。他に選択肢はない。
「ただし条件がある。もし彼らがあなたを危険と判断したら……」
「わかっているさ」
俺は自分の左手を見つめる。エンペラ星人の血の鼓動を感じながら答えた。
「もし必要なら俺は自らを止めると誓う」
アスカの表情が和らいだ。
「それじゃ、とりあえず行く準備をしましょうか」
女王は誰にする?
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アルファ
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ララ·サタリン·デビルーク
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エミリア