※この作品はR-18です。

サムライガールの幼馴染みは王様を目指す(裏)   作:ボルメテウスさん

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似ているようで知らない地球

「到着ですぴょん!」

 

ウサリアの声と共に揺れが収まる。僕たちが乗っていた小型宇宙船が光の粒子となって消滅した。

 

視界が開けると、そこは見知らぬ街だった。

 

「ここが……地球なのか」

 

アスファルトの道路にガラス張りのビル群。行き交う車と制服姿の人々。間違いなく文明世界だ。

 

しかし、僕の知る日本とはどこか違う。看板の文字は読めないし、電柱の形も微妙に異なっている。

 

「データによるとここは『東京』という場所らしいですぴょん。でも太郎さんの世界の東京とは少し違うみたいですぴょん」

 

ウサリアが情報端末を操作しながら教えてくれる。その服はもうモコモコジャケットではなく普通の子供服だ。事前に買い換えておいたものだ。

 

「まずは身を隠すぞ」

 

エンペラ星人の血が体内で蠢く感覚。こんな場所で暴走したら大惨事になる。

 

人通りの少ない路地裏に滑り込み、いつもの格好を整える。ジャケットを羽織りサングラスをかけた僕は、まるで都会の風景に溶け込んでいるようだ。

 

「でもお金持ってないぴょん」

 

ウサリアが小さな財布をひっくり返す。確かに現金もカードも持っていない。

 

「・・・とりあえず、俺の金が使えるか試してみるか」

 

そう言いながら、俺は自販機へと向かった。

 

財布に入っていた小銭を取り出し、投入口へと入れる。

 

しかし。

 

「・・・これ、使えないよな」

 

表示されたのは『非対応硬貨』の文字だった。

 

やはり世界が違う以上、流通しているお金も変わるのは当然だ。

 

「う〜ん」

 

どうするかと考えていると。

 

「ちょっと待って!それって……!」

 

突然背後から鋭い声が飛んできた。

 

反射的に振り向くと、そこに立っていたのは二十代前半の女性だった。ショートカットの髪を風になびかせ、丸メガネ越しの大きな瞳がキラキラと輝いている。

 

「その腕輪……まさかウルトラマンメビウスのメビウスブレス!結構昔の作品なのによく知ってますね!しかも再現度すごい!」

 

女性が興奮気味にまくし立てる。その早口に耳がキーンとする。腕をつかまれそうになり慌てて避ける。

 

「誰だあんた」

 

眉間に皺を寄せながら睨みつける。エンペラ星人の血が騒いでいるのか妙にイライラする。

 

「あっ!ごめんなさい!つい興奮しちゃって……私は新条アカネです!!」

 

アカネと名乗った女性がぺこりと頭を下げる。その手には小さなデジタルカメラが握られていた。

 

「太郎さん……なんか楽しそうですぴょん」

 

ウサリアが僕のジャケットの裾を引っ張る。その顔には好奇心旺盛な笑みが浮かんでいる。

 

「まぁ、俺もウルトラマンの事を詳しく知りたいからね」

 

「そうなの?それって、だったら、聞いて聞いて!!!!

 

 

女王は誰にする?

  • アルファ
  • ララ·サタリン·デビルーク
  • エミリア
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