ようこそクズカスのヤリチン至上主義の教室へ 作:ホメロス
「ひ、ひぃぃい!? な、なんだよお前! ぼ、僕の愛を邪魔するなん―――」
「ぃぃから寝てろ」
何やら叫んでいるが俺はそれを無視して顔面に蹴りを入れて黙らせる。
ステータス的にも今の九頭春日はそれほど高い能力値をしていないが、相手はそれよりも低い……いわゆるやられキャラポジションなのでどうとでもなる。
「大丈夫だったか……佐倉」
「く、九頭くん? どうして」
「九頭くん、大丈夫!?」
慌てた様子で駆け寄ってくる櫛田の姿を見ながら、どうしてこんな状況になっているのか思いを馳せる。
さて、原作では須藤の事件と同時期にある事件が発生する。
発生と言うよりも発生していたのが発覚するのがこの時期というべきか。
ともかく、その事件というのが佐倉のストーカー事件である。
Dクラスに在籍している佐倉愛里は「雫」というグラドルの顔を持っている。
基本的にそのことは隠されているのだが、この高育で仕事をしているとある男がその「佐倉=雫」の事実に気づき、ストーカーを行うというものだ。
原作イベントであり、当然ゲーム内でも発生するのだが……このストーカー男には裏設定が存在する。
原作だとやられ役で退場した後の顛末もろくに語られない程度の存在だが、実はこの男――重度の盗撮魔というゲーム内設定が存在するのだ。
何故こんな設定が追加されているのか、その事実は不明だ。
だが、この設定はとても便利だったりする。
雫以外に興味がないというわけではなく、むしろ女子相手なら誰でも良く、偶々雫の正体に気づき、なおかつ佐倉が気弱な性格であると言うことがわかったからあそこまで積極的になっただけという設定だ。
なので、狙った女子生徒に誘導させてストーカーイベントを発生させることも可能で、そしてそれを助けることでフラグを立てるというマッチポンプ方式がとても便利な使い方だったりする。
他にも色々と使い方があるストーカー男だが、今回の利用方法はメインとしては通常の佐倉に対するストーカーイベント。
その上で――
「なんで九頭くんや櫛田さんが……」
「佐倉のことが心配でね。様子が変だったから」
「そうだよ。大変だったね」
「櫛田さん……っ!」
感極まった様子の佐倉を尻目に俺達は視線で合図を交わしあった。
櫛田がどこかホッとした様子で学校側に連絡を取っているのを見ながら俺は心の中で笑った。
(計画通り)
ストーカー男は原作通りにこのまま姿を消すことになる。
佐倉への行き過ぎたストーカー行為をやったことが原因で、しかも俺に対する加害行為もあるので厳罰は避けられないだろう。
それが事実。
ただし、櫛田の視点からするとそれだけではない。
彼女は彼が自分を脅迫していた脅迫者だと認識しているのだ。
(というか俺がそう吹き込んだからな)
それが俺の策だった。
存在しない脅迫者、その存在を消すためにやっていてもおかしくない存在にその罪を着せて――そして、排除する。
(盗撮魔の存在を示唆して、それが脅迫者ではないかという推論を聞かせた。そして、それを追っているうちに男の存在とそして男にストーカー行為を受けている佐倉にたどり着いた。――そういうシナリオだ)
櫛田にとって脅迫者は必ず排除したい存在だが、同時にある問題も抱えていた。
それは性的な脅迫を受けていた事実を公にされたくないということだ。
偶像としての自身を大事にする彼女にとって、そんな噂が広まるだけでも致命傷だ。
だからこそ、櫛田は誰にも相談できなかった。
それこそ学校や警察にも。
もし仮に脅迫者の存在を上手く見つけられたとしても、どうやって排除するかが彼女にとって悩ましい存在だったが……その脅迫者が別の被害者も出していたのなら話は別だ。
男が佐倉に対してストーカー行為をしている事実を知ったとき、櫛田は内心で狂喜乱舞していただろう。
男を「櫛田を性的に脅迫していた犯罪者」ではなく、「佐倉に対してストーカー行為を働いていた犯罪者」として排除できるのだから。
もちろん、事実として男は櫛田を脅迫してはいないのだが、このことを櫛田が知ることはない。
彼女からすれば学校から男が消えて、脅迫さえなくなればそれでいい。
わざわざ、脅迫されていた事実を学校や警察に言う必要もない。
あとで掘り返すこともないだろう。
(これで櫛田視点で脅迫者は消えて万々歳ってことになる)
つまりは計画通りということだ。
櫛田攻略のための大きな布石になる。
(ついでに佐倉とのフラグも立てられて、まさに一石二鳥って感じだな。いや……三鳥になるかな?)
「九頭くん、しっかりして! 私のせいで……」
「すぐに救急車来るからね。頑張って、九頭くん!」
「大丈夫、大丈夫。これぐらい軽い傷だから……いてて」
心配そうな顔でそんな声をかけられながら、俺は痛みに耐え――そして、病院へと行くことになるのだった。
――――
「命に関わることはないそうだ」
「だから、大丈夫だって言ったのに。いやー、心配させちゃったな」
「我々の落ち度だ。九頭……本当に済まなかった」
病室で担任の茶柱の謝罪を聞き流しながら、俺は自分の状況を改めて確認する。
端的に言って俺はあのストーカー男にナイフで刺された。
ナイフと言ってもそれほど刃渡りのあるものではなかったが、それでもわりとザックリいかれた。
ぶっちゃけ、わざとである。
(ゲームの時のようにうまくいって良かった)
ストーカー事件を解決する際、ゲームでは判定が発生する。
ストーカー男がナイフを取りだして暴れるからだ。
負けキャラなので基本、無傷で制圧ルートの方がデメリットもなく好感度もゲットできるので安定なのだが、それでも俺はあえて負傷ルートを選んだ。
こうすることにより、通常得られる好感度に加え、罪悪感も植え付けることが出来る。
これによって櫛田と佐倉の攻略がやりやすくなるのだが……これだけなら正直、あまりメリットはない。
負傷ルートに入るとしばらくの間、入院する羽目になるので身動きが取れなくなってしまう。
その期間分、無傷ルートで好感度バフが入っている状態でコミュ取れば、罪悪感分ぐらい巻き返せる程度には稼げるからだ。
それでも俺が負傷ルートを選んだのは理由がある。
負傷ルートの最大のメリットは自由な時間が作れることだ。
まあ、入院しているので外には出られないから自由というのもおかしいが……それはあくまで、通常ルートの話だ。
「それで……話があるんじゃないですか、茶柱先生」
「……裁判の結果だがな、Dクラスの勝訴ということで話がついた」
「それはまた……。朗報じゃないですか」
意を決したように茶柱は口を開いた。
内容は須藤の事件についての話だ。
そのことに関して、既に櫛田から連絡を受けているので知っている。
俺が匿名の情報提供として渡した小野寺が撮ってきた映像、それを使って裁判に勝利したのだ。
単に須藤を無罪にするだけではなく、証拠を盾にしてCクラスを攻撃し、CクラスからCPを奪うことにも成功した。
(須藤が殴ってなきゃ、完全な被害者としてもっと取れたんだろうが……まあ、十分すぎる成果だ)
刺された傷のせいで裁判に関してろくに関われなかったが、俺は証拠を渡した際に櫛田へアドバイスをした。
この証拠を使って無罪を勝ち取るだけで済ませず、CクラスからCPを奪うことを。
従うかどうか半々だと考えていた。
なにせ櫛田は誰にもお優しいアイドルとしての顔を振りまいている、相手に非があるとはいえ相手を追求してCPを奪うまでの行動を彼女は果たして取れるのか……。
結果として櫛田は選択した。
思ったよりも俺の好感度は高いらしい。
櫛田のために用意した、だから上手く使って欲しいと付け加えたのが効果的だったのかもしれない。
彼女を助けるために色々動いて貰ってその結果、犯人は逮捕で俺は負傷……その状況でダメ押し。
それでも好感度が低ければ櫛田は今までの自分を維持しようとしていたかもしれないが、それを曲げてクラスとしての利益を勝ち取った。
この一件で櫛田のカリスマはさらに強くなるだろう。
「全て櫛田の功績だ」
「櫛田ならやるだろうと思っていましたよ。テストの時だってクラスを助けてくれた」
「そうだな、実に素晴らしい。たしかに櫛田の功績だが……それは果たして櫛田だけの功績だったのか、と考えていてな」
「……というと?」
「Aクラスを目指す気はあるか、九頭」
(来たな……)
過去問の一件、そして裁判の一件。
櫛田を支援したのは別に彼女の攻略だけが狙いだったというわけではない。
この状況を作るためのものでもあった。
茶柱佐枝というキャラは自らの過去の要因からAクラスへの妄執にも近い執着を持っている。
そのため、原作ではDクラスをAクラスにするために必要な存在として綾小路や堀北に目をつけて発破をかけるのだが……この世界線では上手くいっていない。
正確にいえば櫛田が活躍ポイントを全部取ってしまったのだ。
そういう風に仕向けたというべきか。
原作では主人公たちが活躍するポイントを、俺が支援することで櫛田が解決してしまった。
こういったルートを辿ると茶柱はそのキャラにターゲットを変更する。
別に綾小路たちを切ったというわけではないが、未だに実力が未知数な彼らよりも実際に成果を出している生徒の方に期待を寄せるというのは自然の流れだ。
(間に合って良かった。無人島試験前に綾小路への興味を外しておかないと、勝手に圧をかけて綾小路の機械化を促進させるからな。地雷キャラだよ、地雷キャラ)
Dクラスルートでするにあたって、面倒なのが茶柱の存在だ。
彼女はオートで綾小路を脅迫して機械化させてくるので、綾小路の動向に神経をすり減らさなくてはならなくなる。
(無人島試験が一種の契機だからな。それまでに茶柱のターゲットを移しておけば、綾小路は「ことなかれ主義」を維持する。クラスの状況があまりにも悪くなるとそれはそれで動き始めることもあるけど)
クラス環境にも気を遣っていれば基本的には無害なのだ。
二年以降は知らないが。
(櫛田の活躍を見て、茶柱は櫛田に目をつけた。そして、その動向から俺のことにも気づいたんだろうな。別にそれほど隠していたわけじゃないし)
櫛田の過去を知っている茶柱にとって、彼女がどれだけ優秀でも地雷であることには変わらない。
だが、想定していた以上に彼女の功績は高い。
櫛田に期待をかけてみようという気にもなるのも当然かもしれない。
「Aクラスかー。まあ、そうですね。そりゃ、狙えるなら狙いたいですけど」
「お前ならばうまく立ち回れば狙えるのではないか? 過去問の一件、櫛田に力を貸したのはお前だろう? 九頭」
「……なんのことやら」
「惚けるならそれでもいい。だが、お前が本気になり櫛田をサポートすればDクラスを引っ張っていけるのではないかと私は考えている」
「んー、期待されるのは嬉しいんですけどね。オレは何というかそういう真面目なことは苦手でね」
「櫛田からも認められるのではないか? ……狙っているのだろう?」
「……なにを言っているのかさっぱり」
「担任の教師としてお前の過去は知っている。素晴らしい女性遍歴もな。今はAクラスの神室を狙っているようだが、その遍歴を見る限り一人で満足するような男ではあるまい」
どこか色っぽい表情を作り、そっと茶柱はベットに横たわった俺の身体に触れた。
撫でるようにそっと這わせていく。
「……なんですか? 脅しですか?」
「そんなことはせん。ただ、協力できるのではないかという話だ。教員である私の協力があればいろいろと都合がいいのではないか?」
さて、問題だ。
原作において茶柱は綾小路を動かすためにウィークポイントを狙って脅すという手段を取った。
堀北に対しては彼女の性格を逆手にとって煽ることで刺激した。
では、俺こと九頭春日を動かすにはどういった手段を取るのかということだ。
教員として素晴らしい女性遍歴の過去を彼女は知っている。
如何にもヤリチンらしいアレな過去だ。
茶柱としてそれを使わない手はない。
脅すという手段もあるが彼女としてはそれはあまり使いたくない手段だ。
綾小路に対しては使ったが、それはあいつが「ことなかれ主義」でまるでやる気を出していなかったから、それなりにやる気を出してAクラスを目指す動きをしていれば大人しくこっそりと影で支援していたかもしれない。
まあ、そこら辺のことはともかく。
茶柱としても当然、自発的にやる気を出して挑んで貰った方がいいというわけだ。
そして、俺がヤリチンであることはバレている。
そんな俺に対する交渉材料とは――
「それに……どうだ? お前が真っ当にやる気を出してAクラスを目指すというのなら、褒美を与えないわけでもないが――」
そう言って毛布の下に手を滑り込ませると病院着の上から、スリスリと俺の股間を淫靡に撫でたのだった。
「――どうする?」
つまりは――色仕掛けだ。
ヤリチンである俺をコントロールするなら、この手段が手っ取り早いと茶柱はそう考えた。
(よし、セーフ! 脅迫ルートか色仕掛けルートになるかは乱数だったけど、上手くいった!)
正直なところ、うまく行くかは不透明だった。
ゲームでは乱数の判定になるので確率としては色仕掛けルートが四割ぐらいの確率、正直過去の所業をネタに脅迫ルートの可能性の方が高かった。
(まあ、最悪綾小路へのターゲットを外せれば最低限はクリアーできていた。だから、脅迫ルートでも良かったけど……色仕掛けルートなら楽でいい)
「どうにも獲物を探しているようだが、難儀しているんじゃないか? ここが溜っているんじゃないか? 解消してやってもいいが……どうする?」
俺が既に神室や小野寺などの解消できる相手を手に入れていることは気づいていないようだ。
彼女からすれば性欲に頭を支配されたバカなガキ、自分の身体を餌にすればやる気を出すだろうという――圧倒的上の立場からの見下しの視線。
うん、実にいいネ。
「へえ、佐枝ちゃん先生の身体を好きにしていいって?」
「ふん、本性が出たな。だが、それはあくまで成果を出せたらの話だ」
あくまで自身が上の立場だというスタンスは崩さない茶柱。
自分の身体を俺を操る餌にしてコントロールしてやろうという考えが透けて見える。
「ふーん、なるほどね。確かにそれは魅力的な提案だけど……佐枝ちゃん先生に、本当にそんな価値があるかな?」
「……なに?」
「俺ってさー、女には結構うるさいのよ。佐枝ちゃんぐらいの年の女なんて色々食ったことがあるし。それだけじゃなー」
「どうしろと?」
「ちょっとしたお試しはどうよ? 別にヤらせろとまではいわないけどさ、報酬として出すならちょっとぐらい味わってからじゃないと」
「ふん、生意気なことをいう」
――――
さて、茶柱佐枝というキャラの過去を少しお浚いしよう。
茶柱は高育も卒業生であり、当時の茶柱たちの学年は3年生の3月にして4クラスとも僅差の四つ巴のような状態だったらしい。
特別試験の結果1つでクラスの序列が逆転出来る位置に付けていた。
しかし、卒業試験を目前に満場一致特別試験が始まった。
最後の課題は綾小路たちの学年が実施されたものと全く同じで「クラスメイトが1人退学になる代わりにクラスポイント100を得る」という内容で、Aクラスとの差も僅かだったことで賛成か反対かで議論が長引き、制限時間が押していたこともあって賛成で満場一致する事になった。
当時のBクラスのリーダーだった茶柱の恋人は、他のクラスメイトたちが犠牲となる事を良しとせず、自ら退学になる立候補者になると挙手した。
しかし、茶柱が反対に投じ続けた事もあって満場一致になる事は無かった。
当然、怒ったクラスメイトたちが矛先を茶柱に向けたが、恋人と庇い合う状況になって賛成に満場一致になる事はなく、時間切れで300クラスポイントを失い、クラスは崩壊した。
それが茶柱の後悔となり、Aクラスへの執着の原動力となっているわけだが……まあ、そこらへんはどうでもいい。
問題はかつて茶柱には恋人がいたこと、恋人との関係によってクラス崩壊に導いたこと、そしてその恋人とは結局自然消滅したこと――その点が重要だった。
要するに茶柱は処女ではない。
高校時代に恋人を作り、そしてそれなりに性交渉も行っている。
問題はその後だ。
経緯が経緯のため、茶柱はその後で恋愛関係を忌避するようになった。
まあ、そういった私生活で満たされていたのなら、あんなAクラスを目指すマシーンにならないだろう。
つまりはなにが言いたいかといえば、恋人がいて性交渉もやった時期があるがそれは遙か前のことで、それ以降は特に性交渉の類を行ってこなかったということだ。
無論、自慰行為の類いはやっていただろうが……。
茶柱は処女ではないし、性交渉をやったことのない未通女ではない。
だが、経験人数はあくまで一人でそれも高校生の時期に限るという――言ってしまえばそれだけの女ということだ。
「おっ、ごっ♡ まっ、待て……こんにゃっ♡」
「まさか、この程度でギブアップなんて言わないですよね? ほら、頑張れ頑張れ♪」
茶柱は俺の――九頭春日の女性遍歴を知ってなお、所詮は子供だと舐めていた。
経験人数が一人の分際で。
それでも自身が大人で、俺が学生だからという理由で自分が上だと信じ込んでいた。
その結果がこれだ。
俺が本当にただの学生だったらいざ知らず、既に二人も食った「ヤリチン」を相手にするにはあまりにも茶柱は雑魚雌過ぎた。
ぷしゅうっ!♡
「あっ、ぐぅ……っ!♡ こんな……っ♡」
「おー、またイッたイッた! はは、雑魚だなー」
「くっ、九頭……っ! お前」
俺の心底バカにした言葉に茶柱は怒りの声を上げているが何の迫力もない。
「いやー、でも佐枝ちゃんが悪いでしょ。あれだけ経験豊富みたいな顔をしてチンポを触ってきた癖に下手だからイケないし、かと思えばこっちが触るとイキまくるしさ」
「………っ!」
「それで俺の相手をしてやるとか粋がってもねー? 俺ってさー、佐枝ちゃんの肉バイヴじゃないわけ。わかるー? そっちばっか気持ちよくイカれてもね……」
「くっ……」
「ほら、ケツを向けてさっさとやらせろ。ド下手の佐枝ちゃんでも穴を使えばイケそうだし? あっ、嫌ならいいよ。話は無しだ。ガキ相手に色仕掛けして、ろくにイカせることも出来ずにイカされまくって帰ればいいさ」
最初、茶柱の好きにさせていたが経験人数が一人――しかも、だいぶ昔に別れてそれっきりだった彼女のテクはイマイチだった。
それでも一般的な性欲過多の男子高校生なら、茶柱自身の魅力込みでイかせることなんて簡単なんだろうが、こっちはヤリチンだ。
その程度、耐えることはわけない。
余裕な顔で俺のチンポをしごきながら、段々と焦ったような顔に変化する茶柱の姿は見物だった。
手で触るだけのつもりだったんだろうが、俺が全然射精しないのでフェラチオにまで移行した。
まあ、それでも俺はイかなかったんだがな。
茶柱のテクの低さをあげつらって、俺は彼女の身体に触る許可を貰った。
全然イケないからせめて好きに触らせろといった感じだ。
ついでにどうせならイかせ合いのゲームをしないかと持ちかけた。
先に相手をイかせた方が勝ちというシンプルなもの。
自信がないなら受けなくてもいいよ、と心底馬鹿にするような感じ茶柱に持ちかけたら彼女はそれを受け入れた。
俺を支配下に置きたいという当初の目的の達成もあるのだろうが、それ以外にも大人の女のプライドとかそういった類いのものも影響があったに違いない。
まあ、結果として茶柱は惨敗した。
手コキやフェラなど、いろいろと試して射精を促すも失敗し、それどころか好き勝手に触らせていた俺の手によって彼女は何度もイッたのだった。
(処女と違ってある程度開発率が進んでいるから開発が楽でいいわー。これなら問題無さそうだな)
茶柱佐枝という存在はDクラスルートを進める上で、とても面倒な存在になる。
だからこそ、早めに楔を打ち込んでおく必要がある。
(自由にさせておくと面倒だけど、引き込んでおくと便利だからな)
ただ、正攻法で教員を攻略しようとすると何かと面倒で、だからこそ茶柱の方から動いて貰う必要があった。
(楽しい入院生活になりそうだ)
茶柱は悔しげな表情を見せながら、お尻を見せてスカートをまくり上げた。
ドロドロに濡れたショーツの下でヒクヒクと動いている彼女のおまんこがとてつもなく淫らだった。
「約束はして貰う。必ず協力をすると……!」
俺の言葉に従う茶柱。
生徒を脅迫してまで自身のクラスをAクラスにしたいという執念が、屈辱的な命令に従うことを良しとした。
あるいは教師として生徒にバカにされたままでは引けないというプライドか、雑魚雌と乏しめられたことに対する女としての怒りか。
そこら辺はわからないが。
ともかく、彼女は俺に身体を差し出した。
(さて、と。無人島試験までに仕込みをしなくちゃな……)
俺は遠慮無くコンドームで覆ったチンポを彼女の膣に突っ込んだ。
じゅぶんっ♡ ずっ、ずぶぶぶぅっ!♡ ごちゅっ♡
「はっ、ああっ♡ お、大き……っ!♡ そんな一気に……っ、挿入するやつが……あるか!♡」
「あー、濡れ濡れで入れやすかったから。はは、どんだけ感じてたんだよ佐枝ちゃん」
「私はそんな……んぅっ♡ こんな……っ、急に動いてっ♡ くあっ♡」
「一応、個室とはいえ誰が来るかわからないからなー。さっさとやろうかなって」
嘘だ。
ここは「エローズ」に多額のプライベートポイントを支払った特別な個室で、邪魔が入ることの無いヤリ部屋。
(入院は一週間だっけ? それまで楽しく元を取れるように頑張るか)
どちゅっ♡ どちゅんっ♡ どちゅ♡
「やっ、ぅん♡ こん、な……っ♡」
「気持ちよすぎてツラいならいってよ、佐枝ちゃん。しょうがないからさー――手加減してあげる」
「ふ、ざけるな……っ♡ この程度……さっさと射精して終われ♡」
「へいへい」
(うーん、反応が良いな。もしかして「欲求不満」も発生しているのか? それならちょうどいい。堕とすのは決定事項だったけど、ついでにアレも試しておくか。真澄たちにはやってなかったアレ)
俺は担任の女教師を立ちバックの状態でハメながら、今後の計画を立てていく。
(無人島試験に向けての仕込み、櫛田と佐倉のコントロール。色々とやることは大変だけど……まあ、なんとかなるだろう)
どびゅるるるっ! どびゅっ! どびゅびゅっ!♡♡♡
丹念に久しぶりの男の味に翻弄される茶柱の様子を眺め、その膣の感触を楽しんだ俺は彼女に告げることも無く精液を吐き出した。
ゴム越しに感じているであろう精液の熱さを茶柱に教え込み、そして俺は彼女の耳元で囁いた。
「くっ、あっ……♡ 熱い……♡」
「入院期間中、相手をしてやる。俺を籠絡できると良いな。雑魚雌ちゃん♪」