ようこそクズカスのヤリチン至上主義の教室へ 作:ホメロス
「あ、あぁんっ! こ、の……なんで、こんな……あっ、ああっ……!」
やはり、この世界はゲームの世界のようだ。
俺の指の動きに反応するように喘ぐ神室の姿を見ながらそう思った。
こうして彼女の身体を愛撫してわかったことがあるのだが、なんというか段々と俺は神室の身体を理解していっているような感覚があるのだ。
この現象を推測することは可能だ。
恐らく俺は「開発」していっているのだろう。
エロゲーによく設定されているアレだ。
身体の各部位に「開発値」が設定されていて、そこへ性的刺激を与えるとその数値が上昇するアレ。
それが感覚的にわかるのだ。
今の時点でだいたい30%といったところか。
神室は完全な処女で性的開発もあまり行っていなかった。
それなのにこの短時間でここまで数値を上げることができたのは「ヤリチン」と性技特化ステータスのお陰だろう。
「おいおい、こんなに喘ぎやがって。普段から慰めていたんだろう? 顔に似合わず淫乱な女だ」
「ち、ちが……っ、私は……そんなんじゃ……ひゃんっ!」
今、「羞恥」のステータスが上昇した感覚があった。
やはり、この世界はどこかゲーム的だ。
現実的ではないというか。
だが、まあいい。
そんなことはどうでもいいのだ。
俺はこの感覚にはまっていた。
段々と彼女の身体を手に入れているような感覚――とてもやみつきになる。
もっともっと開発をしたくなる。
唇や舌、喉、首、耳、胸、乳首、脇、さらには嗅覚、味覚、当然、膣や子宮、アヌスに至るまで細分化された部位。
その部位全てを開発して女を堕としたくなる衝動。
これも「ヤリチン」のスキルの弊害だろうか。
だとしても俺にはその道しか進む先はない。
開発すればするほど、女を堕とせば堕とすほど経験値を習得できる。
通常プレイではそこまでの量ではないが「ヤリチン」に関しては別格で堕とせば堕とすほどステータスは向上し、また「ヤリチン」のスキルも強化され次の標的を堕としやすくなる。
つまり、神室真澄を使ってどれだけ経験値を獲得できるかが今後の展望に大きく影響を与えるのだ。
だからこそ、俺は彼女の身体を開発していく。
神室が許した範囲で丹念に女としての感覚を目覚めさせていくのだ。
徹底的に。
完膚なきまでに。
スキルの使い方、それを学習するための――実験体として。
申し訳なさはある。
その分は気持ちよくすることでどうにか勘弁して欲しい。
「ふう……ぁ…っ…っ! この……ぁっ、いつまで…あ…っ! よくっ……飽きないわね……ぁっ!」
「飽きるわけがないだろう? こんなに「あんあん」って喘ぐ女なんてそうはいなかった。才能あると思うぞ、神室」
「ふ、ふざけ……っ! んっぅ…! あ……っ、……ふぅっ」
「ふざけてなんてないさ。見ろよ、このドロドロの愛液。普通、無理矢理さわられてこんなに濡らすかね?」
「それは……そのっ……」
ドロドロに濡れた俺の右手を見せつけると神室は恥ずかしそうに目を背けた。
「お前が淫乱じゃないっていうのなら俺のテクのせいか? そんなに気持ちよかったってことか?」
「はっ、アンタみたいなやつのテクで感じるわけ――ひゃんっ!」
「だからさ、こうして濡らしているのは事実だろ? こんなに熱々になって指をきゅうきゅうって締め付けてさ。感じてるの丸わかり。なら、あとはお前が淫乱か俺のテクのせいか、どっちかになるわけじゃん? いや、第三の選択肢としてどっちもって事もあり得るか」
神室を嘲笑うかのように揶揄しながら、俺は再度彼女への手マンを再開した。
一度引く抜かれたことで気が緩んだせいか、ヌルッと指先が奥へと入り込んだ。
当然、彼女は悲鳴を上げるが俺はそんなことは気にもせず開発を続ける。
丹念に指先を動かすほどに理解度が深まっていく。
俺は既に彼女の膣内の弱点をいくつも見つけていた。
例えば入り口の浅いところを軽く引っ掻く動き。
「んぅうううっ!? ふっ、あっ、やめっ……そこっ、あっ、あっ……あんっ」
押し込むようにして少し深く突き入れたところにあるざらざらとした部分も彼女の好みだ。
自分の指では届かない場所、そこを丹念にもみほぐすようにして動かすと神室は艶やかな声を上げる。
「だ、ダメッ……そこっ、あっ……ダメだった、らぁ……あっ、ああっ……んんっ!」
「ダメダメなんて言うな。キスもなし、セックスもなしでこっちは妥協してやってるんだぞ? しかも俺が一方的に気持ちよくさせているんだ。文句どころか感謝をするべきだろう?」
「な、なにが感謝……よっ、この……変態、んっ……強姦魔……くっ、んぅ……弱みを握って関係を迫る……んっ、あっ……く、クズの癖に……っ」
「そのクズの指で啼いているのはどこのどいつだ? 足もガクガクじゃねーか。下着もあーあ、びちゃびちゃにしやがって」
「誰のせいだと……あっ! ああっ!!」
「この床を汚しているのは誰の愛液だ? うん? お前が感じなければいいだけの問題だろうが」
一瞬、本来の気の強そうな表情へと戻った神室が指先一つでその表情を崩してしまう。
それがたまらなく言葉攻めをしてしまう。
「こんなの絶対……変、絶対……あっ、ああっ……んんっ!」
「変なのはお前だよ、神室。お前が淫乱なんだよ。考えても見ろ、初めて会った男の部屋に上がってこんなに情けなく喘いで……どんな尻軽だ」
「ちが……わ、私は……そんなんじゃ、あっ……んっ、んっ……んぁっ!」
「でも、まあ……なんだ。そっちが限界だって言うならやめてやってもいい。ただし、その場合は俺に謝れ。謝罪しろ。俺はこのままお前を襲ってやっても良いんだ。だけど、それは嫌だと言うからこうしてお前の身体を弄るだけで勘弁してやっているというのに。それも満足に付き合えないんじゃな……そりゃ、俺に対する謝罪は必要だろう?」
「ふ、ふざけるんじゃないわよ! そんな、そんな……っ! なんで私がお前に謝らなきゃ――」
「なら、黙って付き合え。俺が満足するまで触らせろ。今日のところはマンコだけにしようと思っていたんだが……おい、何回イッた?」
ニヤニヤと笑いながら俺はそう尋ねた。
こう言えば神室がどう答えるかは予測がついている。
「イ、イクわけないでしょ。バカじゃないの?」
「そうかイッてないというのがお前の答えでいいんだな?」
「そ、そうよ。悪い?」
「じゃあ、しょうがないな。とりあえず、十回はイカせようと目標を立てていたんだけどな。イッてないんじゃしょうがない」
「ちょっと、待っ――」
顔色を変えた彼女の様子を無視して俺は再度指を動かし始めた。
「これから十回、お前をイカせる。イッたらちゃんと報告しろよ? でないとカウントしないからな。それか限界だと思ったら俺に謝罪しろ、「ごめんなさい。気持ちよすぎてもう無理です。許してください」ってな。そうしたら、今日のところは許してやる。十回イクか、謝って許しを請うか……好きな方を選べ」
神室真澄は気が強く、プライドも高い女だ。
こういう風に言えば決して許しを請うような真似はできない。
それをわかっていながら俺はあえてそんな条件を出した。
彼女は耐える道を選ぶだろう。
耐えたところで開発が進むだけで何の解決にもならない、それどころか快楽にはまっていくしかないというのにその道しか選べない。
「破滅願望」が神室を縛る。
俺が約束を守る限り、彼女は自分から約束を反故することはできないのだ。
それは彼女の生来の気の強さに反する。
だからこそ、ズルズルと底なし沼に沈んでいくしかない。
その日、夜が更けるまで俺に弄られた神室のマンコの開発率は60%を超えたのだった。
―――
神室を弄んだ次の日、俺は緊張しながら学校へと登校した。
彼女が最悪、訴えていたらゲームオーバーになっていてもおかしくないからだ。
だが、何事もなくその日を過ごすことができた。
どうやら、神室は俺のことを学校に報告しなかったらしい。
そのことにまずホッと一息をついた。
「破滅願望」を持つ神室の動きは正直予想しづらい。
確率で破滅的な行動を取ってしまうため、彼女は坂柳のようにカッチリと関係を構築する必要があるのだ。
どうにか堕とさないといけない。
「破滅願望」のせいでやる展開に持っていくのは簡単だが関係を維持するとなると途端に難易度が高くなるそれが神室真澄という存在だ。
やはり、まずは彼女の攻略に集中した方がいいだろう。
経験値稼ぎにもちょうどいい。
それはそれとして色々と考えておくことは多い。
特にDクラスでの俺の立ち位置の確保は重要だ。
「ヤリチン」スキルのデバフのせいで俺は評価というものをあげづらい、だからこそ早め早めの行動が後に響いてくる――はずだ。
とはいえ、今のところは神室の調教も大事。
だが、こちらを優先すると他のがおざなりになる。
その調整をしながら進めるのは難儀だが……やってやるさ。