ようこそクズカスのヤリチン至上主義の教室へ 作:ホメロス
「しかし、許せないぜ。龍園ってやつは……。女の子の顔を殴るなんて。よし、文句を言ってくる」
「いや、別にいいって! 本当に」
「いやー、でもだな……」
「だ、大丈夫だから!」
無人島試験での日々を俺は順調に過ごしていた。
櫛田と影でイチャイチャしつつ、それ以外の時は女子グループ相手にいい格好をしながら活躍して、きゃいきゃいされるという日々。
正直、笑いが止まらない。
試験自体は原作知識を活かした堀北を使ったリーダー交代策なので、正直試験自体もう頭を悩ませる必要はない。
なので単にアウトドアを楽しみつつ、女の子にアピールするだけでいいというわけだ。
ハッキリ言って無茶苦茶気が楽だ。
そこそこの数の女を堕としたことで自身の魅力度が上がっているせいか、女子の反応がいいというのが実に楽しい。
無人島サバイバルという環境のせいもあるんだろうが、あからさまな点数稼ぎに物を運んでいる女子の肩代わりをしたり、今日の分の食べ物を簡単に確保して頼りがいのある様子を見せるだけで、なんというかいい感じの反応が返って来るというのはなかなかに面白い。
性欲に関しては櫛田や佐倉に頼んで抜いて貰っているから、賢者モードで好感度稼ぎに勤しめるからな。
そのおかげでDクラスの女子全体の好感度はかなり上昇している雰囲気だった。
その反面、あからさまに女子狙いで動いている様子に男子からはだいぶ反感を買ったが。
池とか山内あたりは女子グループに混ざって活動している俺に対し、嫉妬全開の視線を向けて悪口を言っている。
どうせあいつはヤリチンだから云々、みたいな感じだ。
くくっ、事実だから何も言い返せないな。
山内はともかく、池に関してはアウトドア知識の活躍もあって見直されるチャンスだったのに、俺が潰してしまった。
その点に関して罪悪感があるかといえば――まあ、特にないが。
男子生徒の評価なんて平田と綾小路のものだけ注意していればいい。
それ以外の評価なんてヤリチンプレイには一切不要なのだ。
そんなこんなで無茶苦茶楽しんでいる無人島生活の日々、今何をやっているのかと言えば原作の流れ通りにスパイにやってきた伊吹澪を揶揄っているところだった。
龍園の手先としてDクラスへスパイとしてやってきた彼女を俺達は温かく迎え入れた。
ぶっちゃけ、十中八九スパイであることは見抜いた上での行動だ。
原作と違って既に堀北によるリーダー交代策を実行中のDクラスにとって、スパイなんて来てくれた方が都合がいいからだ。
タイミングを見計らって堀北がリーダーである情報を他クラスに流す予定だったが、スパイを送り込んでくれるならその手間が省ける。
作戦のことを知らないクラスメイトたちはスパイの可能性を考慮して、不安の言葉を口にしていたが平田と櫛田の決定によって伊吹はDクラスと行動を共にすることが許された――というわけだ。
そんなこんなで原作通りの流れで一緒になった伊吹。
俺は当然のように彼女に接触をすることにした。
櫛田を堕としたことでDクラスはほぼ手中に収めたと言っていい状況、他クラスへ手を伸ばすいい機会。
それになにより、伊吹澪もなかなかの美少女でターゲットの一人なのだ、こういった機会を逃すわけにはいかない。
というわけで俺は伊吹に話しかけまくった。
「でも、なあ。俺としては女の子の顔に怪我をさせるようなこと許せないっていうか」
「龍園のやつはやばい不良なんだって。横暴だし、すぐに暴力を使うような男で」
「なーに、可愛い女の子のためならそれぐらい」
「ば、馬鹿じゃないの?!」
歯の浮くようなセリフだが、伊吹には思った以上に効果的だった。
実際、あの龍園相手に喧嘩を売るなんてするつもりはもちろんなかった。
ただ潜り込むために同情を引くような嘘をついた彼女の話に乗っかって揶揄っているに過ぎない。
(やっぱり伊吹は根っからの悪女って感じのやつじゃないな)
Cクラスは龍園をリーダーとしているからか、全体的にダーティな手段を使うことへの忌避感が弱い傾向にある。
不良気質というかアウトロー気質というか。
伊吹澪もその例に漏れず、平均的な生徒に比べるとそういった策に対する許容範囲は広いのだが、根っからの不良気質というわけではなかった。
それなりに善性があるというか。
例えば今回の一件でも嘘の話で騙されてこっちが信用したら、それは信じた俺達が馬鹿だったのだと彼女は考えるだろう。
ただ信じた結果、伊吹を助けようと龍園に絡んで怪我をされたらさすがに目覚めが悪い――的なラインがあるのだ。
アウトロー気質にはアウトロー気質なりのラインがあると言うべきか。
なのでそこを遠慮なく突くことにした。
伊吹というキャラは九頭春日のような軽薄な雰囲気の男子を嫌う傾向が高い、とはいえ今の俺は彼女の嘘に騙されて義憤に駆られているだけのやつだ、心配してくれている人間に対してまで悪印象を持てるほど彼女の性格は終わっていないと言うことだ。
ヤリチンとしてのレベルも上がり、異性に対して好印象を与えやすくなっていること、それと伊吹の嘘をついて騙しているという罪悪感につけ込み、俺は彼女との距離を縮めることには成功したと言えるだろう。
「あんたみたいなナヨナヨしたやつ、アイツに突っかかったところっでやられるだけよ。やめておきなさい」
「でもよー、俺は心配なんだぜ」
「迷惑よ。でも、その……心配してくれたのはありがと」
少し照れたようにそう返してきた伊吹の様子に俺は手応えを感じた。
「当然さ、俺は女の子には優しいって有名なんだぜ?」
「男には?」
「そりゃ、相応の扱いってやつだ。野郎はな、放っておいてもなんとかなるもんさ。俺はか弱い乙女の味方でありたいわけよ」
「あはは、なにそれ。チャラついてるわね」
伊吹らしからぬ、砕けたそんな言い方。
冗談を言い合う程度には気安い関係に距離を縮めることが出来たのなら、成果としては上々の結果と言えるだろう。
内心でほくそ笑みながら、伊吹との親密度をあげることに労力を割いた。
「なによー、この私が居るのにもう他の女?」
「しょうがないだろ、ヤリチンなんだから」
「開き直るんじゃないわよ、このカス」
暴力を振るわれたらしい他クラスの女の子の世話を焼く、というムーブでクラスの女子からの好感度上昇も狙った一石二鳥の作戦だったが、櫛田にはさすがにあっさりと下心を見抜かれてそんなことを小言を言われてしまったが。
まあ、それはともかくとして。
「一先ず、Cクラスに手を伸ばす足がかりとしては十分かな。この学校、クラス対抗の件もあるせいで他クラスに縁を作るのも一苦労だぜ」
「普通さ、こういうときにする話じゃないと思うんだけど?」
「こういう時って?」
「……いじわる」
「冗談だって。ほら、腰を振れよ」
「あっ、んっ♡ ばかっ♡」
さて、俺が何をしているのかというと合間を縫って神室との密会を行っていた。
つまりはあれだな、櫛田や佐倉など美少女な同級生に手を出しておきながら、間を置かずに他所のクラスの女にも手を出す男――それが九頭春日、クズカスというわけだ。
男子に刺されても仕方ないと思う。
とはいえ、言い訳をさせて欲しいが一応誘ってきたの神室の方だったの言っておきたい。
俺としても普通に情報交換だけでそれはそれで……いや、まあでも結局ヤってたかもしれないが。
というか、うん……やってたな、誘われなくても。
シチュエーション的に早々ない環境だからな……島の中、同学年の生徒が周りに居る中での野外セックスの緊張感と高揚、それに伴う気持ちよさ。
神室ともやりたい、と思ってしまったと思う。
そんなこんなで誘われるままに俺は彼女とセックスをした。
「お前から誘ってきたんだろ? ほら、もっと」
「うざっ♡ しょうがないじゃない、上陸する前に飲まなきゃもっと……」
「我慢できなくなったって?」
「だから、うるさいっての。そっちは女の子を捕まえて発散できてたんだろうけどさ。櫛田まで……」
因みに体位は騎乗位の体勢だ。
横になった俺の上に跨がっているスタイル。
これは神室の指定だった。
俺としては後ろからガンガンやりたい気分だったのが――
「なあ、なんで今日に限ってこんな体勢がいいなんて言ったんだ?」
「……うっさ♡ っ、あんっ♡」
「俺としては桔梗とのセックスの様子を聞いたのが、影響しているように思えるんだけどなー?」
「ほんと、うざっ♡ この、くず♡ ヤリチン男♡ おんなのてき……♡ んぁっ♡」
「へいへいっと」
なんてことはない、櫛田に対する嫉妬心という可愛いものだった。
(俺が櫛田のことを褒めてたのが悪かったのか? あいつが手に入ったから、今後のDクラスの攻略は楽になるわー的なことは言ったけど)
何の気なしの言葉だったが、承認願望の高い神室には変な刺激になってしまったのかもしれない。
神室真澄というのはツンツンとした態度をしつつも、その実はかなり献身的に相手に尽くすタイプの女だ。
願望のせいもあってか、俺に尽くすこと、俺に求めてられる役に立つ女――というのが彼女にとっては重要らしい。
実際、堕としている女という意味では小野寺も一緒だが、あいつはあくまでセフレと言った感じだが、神室に関しては共犯者というか企みにも協力させている仲だ。
女に差を付けるというのは好きでは無いが、やはり俺は色々と優秀な神室を一段上の扱いにしていた。
(それなのに櫛田桔梗という存在で……ってことか)
櫛田桔梗は優秀だ。
特に能力制限もない櫛田は特に。
神室が心配になってしまうのは仕方ないのかもしれない。
(実際、本気になった櫛田の協力があればDクラス支配は済んだようなもの。高円寺とか綾小路とかの不確定要素はあるけど、基本無視してれば無害だしなぁ。とはいえ……)
だからといって、神室の価値が下がるわけではない。
彼女はAクラスに手を伸ばす足がかりであり、Aクラスの動向を逐一流してくれるし、それと面倒な坂柳封じにも動いてくれているという値千金の活躍をしてくれている。
特に坂柳封じの功績がデカすぎる。
大抵の場合、プレイヤーのお邪魔キャラとしてボス化してくるからな、それに対する切り札になっているという時点で――偉い。
なので、正直神室が櫛田の存在に不安を覚えているのは、ハッキリ言って杞憂なのだが……今の彼女が可愛すぎて、これはこれでいいかなと思ってしまった。
櫛田と対面座位でヤッたという話を聞いて、「なら騎乗位でやる」となるのは可愛すぎると思うんだよね。
ちょっとでも櫛田の痕跡を塗りつぶしてやろうって魂胆が見えて。
安心させるのはあとでいいかな――とか思ってしまう、俺は本当にクズだった。
「それでAクラスの方はどんな感じだ?」
「あんっ、あっ……♡ あんたが言ったとおり、あんまり関わらなかった……わ♡ ぁんっ♡ 興味もなかったし、一応……坂柳派ってことだから話し合いはしたけど……んっ、はぁっ♡ 橋本のやつが基本的に色々動いてて……♡ はっ♡」
「――なるほどね」
神室からの情報、Aクラスについての内情はおおよそ想定通りだった。
要するに原作通りにCクラスと手を組み、その裏で坂柳派はAクラスを裏切った。
「やれやれ、Dクラスは不良品って話だけどAクラスも言えたような状態じゃないじゃないか」
「全く……ね♡ はぁ!♡ ほんとくだらない……っ!♡ んぁっ♡」
「おいおい、随分と激しいな。そんなに溜ってたのか?」
「……男子の見る目がね? いやらしいのよ。そう言った目で見られるのは慣れては居るんだけどさ」
「あー……まあ、しょうがねーよ。真澄ってエロいし」
「うっ……ばか♡」
どうやら櫛田への嫉妬心、ライバル心だけではなく別にストレスがあったようだった。
これも俺の女になって魅了度が上がってしまった結果だろう。
エロくなったというか、色気があるというか。
童貞の男子高校生には一緒の無人島生活をするには、少々難しかったようだ。
そう言った視線を向けてこないのは葛城ぐらいで、他は大なり小なり向けてきたのを彼女は察したらしく、気が滅入っているのだとか。
「俺の女に邪な目を向けるなんていい度胸してるじゃねーか」
「誰があんたの女よ♡ んあっ♡」
「違うのか?」
「……違わない、けどさ♡ あっ、あっ♡」
普段よりも素直な様子の神室、そこにいつもはない気弱さを感じ、俺は興奮にペニスを硬くした。
「ちょっ、何を硬くして……♡ あんっ♡」
「なーに、いつもは素直になるのが遅い真澄が今日は随分と早いなって思ってな」
「うるさい、ばか……♡ わ、私……春日の役に立ってるわよね?」
「もちろん、お前ほど頼りになるやつはいねーさ。いつも助かってる」
「――櫛田よりも?」
「そこはまあ……どっちも頼りになるってことで」
「クズ……カス♡ 負けないから♡ 役に立つから、私とずっと一緒に――」
重いよ。
上に乗っている彼女の体重が、という意味ではもちろんない。
どろりっとした重さがある、情の深い女が神室真澄という女だった。
下手すると刺して無理心中を謀ってくる女だ、色んな意味で侮れない。
「真澄」
「なか、だして♡ いっぱい、春日のドロドロのざーめん♡ ねっ?♡ 私の中にいっぱいいつもみたいに♡ あっ♡ はっ、はっ♡ んあっ、ふあっ♡」
「こいつは……凄いな」
蕩けるように甘い声で囁きながら、神室は腰を上下させる。
俺の動きを制するように、こちらで動いてイカせるという意思を受け取り、俺はされるがままに彼女の奉仕を受けた。
ジャージ姿の下だけ脱いだ状態というあまり色気のない格好のはずなのに、「たんたんっ♡」と巧みな動く神室の姿はなるほどただの男子高校生には過ぎた色気だった。
動き自体は激しいものではない。
たが、腰をひねったり、タイミングを見計らって膣を締め上げたりと明らかに年不相応な神室の技に、俺はあっという間に追い詰められてしまう。
「だせ♡ だーせ、だせ♡ 私の中にいっぱい♡ 孕ませるぐらいにだせ♡」
どちゅっ、どちゅっ♡ どちゅうっ♡ ぱんぱん♡ にちゅうっ♡
俺のペニスの震えが伝わったのか、ラストスパートと言わんばかりに攻めたててくる神室の性技に、限界に達していた精液を彼女の膣内へと吐き出した。
どびゅるっ♡ どびゅるるっ♡ どぶどぶ♡
「んあああぁぁぁっ……ああぁぁんっ♡ これ、これが欲しかったの♡」
「へへっ、俺の精液が好きか? ん?」
「……うん、好き♡」
恥ずかしそうに認めた神室の様子に思わず声を漏らしてしまった。
普段はドロドロになるまで追い込まないと素直にならない彼女がよくもまあ……。
はあっ、と熱い吐息を漏らしながら子宮で俺の精液を受け止めた神室は、抱きつくようにしな垂れかかってきた。
「ねえ、私頑張るから……」
「あー、そのことなんだがな? そんなに気にしすぎなくても……」
こちらの言葉を遮るように彼女は口をキスで塞いできた。
「いいの、私がやりたいだけなんだから。あんたが求めてくれるだけで私は……」
「真澄……」
「それよりもさ、例の件のことなんだけど」
「例の件って……ああ、もしかして船で言っていたアレか?」
「そうアレのこと。うまくいきそうなんだけど――どうする♡」
そう言って神室は艶やかに笑みを浮かべた。
それはどこか悪女を思わせる淫靡さを纏ったもので。
「ふふっ♡ 答えは聞くまでもないわよね♡ ほんと、エッチなんだから。私に任せて? 明日、この時間にここで……準備は済ませておくから」
彼女の提案に俺の息子はとても素直に反応してしまった。
自分でも呆れるぐらいだが。
その日は結局、神室とイチャイチャしたあとでクラスの元へ戻り、女子にアピールしつつ、その影では櫛田たちと逢瀬を重ねた。
そして、次の日。
「や、ぁっ……♡♡」
俺達は今日もセックスをしていた。
神室の腰を掴みながら、乱雑にペニスを膣奥へと押し込む。
「んぁ、ぉっ……♡♡ ダメぇっ……♡♡♡」
膣奥へグリグリと押し込むと嬌声を上げる彼女の様子を楽しみながら、腰を前後へと動かしていく。
いじめるように膣内を擦る度に神室は蕩けきっただらしない顔を晒す。
「さて、それじゃあ……出すぞっ!」
「イグっ♡♡ ダメっ♡♡ イクっ……イグ、ぅ゛っ♡♡♡」
たまらない興奮を覚えながら、最奥へ押し付けた肉棒から、大量の精液が放たれた。
彼女の膣内を満たしていく感覚に酔いしれながら、俺は最後の一滴まで流し込んでいった。
「あ、はぁっ……♡♡」
全身をびくびくと大きく震わせながら、絶頂の余韻に浸っている神室。
両腕はだらりと放り出されたまま、指先だけが力なくぴくぴくと動いているのが艶めかしい。
「んひぁ゛っ!? お、ぁっ……♡♡」
絶頂の余韻に浸る神室を尻目に、俺はチンポを引き抜いた。
その際に膣壁を擦られたことで、彼女は再度絶頂してしまったようだが俺には関係ない。
僅かに潮を吹きながらイってしまった神室の開きっぱなしの口元に、膣から抜いたばかりのチンポを近付けた。
「あ、ぇ……♡ さいこう……♡ んちゅっ♡」
突き出されたペニスを当然のように口に含んだ神室は丹念に掃除を開始した。。
精液と自らの愛液の混ざり合って汚れたチンポを愛おしそうに舐めて掃除をする彼女の様子、それはどうしようもなく淫らだ。
いつもならこのまま、もっと続きをやるところだが――
「ちょっと、惜しい気持ちもしてきたわね」
「おいおい」
「わかってるって。あとでご褒美……期待してるから♡」
今日のメインディッシュは神室ではない。
こうやって当然のように人目を盗んでセックスをしたのは言わば準備運動のようなもの、別に本命が存在していたのだ。
神室は俺に対し、そう囁きながら未だに絶頂の余韻から抜けられない身体を起こし、ふらふらと歩き始めた。
そして、近くの藪の方へと向かった。
「さて、じゃあ覗き魔ちゃんには制裁を加えないとね?」
「えっ、あっ……。いや、その違くて」
「ねえ? 山村さん」
そこにはAクラスの山村美紀がズボンの中に手を入れた状態でいたのだった。