ようこそクズカスのヤリチン至上主義の教室へ 作:ホメロス
「……ん……なんで……? 私……」
私――山村美紀はそんな風に目を覚ました。
記憶が曖昧だった。
何故、私は意識を失っていたんだろうか。
「たしか……神室さんに呼び出されて」
何故だか知らないが同級生の神室真澄に、彼女は呼び出されて森の奥のある場所に向かった。
これまでろくに話しもしなかった相手の頼み、それを何故素直にしたがったのかと言えば「もしかしたらお友達になれるかもしれない」――そう思ったからだった。
昔からどうにも影の薄かった私はあまり友達が出来たことがない。
事実、高育に入学してそれなりに経つというのに友達だと胸を張っていえる存在は……というか影の薄さを発揮してしまった結果、キチンとクラスメイトとして認識できている生徒が何人居るか。
そんな状況で同じクラスの女子生徒である神室さんに声をかけられ、有頂天になってしまったのは仕方ないことだった。
多少、不審な頼み事だったとしても断るという選択肢はなかった。
試験中のAクラスの空気が葛城派と坂柳派とでうまく行かず、少しギスギスしていて落ち着かなかったというのもあった。
彼女もそんな感じで邪魔が入らない場所でお喋りしたい……そんな理由なのかもしれないとそう思って。
しかし、そんなこんなで待っていると起こったことと言えば――――
「おっ、起きたか?」
「っ――!?!?」
記憶を掘り起こしながら意識を覚醒すると一人の男の顔が飛び込んできた。
その瞬間、靄が掛かっていたような意識は明瞭となって気を失う前に見た記憶が蘇った。
そう、何故だか知らないが神室さんに呼び出された場所で待っていたら、彼女が男と二人で現れてセックスを始めたのだ。
人目に付かない場所でちょっとした逢い引きなんて軽いものではない、男と女――あるいは雄と雌というべき、ともかくアダルトでインモラルで退廃的にもほどがある性行為。
男は神室さんを屈服させた凶器を、愛液と精液に濡れながらも、雄々しくそそり立つそれを、惜しげも晒しながら私のすぐ側に居た。
今の状況を理解し、咄嗟に跳ね起きようとしたがそれはうまくいかなかった。
気付けば手が後ろで縛られていることに気付いた。
何かものに結びつけられて固定されている――というわけじゃなかったけど、そもそも運動が得意ではない私にとって、腕を後ろで縛られ寝っ転がっていた状態から上手く動くことなんて出来るわけもなく、ただモゾモゾと動くことしか出来なかった。
「山村美紀ちゃんだっけ? 知ってるぜ。こうやって会うのは初めてだけど、可愛いね♪」
異常な状況であるにもかかわらず、そんな声をかけられて私はドキッとなってしまった。
そんなことを言ってくれた男の子なんていなかったという、私の男子経験のなさが一番の理由ではあるんだろうけど――
(な、なんで……? 初めて喋ったのにこんな……っ)
私が苦手とする陽キャというかチャラ付いた雰囲気のある男の子であるはずなのに、苦手意識よりも先にどこか好感がわいたことに驚いた。
たしかに雰囲気こそ苦手なタイプだけど、顔は整っているし身体だって……と裸の男性の身体を見る機会などそれこそ水泳の時間ぐらいで、その水泳の時間でさえ恥ずかしくて目を逸らしてみないようにしていた私にとって、色々と男の姿は目に毒過ぎたが――何故か目が逸らせない。
(こ、この人って……たしか)
マジマジと見てしまい、そして私はようやく男の正体に気付いた。
神室さんとのセックスの光景が衝撃的すぎて、認識できなかったが彼のことは知っていた。
というかAクラスではそれなりに有名な話だった。
(Dクラスの男子生徒で神室さんにアピールしてるっていう……名前は確か)
「Dクラスの九頭……くん?」
「おっ、俺のことを知ってたか。嬉しいねー。――覗き魔の美紀ちゃん?」
「えっ……あっ、ちがっ――?!」
「違わないだろー? いけないなー、人のセックスを覗くなんてさ」
「そ、そんなつもりじゃ……私はただ神室さんに呼ばれて、それで……っ!」
「セックスを鑑賞してオナニーしてた?」
「っ、ちが……えっと、わわわ……わたひは――」
矢継ぎ早に指摘され、私は異様な状況であるにもかかわらず、言い訳を考えるのに必死だった。
彼に……九頭くんにいわれてハッキリと思い出した。
(私は神室さんと九頭くんのせ……せせ、セックスを見て、それで……)
言い訳をさせてくれるなら、見ようと思って見ていたわけではない。
ただ下手に動いてバレてしまったら不味いことはわかったので、逃げることも出来ずに動けなかっただけだ。
ただ、問題があるとすれば彼の指摘したとおり、なんというか雰囲気に当てられたというべきか、見知ったクラスメイトの艶姿におかしな気分になってしまったというべきか。
ともかく、変な気分になってしまったのは事実だった。
その結果、半ば無意識に――
「同級生のセックスをおかずにしてオナニーだなんて、なかなか良い趣味してるじゃん美紀ちゃん」
「ちがっ、私は……っ」
「どう思うよ、真澄?」
「えっ」
九頭くんがそう言うと、私の視界に神室さんの姿が映った。
彼の存在とこの異様な状況のせいで気付かなかったが、彼女はすぐ側に居たらしい。
当然といえば当然。
二人はさっきまでセックスをしていたのだから。
「そうね、山村さんがそんな変態だなんて思わなかったわ」
「か、神室さん!? 私はそんな……神室さんに呼ばれてそれで……っ」
「そこまでは予定通りだったんだけどね。まさか興奮のし過ぎで気絶しちゃうなんてね」
「まあ、これはこれでいいさ」
「えっ、は? 予定……? ……神室さん?」
「ねえ、山村。事情はどうであれ、人の情事を覗いて興奮してたのはどうなのかしらね?」
「そっ、それはその……ご、ごめんなさい」
自分でも何故謝っているのかわからない。
私が気を失っている間に身を整えたのだろう、ジャージ姿に戻っているが長い髪は少し乱れているし、頬は上気したまま。
先ほどまでの姿がまだ記憶に新しいのもあって、同性であるというのに目が離せないほどゾクっとした色気を神室さんは放っていた。
正直、目の毒だ。
元から入学当初より、明らかに綺麗になったという噂のある神室さんだったが……情事を終えた後の彼女は、普段の様子と比べものにならないほどの妖しい色香を纏っていた。
身を整えた神室さんが何をするかと思えば、彼女は九頭くんの股間に顔を埋めると、その太くて長い肉棒を喉奥まで咥え込んだのだった。
そして、舌を使って舐めしゃぶり、掃除するように丹念に。
ちゅっ♡ れっろっ♡ じゅるるっ♡ じゅぽっ♡ じゅるるるっ♡
「う……わっ♡」
目の前で見せられるそれはとても淫靡で、私は言葉を失ってしまいました。
そうすることしか出来なかったから。
「れろぉ……♡ ちゅっ♡ はいっ、キレイキレイになったわよ」
「せんきゅー、いつも通りの愛情たっぷりのフェラだったぜ」
「ふん、ばーか♡」
九頭くんにそう言って頭を撫でられた神室さんは、悪態をつきながらも嬉しそうに微笑みながらそっと離れた。
「初めてなんだからさすがに汚れたままってのは……ねぇ?♡」
「まっ、そうだな。真澄は気配りが出来る女だな」
「思い出になることだからね。そうでしょう、山村」
「……へっ?」
至近距離で行われた同級生の男女による性行為、そのことに気を取られていた私はそんな間の抜けた答えしか返せなかった。
そんなこちらのことなどお構いなしに、九頭のくんは綺麗になった肉棒を見せつけるように私へと近づいた。
ようやく、今までは現状の把握にリソースを割いていた私の頭脳が今の状況のまずさを理解した。
「や、やめ……っ」
そんなこちらの言葉なんて当然のように聞き流し、私のジャージのズボンに手をかけると脱がせに掛かった。
抵抗しようとしたが無駄だった。
(男の子の力ってこんなに強いの……?)
私の力じゃ抵抗なんて出来ない、そんな事実を思い知らされながら脱がされてしまった。
咄嗟に誰か助けを求めようと声を上げようとして――
「ははっ、濡れてるな。そんなに俺と真澄のエッチはおかずによかったのか?」
「変態ね、山村って」
「あ、あぅ……」
露わになった濡れたショーツの存在がそれを止めた。
単に下着姿を誰かに見られたくないという気持ちももちろんあるが、濡れてしまっているショーツの存在を知られるのはもっと嫌だった。
それだけ、私が神室さんと九頭くんのセックスを見て興奮したという動かぬ証拠だから。
だからこそ、私は助けを呼ぶために声を上げることを躊躇し、その間にも九頭くんの行動は止まらない。
あまりにも自然で流れるような動作で私のズボンを脱がし終え、そして、湿った白いショーツを少しだけずらした。
「同級生のセックスを覗き見して、オナニーしていた悪い子にはお仕置きをしないとな」
「そうね、私の恥ずかしいところをいっぱい見たんだもの。それぐらい当然よね?」
「それは……でも、だって……」
「やっぱり、小せえな。まあ、処女なんだから仕方ねーんだろうけど」
「それをなんとかするのがヤリチンってものでしょ」
「まあ、そうだな。処女喰いの実績も解放できたし、その効果を試してみるかね」
「ほんと、最低なクズ男ね。それじゃあ、私は行くから」
「ああ、頼んだ。じゃあ、こっちはこっちで楽しもうか?」
二人の会話を聞きながら、どうやらわからない振りはここまでらしいことが理解できた。
「や……や、やめ……」
そんな私の声なんて当然のように無視されて――
ずぶんっ♡
「っ?!!? う、ァ……っ」
「入った、入った……やっぱり、キツい。まっ、すぐに俺の形に変えてやる」
九頭くんのチンポによって私がこれまで守ってきた処女膜を破られるまで、きっと一秒もかからなかっただろう
それほど、あっさりと彼の凶悪な長チンポは私の膣内を遠慮なく、一息で奥まで貫いてしまったのだ。
「さすがに痛いか? でも、大丈夫だ。すぐに気持ちよくなる。今までなら道具とか下拵え無しで、いきなりの処女喪失なんてやらないんだけどな。今の俺なら……」
「あっ、はっ、はっ……っ!! くっ、ああっ! な、なかに……っ!」
既にヌルヌル愛液で濡れていた私の膣内は、思いのほかスムーズに九頭くんのチンポを受け入れた。
本当にあんな大きなものが身体の中に収まるなんて、とどこか感心したような感想すら浮かんだ。
(痛い……痛い、けど……これ、なに? 身体の中に異物が入って気持ちが悪いはずなのに……)
思ったよりも痛みは弱く、そして自身のおまんこを蹂躙したチンポをおさめる感覚に、私はこれまで感じてきたことない何かを感じた。
そして、そんな私の様子を眺めながら、ゆっくりと九頭くんは腰を動かし始めました。
最初は少しずつ、ゆっくりと……しかし、大胆な腰使いで。
ぱちゅっ♡ ぱちゅっ♡ くぽっ♡ くぷっ♡
「やっめ……て! ぐすっ、こんな……あっ、あんっ! あんっ! あっ!」
なんとかやめさせようと声を上げようとするが、圧倒的な存在感と共に私の膣内をストロークする彼のチンポの存在がそれをさせてくれない。
開いた口からこぼれるのは徐々に艶を帯び始めた声ばかりだった
「――あっ♡ あんっ♡ やっ、あっ♡♡ なにっ♡ これぇっ♡」
「痛いのなくなったか?」
「いたいの、なくなったけど……♡ ヘンな感じ、がっ♡ あっ♡ あっ♡」
「よしよし、それじゃあその変な感じにだけ集中しててごらん? あとは俺が上手くやってやるから。ただ感じるだけで良い」
「あっ♡ ああっ♡ あっっ♡♡ んんぅううっ♡♡」
「ほら、おっぱいも揉んでやる。おっ、結構あるな」
「やっ、あんっ♡ 恥ずかし、い♡ そんな……♡」
「いやいや、恥ずかしいことないって。はい、ご開帳っと。ちゃんと気持ちよくさせてやるから」
「だって、私の小さ……んぅ♡ やぁっ♡」
「気にしてたんだ? 可愛いねー。ならそんなコンプレックスをなくせるように、俺が美紀ちゃんのおっぱいを思う存分に可愛がってやるからさ」
九頭くんは腰を巧みに動かしながら、今度は私のジャージジャケットを脱がしに掛かった。
ズボンの時のように妙に慣れた手つきで脱がされ、あっという間に私の胸が晒された。
神室さんというスタイルの良い人と比べると私の体つきは貧相で胸だってそこまで大きくはない、だからこそ比べられると思ってそんなことを言ってしまったが、彼は「可愛い」「可愛い」なんて連呼しながら、両手で思うままに揉みしだいた。
決して力任せではない、最初はやわやわと全体をほぐすようにもんだ後でこちらの反応からちょうど良い力加減というか、反応が良かった場所などを探り当てると丹念に性感を掘り起こすように揉まれていく。
もちろん、その間も私の膣内を虐めることにも余念がない。
私のマンコが彼の肉棒によって拡張され、段々とフィットしていくような……専用の穴へと整形されていくような錯覚さえ感じた。
(なんでっ♡ なんでこんなに気持ちいいのっ? 胸なんて自分で触っても……あっ、ダメぇ! 乳首をコリコリするのダメ、やわやわと揉み解すのも、いきなりぎゅっと絞るぇダメ♡ あっ、お腹の奥がビリビリって!♡ ぐりぐりするのダメぇ♡ わかんない♡ わかんなくなる♡ おっぱいもっ♡ おまんこも気持ちよくて♡ わ、わからなくなっちゃうっ!♡)
胸からの刺激に膣内をぞりぞりと動く彼の肉棒からの刺激、二種類の快感に私の頭の中はいっぱいになった。
未知の気持ちよさの情報の氾濫に、まともに頭が動くわけもない。
ただ、九頭くんのされるがままに私は喘ぎ声を上げることしか出来なかった。
そんな中で急に彼がその口を耳元に寄せるとあることを囁いてきた。
「なあ、気付いているか? 真澄のヤツが今この場所にいないってこと」
「は、へぇ?♡ 神室さ……え?♡」
「実はちょっと戻って貰ってるんだ。ほら、あんまり離れているとバレるかもしれないだろ? だから安心させるための理由が一つ、それともう一つ――人を呼んで貰ったんだ、ここのすぐ近くに」
「――――――へ?」
(人を? なんで? ここのすぐ近く? え? え?)
茹だっていた頭が少しだけ冷える。
彼がちょっと刺激を弱くしてくれたから、ある程度周りの状況を伺う余裕が出来てきた。
たしかに離れた場所に人の気配というか、神室さんの話し声が聞こえた。
話し声ということは彼女以外の誰かが居るということで――
「んぐ~~っ!!?♡♡」
「うおっ、すっげー締まった。喜んでくれたようで何よりだ」
その事実を理解した瞬間、頭の頂点から下までを電流のような何かが貫いた気がした。
(だ、誰か居る?! 九頭くんや神室さん以外に?! 今の状況を見られたら……っ! 私、殆ど裸でそれでセックスしてて……! こんな、こんな姿見られたら――)
「どうなると思う? 気付かれたらさー」
「んっ♡ んうっ♡ やめっ♡ うごかな…・・いで♡ あっあっ♡ ばれちゃう♡ ばれちゃうから♡ あんっ♡」
「実のところ、誰を呼んだのかまで知らないんだよね。クラスの女子生徒か……もしかしたら男子生徒の可能性もあるな。どちらにしても記憶に残るだろうな。影が薄いって悩んでいたみたいだけど、一瞬で噂が広まって今後は悩まなくてよくなるなー」
「やだっ♡ やだっ♡ そんなの……あんっ♡ あっ♡」
「本当にそうかな? 愛液がどんどん溢れてくる。クラスメイトのセックスを見てオナニーしちゃう変態女だからな、美紀ちゃんは。案外、好きなんじゃないか?」
「そんなこと……♡ んぁああっ♡」
「ほら、よーく想像してみるんだ。もしも、このまま誰か第三者にこの場を見られるかもしれないってことを。Aクラスだけじゃなく、他にも3クラスも島内に居るんだからあり得ない話じゃない。偶然、ここにやってきて見られるって可能性もゼロじゃないんだぜ?」
(そんなこと……そんなこと……♡ 神室さんのセックスを見ていた私のように、誰かに見られたとしたら―――)
びくんっ♡ びくびくっ♡ ぷしっ!!♡
想像をした。
九頭くんに言われるがまま、誰かに見られてしまうという光景を想像し――私は気付けば絶頂していた。
「ふぇ?♡ はへっ♡」
「あーあ、考えただけでイッちまって……このド変態が」
彼にそう詰られて私はようやく現状を理解できた。
九頭くんから与えられる刺激で、達したのではなく私は……私は。
(なんで♡ そんな考えただけで……頭真っ白になって、それで♡)
「キャラの性癖はランダムだけど、キャラによって傾向自体は存在するんだよな。なりがちな性癖、塗り潰しやすい性癖。影が薄いって特徴の美紀ちゃんは傾向として多いから試してみたけどドンビシャだったなー」
「はっ、えっ?♡ なにを……♡」
「別にー? お前がただの露出狂のド変態だってことさ」
「そんにゃ……ことっ♡」
「そうかな? よーく考えてみろ、なんで美紀ちゃんはイッたんだ? 想像したんだろ? あられもない姿になった自分に視線を向けられる光景を」
「や、やめっ……♡」
「その時の頭のおかしくなるような恥ずかしさと、そして気持ちよさを」
「っ、ぐぅ……♡」
「普段は影が薄くて向けられない視線、それが一斉に向けられて、見られて、隠すことも出来なくて……そんな光景を想像するだけで身体が熱くなる、露出願望こそが美紀ちゃんの終わってる性癖なんだよ」
「うっ、あっ……♡」
九頭くんの言葉は驚くほどに私の中に染み渡った。
自分でもそうじゃないか、なんて浮かんだけど必死に理性で否定した心の奥底をこれでもかと暴き立てた。
そうだ、私は彼の言ったとおり想像だけでイッてしまった。
誰かにどうしようもない自分の姿見られるかもしれない、そう考えてたまらなく興奮してしまった。
自分にそんな性癖があるなんて思いもしなかった。
けど、私は――
「本当に終わってる変態だよね、美紀ちゃんはさ」
「ふっ、ぐぅうう……っ」
涙が出てきた。
自分が情けなくて……彼の言うとおり変態だと言われてしょうがない。
心底、自分が気持ち悪い。
影も薄くて、喋るのが苦手で、しかも変態だなんて本当にどうしようもない――
「でも、そんな美紀ちゃんを俺は認めてやる。いいぜ、俺はさ。露出趣味のある変態女だってそれはそれで受け入れてやる」
「九頭……くん?」
どちゅん♡
九頭くんのそんな言葉に私の心が傾いた。
それを狙っていたかのように彼の肉棒が、私の最奥を力強く小突いた。
「あっ♡ はあっ♡」
「美紀ちゃんって顔可愛いし、身体の具合も良いし……俺のものになれよ」
「やめっ♡ あっ♡ あっ♡ こえ、でちゃっ……あっ♡」
「声を我慢しないと気付かれちまうぜ?」
「だって、こんな……動かされたら♡ あっ♡ あっ♡」
「何を動かされたら辛抱たまらないって?」
「それは……言えなっ♡ 言えない♡ んあっ♡ ああっ♡ あんっ!♡ やめ、激しく動かさないで♡ ああっ♡」
「何を動かされた困るんだ? それがわからないとなー?」
「そ、その……く、九頭くんの♡ えっと……♡」
「チンポね。ほら、言ってみ?」
「ち、ちんぽ♡ 九頭のチンポが動くから……♡ あぁんっ!!♡」
私はビクンビクンと腰を跳ねさせながら、彼に言われるがまま卑猥な言葉を口にした。
彼のチンポをぶち込まれながら、弄ぶように胸や乳首、クリトリスを触られ、私の口からは嬌声ばかりが漏れる。
決して気付かれてはダメなのに。
物音を立てれば立てるほど、近くに居るであろう誰かがこっちに来る可能性は高まる。
その焦燥が、スリルが私をより燃え上がらせて、さらに身体中の感覚が鋭敏となって快楽を受け入れやすくなるという悪循環。
バカになりそうなほどの快感が私の頭を灼いていく。
「そーら、そろそろ出ちまいそうだ。処女喪失のセックスで中イキを覚えて終わっちまえ」
「だめっ♡ だめっ♡ そんな……しゃせーなんて♡ そんなことしたら……っ♡」
「レイプされて、処女失って、しかもそれで思う存分にイッちまってド変態女になっちまえ。女として終わっちまえ」
「やだやだやだっ♡ わたし、おわりたくな……♡ 変態なんて♡ やぁっ♡」
人として、女の子として終わりだろう。
同級生の性行為を覗いてオナニーして、見つかって、レイプされて、それなのに気持ちよくなって、見つかりそうなこの状況にバカみたいに興奮している。
そして、最後に膣出しされてイッてしまうなんてそんなのどうしようもないほど……だから、なんとか耐えようとしたのに。
「いいんだよ、そんなお前を――飼ってやるから」
「あっ♡」
そんなことを囁かれて私の心は緩んだ。
必死に耐えていた快楽の波が私の心と頭の中を押し潰していく。
「そらっ、いくぞ美紀ちゃん。初めての膣出しでイッちまえ!」
どびゅっ♡ どびゅるるるっ♡ じゅぶりゅっ♡ どくんっ♡ どくんっ♡
九頭のチンポが私の中で激しく脈動したのを感じた。
胎の中を熱いモノが満たしていく感覚。
それと同時に頭の中で何かがプツンと切れてしまった――そんな感覚が奔った。
(あ……終わっちゃった……)
ただの女の子としての終わり、それを直感的に私は悟ってしまった。
「あっ、あああああああんっ!!♡♡♡♡♡ い、ぐぅううううっっ?!♡♡♡♡」
初めての性体験とは思えないほどののけ反りガチアクメ。
快楽物質の過剰分泌で私は死ぬんじゃないだろうか、と思うほどに全身を震わせてイッてしまった。
これまでの人生観を塗りつぶすような刺激的な体験、彼が手で口を押さえてくれなければ私の声はそこら中に響いてしまっただろう。
そんなことになったら……そんなことになったら――
(誰かやってきて、それで……それで♡ ああ、ダメだ♡ わたし、ほんとうに終わっちゃってる♡ 勝手に妄想して……またイクぅっ♡)
「んぅっ!♡ ふぅっ、あぐっ♡♡♡♡ ひぁあっ♡♡ んっっおぅっ!♡♡」
ガクガクと私の意思から離れ暴れそうになった身体は九頭くんによってガッツリと組み伏され、私は身動き出来ずただ絶頂の快楽に耽溺する。
ピクリとも動かせない身体、見下ろす顔は余裕な表情で情けない顔を晒して居るであろう私の顔を見ながら笑っている。
(見られてる……♡ 私、見られてる……♡♡)
その事実に興奮を私は何度も浅い絶頂を繰り返した。
「……あっ♡ ……はっ♡ ……はーっ、はーっ♡♡」
ようやく、大きな絶頂が収まり、私は荒く呼吸を整える。
暴力的といいほどこれまでの性体験のせいで、未だに現実感がなく頭の中がフワフワしている。
弱々しく呼吸を整える私を眺めながら、彼はそっと頭を撫でてくれた。
(あっ……♡)
その行為だけで心がほぐれていくのを感じた。
「本当に変態だね。こんな初体験しちゃって、今後美紀ちゃんはまともな恋愛できるかなー? 男とか彼氏とか作れると思う?」
「ふーっ♡ ふっ……♡」
「仮に上手く隠して出来たとしても絶対に満たされないだろうね、露出願望持ちの変態な性癖に付き合ってくれるヤツなんて、しかも俺より上手く美紀ちゃんを気持ちよくさせられるヤツなんて……絶対にいやしないぜ」
「はっ♡ はっ♡」
「どうしようもない美紀ちゃんみたいな女の子でも、俺なら飼ってやれる。だからさ――」
九頭くんの言葉が私の疲れ切った頭へ染みこんでくる。
それはまるで呪詛のように染みこんで。
「俺のものになれよ、な?」
「ひゃい……っ♡」
気付けばそんな言葉を口にしていた。
彼の言うとおり、こんな変態な性癖を持った私を満足させてくれるような男性が早々いるとも思えなかった。
それに何より彼ほど雌を気持ちよくさせることが出来る雄なんていない、と経験なんて九頭くんただ一人なのに確信できた。
だから、答えはこれしかなかった。
「なりゅ、なりゅから……♡ もっと……♡」
「いい子、いい子。捧げるものがあるよね?」
そう言って舌を出した彼の意図を察して、私はしゃぶりついた。
自分がどれだけ貴方のものになりたいのか、それを示すように。
「ちゅっ♡ れろっ♡ ちゅばっ♡ ちゅ……っ♡ ンっ♡」
(キスまでしちゃった……♡ 処女なくして、キスもなくして……♡ 全部、九頭くんに奪われて……ううん、捧げられて……♡ あっ、九頭くんのチンポがなかで硬くなってきた……嬉しい♡)
優れた雄に身を捧げる、優れた雄が自身を見てくれている、優れた雄が自身で興奮してくれる。
その事実がたまらなく愛おしい。