ようこそクズカスのヤリチン至上主義の教室へ 作:ホメロス
船上試験で真鍋たちと軽井沢が諍いを起こすイベントは基本的に確定で発生する。
いじめられっ子だった軽井沢は高校ではいじめられないように、自身をいじめてきた相手をサンプルにして行動していたのが遠因で発生するため、このフラグを折るにはかなり初期の段階から彼女と接触して行動を変えさせる必要がある。
俺という存在のせいで色々とDクラスも変化はしているとはいえ、軽井沢個人とはほぼほぼ縁がなかったためこの世界でもやはり諍いは発生してしまったようだ。
実に都合がいい。
起こらなかったら別のプランを考えようと思って試験に集中するクラスメイトたちを放っておいて観察していたのだが、いいタイミングで介入が出来た。
「い、いじめって……私たちは別に」
「そうよ、ただ謝って欲しくて」
「ふーん、ならこれを学校側に提出していいんだな。今の様子を綺麗に撮れているんだけど」
俺の言葉に真鍋たちは顔を蒼くした。
不味いことをしていた自覚はあるらしい。
まあ、こんな人目のないところでやっているあたり当たり前と言えば当たり前だが。
ただ、顔を蒼くしたのは彼女たちだけではなかった。
いじめられていた側の軽井沢もどこか青ざめた表情で、俺が手に持っているカメラに向けていた。
「く、九頭……っ! そ、それは……っ」
「軽井沢」
軽井沢が顔を蒼くしている理由は手に取るようにわかる。
強い女王を演じていた彼女としても、この映像が誰かに見られるのは困ることなのだ。
クラスの中で女王を気取っているのに、実はいじめられっ子だった。
それは彼女にとって最大の弱みとなる。
現にそれを知られてしまった俺に対して、いじめられている現場をおさえて助けたというのに安堵よりも怯えの表情を向けていた。
そんな彼女に対して、俺は顔を近づけて安心させるように笑って言った。
「大丈夫だ。悪いようにはしないからここは任せて」
「で、でも……っ、私……」
「よく頑張ったな」
そういうと軽井沢は泣きそうな顔になりながらも、俺の言葉に従ってその場を離れていった。
この場に残ったのは俺と真鍋たちだけ。
これでいい。
軽井沢はあとでジックリと詰めればいい。
彼女の最大の弱みを握っている限り、軽井沢は既に俺の手の内にあるのだから。
それよりもまずは真鍋たちだ。
彼女たちは不安な様子でこの場に留まっていた。
別に俺がここに留まるように命じたわけではないが、物的証拠を撮られてしまっている以上、逃げ出すことも出来なかったのだろう。
人気のない場所で、複数人で囲んで軽井沢に対する謝罪の強要という名のいじめ行為。
建前としては謝罪を求めていただけという話だが、記録された映像を見れば誰もそんな言い訳を認めはしないだろう。
これを学校側に提出されてしまっては処罰は免れない。
いじめ云々に関しては最初に釘を刺されていた内容だ。
(まあ、原作の描写を見る限り訴えてどこまで本気で対応されるかはわからないけどな。そんなの真鍋たちにはわからないだろうし)
いじめ行為の証拠を掴まれた、というのは学生にとって致命的だ。
更に言えば――
「さて……龍園はどう思うかな」
俺の言葉に真鍋たちは身体をビクリッと震わせた。
「な、なにを……っ!」
「いや、なに……こんなことを引き起こして、龍園のやつはどう思うだろうなって思っただけだよ。無人島試験でアイツ一人で島に残ってたんだって? そして、サバイバルをして勝とうとした。けど、まあ結果はあの様じゃないか。平静を装っていても案外苛ついているんじゃないかなって」
こちらの言葉にどんどんと真鍋たちは顔色を悪くしていった。
実際、龍園がどこまで無人島試験での敗北を受け止めているかは俺にはわかりようがない。
なので、適当に言っているだけなのだがこの様子だと、思い当たる節がある程度にはイラついた様子を見せたらしい。
敗北を喫して苛立っている暴君などさぞ恐ろしいだろう。
「苛立っているところにこんな問題を起こした……。様子を見る限り、龍園の命令ってわけでもなさそう。要するに真鍋たちが勝手にやったことだよな? それでこうやってDクラスの俺に弱みを握られて……」
「わ、私はただ……謝ってもらおうとしただけで……っ」
「その言い訳が通用すると思うんなら、俺は今からこれを担任のところに持っていくがどうする?」
俺の言葉に真鍋たちは青ざめた表情で声を上げた。
「や、やめっ――」
「いじめには厳罰という話だけど、実際はどんな処罰が下るんだろうな? 停学か、もしかして退学? ああ、でも初犯だし多少は大目に見て貰えるかもな。でも、まあ……須藤の件を覚えているか? 暴行疑惑の話で裁判だの何だのと話が大きくなったんだ、内密に話を済ませるってことは出来ないだろうな」
「ぁ、ぅ……」
「そして、Cクラスである真鍋。お前たちが悪いと判断されたら、CPを引かれることになるだろう。そうなると……どうなんだろうな? 命令してもないのに勝手に他クラスと諍いを起こして、あまつさえその証拠を掴まれて、最終的にクラスに被害を与えたお前たちを――あの龍園はどう扱うか……」
彼女たちは真っ青になって身体を震わせていた。
違うクラスの俺よりも彼の恐怖はよくわかっているだろう。
どんなことをされるのか気が気ではないはずだ。
(龍園の恐怖支配はやはり強いな)
ゲームにおいて龍園翔は特殊なスキルを所有している。
他キャラを恐怖で従えやすくなるスキルだ。
基本的に暴力的な行動や威圧的な言動で、相手を縛ることは出来るのだが龍園はその効率がとても高い。
大抵のキャラなら手段を選ばずにボコボコにしてしまえば、心を折って従えることが出来る。
まあ、スキル頼りの恐怖支配ルートしようとしたら綾小路がポップしてぶん殴ってくるのだが……そこら辺はおいておくとして。
ともかく、龍園の恐怖支配というのは強力なのだ。
なら、なんで彼を怒らせるような真鍋たちは迂闊な行動をしているんだと言われると、それはもう原作イベントだからと言うべきか。
(あとは真鍋志保というキャラの設定もあるのかもな。天性のいじめっ子気質で性悪。龍園に刃向かうほどの根性はないが、アイツのことを認めるような性格でもない)
不満は抱いているが龍園は怖いので反抗は出来ない。
そのストレスが軽井沢へと向けられてしまったのだろう。
本人的にはストレス解消のため軽い気持ちだったのかもしれないが、その代償はこうして高くついてしまったというわけだ。
(原作では綾小路に脅されて利用されるだけされてポイだからな)
やったことがやったことなので同情の余地は薄いが可哀想ではある。
だが、それがいい。
原作でも利用されるだけ利用されて捨てられた――そんなキャラだからこそ実に良い。
それはつまりメイン級のキャラと違ってそれほど能力的には優秀じゃないということだ。
むしろ、原作での活躍も加味してむしろ利用されやすい設定すらある。
わりと顔も可愛い性格の悪いいじめっ子な女子生徒。
そんな彼女の弱みを握ったヤリチンのやることと言えば――それは一つしかないだろう。
「ね、ねえ? その軽井沢にはもう関わらないからさ。だから……」
「見逃せって? それはちょっと都合が良すぎるんじゃないか? 誠意ぐらい見せてくれないとな」
「……ポイントってこと? そんなにはないけど」
「じゃあ、今ここでスカートをめくってパンツを見せてよ」
「――は?」
「本当に反省しているかどうか、態度で示して貰わないとさ。わかんないでしょ?」
俺の言葉に始めなにを言っているのかわからなかった真鍋たちだったが、理解が及んだのか顔を真っ赤にして声を上げた。
「な、なにを言って……あんた頭おかしいんじゃないの?!」
「そうよそうよ! 先生に言いつけて――」
「別にいいぜ? その場合、俺はこの録画データを先生に渡すけどな。どっちを信じるかなー? 証拠を撮られた真鍋たちが、俺を貶めるためにでっちあげの嘘をついたって思うんじゃないか? なにせこっちは証拠があるが、お前たちのは証言だ。どっちが信用に値するかは……」
真鍋の仲間の一人がこっそりと携帯を取り出そうとしたので、俺は無造作に近寄って奪い取った。
「きゃっ!」
「ちょっと何をするのよ!」
「お前たちさ、状況を理解しろよ。もう詰んでるんだよ。俺の行動次第でお前たちは退学か、龍園に睨まれたまま今後のスクールライフを送るかしかないわけ? わかる?」
証拠を取られないように俺は真鍋たちから携帯を一時的に奪い取った。
女をだいぶ堕としたのもあって、相手が女子なら堀北や伊吹などでもない限り俺が負けることはない。
男としてそれなりにタッパもあるし、フィジカルを活かして真鍋たちに威圧的にそう言った。
弱みを握られているという事実と龍園の恐怖が彼女たちの思考を縛っているのか、真鍋たちの抵抗は弱かった。
実に結構なことだ。
「お前が中心人物だろ? ――真鍋志保」
「あ、ぅ……」
「スカートをたくし上げろ。出来なければ……わかるな?」
俺が強い口調で真鍋は唇を噛みしめた。
最終的に諦めたように俯いた。
そして、震えた手で自身のスカートに手を伸ばしてその裾を掴んだ。
「や、やればいい……のよね?」
「誠意を態度であらわして貰わないとな」
「死ね……変態。この、私が……っ」
悪態をつくも踏ん切りがつかないのか動こうとしない真鍋を追い立てるように、俺は彼女の仲間の一人に声をかけた。
「おい、そこのお前」
「な、なんですか」
「これで真鍋の様子を撮影しておけ」
「なっ!? ちょっと……っ!」
「口答えをする気か? さっさとしろよ」
真鍋の仲間の一人にカメラを持たせ撮影させながら、改めて命じると彼女は観念したようにスカートをたくし上げた。
ライムグリーンの下着が露わになる。
男に、そして知り合いに見られているというこの状況に想像を絶する羞恥心を感じているのだろう、なんとか俺に対する怒りの表情を保とうとしているようだが顔は赤らみ、目には涙がにじんでいた。
「へえ、可愛い下着を履いているじゃないか」
「……っ、もういいでしょ。命令に従ったんだから――」
「この程度なわけがないだろ。おい、スカートを下ろすなよ」
俺はそう言って真鍋へと近づいた。
目線で撮影をさせている女子生徒に対し、そのまま続けろと指示を出すのも忘れずに。
命じられたまま、スカートを上げた状態を維持している真鍋だったが、俺が近づくにつれて顔を引きつらせた。
「こんなことして……っ、恥ずかしくないの?」
「いじめをやるような女には良いお仕置きだ。ちょっとぐらいわからせないとな?」
「最低、さすがは最低クラスのDクラスの生徒って感じ?」
「へえ、言うじゃん。その格好だとただ間抜けなだけだけど」
「この……っ!」
真鍋の口から悪態が飛ぶ。
だが、その声の震えや目からは怯えの感情が手に取るようにわかった。
やはり、真鍋志保という女はいじめっ子なわりに打たれ弱いというか、あまり強くはない。
攻撃力は高い割に防御力が低いというか。
(良い手駒に出来そうだな)
俺がこのイベントに干渉した理由は軽井沢の弱みを握ることと真鍋を手駒に加えることだった。
まあ、手駒というか原作同様にスパイとしてCクラスの内情を利用するためだが。
(龍園は面倒だからな……ヤリチンの敵は男――特に不良だ)
どれだけ優秀でも女であるならヤリチン特化の九頭春日ならやりようもあるが、男はまあ無理だ。
絡むメリットもないので放置が戦略だ。
そのためには情報が必要となる。
なので真鍋たちには今回のイベントを活かして弱みを握り、Cクラスの情報を流してもらえるようにするつもりだった。
(手駒として使うためにはきっちりと上下を躾けないとな)
ヤリチンの力をフルに使って堕としてしまうのもありだが、今回は別の手法を使ってみようと思う。
「な、何を……っ! ひゃっ!?」
「スカートを下げるな。そうだな、十分耐えられたらデータを返してやっても良い」
俺はそう言って真鍋の太腿を撫でるように触れた。
スカートを上げて露わになった彼女の太腿は白く、手触りにはすべすべしていた。
とても撫で心地が良い。
「ひ、や……ぁ……」
「志保……」
当然、それは俺の感想であってたいして知りもしない男から触られた真鍋からすれば、気持ち悪いという感情しかわかないだろう。
それでも必死に感情を押し殺し、震える手でスカートの裾を握りしめてあげたままの状態を維持している。
(ダメだな……いじめっ子の気持ちがわかってしまいそうになる)
もはや外面を維持することも出来ないようで、完全に怯えた視線をこちらに向ける真鍋の様子に、俺の背筋にゾクゾクとしたものが走った。
(うん、やっぱり真鍋を狙って正解だったな。これはこれでありだ)
個人的に真鍋志保の容姿は好きだったりする。
原作でもキャラデザ的に俺は結構好きな部類だった、性格はアレだったし原作での扱いもアレだったが……普通に真鍋志保は美少女だ。
ただし、性悪。
なら、それを躾けるのは善――正しいことではないだろうか。
つまりは……わからせというやつだ。
いじめっ子の女の子をわからせるのは様式美というやつでもある。
それは冗談にしても、罪悪感の有無というか軽減度合いというのだろうか。
神室にしても櫛田にしても、ちょっと情がわいた相手だとこういったことはやりづらいので、何というか俺のうちにあるSが満たされていく感じがする。
「ふっ、んぅ……気持ち悪いの、よ」
「そうか」
すりっ、すりすり、さわさわ。
俺は真鍋の言葉を聞き流しながら、彼女の下半身を触っていく。
相手が動けないことを良いことに丹念に触り続ける。
手荒く自分本位に触るのではなく、調べ上げるように入念に、強弱を付けながら撫でることで徐々に真鍋の身体から緊張がほぐれていくのを感じた。
「ぁ、え……?」
真鍋は最初、嫌悪感しか感じなかった俺の手の動きに対する自らの身体の反応の変化、それに戸惑ったかのように声を上げた。
身体を触っているということはそれだけ俺の身体が真鍋の近くにあるということ。
ヤリチンとしての力が上がり、魅了度も上がった九頭春日はフェロモンなり何なりもどうやら違うらしい。
雄として魅力を感じてしまうということ。
それとヤリチンとしてのテクも合わされば、こうして緊張した身体の警戒を緩めることは難しくない。
「どうした? 反応が変わったみたいだけど?」
「き、気持ち悪いだけよ!」
「そうか?」
すりっ、すりっ、さすさす♡
真鍋はそう声を荒げたが、身体の反応から手に取るようにわかってしまう。
既に太腿だけではなく、ゆっくりと上に上がってパンティの上からとはいえ、女の子の一番大切な部分を触られているというのに、彼女の反応はどこか大人しい。
摩る度に身体を震わせているが、それは嫌悪によるものとは明らかに様子が違っていた。
「気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち……悪いっ、んぅっ♡」
「スカートを下ろすなよ?」
「わかってる。あと何分」
「あと五分ぐらいだな。ほら、頑張れ頑張れ」
さすさす、すりすりっ、さすさす――にちゅっ。
「んぅっ♡」
ぶるぶると身体を震わせてながら耐えている真鍋の様子を嘲笑うように囁きつつ、俺は愛撫を続ける。
傍目からはただ触っているように見えているが単に触るだけでも強弱を付け、そして反応を見ることでわかることは多い。
段々と真鍋の好む動き、性感を感じる動きを見つけ出して俺は教え込むように触り続ける。
いつのまにか湿った音をたてるようになっていたことをあえて指摘はしなかった。
そんなことは彼女自身がよくわかっていることだろうから、俺はあえて気付いていないふりをして――そして。
びくん、びくっびくっ♡
不意に真鍋は大きく身体を震わせたかと思うとへたり込んでしまった。
ヤリチンのスキルが教えてくれたが、あまり彼女はオナニーをしないタチのようだった。
それほど性感に対して経験が薄い、ということ。
他者に与えられる快感に驚いてしまった結果なのだろうが――
「残念。耐えられなかったな」
「はぁはぁ、っ……えっ?」
腰砕けになった真鍋に対して、俺はそう言ってやった。
「スカート下ろしただろ?」
「あっ」
「約束を守れなかった。それで話は終わりだ。この録画データは……」
「ま、待ってよ! そんな……っ!」
「約束は約束だ。だけど、まあ再チャレンジなら受けてやっても良いが――どうする?」
真鍋の答えは想定通りだった。
「んっ、んぅっ! 大丈夫、っ……これくらいなら」
「指、っ……なか……! 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い……んぅっ!♡」
「あっ、やめっ♡ そこは……っ♡ ひぁっ♡」
「んぁ、ああっ!♡ ごめ、ごめんなさっ♡ や、やあ♡ そこっ……ぅ、んっ♡ みんな見ない……でっ♡」
にちゅっ♡ ぬちゅっねちゅっ♡ にちゅぬちゅっ♡
何度目のリトライになるだろうか。
そもそも俺を相手に自由に触らせて耐えようというのが無理な話と言うことに、真鍋は気付かなかった。
ギリギリまで耐えられたから次こそはイケると思ったのだろうが、それはこちらがあえてそういう展開に持ち込んでいるというだけのこと。
制限時間ギリギリまでは良い感じで手を抜き、あと少しというところで本気を出して腰砕けにさせる。
それを繰り返した。
愛液だらけになった真鍋のパンティの中に直接手を入れるようになったのは何回目の時だったか、既に彼女は自身の性器の中を俺の指が蠢くことに違和感すら感じていない。
玩具のように指先一つで弄ばれ、何度となくゲームで負ける。
見知った顔の前で撮影をされながら。
最終的に真鍋は泣きじゃくりながら喘ぐようになった。
「ごめんなさっ♡ ごめんなしゃい♡ もうっ、イヤっ♡ イクの♡ イキたくない♡ あ、ああっ♡」
「あー、泣いちゃった。何度もチャンスを与えてやったのにな」
「許してっ♡ くだっ、ひゃぁんっ♡ んあぁ、ああっ♡」
クリトリスをピンと弾いてイカせると真鍋は地面にへたり込んだ。
荒い息を吐き、性感の余韻にガクガクと身体を震わせている。
「――俺に頼み込め。そうしたら考えてやる」
「た、頼み込む?」
「ああ、誠意が見たいっていっただろう? 俺に誠心誠意、お願いをしてみろ。そしたらデータは消してやっても良い」
「お願い……」
「誠意を見せる頼み方だ。わかるだろう? あれだけのチャンスを無駄にしたんだ。それ相応の頼み方ってものがあるはずだ」
俺の言葉に察したのだろう。
悔しげに口を噛みしめるも、もうここまで恥をかいたのなら誤差だとでも考えたのか真鍋は地面に座ったまま、頭を下げようとするが――
「その頼み方じゃな……服を脱げ。全部だ」
「なっ!? そん、なこと……」
「嫌なら良い。退学か、停学か。龍園を怒らせて腕の一本や二本折られるか。ああ、それとも再チャレンジでもするか? まあ、自分で選べ」
「うっ……うぅううううう~っ!!」
ポロポロっと涙を流しながら、真鍋は全裸になると俺の前で土下座の体勢になったのだった。
「っ、お願いします……許してください。もうイヤ……ぁ、っ」