※この作品はR-18です。

ようこそクズカスのヤリチン至上主義の教室へ   作:ホメロス

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第19話(軽井沢恵、真鍋志保、調教)

 

 

 船上試験は終わった。

 

 

 まあ、正確に言えば試験終了後の結果発表がまだなので終わってはいないとも言えるが、もはややることはない。

 

 本来なら色々と議論するなり駆け引きするなりの時間があったはずだが、DクラスとBクラスの結託により優待者はすべて当てられてしまったからだ。

 

 さすがに櫛田は優秀だ。

 問題なく一之瀬に話を持っていき交渉を済ませたらしい。

 

 優待者の法則に関しては時間を渡せば龍園が気付く可能性もあった。

 なので彼が動くよりも早く、行動を起こせたのは僥倖だった。

 

 

 問題なくBクラスと船上試験で得られる利益を山分けし、試験自体は終了したというわけだ。

 

 

 Dクラスは無人島試験では一人勝ち、船上試験でもBクラスと結託することで勝利したというわけだ。

 

 実に結構なことだ。

 予定よりも早く試験が終わり、やるべきことがなくなったので弛緩した空気が船の中に流れている。

 

 勝ったBクラス、Dクラスはもちろんのこともうどうしようもないと気分を切り替え始めているAクラスやCクラスの生徒も多い。

 

 残りの船旅を楽しみ、そして船が戻った後の夏休みをどうするか。

 そんなことで頭がいっぱいな他の生徒たちの様子を見ながら、俺は船の一室に向かう。

 

 

 そこで俺はある人物と会う予定があった。

 それは――

 

 

「待ったか?」

 

「ううん、今来たところだから」

 

 

 軽井沢恵。

 原作において船上試験が一つのターニングポイントとなった女だ。

 

 

「試験もようやく終わったな」

 

「本当に……なんていうか櫛田さん様々って感じ。なんかよくわからない内に終わってたし」

 

「本当にな。それで? そんなことを話したいから呼び出したわけじゃないんだろ?」

 

「それは……」

 

 

 真鍋たちのいじめ現場をおさえた後、実のところ俺は軽井沢と接触はしていなかった。

 彼女からすれば気が気ではなかっただろう。

 

 なにせ、俺に彼女は秘密を握られてしまった。

 男子相手に強気の姿勢を崩さないほど、気が強いリーダーシップをクラスでも発揮している軽井沢恵が他クラスの女子生徒にいじめられ、何もできずに怯えていたこと。

 

 

 この事実が広まってしまったら軽井沢恵は終わりだ。

 

 

 だからこそ、彼女に取れる手段は一つしかない。

 軽井沢は俺を呼び出したと思うと事情の説明を行い始めた。

 

 彼女が実はいじめられっ子だったこととか、高校生デビューでキャラを作って今の自分になったこと。

 あとは平田との偽装カップル云々の話だ。

 

 軽井沢としては意を決した告白何だろうが、原作を知っている俺からすればすでに知っている話。

 半分話を聞き流しつつも、なんとか態度だけは取り繕った。

 

 

「……真鍋のやつ、試験中なんか態度がおかしかった。アンタがやってくれたんでしょ?」

 

「まあ、ね。俺は可愛い女の子の味方だからさ」

 

「うわっ」

 

「その反応はひどくない? まあ、釘を刺しただけさ。これでもかってぐらい。向こうにとってもあの現場をおさえられたのは問題があるからな」

 

「そう、なんだ。……でも」

 

 

 あれだけのいじめをやってきた真鍋があれ以降ちょっかいをかけてこないことに対し、俺が何かをやったことはわかっているのだろう。

 

 だからだろうか、彼女は俺を味方と判断していた。

 

 いや、この場合は味方にしようとしている――というのが正しいか。

 自身の弱みになることをあえて自分から暴露し、同情を誘うことで俺を味方につけようという魂胆だ。

 

 

 軽井沢恵の行動ルーチン的にあの現場を押さえると大抵の場合このパターンだ。

 

 

 弱みを握られた時点で彼女にはこういった手段しかない。

 櫛田のように脅迫して自分の弱みを黙らせるという選択肢が取れないのだ。

 

 櫛田は自分に自信があるため、最悪相手が脅迫を無視して自分の弱みを暴露しても自分ならどうにかなるという自信がある。

 

 だが、軽井沢にはそれがない。

 脅迫したところで最悪相手がそれを無視して、自分の弱みをみんなに暴露してしまったら――そう考えるとできなくなってしまうのだ。

 

 

 根本的にいじめられっ子、弱気なのが素の性格なのだ。

 

 

 だからこそ、彼女は弱みを掴まれたら相手の懐に飛び込もうという行動を起こす。

 自分のことを寄生虫など作中では揶揄していたが、自らを守れるほど強くないので守ってもらおうという行動原理だ。

 

 

 今回はそれが俺に向けられたというわけだ。

 

 

(想定通りの流れだな)

 

 

 軽井沢のルートはこのルートが鉄板だ。

 いじめ現場をおさえて助けてあげると彼女はあっさりとプレイヤーを信用するようになる。

 

 

 あとは適当に転がしていけば攻略は難しくはない。

 手っ取り早く、弱みで脅してやってしまうというのも手ではある。

 

 

 だが。

 

 

「そうか、そんなことが……大変だったんだな」

 

「……うん」

 

「なあ、復讐したくないか?」

 

「復讐?」

 

「ああ、真鍋たちにあれだけやられたんだ。やり返したいと思わないか?」

 

「そりゃ、思うけど……」

 

 

 俺の言葉に軽井沢は困ったような顔になった。

 妙な話の流れになったぞ、という顔だ。

 

 彼女としても真鍋に対する怒りがないわけではないのだろう。

 ただ、下手に突いてしまって彼女たちが怒ってやり返されても困る。

 

 

 真鍋たちへの対抗手段として俺に庇護者になって貰えれば一先ずはいい、という考えだったのだろう。

 

 

 それでは困るのだ。

 

 

「なあ、軽井沢。真鍋たちにお前もやり返したいだろ? 俺がさせてやるよ」

 

「う、うん」

 

「なら、ついて来いよ」

 

 

 俺はそう言って彼女を連れて、とある場所へと向かった。

 そこは船の内部にいくつかあるトイレの一画。

 

 

 それも人目に付きにくい端にある一画だ。

 

 

「ここって……それにあいつ」

 

「ああ、問題ない。おい、入るぞ」

 

「は、はい」

 

「えっ、ちょっ!? ここ女子トイレ――」

 

「いいから来いって」

 

 

 軽井沢の言う通り、俺が入ったのは男子トイレの方ではなく女子トイレの方だ。

 女子トイレの入り口には、真鍋の仲間の一人が立っていた。

 

 

 怯えた様子で俺に向かって会釈をする彼女のそばを通って、軽井沢と共に一番奥の個室へと向かった。

 

 

 

「ちょ、ちょっと!? いったい何なのよ……って、えっ?」

 

 

 

 さすがにおかしいと思ったのだろう、声を上げようとした軽井沢だったがその声は途中で途切れてしまった。

 

 

 一番奥の個室。

 その便座に下半身を露出して、拘束された状態の真鍋志保の姿を見て。

 

 

「えっ、あっ……えっ?」

 

「釘を刺してるって言っただろ? 要するに躾だ」

 

「躾って……」

 

「骨の髄までわからせないとな」

 

 

 軽い調子で言う俺の様子を見て、軽井沢は引き攣った笑みを浮かべた。

 

 

 そりゃそうだろう。

 

 

 憎い相手とはいえ、まさか洋式便器に座らされ、大股開きの状態で足を頭の上に持ってこさせてその状態で拘束されているなど尋常ではない光景だ。

 当然、下半身は露出しているし、それどころ女性器を見せつけるようなポーズだ。

 身体は動かないように革のベルトで拘束され、自ら抜け出せるような状態ではなく、黒の眼帯と更には耳当てもさせられ視界と聴覚が塞がれていた。

 

 

 その真鍋の様子はいじめられた彼女ですら同情を覚えるほどの無様さだったのだろう。

 

 そして、それ以上にそんなことをさせた存在であろう俺に対する恐怖。

 ジリっと後退りした彼女だったが、個室には先に軽井沢を押し込んで入ったので当然扉との間には俺が存在する位置関係だ。

 

 

 つまりは軽井沢はこの場から離れることができないということ。

 

 

「な、なんでこんなこと……」

 

「わかってないな。軽井沢、お前は弱みを握られたんだぜ? 俺もあいつの弱みを握っているとはいえ、あいつがちょっと思い直して学校の裏サイトにでも噂を流したり、Cクラスの不良どもに教えるって手もあるな。ともかく、真鍋のやる気次第ってわけさ。お前が平穏な学校生活を送れるかどうかは」

 

「それは……」

 

「後先考えずにむしゃくしゃして、お前のことを台無しにしてやろうって思って行動しないと言えるか? 今後もずっと」

 

「……」

 

「そんな理性的な奴はいじめなんてやらないんだよ。お前も知ってるだろ。口で言い聞かせても脅してもやるときにはやる。だから、こうして躾けることが重要なんだ」

 

 

 俺の言葉に一理あると思ったのか軽井沢は黙り込んだ。

 いじめっ子というのは時として理屈には合わないほどいじめに変質的な情熱を燃やすときがある。

 

 

 自分が不利になる証拠を掴まれたからといって、大人しく引っ込むかと言われれば難しい。

 

 

 だからこそ必要なことなのだ、と俺は理由を与える。

 

 

「――やり返したくないか?」

 

「……えっ」

 

「やられたばっかりだっただろ? 一度はやり返して、やる側になりたくないか? しかも相手は明確に軽井沢を攻撃してきた相手だ。やってもいない相手にするのとは違う」

 

「そんな、こと……」

 

「それに今言った通りに理由だってある。自らの身を守るため、そして先に手を出してきたのは向こうでやり返しただけという正当性……。軽井沢、お前が真鍋を躾けるんだ」

 

 

 俺の言葉に軽井沢は反応した。

 彼女は身動きもできない真鍋の様子を見て、ごくりと小さく喉を動かした。

 

 おそらくは無意識の行動だったんだろう、自分では気づいてはいないのかもしれないが、俺のその言葉に思うところがあったのは明白だった。

 

 

「いくらなんでもそんな……ひどいこと……」

 

「言い訳を与えてやろうか? 軽井沢」

 

「い、言い訳?」

 

「俺はお前の弱みを握っているわけだ。そうだよな? お前の過去を俺は知っている。要するにそれをばらされたくなかったら――ってやつだ。いいか? お前は俺に命令されて、仕方なくやるんだ」

 

 

 囁くように言った俺の言葉に、軽井沢は少しだけ間をおいてから頷いたのだった。

 

 

「さて、それじゃあ初歩から始めていこうか。軽井沢もこんなにマジマジと人のまんこを見るのは初めてだろう?」

 

「む、昔……その、舐めさせられたことならある……けど」

 

「うわっ、エグいな。女子のいじめってえげつないのが多いと聞くけど……。まあ、その時とは状況が違うから気分を改めて頑張れ? それでこれが真鍋のおまんこだ。ぷっくりと膨れて触り心地のいい陰唇ね。ぴっちりと閉じた処女まんこだったんだけどさ、俺が調教して下ごしらえをしてやったから問題はないはずだ」

 

「調教って……」

 

「手マンで性感を刺激してな。テクニックが必要なんだぜ? 自分でやるのと他人にやられるのは話が違うからな、それも処女まんことなるとそんじょそこらの道程じゃ無理だが――ほら、中を開くと……」

 

 俺は指先に力を入れて真鍋の陰唇をくにくにと弄び、そしてをくいっと限界まで左右に開く。

 するとあられもない彼女のまんこの中が曝される。

 

「んぅぅっ…!♡ やめっ、開くなっ……! 九頭なんでしょ!? 九頭なのよね!? あっ、指でなぞっ……!♡ あっ、んぅっ……!♡」

 

「うわっ、すごっ」

 

 思わずといった様子で軽井沢は呟いた。

 指の腹で軽くなぞっただけで真鍋は簡単に体を震わせ、その膣内は見てわかるほどに濡れていた。

 

 刺激するごとに怯えの声をあげながらも、その声にはどこか艶っぽい吐息が混ざっている。

 経験のない軽井沢でも一目見てわかるほどに感じてよがる女がそこにいた。

 

 

「見ろ、こんなにクリトリスも充血させて……あの後、試験の最中に何度も呼び出して調教した甲斐があった」

 

「何度も呼び出したって……」

 

「グループの会議の時間以外はずっとな。下手に自由にさせて何かされても困るからな。来なきゃ動画を流すぞって」

 

 

 俺は片手の指で割れ目を弄りながら、もう片手の指でクリトリスを摘まみ上げた。

 

 

「んぁあ゛あっ!♡ んぅぅっ……そ、そこに触るな……あぁ、あっ! だめっ、そこ…んぁあっ♡ 弱いって……うあっ♡」

 

 

 指先で弄ぶように刺激してやると真鍋は面白いほど反応した。

 革のベルトをギシギシと軋ませて喘ぎ声をあげながら身悶える。

 

「真鍋の現状を教えておくか。今のこいつは大体、一時間ほどこの状態のまま放置していた」

 

「一時間も……」

 

「目と耳を封じて、身体を拘束して放置。一応、他の生徒に見つかるとまずいから見張りは立てているけどな」

 

「あの子って」

 

「誰も入ってこないようにするための見張り。といってもここで拘束されている真鍋には詳しいことは分からない。いつ誰が来るかわからない場所で目と耳を塞がれてずっと放置されているってわけだ」

 

「……酷い」

 

「本当にそうか?」

 

 そう言って俺は指先に力を入れて硬くなったクリトリスを思い切り弾いてやった。

 するとその刺激に真鍋はひときわ大きく体を弾ませ――

 

 

「ひぁぁぁあっ!♡♡ あ゛ぁ、あぁっ……!♡♡ う、うぅぅうぅっ……!♡」

 

 

 びくんびくんっと身体をのけ反らせ、真鍋は声にならない絶頂へと至った。

 

 

「うわっ……も、もしかしてイッたの?」

 

「見ての通りさ。結構な好きものなんだよ、真鍋のやつ。恥ずかしいことが気持ちいいって変態だ」

 

 

 真鍋には聞こえていないからと俺は勝手なことに軽井沢に吹き込んだ。

 実際、調教の結果としてマゾヒズムの性癖の芽こそ出ているものの、今の彼女がこれだけ敏感になっているのは俺の開発によるところが大きい。

 

 道具の持ち込みができなかった無人島ではなく、船の中なら調教用のアイテムも持ち込み放題だ。

 明らかに拘束用の革ベルトの他に感度を一時的に上昇させ、開発を進めやすくる性感クリームなどを使用して短期間に性器の開発を進めた結果、こんな状態になっているのだ。

 

 

 だが、そんな事実など軽井沢に教えるつもりはなかった。

 身悶える真鍋の様子を食い入るように見つめる彼女の目を楽しませるため、俺は指に力を入れて再度クリトリスを刺激する。

 

 

 

「ま、待っ……!♡ そこはまだ敏感でっ……あ゛ぁぁあっ…!♡ んはぁっ♡」

 

 

 

 懇願する真鍋の声を無視し、容赦無くクリトリスを刺激するとあっさりと彼女は二度目の絶頂を迎え、仰け反って激しくうめき声をあげた。

 身体も視覚も聴覚も自由にならない彼女にとって、唯一自由な真鍋の口から熱い吐息が漏れた。

 

 

「気持ちよさそうだろ?」

 

「そ、そう……かも、ね」

 

 

 苦悶の表情で淫らに喘ぎ声をあげる真鍋を見つめる軽井沢の視線は、羞恥心と同情心、そしてもう一つの感情。

 

 

 嗜虐心の色が見えた。

 

 

「やってみろ」

 

「わ、私が……?」

 

「当然だろう? わかっていると思うけど」

 

「わ、わかってる! 私はアンタに脅されたから仕方なく……で、でもどうすれば」

 

「そうだな、せっかく真鍋は誰に弄られているかわからないんだ。種明かしはまだ早いな。俺と軽井沢の指じゃ、すぐ別人だってバレちまうだろうし」

 

 

 まあ、それはそれで面白い。

 誰かもわからないやつに触られている真鍋の様子を見るのも一興ではあるが、今回は別の方法で行くことにした。

 

 

 俺はカバンから細長い耳かきのようなマドラー棒を取り出して彼女へと渡した。

 

 

「なにこれ?」

 

「知らないのか? アダルトグッズの一つなんだけど」

 

「知らないわよ、そんなの?!」

 

「そうか。まあ、使い方は簡単だ。指の代わりにこれを突っ込むだけ。耳かきと一緒だ。膣内を刺激してやるんだ」

 

「刺激……」

 

「ほら、やってみろ」

 

 

 俺に促され、軽井沢は少しの逡巡の後、意を決したように呟いた。

 

 

「アンタが悪いんだからね……」

 

 

 そう小声で呟くと真鍋の膣内へと責め棒を近づけていく。

 

「ひゃあっ!?♡ な、なに!? 冷た……へ、変なのを入れようとしないでっ! ひ、開くなぁっ! あ、あぁあぁっ!♡」

 

 熱く濡れた割れ目を開き、媚肉を掻き分ける様に責め棒をぐいっと押し込んでいく。

 これまでの指とは違う硬く冷たい遺物の感触に真鍋は悲鳴を上げた。

 

 

「最初は慣れていないからな。緊張で締め付けが強い。だから、奥まで押し込まず手前の方を掻いてやるんだ。優しくな」

 

「わ、わかった」

 

 

 締め付けてくる真鍋の膣壁に苦戦しつつ、軽井沢は責め棒を軽く前後に動かす。

 

 

 にちゅっ、にゅちゅっ。

 

 

「んぁあっ……あぁぁっ……!♡ う、動かすな……っ! こんなっ……な、中で……擦れて……! んぅぅんっ♡」

 

 

 責め棒の先端が肉壁を捉え、捏ねるように刺激する度に真鍋の口からは熱い吐息と喘ぎ声を漏れる。

 異物が入っている不快な感触よりも甘美な刺激が上回ってきた証拠だ。

 

 

「感じ始めてきたようだな、上手だぞ軽井沢」

 

「すごっ……こんなに汁が出てきて」

 

「愛液だ。軽井沢も知ってるだろ? 気持ちよくなると出る女の子の汁だ。お前がそれだけ真鍋を感じさせている証拠だ」

 

「私が……真鍋を……」

 

「よし、もっと色々触ってみろ。どこが弱いのか、気持ちよくなるのか試してみてみろ」

 

 

 言われたとおりに軽井沢は責め棒を小刻みに動かし始めた。

 真鍋の膣内を調べるように丹念に弄り回す。

 

 

 にちゅっ、ねちゅっ、じゅぶっ。

 

 

「ふぅあぁぁっ! や、やめっ……!♡ あっ……やめて、そこっ♡ あぁあっ! 九頭、お願い……だから、こんなっ……やだぁ♡ こわい、っ……のぉ! んぁああっ♡」

 

「真鍋……ほら、ここがいいの? それともここ!?」

 

 

 責め棒を動かすたびにびくびくと身体を震わせ、懇願の声を上げる真鍋の様子にだんだんと軽井沢の目は危険な色を帯びていく。

 

 自分に恐怖を与えてきた存在が自分の動き一つで悲鳴を上げ、抵抗することも出来ず懇願の声を上げるしかないという状況。

 

 

 それに軽井沢は嗜虐的な興奮を覚え始めてきたようだ。

 喜悦に口を歪ませながら、真鍋を積極的に責め立てている。

 

 

 俺はその様子を見ながら内心でほくそ笑んだ。

 

 

(いい感じだな)

 

 

 こうして軽井沢に真鍋を調教させているのは別に趣味でやっているわけではない。

 

(いや、まあ女の子が女の子を責めている光景はこれはこれでいいものだけど。本命は軽井沢のトラウマの克服の方)

 

 櫛田に能力制限がかかっているように、軽井沢にもゲーム上では能力制限が存在する。

 

 というかDクラスはそういった生徒が多い。

 原作設定的には当然なのかもしれないが。

 

 まあ、そこら辺はともかく。

 軽井沢恵の能力制限は過去のトラウマ――つまりはいじめのトラウマが原因だ。

 

 

 これが彼女を精神的に縛っている。

 

 

(櫛田ほどじゃないけどトラウマを克服できた軽井沢もいろいろと便利なキャラなんだよな)

 

 

 元いじめられっ子で高校生デビューでキャラを変え、平田に取り入ることで女子グループをまとめる立場に居座ることに成功するあたり、軽井沢恵という女は決して平凡ではない。

 

 

 むしろ、非凡な才能を持っているといっていい。

 クラス内の女子グループへの影響力なら櫛田よりも軽井沢の方が高く、堕としておけば何かと役には立つはずだ。

 

 

(だから、どうせ女にするなら覚醒させておきたいんだけど……)

 

 

 軽井沢は攻略自体は非常に難易度の低いキャラだが、能力制限を解除するにはちょっと面倒な特性が存在する。

 

 それが依存気質。

 真鍋たちとの固定イベントで助けてやればそれだけで攻略ルートに入れるチョロインだが、その場合は依存されてしまうのだ。

 

 ヒロインとして攻略するだけなら問題ない、どころかむしろ好感度も稼ぎやすくてアドな特性なのだが、能力制限の解除の条件であるトラウマの克服が難しくなる。

 

 

(プレイヤーへの依存状態が発生していると専用イベントの発生がランダムになるんだよな。だから、能力制限が解除された軽井沢を手に入れたいなら乱数に勝つか、依存状態にさせずコミュを取りまくって専用イベントを発生させてから恋人になるかの二つしかない)

 

 

 これが無茶苦茶大変なのだ。

 乱数は当然として、依存状態を発生させずに好感度を稼ぐということは真鍋たちとのイベントを挟まない――軽井沢の秘密を知らずにコミュを取って好感度を得なくてはならないということだからだ。

 

 

 偽装カップルとはいえ、彼氏持ちの軽井沢にアタックして好感度を稼ぐのは判定がシビアすぎて、こっちもほぼ乱数勝負なようなもの。

 

 

 どっちもやってられない話である。

 

 

 ただ、これは軽井沢が心機一転することでトラウマを克服する――という内容の専用イベントを発生させる場合の話だ。

 

 実のところ専用イベントを発生させずともトラウマを克服する手段が存在する。

 

 

 それがトラウマ対象――つまりはいじめっ子の存在を自らの手でやっつけることで克服する方法だ。

 

 

 現実でも存在する手段だが、トラウマの対象を自らどうにかする経験を得ることでトラウマから解放される。

 

 とはいえ、軽井沢の場合は高育に来る前のいじめで、トラウマの原因は当時のいじめっ子連中だ。

 

 彼女たちは学園には存在しない。

 だが、彼女たちを思い起こさせる――そして、現実に彼女たちがやってきたことと似たようなことをしてきた、真鍋という敵の存在があるではないか。

 

 

 

(要するにいじめてきた真鍋たちを軽井沢の手でどうにかする経験をさせる。それで条件を満たせるってわけだ)

 

 

 

 それが裏技的なトラウマ克服状態の軽井沢の作り方だ。

 

 とはいえ、この手段もなかなか難しい。

 軽井沢の手でどうにかさせるといっても、この時の彼女にはトラウマがあるから、自発的なことはさせられない。

 

 

 なので、場を作る必要がある。

 一方的に軽井沢が真鍋たちよりも上の状態になれるように。

 

 

 手段としては例えば先にプレイヤーが真鍋たちを痛めつけて、弱った真鍋たちを軽井沢に痛めつけさせるとか、弱みを握って軽井沢に従わせるようにして軽井沢に命令させるとか、そんな感じだ。

 

 

 とにかく、そんな風にいじめっ子だった真鍋たちを怖くない存在として認識できるように介護が必要となる。

 

 

 

「ほら、ほらぁ! よくも……よくもっ!」

 

「痛っ、やめっ! ああっ、ぐりぐりしないで!」

 

 

 

(まあ、この手法って下手すると普通にいじめの快感に目覚める軽井沢が爆誕する可能性もあるんだけど)

 

 

 そういった意味では結構リスキーな手段ではあった。

 

 

「待て待て軽井沢」

 

「ひゃあっ!? ちょっ、なに胸を揉んで……っ」

 

 

 身悶える真鍋の様子に熱中し始めていた軽井沢を止めるため、俺は後ろから彼女の胸を揉んでやった。

 

 

 思ったよりもあるな、という印象。

 

 

「そういうのは駄目だ……わかるな?」

 

 

 くにくに、と形のいい彼女の胸を服の上から揉みながら俺はラインについてちゃんと教え込む。

 

 

「痛みを与えるのは駄目、やるならエッチなのでな? ……返事」

 

「んきゅ♡ わ、わかったわよ! だから、離して……」

 

「よしよし、いい子だ」

 

 

 ちょっとだけ強く揉みながら語気を強めると軽井沢は怯えたようにそう答えた。

 トラウマの克服は大事だが上下関係の躾も重要だ。

 

 

 そんな感じで軌道修正を挟みつつ、俺は彼女に真鍋の躾をやらせた。

 痛みではなく、快楽で相手を支配する悦びを教え込み、それを以ってトラウマの克服を達成する。

 

 

 そのために。

 

 

「あっ、ここ反応がいい」

 

「Gスポットってやつだな、知ってるだろ?」

 

「聞いたことはあるけど……他人のそれを探り当てるのってなんか変な感じ」

 

「真鍋はそこも弱いからな。というか弱くしたんだが……虐めてやれ」

 

 

 俺の言葉に軽井沢は嬉々として責め棒を動かした。

 痛みを与えないように注意を払いつつ、力を加えながら膣壁の一部を捏ね回す。

 

 

 その度に真鍋の腰は面白いぐらいに揺れて反応した。

 

 

「んぅぅうっ♡ そ、そこっ……だめ、だめぇ♡ そこをっ……くにくにするの……あぁあっ♡」

 

 

 ねちねちと執拗に刺激する度に真鍋の口から淫らな喘ぎ声が漏れ、トイレの個室の中に反響した。

 

 

「うわっ、愛液をこんなに出して……随分と気持ちよさそうじゃない。ダメなんて口では言ってても……ほら、もっと虐めてあげる」

 

「単調にならないように緩急をつけて楽しませるんだ。あえて一番反応がいい場所のギリギリを刺激するのもいいぞ」

 

 

 その声に興奮した様子で責め棒をより丹念に軽井沢は動かしていく。

 注意されたことと節度を守りつつ、沸き上がる嗜虐欲を満たすように。

 

 

「ふぅぅうっ!♡ あぁあっ……だ、だめ……っ♡ もうっ……これ以上は……あぁあぁっ♡」

 

「これ以上は……なに? どうなるの? どんな恥ずかしい姿を見せてくれるの? 真鍋?」

 

 

 艶めかしく身体を捩って切羽詰まった声で呻く真鍋に対し、頬を紅潮させながら軽井沢は尋ねた。

 聞こえていないことはわかっているのだろうに。

 

 

「ほらほらっ……どうなるか見せてなさい!」

 

 

 粘ついた水音を立てながら、巧みに軽井沢は責め棒を動かしていく。

 そして――

 

 

「あ゛ぁぁあっ♡ もうっ…だめぇっ♡♡ はぁあぁぁあっ♡」

 

 

 ぷしゅうううっ!♡♡

 

 

 そんな蕩けるような嬌声を上げると同時に真鍋は絶頂した

 全身を戦慄かせ革ベルトがギシギシと軋みませながら、拘束された足の指をぴんと伸ばしながら。

 

 

「あっ、ぁ……♡ あ、はぁ……♡」

 

「……イッたの?」

 

「ああ、上手にイカせることができたな。よくやったな軽井沢」

 

「私が……私の手で……」

 

 

 俺の言葉にそんな言葉を呟きながら、絶頂の余韻に息も絶え絶えな様子の真鍋を見ていた軽井沢だったが、不意にハッとなると顔をそっぽ向けた。

 

 

「わ、私はアンタに言われて仕方なくやっただけだから……」

 

「ああ、そうだな。それでいい」

 

 

 真鍋が絶頂したことで冷静になってしまったのだろう、あくまでも自分の意志で拘束された女の子相手に非道なことをしたわけではないと言い訳をするかのように。

 

 

 それは確かに事実だったが、俺は見逃さなかった。

 息も絶え絶えな様子の真鍋の姿を見下ろす彼女の顔を。

 

 

 

(順調そうだな。さて、船が着くまでの間……楽しめそうだ)

 

 

 

 

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