ようこそクズカスのヤリチン至上主義の教室へ 作:ホメロス
真鍋志保にとってこの学園は最悪だった。
将来が約束される学園ということで来てみれば意味の分からない制度があるし、それに何よりも龍園という不良の中の不良のような存在が同じクラスにいたのが何よりも最悪だった。
傍若無人にして支配を好み、狡猾であり暴力を使うことにも抵抗のないクラスメイトなんて最悪も最悪だ。
なぜ、あんなやつと同級生をやらなくてはならないのか。
不満はあったが表に出せる勇気もなく、仲間内で愚痴を吐くのが精いっぱいだった。
問題行動ばかり起こすのでどうせすぐに退学になると思って耐えていたのに一向に退学になる様子はない。
そのことを担任に直接問いただしたくもなった。
だが、そのことがバレた場合の報復が怖くて実行には移せない。
不満はあっても表に出せない。
教室では常に龍園とその取り巻きの連中の機嫌を伺わなくてはならない、という生活にストレスが溜まっていく毎日だった。
そんな時に起こったのが軽井沢とのいざこざだった。
彼女のことは前から気に入らなかった。
龍園という名の不良という爆弾を入学当初からクラスに抱えている私とは対照的に、軽井沢は顔も性格もいい彼氏を作っている。
こんなことが許されていいのか、と。
一方的な嫉妬である自覚はあった。
それでもムカつくという感情は抑えられなかった。
だから、絡みに行った。
無理やりにでも謝罪させることができればちょっとはストレス解消になるだろう――そんな下心で接触だったが、その結果思わぬ収穫を得られた。
普段は女王様のような態度を取っている癖に、一皮むけば軽井沢の別の本性があった。
剝がれた仮面の下から現れた怯えた表情。
本当に笑える話だと思った。
徹底的に虐めて溜まりにたまったストレスの解消をしてやろうと思った。
それが。
それが決定的な間違いだった。
「あっ、ああっ♡ んっ、あああっ♡」
見えない。
視界は目隠しで隠されている。
聞こえない。
耳はヘッドフォンのような器具で塞がれシャットアウトされている。
それでも自らの口から零れている甘ったるい無様な……自らの喘ぎ声はわかる。
どうしてこんなことになったのか。
それはあの最悪な男――九頭春日のせいだ。
私たちがやっていた軽井沢へのいじめ行為、それをよりもよって見られていたのが全ての始まり。
思い返せば迂闊なことだった。
予想外に見つけてしまった軽井沢の弱点に有頂天になっていたんだろう、私たちはあっさりと弱みを握られてしまった。
そして、淡々と語られる想定される私たちの末路。
学校側からの裁き、そして何よりもクラスを支配する暴君である龍園の怒りの報復。
私たちは何よりも後者が怖かった。
同じクラスで過ごしているからこそわかる。
龍園は相手が女だからといって手加減をする奴じゃない、むしろ見せしめとしてどんな凄惨なことしてくるか。
それに比べれば九頭という男に従う程度何でもないと思った。
たいして知りもしない男に身体を触らせることなど身の毛もよだつほどに嫌だったが、それでも耐えられる。
龍園に痛めつけられるよりマシ、そう考え――その考えが甘かったことをたった数分で教え込まされた。
意味が分からなかった。
たしかに私は男女のそういったことをしたことはない。
それでもやっぱりあれはおかしい。
それぐらい巧みに私はイカされた。
みんなの前で。
スカートをめくっている状態を見られているという羞恥心さえ、忘れるぐらいに簡単にイカされてしまった。
何度も、何度も。
必死に耐えようと思っても無駄だった。
そんなことは無駄だと教え込まされるように何度もイカされ、私は最終的に土下座をさせられた。
それも裸でだ。
それを屈辱にも思えないほど、何度もイカされ、そのことが怖くて必死に頭を下げることしかできなかった。
当然、地獄はそれで終わらなかった。
試験の最中、暇さえあれば呼び出され、私はあいつに呼び出されて身体を触られた。
あいつに触れるごとに鋭敏になっていく身体。
私の意志なんてお構いなしに与えられる快感に弱くなっていく事実に恐怖した。
試験が終わった後、当然解放されるなんてことはなかった。
むしろ、時間が取れるようになったせいかあいつの言う躾はひどくなった。
トイレの個室でそれは行われるようになった。
いつ誰が来るかもわからない。
いや、あいつだってバレたくないはずだからきっと見張りなりなんなり立てているはず……だけど、それは私にはわかりようがない。
なにせその間、私はあいつが持ってきた耳あてと目隠しで聴覚と視覚を封じられた状態にされてしまうからだ。
そして、全身は恥ずかしい格好で拘束され身動き一つ取れない状態に。
私はその状態で与えられるあいつの躾を受けることになる。
耳と目を封じられた状態で触れられることの不味さはすぐにわかった。
耳も目も封じられると周囲の状況がまるで分らない。
トイレの個室で身動きもできない状態で拘束されている状況――もし、誰か知らないやつが個室のドアを開けて私を見つけたら?
現実的に考えればそんなことにならないようにしているはずだが、そんな可能性……どうしても妄想が頭をよぎる。
見知らぬ誰かにこんな無様な様子を見られていたとしても、今の私には分かりようがないのだ。
その事実に私の胸はドキドキと早鐘のように高鳴った。
そして、何よりも五感の一部を封じることは残った五感を鋭敏にすることなのだと私は思い知らされた。
聴覚と視覚を封じられた私の触覚は普段の状態よりも明らかに鋭敏になっていた。
金属の棒らしき器具で膣内を探られた時の感覚、ラバー製のブラシのようなものがついた指サックをつけて膣内や乳首を触れた時の感覚。
もう覚えてしまったあいつの男らしいゴツゴツとした指とはまた違った感覚、それを嫌というほど鋭敏に受け止めてしまう。
こしこし♡ こしこし♡
「や、めぇ……っ♡ ちくび、やらっ♡ それぇ、っ♡」
いったいどんなものを使われているのか、目隠している私にはわからず、またあいつも種明かしをしてくれないのがなんともいやらしい。
道具の見た目さえわからないため、妄想の中でどんどんとイメージだけが膨らんでしまう。
ぶるぶると震える恐らくローターと言われるものを使われたこともあった。
五感を封じられ鋭敏になった身体を嬲るように、私は何度も喘がされた。
最初の方は耐えようなんて思っていた。
相手の思い通りになんかなってやるものか、という思いは微かにあった。
けど、そんな意思はたいして保ちはしなかった。
聞くことも見ることも動くことも出来ず、ただ私は与えられた快感に反応することだけ。
反応を探られ、ただひたすらに気持ちよくされるという行為。
それが続いていく。
「や、ぁ……っ! だめ、その棒を入れるの……奥を触るのやだぁ!♡」
ただ喘ぎ声をあげ、許しを求めることぐらいしか私に自由はなかった。
許しを求めたとしても、声も顔も確認できないから反応は分からない。
それでも自由になっているのは口だけなのでそれぐらいしかすることはない。
基本的にどれだけ泣き言を言っても、許しを求めても無視されるがイカされまくって息も絶え絶えな時は受け入れてくれる時もある。
ぽんぽんっと頭を撫でられる感触。
その感触と共に少しの間、休憩の時間が取られるのだ。
単に責めている側のあいつも休憩を入れたくなっただけなのかもしれないけれど、その貴重な身体を休める時間……ただ身体を休め、頭を撫でられながら絶頂の余韻に耽溺する時間は甘い毒にように私の奥に染み込んでいった。
ぽんぽん、ぽんぽん。
やばいな、とは思った。
疲れた身体を休ませながら頭を撫でられていると、なんだかすごく安心感を感じてしまう。
私をこれほど追い詰めたのもその手の持ち主だというのに、徐々に撫でる感触に絆されていく自分に恐怖を覚えた。
マッチポンプもいいところなのに。
そして、ある程度体力を回復したらまた――躾は開始される。
私はまた喘ぎ許しを求める声を上げるしかできない存在へとなり下がる。
こんなことを繰り返していったら私はどうなるのか。
今までの自分――真鍋志保ではいられなくなってしまう。
そう考えた私は躾が終わり、アイマスクと耳あてを取り払われて自由になった後、あいつに頼み込んだ。
もう許してほしい。
解放して欲しい。
私が悪かったから。
もう悪いことをしないから。
どうか私を……。
そう泣いて頼み込んだ私に対し、あいつはある提案してきた
『そうだな……明日の昼には船も到着するし、それを期限にゲームをしようか。それをクリア出来たら解放してやる』
ゲームのルールは簡単なものだった。
私が「降参」といえば敗北、言わなければ勝利。
とてもシンプルなものだった。
降参の声をあげなければ勝てるという一見すると私にとても有利内容、だがそんな条件で挑んでくるということは向こうからすれば勝算はあるのだろう。
ここ数日の体験が頭をよぎる。
何度もイカされ、情けなく許しを求めた自分のことを思い出せば彼が自信たっぷりなのもわかるというものだ。
だけど、耐えきれば解放されるというゴールがあるのなら。
制限時間を耐えきることぐらいは可能……なはずだ。
正直なところ自信はない。
けれども、やるしかない。
相手が本当に約束を守るのか、それすらも信用できない状況だけど信じてゲームに勝つしか私には無い。
覚悟を決めて、私はそのゲームを受けることにし――そして。
「や、やぁぁ♡♡ そこだめっ♡ ほんとダメだから……コリコリってしないで♡♡ おおおっ♡……やっ、ダメっっ♡♡」
私は考えが甘かったことを思い知らされた。
「んおっ♡ やめっ♡♡ あっ♡ くりくりダメぇ、乳首を弄っちゃっ……ふぅううっ♡♡♡」
てっきり躾の時のようにイカせまくって、私から降参の言葉を引き出すのかと考えていた。
だからこそ、それに耐えようと。
どれだけ気持ちよくさせられても、心は折れないようにと挑んだのだが――それが決定的な間違いだった。
金属の棒のようなもので膣内を弄られ、ブラシのような突起のついた指サック越しに乳首を虐められる。
私の身体のはずなのに、私の意志なんて関係なく高まった性感は限界まで昂ぶりあと一息で決壊――といったところで私に与えられていた甘美な刺激が去っていく。
あとほんの少し、ちょっというところでおまんこへの刺激も乳首への刺激も離れていった。
「ぅ、っ~~~うううううっ!」
これで何度目か、もはや覚えていない。
ゲームが始まってから私は一度だってイカせて貰えなかった。
感じさせはする。
だが、決して絶頂はさせない。
その行為の意図は明白だ。
つまりは降参しなければ与えられない――そういうことなのだろう。
(時間……どれだけ経った? まだ着かないの……?)
制限時間は船が到着するまで。
到着してしまえば生徒は降ろされてしまうので、強制的に終了となる。
そこまでただ耐えればいい。
それだけで解放される簡単な勝負――そのはずだ。
(あとどれだけ耐えれば……っ! もう……♡)
ゴールがあれば耐えられる、そう考えていた。
甘かった。
だが、目と耳を封じられた状態というのは時間間隔さえ曖昧になってしまうもので、さらにイキたくてもイケないという状態は思った以上に私の精神を摩耗させた。
今までは当然のように与えられていた絶頂、それが許されないというもどかしさ。
毎日与えられていた快楽という飴を急に取り上げられ、私はさながら一種の飢餓状態ともいえる精神状態になっていた。
(イキたいイキたいイキたいイキたいイキたいイキたいイキたいイキたいイキたいイキたいイキたいイキたい――)
何時しか私の頭の中はそれ一色に染まっていた。
もう少し耐えれば終わる、解放される。
そんな言葉で支えてきた気持ちも一度、二度、三度……絶頂するチャンスを逃すごとに削れていった。
ごしごし♡ にちゅ、ずちゅっ♡ ぐじゅっ♡
「あっ、そこぉ♡ ごしごし、いい!♡ イク、イクイク……イッ――」
ブラシのような突起物が敏感になった私の膣内を蠢く。
激しい動きではない、けど的確に私のいいところ刺激してくれるそれに甘い声をあげる。
私が自分で触ったとしても届かない場所、それを柔らかなブラシの感触で弄り与えられる快感に頂点に登り詰めようとするも――
ちゅぽんっ♡
「ぅあぁあああっ! だ、ダメダメぇ……っ! やだっ! もっと……っ!」
あと少しといったところで、それは引き抜かれた。
(もうダメ……気が狂う!)
私の心は折れた。
もういいじゃないか、という諦めな言葉が頭に浮かび、それに私は同意した。
頑張った。
けれど、ダメだった。
それでいいじゃないか。
思い通りの結果になってしまったのは悔しいが、それでもどうしようもないときはある。
惨めではあるが龍園のような暴力の支配者に膝を屈していたように、仕方ない相手というものはあるものだ。
そう心を慰める。
「……っ、参りました♡ わ、私の負け……です♡ もう逆らいません♡ なんでもします♡ だから、イカせてください♡ イカせて……お願いします!♡」
ガクガクと身体を震わせながら、私はそう叫んだ。
顔から火が出るほどに恥ずかしかったが、それ以上にもう耐えられなかった。イカせて貰いたくて仕方がなかった。
私の声に応えるようにポンポンと何時ものように頭を撫でられた。
途端に背筋に甘い痺れが奔った。
(あっ、やばい……私……)
言葉はない、見ることも出来ない相手。
その存在に対する圧倒的な信頼感、安堵感とでもいうのだろうかそんなものを抱かされている――その事実に、彼の言う躾が進んでいることを自覚した。
撫でられる感触に不思議な居心地のよさを感じながら、そっとアイマスクと耳当てが外された。
自由になった視界と聴覚。
そこに飛び込んできたのは――
「――は?」
「よくおねだりできたわね。偉いわよ、真鍋」
「軽井沢……? えっ、なんで」
そこに居たの予想していた人物――九頭春日じゃなかった。
正確に言えば彼だけではなかった、というべきかもしれないが。
軽井沢恵が目の前にいた。
「ふふっ、あんたって案外かわいいところがあるのね」
「何を言って……」
「わかんない? じゃあ、わからせてあげる♡」
居るはずのない存在、その登場に混乱する私を無視して軽井沢は動き始めた。
戸惑うこちらのことなど無視して私の胸に手を伸ばす。
「ひあっ♡ あんっ♡」
「これ、好きだったわよね。乳輪の周りをゴシゴシして、最後にきゅっと挟んでやると――」
「んぅうううっ♡」
「ほら、イッちゃった♡ かわいい」
それはよく知っている感覚だった。
見れば彼女に指には指先の部分がまるでブラシのような形状になった指サックをしていた。
私が想像していた通りの形状。
それにこの触り方。
「もしかして……」
「おい、軽井沢。それよりもやることがあるだろう?」
「あっ、うん。ごめん。そうだったそうだった」
私が状況を理解するよりも先にずいっとあいつが前へとできた。
軽井沢は彼の言葉に従って位置を変える。
私の前ではなく、横の位置に移動するとそっと所謂まんぐり返し――なんて体勢で身動きできない私の足を押さえた。
何の意味もない行為。
だって、私の足は既にこの姿勢に拘束されている。
だから、押さえるようにすること自体に意味はない――はずだ。
拘束されているのはあくまで革のベルトの拘束具のせい。
だというのに、こうして軽井沢に足を押さえるように手を置かれているとまるで彼女に押さえつけられ、身動きできないかのように錯覚してしまう。
これは駄目だ。
本能的に感じた。
軽井沢は弱者だ。
少なくとも自分にとっての認識ではそうだった。
だからこそ、あんな行為に走ったわけで……。
「何を……」
「何って……真鍋、アンタは負けたんでしょ? 降参しますって言ったわよね? 何でもするからイカせてくださいって♡ だから、ほら……九頭がイカせてあげるってさ♡」
カチャカチャという音を立てて、あいつはズボンを下ろして――そして、
「……でっかぁ♡」
「そんなの……入らない」
ペニス――なんだと思う。
でも、それは私がエッチな動画を見たときに見たものとは明らかに違っていた。
わかるのだ。
あれがいくつもの女を啼かせてきた雄の中の雄の象徴であることが。
経験などなくとも本能で理解できた。
子宮の奥がきゅうと疼いた。
「丹念にほぐしたんだから入るって。だからさ、きっと気持ちいいぜ? ほら、わかるだろ」
わかる、わかってしまう。
(これ、絶対気持ちいいやつだ。指なんかよりも大きくて、逞しくて、こんなガチガチで熱いのを挿れられたら……♡)
私の中の雌がこの雄に媚を売れと叫んでいる。
絶対にかなわない雄に媚びるのは雌として当然のことだと。
(こんなの敵いっこない……敵いっこなかったんだ♡)
九頭がのしかかるようにペニスの先を膣口へと押し付けた。
処女を奪われようとしているのに、私の中にあるのは早く貫いてほしいという思いだけだった。
焦らされに焦らされたこの身体、そして精神がこの雄の魅力に叶うはずもない。
私は今か今かとその時を待ちわびて――
「さあ、人生で一度きりの真鍋の処女喪失……ちゃーんと見てあげるからね?♡」
その声に軽井沢の存在を思い出した。
彼女もまた彼のペニスの雄々しさに興奮しているのか、頬を上気させてながら私のことを見つめていた。
私たちが囲んでいじめていた時の気弱な雰囲気の軽井沢はそこにはない。
淫蕩な色気を帯びた目で私のことを見下ろしている。
「……ぁ」
ダメだ、とわかった。
あいつに、九頭に負けるのはいい。
彼は私よりも強い雄だった――それだけのこと。
強いものに屈するのは仕方ないことだ。
けど、弱いと思っていたものに屈するのは?
(だめ……だめだめ……)
九頭春日に屈するのはいい。
だけど、軽井沢恵の前で屈するのは……ああ、そうだ。
そんなことになってしまえば――今までの私……真鍋志保では居られなくなってしまう。
どちゅんっ♡
「はい、ご馳走様」
「――え?」
そんなことを考えた隙を突くように、私の処女はあっさりと奪われた。
遠慮などない挿入。
だけど、彼の言った通りほぐれにほぐれた私の膣はあのペニスを受け入れた。
世界が真っ白になった。
「うわっ、すごっ……本当に入った」
「当然だろ」
「だって、こんな大きいのはいるとは思わないじゃない? なんかぼこってなってるし……大丈夫なの? 口をパクパクさせてるし」
「ぁ、っ……えっ?♡ はっ、あ……♡」
「ちょっと混乱してるだけだ。ほら、起きろ。まだ入れただけだぞ」
待って――と声をあげるよりも先に九頭は動き始めた。
処女を失ったばかりの女の子を気遣う素振りなどない動き。
いや、違うか。
それで問題ない、とわかっているからこその大胆な動きだったのだろう。
だってこんなにも――
どちゅんっ、どちゅっ、どちゅっ♡ じゅぶっ、にちゅっ!♡
「んぎ、ふ、ぃ゛ぃ……ッ♡♡♡ お゛っ、ああ……っ!♡♡♡ イグぅ♡ イグイグッ……!♡♡♡」
私の口から零れる声は思った以上に甘ったるかった。
こんな声をあげていたのか。
自由になった耳に飛び込む私の声はそれはもう蕩けた雌の声になっていた。
「す、すご……♡♡ はは、真鍋……アンタのお腹が……九頭のおチンポの形に少しだけ膨れちゃってるわよ? こんな大きなもの挿入されて、アンタそんな声上げてるんだ……♡♡」
軽井沢の声も気にならない。
気にする余裕もない。
ただ、労わるように不意に頭を撫でてきた彼女の手の感触。
それに甘い疼きを感じて。
(ああ、私もうだめだ……。たぶん、一生この二人には――)
「あー、いい感じだ。溜まってたからな、濃いのが出そうだ」
ぱんっ、ぱんぱんっ♡ ぱんぱんっ♡ ずちゅっ、じゅぶっ♡ じゅぶ、ずちゅっ!!♡♡
「っ、お゛ッ♡ あっ、おッおッッおぉ゛ぉ~♡ い、ぐぅ……!!♡♡♡ イ、ぐぅ……っ、あ……ぉっっ……~~~っ!!♡♡♡」
きっとすごい顔を晒しているんだろうな、と心の片隅で考えながら私は獣のような声をあげた。
「ひっどい顔……♡ でも、気持ちいいんだからしょうがないわよね? ほら、真鍋……気持ちよく、好きなだけイっていいからね? アンタが私たちに敗北宣言した記念なんだから」
「イグイグイグ……ッ……うぁっ♡♡ んぉおおっ!!♡♡♡ ら、めぇ……っ、いぐぅ!!♡♡♡」
腰をガッチリと掴まれ、力強いストロークと共に刺激される膣内。
暴力的なまでの快楽の波に翻弄されながら、両足を震わせイキ潮を噴き散らかした。
絶え間ない絶頂。
あれだけ求めていた絶頂のはずなのに――まだ足りない。
いや、違う。
もっと先が、トドメとなるものがまだ終わっていないのだと本能で悟った。
「さーて、滾ってきた……。船が到着するまでの時間、楽しむとしようか志保。お前の身体で。出せるだけ――出してやるからさ」
明滅する意識の中、あいつのそんな言葉が聞こえた。
まともな思考能力は落ちていたけど、それだけはなんとか理解できた。
そして、次の瞬間。
どびゅるうるるっ!♡ どびゅっ♡ どびゅぐぅうううっ!!♡♡
「おっ!♡♡ イグっ、イグイグっ、いっ……ぐぅううっ!!♡♡♡ うぁ゛…………ぁ、あああああっ!!♡♡♡」
身体の内で一際強い脈動を感じた。
その直後に腹の奥に感じる熱く重たいなにかが弾ける感覚。
それは私という存在を塗りつぶすように子宮の中を埋め尽くしていき、私はこれまでにない深い絶頂へと導いた。
「ぁ……あ、ぁ……っ、ぁ……♡♡♡」
全てが白く塗りつぶされ、自意識すらふわふわと曖昧になる。
頭を撫でられる感触に安心を覚え、自らの胎を満たす熱さに陶酔にも似た気持ちよさを感じる。
私にはただそれだけの機能しか残されていなかった。
それら以外の機能は投げ出した。
放棄して、そして屈服した。
形だけの屈服ではない、本心からの――魂からの屈服。
それが無人島試験、そして船上試験を経ての私の終わりだった。
「うわっ、こんなに出して……えぐっ♡ えっ、まだやるの?」
「当たり前だろ? 一回や二回程度で収まる雑魚とは違うんだよ。軽井沢、お前もよく見ておけよ? 強い雄のセックスってやつをな」