白衣の悪魔、 作:ジョイハソンナニエロクナイ
錬金術、賢者の石を作り悪魔と契約した男
パラケルスス
その正体は契約した悪魔本人だった。
名を『アルケウス・アゾート』
契約したテオフラストゥス・ホーエンハイムに叡智と魔術を与える代わりに自身の実験台とし
男から女へ
人間から悪魔へ変え
宝珠に宿らせた存在。
この契約を契機に錬金術に化学、医学といった学問に精通し数々の名を残した学者や医者と契約しその叡智をさらに深めていった。
その結果……
アルケウスの眷属は未だ1人だけ。
魔改造された淫魔『パラケルスス』のみだ。
その駒での価値は《
神器を持たない人間としては妥当というところだろう。
しかし、アルケウスの知恵や悪魔医学界での権力狙いでパイプを繋げようとする悪魔は山のようにいる。
取捨選択し関係を持ったのは数家のみ。
フェニックスの涙と呼ばれる万能の回復薬を量産させないようにするために身売り同然で婚約者となったレイヴェル・フェニックス。
大戦で死にかけたセラフォルーを救ったことで(勝手に)懇意にされ姉妹揃って身を捧げに来たシトリー姉妹。
今はその縁もあり、シトリー姉妹の妹の方であるソーナを自分好みのいい女にするために駒王学園の体育教師に赴任している。
だが……
「あぁ……♡いけませんわアルケウスさま♡」
「授業中、尻ふって誘惑した悪い生徒はだれだ?」
「わたくし、姫島朱乃ですぅ……♡♡」
アルケウスは非常にモテた。モテまくった。
患者のメンタルケアもし、外傷も治し学園に尽くした男は日々女生徒たちの誘惑を受け続けた。
特に顕著なのはこの姫島朱乃だ。
婚約者が3人もいると知った上で『第四夫人として娶ってください』と16の誕生日に身を捧げた堕天使と人間のハーフである女。
9つの時に救われた少女はそのままアルケウスの元で勉学に励み、駒王学園一の才女として高等部に進学を決めるほど。
そのグラマラスなスタイルと朗らかに浮かぶ笑み、アルケウスとの仲を羨ましがられ《
その実態はあまーく浸された恋という毒が愛というモノに変化した女。
「ソーナとの行為に嫉妬して自慰してたのは?」
「姫島朱乃ですぅ♡」
受けマゾ気質を開花させられ、大好きなアルケウスの前ではマゾ優等生となる朱乃。
現状彼のハーレム要因で一番のバストサイズを誇る彼女は体育教官室でスカートを脱ぎ下着と学園指定のシャツという姿で立たされていた。
「お願いですアルケウスさまぁ♡」
ぷつぷつとシャツのボタンを外し前を開く。 大きく実ったおっぱいが揺れ男子生徒が羨む姫島朱乃の艶姿がそこにはあった。
アルケウスの意識を向けさせるためだけに購入した局部を隠せない行為用の下着に、鼠径部には発情した時にのみ現れる試作型の淫紋。
何より桃色の突起はまだ妊娠してないというのに白い液体を漏らし、股部はだらだらヨダレを垂らして床を汚している。
太ももには黒い革ベルトが巻かれておりそこには桃色の管が繋がった機械が取り付けられている。
耳をすませばヴィィン……と機械音を聞けるだろう。
「わたくし、昨日から焦らされてもう我慢できません……♡体育の授業を受ける前と受けた後……ローターを外してつけるだけで何度もイッてしまいました♡」
赤裸々に告白するもその瞳はハートを宿し既にアルケウスしか見えていない。
身を捧げられてはや二年。頃合かと思いアルケウスは朱乃の目の前に宝石を置く。
固くもあり柔らかくもあり、暖かいが同時に冷たくもある。
悪魔の駒を解析したことでさらに発展した賢者の石。
フェニックスの涙しか流せなくなった婚約者の協力で完成してしまったそれは
「あ……あぁ……♡♡」
種族を変えず不老不死にしてしまう逸品。
アルケウスが認めた女への証。これこそが『アルケウスのみしか愛せなくなる都合のいい女』へと変えられる錬金術。
朱乃を始めとしたアルケウスを慕う女たちが求めるモノだ。
「ようやく……わたくしもアルケウスさまの♡♡」
今まで施術されたのは婚約者の3人にだけ。
そして、朱乃はそれの入れ方を知っている……いや、挿れ方と言った方がいいか。
がに股で足を開きつま先で立つ。
自身の割れ目を、アルケウス以外の男を知らない専用の女性器を指で開きその言葉を言う。
「アルケウス・アゾートさま♡我らが愛しき旦那様♡♡この心も身体も貴方様のモノ♡」
魔王である第一夫人と未だ人間であるお気に入りの女の子が考えたアルケウスの支配欲を煽るためだけの宣言。
「この身が滅びる時、それは貴方が滅びる時♡その滅びの先でも私たち
アルケウスは賢者の石を持ち朱乃の女性器にそれを潜り込ませる。
固形物であるというのににゅるん♡と潜り込んでいくその石は朱乃の性感帯を刺激して奥へ奥へとイッてしまう。
「おぎゅ♡お、お、お……っ゛♡♡」
がくがくがくっ!!
腰が震え潮を撒き散らす。脳がやけるほどの快楽と命の恩人のモノになれる幸福感が朱乃を蝕んでいく。
淫紋が……賢者の石を定着させるために基盤を整える機能を持った魔法が消え失せる。
「い…………っ♡」
朱乃の口から小さく声が盛れたと思うとへたり込む。
自分の愛液のうえにぱしゃっと音を立て糸が切れた人形のようにうなだれるが……
「ぎゅぅゅうぅぅぅぅぃぃぃぅぅ♡♡♡♡」
哀れな産声を上げた。
その声は学園中に響き渡ったかもしれないと思えるほどの声量で、母乳と愛液を撒き散らししてイく様は普段の朱乃の姿からは考えられない。行為用の下着ですら台無しになるほど体液まみれになり朱乃は変わってしまった。
アルケウスの賢者の石を投与され身体の細胞が書き換えられた女たちを
誰かを従わせるのに
人間にも効果があると証明できた今、あとは天使や堕天使だけとなる。
世界に蔓延る死という病の克服を命題とする男は途中経過があまりにも上手くいったため口元が緩むのだ。
「っと……約束は果たさないとな」
電話を手に取り我が家にまつとある少女に連絡する。
魔女として契約をし叡智を授けた結果夜這いを強行した女。
「もしもし藍華?……うん、朱乃はイけた。次はキミだ」
匠と呼ばれる少女がその名を賜わるキッカケになった男の目的は『自分を慕う女達と未来永劫停滞した世界で愛し合い続けること』だ。