エピローグ
『もう少しそっち行ってよ。私が舐められないじゃない』
「貴女こそ、さっきから亀頭を独り占めしているじゃない」
いつものマンションの一室でソファに腰掛けた鳥羽さんに私と莉愛は口淫奉仕を行っている。
神浜市長たちに身体を差し出した事で区画整理の件も解消されたので私の悩み事は全て無くなった。そして大学が休みだったり、仕事がオフの日はこの部屋に通い詰めて快楽を貪っている。
当然、いろは達にはこの関係は内緒にしているが、意外にもういちゃんが何かを察しているようで大人っぽくなったと言われた事があった。
他にも小さなところで変化があった。莉愛とも和解して姉妹のような関係となり、仕事の面ではAVを撮影してもらった。内容としては男優と交わるのはもちろんのこと、公開オナニーや放尿、莉愛を交えての同性セックスや乱交も行った。
そして、秋穂さんとも再開する事が出来た。今は鳥羽さんの子供を身籠った事が分かったので、鳥羽さんの性欲処理の相手は私と阿見さん、それに鷹野さんの3人で交代しながら行っている。
『2人とも仲良くしないか』
2人からのフェラチオに鳥羽さんは満足そうにしている。
「仕方ないわね。私は括れを舐めるから、射精の時は独り占めしないでよ」
亀頭を莉愛に譲り、括れに舌を這わせる。睾丸への愛撫を加えると頭を撫でてくれた。
『さて、もう少し続けてほしいところだが一度出すとしよう。やちよくん待望の顔射だな』
亀頭が膨らんだかと思うと割れ目から精液が飛び出してきて私たちの顔を白く染めていく。
鼻中に直接飛び込んでくる強い匂いに眩暈がしそうだった。
鳥羽さんはまだ私が知らない快楽やプレイの手解きをしてくれた。例えばペニスバンドを着用して莉愛を犯したり、反対に犯されたり。この日最初の射精は顔射だった。まだ経験した事がなかったので私から「顔にかけられたい」とお願いをしたのだった。顔に濃厚な精液をかけられるのはマーキングをされたような気がして不思議な充足感があった。
互いの顔を白く染める精液を舐め取りあい、飲み込んでいく。
毎日のように射精している筈なのに濃さが変わらないのが不思議でしょうがない。
莉愛の顔を清め終えた頃には性器が潤んでいて、前戯をしなくても受け入れられる状態になっていた。
服を脱ぎ捨て裸になる。下着の好みも可愛らしいデザインから扇情的な物に変わり、Tバックを好んで着けるようになった。
「ねえ、鳥羽さん」
『何かな、やちよ君』
「私、今日は危ない日なんです。だから中に沢山出して欲しいなって。良いですか?」
鳥羽さんと再び関係を持ってからピルはもう飲んでいない。
周期から考えると今日は期待出来る日だった。
『そうか、もちろんだ。孕むまで注いであげようじゃないか』
『良いなぁ、やちよさん。私だって産みたいのに。高校卒業するまでお預けされてるんだもの』
「子どもが出来ちゃったら産むまでは抱いてもらえないんだから、今のうちに楽しんでおけば良いじゃない」
鳥羽さんに跨り、自分から腰を振る。
今まではぎこちない動きしか出来なかったが、コツを掴むと自分の気持ちいい場所に当てる事が出来るようになった。恥ずかしいと感じる時もまだまだあるが、私や鳥羽さんが気持ち良くなる事の方がずっと大事だった。
鳥羽さんに押し倒され、荒々しいキスを交わしながら激しい抽送を受け入れ快楽に浸る。最近になってやっと、鳥羽さんの射精が近付いてきた事が分かるようになってきた。
両脚を鳥羽さんの背中に回して、より密着して膣の奥に射精してもらえるようにする。
精液が最奥に流し込まれて絶頂に至る。私の中で脈動を繰り返す事に子種が注がれているを実感し、今日こそ子どもが出来る事を祈った。