鳥羽との2度目の交わりと初めての膣内射精。
情事の間こそ快楽の余韻に浸っていたが、眠りから覚めた今は自身の浅ましさに嫌悪感を抱いている。
(どうして昨日は快楽に屈してしまったのだろう)
誰とも顔を合わせたくはなかったが、きっとそうもいかないのだろう。空腹に耐えかねて部屋を後にした。
『やあ、七海くん。体調はどうかね?』
「変わりありません」
『それは何よりだ。引き続きよろしく頼むよ』
『昨日はやちよさんとしたんですか?』
『ああ、中々に良かったよ』
『良いなぁ。私も混ざりたかったです』
『それも面白い趣向だ。考えておこう』
これが食事中にする話なのだろうか。周知の事とはいえ身体を重ねた事を話されるのは恥ずかしい。
『社長、本日は予定が空いておりますが如何されますか』
『そうだな、朝から温泉と考えていたが今日はこの天気だからな。仕方ない、内風呂に入るとするか』
鳥羽に連られて外を見ると大雨が降っている。
『では食器の片付けが終わり次第、すぐにご用意いたします』
『よろしく頼む』
今日は手伝う気になれずリビングでぼんやりとしていた。
『社長、入浴の準備が出来ました』
『分かった。では皆も入りにいくぞ』
拒否権など無いことは分かっている。鷹野が鳥羽の脱衣を手伝っている間に私と秋穂さんも裸となった。
それぞれシャワーを浴びて湯船に浸かる。実際に5人で浸かってみてもまだまだ広さには余裕があった。
『こうして鳥羽さんや鷹野さんと浸かっているとあの日の事を思い出しますね』
阿見さんが懐かしそうに言う。
「あの日って?」
反射的に聞いてしまったのが間違いだった。
『見られながら用を足した時の事よ。あの時も3人で入浴していたわね』
『あの時の阿見くんはまだ反抗的だったな』
『お恥ずかしい限りです。もっと早くに受け入れていれば良かったと今では思っています』
『良い心掛けだ』
『それでですね、あの時のあれをまたしたいなぁって思ってたんです』
『ん?ああ、あれか。それは良いかもしれないな』
阿見さんがこちらを見てくるので嫌な予感がした。
『あれとは何でしょうか?』
同じ予感がしたのか、秋穂さんが二人に訊ねた。
『公開放尿よ』
阿見さんが恥ずかしがる事もなく言った言葉に理解が追いつかない。
「えっ?公開、えっ?」
『みんなにオシッコしているところを見てもらうの。最初は恥ずかしかったけど、ハマると気持ちいいわよ』
『七海くんは露出行為に興奮するようだからね。試しにしてみたまえ』
「露出なんて興味…ありません」
自分でもその言葉が嘘だと思った。いつからか裸を見られる事に興奮を覚え、この別荘地でも裸で外を歩かされた事に解放感を感じていた。
『あんな事、やちよにはさせられません』
反対したのは秋穂さんだった。
『ああ、木原くんにも一度見せてもらったんだったな。そこまで言うなら仕方ない。木原くんに代わりに見せてもらおう』
反論しようとしても狡猾さでは鳥羽に敵う筈もなかった。
『…分かりました』
秋穂さんが項垂れた様子で浴槽から出て洗面器を跨ぐ。
『鷹野、ペアを頼めるか?』
『はい、もちろんです』
鷹野は秋穂さんと向かい合うように洗面器を跨いだ。
『それでは始めてくれ』
『木原さん、またお願いしますね』
『…はい』
2人の秘所から放出された尿が洗面器に溜まっていく。
鷹野は慣れた様子だったが、秋穂さんはまだ恥ずかしいのか手で顔を隠している。
『2人とも沢山出ましたね』
尿は洗面器の半分を占めていた。
『さあ、七海くんはどうする?興味がないなら阿見くんがするところを見学という事でも構わないが』
「…やります」
秋穂さんが恥ずかしがりながら放尿しているところを見て、自分も見られたいと思ってしまった。
使用済みの洗面器を跨ぐと向かい側に阿見さんが来た。
『やちよさんと一緒にこれが出来る日が来るなんて思わなかったわ』
阿見さんが先に始めたのを見て私も放尿を始める。
放出の勢いで水面から跳ねた尿が私と阿見さんの身体を穢していく。
普段なら他人の尿など汚いものとしか思えないのに、この時は充足感すら感じていた。
『ふう、だいぶ溜まったわね』
洗面器には4人分の尿が溜まっていて溢れる寸前だ。
「これ、どうするの?」
『鳥羽さん、これは流してしまっても良いですか?』
『構わないよ。さて、七海くん。感想を聞かせてくれるかな?』
「…悪くないです」
鳥羽を喜ばせる為の方便だと自分に言い聞かせるが、また見られたいとも思ってしまった。
(今度は秋穂さんと一緒にしてみたいな)
シャワーを浴び直して再び湯船に浸かる。
『しかしあれだな、朝から美女4人と入浴出来るのは最高の贅沢かもしれんな』
鳥羽は鷹野と秋穂さんの胸を揉みながらご満悦といった様子だ。
気丈に振る舞っていた秋穂さんは目を閉じているが嫌がっている感じは見られない。
(もしかして秋穂さんも感じてるのかしら)
姉のように思っていた人が快楽を得ている事に倒錯した感情が顔を覗かせる。
(私も触られたい)
2人の息が弾む中で阿見さんが声をあげた。
『鳥羽さん、私達はどうすればいいでしょうか?』
『そうだな。オナニーをして挿れられるようにしておいてくれ。木原くんと七海くんもだ』
秋穂さんの胸から手を離して指示を出す。
阿見さんは早速自分の秘所に指を沈めている。鷹野は指示がなくとも自慰行為をしながら鳥羽の肉棒を摩って怒張の手助けをする。
『仕方ないわね。やちよ、早くやりましょう』
秋穂さんに従って自分の身体を弄る。脳裏に浮かんでいるのは大学の校舎を衆人環視の中、全裸で歩く自分の姿だった。
隣では秋穂さんが秘所と肛門の両方に指を入れている。
『さて、準備が出来た者から四つん這いになるんだ』
鷹野が例を見せるように四つん這いになる。私も充分に濡れてきたと思い、同じようにする。浴室の床は柔らかい素材で出来ていたので長時間この体勢でいても膝が痛くなる事はなさそうだった。
全員で並んでお尻を突き出している。鏡に写ったその姿はとても淫靡だった。
『それでは最初は鷹野にするか』
『ありがとうございます。どうぞ、お入れください』
鳥羽は私たちの膣内の感触の違いを楽しむように何度も相手を入れ替える。見ていて分かったのは相手によって突く速度を変えていることだった。昨日私と交わった時はゆっくりと動いていたが、秋穂さんや阿見さんには力強く抜き差しをしている。だけど2人に痛がる様子はなく、むしろ強い快楽を感じているようだった。
そして遂に私の中に入ってきた。やはり私にはスローペースな挿入を行ってくる。ここにいる全員が鳥羽に好みを把握されているようだ。
3人分の愛液に塗れた肉棒が入ってきたと思うと鳥羽だけでなく鷹野、阿見さん、そして秋穂さんにも犯されているような気がして身体が更に敏感になっていく。
鷹野と阿見さんは再度の挿入をねだってお尻をくねらせている。私から肉棒を引き抜くと再び阿見さんに挿入を行う。
(もう少しでイけそうだったのに…)
私も再度の挿入をねだり見様見真似で同じように腰を振ってみる。
『やちよ、ダメよ!』
隣にいる秋穂さんに止められたが、彼女も挿入を待ち望んでいるのは太ももにまで伝っている愛液で分かった。
『駄目じゃないか、木原くん』
静止するように秋穂さんに突き立てて荒々しく動く。
『君も阿見くんのように素直になったら楽になれるんだぞ』
『だ、誰が…』
『君と関係を持ってからもう半年以上だ。恋人がいるとは聞いているが、その相手とのセックスで満足出来ているのかな?』
『…』
秋穂さんは言葉に詰まっている。
『この別荘を出たら関係を持つ事は無くなるんだ。今だけでも素直になりなさい』
『…もっと突いてください』
『良いだろう。最初の射精は木原くんにするとしよう』
鳥羽は抽送を再開した。小刻みに突いている様子から射精が近い事が分かった。そして、秋穂さんが達するのに合わせて鳥羽も射精を行った。
『木原くん、良い締め付けだったぞ』
秋穂さんから引き抜かれた肉棒は全く衰える事なく天を向いている。先端が白く染まっているのはきっと鳥羽の精液と秋穂さんの愛液が混ざったものなのだろう。
(次は誰に挿れるんだろう)
懸命にアピールしていると鳥羽は再び私を選んだ。
じっくりと膣内を押し広げられる感触を味わいながら絶頂に向けて気持ちも昂らせていく。
最奥を小刻みに突いてくるのが射精が近い合図だと分かり、その時を心待ちにする。一度射精しているにも関わらず、その勢いは衰えずに私を絶頂へと押し上げる。
その後も休む事なく、鷹野と阿見さんを絶頂させて射精を行う鳥羽の精力の強さに驚いてしまった。
その後も私は精液が溢れ出るほどに膣内射精をされた。鳥羽が満足するよりも先に私の体力が尽きてしまい、一人先に離脱することとなった。
服を着るほどの余力もなく、裸のままベッドに横になる。
夕刻に目が覚めたが、膣内から垂れてきた精液に先程の事が現実であると思い知らされる。
(あと4日間。身体がもつかしら…)