※この作品はR-18です。

火の国の大名の支配録   作:カイト__

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第7話

(前回のあらすじ: 若き大名カゲマロは、完全に性的奴隷「白濁姫」と化した綱手を使い、次なる標的として日向ヒナタを罠にかけることを計画。綱手は、虚ろな心でカゲマロの命令に従い、ヒナタへの偽りの召集状を書き上げた。その瞳の奥には、新たな犠牲者を生み出すことへの、言葉にならない絶望が揺らめいていた。)

 

2. 純真なる白眼の姫、罠への一歩:

 

ヒナタの困惑と決意:

 

木の葉隠れの里は、第四次忍界大戦の深い傷跡から、少しずつではあるが、着実に復興の道を歩んでいた。里のあちこちで槌音が響き、人々の顔にも、かつての穏やかな日常を取り戻そうとする健気な活気が戻りつつあった。日向ヒナタもまた、その一人だった。一族の厳格な屋敷の奥、静謐な道場で、彼女は来る日も来る日も鍛錬に励んでいた。その白い肌は、修練の汗でしっとりと濡れ、普段は内気な表情に隠れがちな、しかし確かに存在する芯の強さを、その白眼の奥に宿している。彼女の体つきは、まだ少女の面影を残しながらも、くノ一としての厳しい訓練によって、しなやかで引き締まったラインを描いていた。細い腰は、まるで折れそうなほど華奢に見えるが、その下には女性らしい丸みを帯びた臀部が控えめに主張し、すらりと伸びた脚は、日々の鍛錬の賜物である美しい筋肉の陰影を宿している。そして、控えめな胸元は、まだ蕾のようでありながらも、確かにそこにある柔らかな膨らみが、彼女の純粋さと、これから開花するであろう女性としての魅力を予感させた。彼女の胸には、常に一人の英雄――うずまきナルトへの、淡く、しかし切ない想いが秘められていた。彼に少しでも近づきたい、彼の隣に立つにふさわしいくノ一になりたい。その一心で、彼女は日々の厳しい修行に耐えていたのだ。

 

そんなある日、ヒナタの元に、一通の巻物が届けられた。それは、火の国の大名・影麿呂の名で、そして何よりも、彼女が心から尊敬し、憧れている五代目火影・綱手様の直筆の署名が、力強く、しかしどこか震えるような筆致で添えられた、正式な召集状だった。その内容は、「近隣諸国との緊張緩和、及び将来的な同盟締結のための、大名直属の親善使節団への参加、及びその護衛。特に、日向宗家の姫君が持つ白眼による、高度な索敵能力と、その清廉なる人柄を、火の国として強く必要とする」という、非常に名誉なものであった。ヒナタのような、まだ若く、実績も少ないくノ一にとっては、破格の抜擢と言ってよかった。

 

しかし、ヒナタは、その召集状から、どこか言い知れぬ異様な雰囲気を感じ取っていた。綱手様の筆跡は、確かに見慣れた本物だったが、その文字には、いつものような、里の長としての自信と力強さが感じられず、どこか弱々しく、そして震えているように見えたのだ。そして、任務内容も、なぜ自分のような、まだ経験の浅い者が、これほどまでに重要な、そして大名直属の任務に指名されるのか、どうしても腑に落ちない点があった。

不安に駆られたヒナタは、まず第八班のチームメイトである犬塚キバや油女シノに相談した。キバは「すげーじゃん、ヒナタ! 大出世だな!」と無邪気に喜んだが、冷静なシノは「…確かに、大名からの直々の指名とは、異例中の異例だ。何か裏がある可能性も否定できない」と、慎重な意見を述べた。次に、彼女はかつての師である夕日紅(もし彼女がまだ里にいれば、あるいは他の信頼できる上忍、例えばカカシなど)の元を訪れ、その胸の内を打ち明けた。紅もまた、その召集状の内容と、最近の綱手のどこか落ち着かない様子(それは、カゲマロによる陵辱の影響であったのだが、里の者たちはまだ知る由もない)を結びつけ、一抹の、しかし拭いきれない不安を感じていた。しかし、大名からの正式な要請であり、そして何よりも、あの綱手様の推薦とあっては、表立って反対することも、そして疑念を口にすることも、立場上難しかった。

「…ヒナタ、確かに少し気になる点はあるけれど、これは貴女にとって大きな成長の機会になるかもしれないわ。綱手様が貴女を推薦されたのには、きっと何か深いお考えがあるはずよ。自信を持って、任務に臨みなさい」

紅のその言葉は、ヒナタの背中を押すには十分だった。彼女は、心の奥底で渦巻く、拭いきれない胸騒ぎを感じながらも、里のため、そして何よりも尊敬する綱手様からの信頼に応えたいという一心で、その「極秘任務」を引き受ける決意を固めた。ナルト君に、少しでも胸を張れる自分になりたい、そんな健気な想いも、彼女のその決断を後押ししたのかもしれない。

数日後、ヒナタは、仲間たちや、心配そうな表情を隠せない父ヒアシ、そして妹のハナビに見送られ、不安と、そしてほんの少しの期待を胸に、ただ一人、火の国の大名屋敷へと向かった。その、白い、清楚な、そして彼女の控えめな体つきを優しく包む着物に身を包んだ姿は、まるでこれから生贄にされようとしている、純粋で無垢な小羊のようでもあった。

 

大名屋敷での再会、そして拭いきれない違和感:

 

数日間の旅を経て、ヒナタはついに火の国の大名屋敷へと到着した。その壮麗で威圧的な門構えは、彼女のような若い娘を萎縮させるには十分だった。しかし、門番に綱手様からの召集状を見せると、意外なほどすんなりと中へ通された。そして、屋敷の奥深く、豪華な調度品で飾られた一室で、彼女は若き大名・影麿呂から、驚くほど丁重な歓迎を受けた。

カゲマロは、ヒナタの緊張を解きほぐすかのように、終始穏やかで、そして紳士的な態度を崩さなかった。彼は、ヒナタの白眼の能力の素晴らしさや、日向一族の輝かしい歴史を、淀みない口調で称賛する言葉を並べ立てた。その若々しい顔立ちは、一見すると好青年そのものであり、その物腰の柔らかさに、ヒナタは少しだけ安堵感を覚えた。しかし、時折見せる彼の瞳の奥に宿る、暗く、そしてどこか粘つくような光に、ヒナタは言い知れぬ不気味さと、肌が粟立つような嫌悪感を感じずにはいられなかった。

 

そして、奥の間に通されると、そこにいたのは、変わり果てた、と表現するしかない姿の綱手だった。かつての、里の太陽のように輝き、そして時には雷のように厳しかった覇気と生命力は完全に消え失せ、その美しい顔はやつれ、目の下には深い隈が刻まれている。そして何よりも、あの力強い琥珀色の瞳は、今は虚ろで、焦点が合わず、まるで魂の抜け殻のようだった。彼女は、ただカゲマロの傍らに、まるで美しい置物のように侍り、微動だにしない。その、普段は豊満な胸を強調するような大胆な着こなしも、今はどこかだらしなく、そして無理やり着せられているかのような不自然さを感じさせた。よく見ると、その白い、しかし今はどこか生気のない肌には、薄絹の着物の上からでも分かるほど、不自然な痣や、まるで何かに強く吸われたかのような赤い痕が、微かに、しかし確かに見て取れた。そして、彼女の首筋には、まるで細い首輪でも嵌められていたかのような、うっすらとした、しかし消えない赤い線が残っていた。

「つ、綱手様…? ご、ご無事でしたか…? お顔の色が…その、大変お疲れのように見えますが…」

思わず駆け寄ろうとするヒナタを、カゲマロが、穏やかな笑みを浮かべながらも、有無を言わせぬ力で、そっと制した。

「綱手殿は、先の任務の疲れがまだ残っておられるのだ。何しろ、木の葉の復興は、彼女の双肩にかかっておるからな。だが、君のような優秀な若者が来てくれたことで、きっと元気を取り戻されるだろう。そうであろう? 綱手殿」

カゲマロは、そう言うと、まるでペットにでも言い聞かせるかのように、綱手に視線を送った。

すると綱手は、まるで糸で操られる人形のように、ぎこちなく、そしてゆっくりと顔を上げ、その虚ろな瞳でヒナタを見つめると、感情の全くこもらない、平坦な、そしてどこか掠れた声で言った。

「…ああ、ヒナタか。よく…来てくれた…。心配は…いらない。これは…とても重要な…里のための任務なのだ…。お前も、力を…貸してくれ…」

その言葉は、ヒナタの胸に渦巻く疑念を、さらに深めるものだった。しかし、目の前の女性は、確かに自分が心から尊敬し、憧れてきた綱手様のはずだ。彼女がそう言うのなら…そう信じたい。ヒナタは、必死に自分自身にそう言い聞かせ、無理やり疑念を抑え込もうとした。しかし、綱手の瞳の奥に一瞬だけ宿った、深い、深い苦痛と、そして救いを求めるかのような絶望の色を、ヒナタの白眼は、見逃すことができなかった。その瞬間、ヒナタの背筋を、冷たいものが走り抜けた。

 

『宴』という名の罠――純真を溶かす甘い毒:

 

その夜、カゲマロは「ヒナタ殿の歓迎と、明日からの重要な任務の成功を祈って」と称し、ヒナタと、そしてまるで影のように彼の傍らに侍る綱手を、彼の私室で開かれる「ささやかな宴」へと招いた。断ることは、もはや許されない、重苦しい雰囲気だった。

通された部屋は、昼間とは打って変わって、薄暗い、間接照明に照らされた、どこか淫靡な空間だった。壁には、露骨な春画こそないものの、男女が妖しく絡み合う姿を描いたような、扇情的な絵画が何枚も飾られている。そして、部屋全体には、濃厚な、そしてどこか甘く、人の心を蕩かすような、特殊なお香の香りが、まるで粘りつくように満ち満ちていた。その香りは、嗅いだだけで頭がぼんやりとし、体の芯からじわりと火照ってくるような、危険な、そして抗いがたい誘惑の匂いだった。ヒナタは、本能的にその香りを吸い込むまいと、浅く、そして速く呼吸をするが、無意識のうちに、その甘い毒は彼女の肺を満たし、そして血流に乗って全身へと巡り始めていた。

カゲマロは、ヒナタに、高価そうな、しかし見るからに度数の高そうな、琥珀色の液体が満たされた美しい切子の酒盃を執拗に勧めた。

「さあ、ヒナタ殿。これは、我が国秘蔵の、特別な酒だ。緊張を解きほぐし、そして心と体を、解放させる効果がある。今宵は無礼講だ、遠慮なく、存分に飲みたまえ。ワシの友情の証だ」

ヒナタは、酒には弱いこと、そして明日からの任務に備えたいことを理由に、丁重に断ろうとした。しかし、カゲマロは、その若々しい顔に、有無を言わせぬ、冷たい笑みを浮かべ、決して許そうとはしない。

「ワシの酒が飲めぬと申すか? それは、ワシの友情を、そして火の国の大名の親善を、無にするということかな?」

その言葉には、隠しようもない威圧感が込められていた。

さらに、カゲマロは、傍らに、まるで美しい人形のように、しかし生気なく座る綱手に、冷たく目配せした。すると綱手は、虚ろな瞳のまま、しかしどこか悲しげな、そして抗えない力に操られているかのような、絶望的な表情で、ヒナタに酒盃を差し出し、そして囁くように言った。

「…ヒナタ…飲みなさい…。これは…大名様の…特別な、ご厚意なのだから…。飲めば…きっと…楽に…なれるわ…」

その言葉は、ヒナタにとって、尊敬する師からの、そして今にも壊れてしまいそうな彼女からの、抗いがたい、そして悲痛な命令のように響いた。

内気で、人の好意を無下にできない性格のヒナタは、その場の異様な雰囲気と、カゲマロの隠しようもない威圧感、そして何よりも、変わり果てた、しかしそれでもなお自分を気遣ってくれている(と彼女は誤解した)綱手の姿とその言葉に、ついに抗うことができず、差し出された酒盃を、震える手で受け取り、その中身を、一息に、そしてまた一口と、その純真な喉へと流し込んでしまう。

その酒は、まるで炎のように彼女の喉を焼き、そして胃の腑へと落ちていく。そして、それはすぐに、体の中から、彼女の心を、その純粋さを、ゆっくりと、しかし確実に溶かし始めていく甘い毒へと変わっていった。彼女の白く清らかだった頬が、徐々に、そして妖しいまでに赤く染まっていくのを、カゲマロは満足げに、そして舌なめずりしながら、その獰猛な獣のような瞳で見つめていた。日向宗家の白眼の姫が、彼の周到に仕掛けた甘い罠に、今まさに、その身も心も、堕ちようとしていた。そのか細い肩は、薬と酒、そしてこれから起こるであろう事態への予感に、小さく、しかし確実に震えていた。彼女の「106cmの至宝」を持つ師と同じ運命を辿ることを、彼女はまだ知らない。

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