善良魔導士の【ハーレム孤児院】運営計画 ~行き場のない命を救うために作った孤児院が、気付いたら訳あり美少女ばかりの俺専用オナホ養護施設になっていた件~ 作:ダザリアン
獣人少女・メルを加えた三人での孤児院生活が始まった。とにかくカリオンの目標は一つ。メルに余計な知識と経験を与えないこと。
教材も新たに購入し、勉強に集中するようレミナにも強く命じる。そうすればメルの様子も考慮して、多少は性欲も落ち着くと考えた。
が、この思惑は初日で破綻してしまう。
「ねぇね、計算ちがう。そーゆー問題は、かけ算をつかうと便利……にぃに。その文章よくない。もっとていねいなお手紙の書き方、あるよ」
「か、賢いんだなぁメルは……」
にぃに? 誰? 私ですか??
謎の呼称と近過ぎる距離感。そして
レミナに学力で劣らないどころか、カリオンの書類仕事まで手伝ってくれる。用意した教材も勉強時間も、メルはまったく必要としなかったのだ。
なんなら字は彼より達筆。早々に立場が無い。
「にぃに。おそうじ、おわったよ」
「えっ、もう? じゃあ西の角部屋を……」
「それも終わった。ひま」
「えぇ~~……ッ」
調理場に手が届かないので料理こそ捗っていないようだが、ならばとレミナが工夫して教えてくれている。父(自称)の威厳は一向に発揮されない。
となると、どうしても隙が生まれる。
「じゃあメル、あたしの真似をしてね?」
「わかった……にぃに、よろこぶ?」
「飛び上がって喜ぶに違いないわ!」
メルの丁寧な指導もあり、教材を爆速で片付けてしまったレミナ。今度は彼女が教える番だ。
それはズバリ、孤児院生活の
「まずパンツを脱いで……あっ、あたしは穿いてないから良いんだけどね? それで、こうやって床に座るの。四つん這いになるのよ」
「こんな感じ……?」
「そうそうっ! 次にお尻を振る!」
礼儀と作法、そして年長者の教えを重んじる生真面目なメルは、レミナから授けられる『正しい掃除の仕方』をちっとも疑おうとしない。
にぃにが喜んでくれるのなら……ちょっと恥ずかしいが、彼に褒めて貰いたい一心で頑張る。
レミナが躊躇いもなく乳もお尻も見せつけるので、気付けばメルも羞恥心を感じなくなっていた。
『良いですか、メル。貴方は私とは違い、パパのようなロクデナシはでなく、強くて優しくて頼りになる素敵な殿方と結ばれるのですよ』
『ママ……それって、どんなひと?』
『愛と平和。そしてそれと同じくらい、自分の欲望を重んじる殿方です。私は後者だけを重視し、間違った人を信じてしまったの……』
生前の母から受け取った大切な教え。
聡明なメルはその意味をしっかり理解していた。
もしも、にぃにが求めてくれるのなら……。
それ即ち母から示された答えであり、己の運命ということだ。オナホ嫁志望のレミナに諭されるまでもなく、メルは自分の気持ちに気付いた。
『理想的な殿方を見つけたら、すぐに交際を申し込みなさい。そして子を孕むのです。私と同じ轍を踏んではいけませんよ……! 自分を捨てたら恐ろしい目に遭うと、言葉でも態度でも訴えるの!』
『ママ……すごいはくりょく』
『それが自然の摂理よ。我々は雄に逆らうのことのできない弱き生き物。だからこそ、雄を喜ばせるだけの知恵を身に着けるのが大切なのです。私はセックス以外なんの取り柄も無い女でした……しかしメル、貴方には未来があるのですっ!』
そう強く訴えたメルの母は数日後。
病に倒れこの世を去った。
夫から真の愛情を享受できなかった母の無念を晴らすためにも、成し遂げなければならない使命がある。子どものままではいられないのだ。
(にぃにと……あかちゃんを、つくるっ!)
「わぁっ、メルも脱いでくれるの? 嬉しい!」
薄手の衣をすべて取り払ったメルは、レミナの隣に並び雑巾で床を磨き上げる。お尻をフリフリ、おっぱいもできるだけ揺らしてみせる。
「おまんこ、寂しくなって来たでしょ? ここにパパのおちんちんが入るの。ほら、イメージしてみて……お腹の奥がキュンってして来ない?」
「す、するっ……きゅーきゅーしてる♡」
「ならメルにもできるわ、セックス! そうだ、この際だし
メルを迎え入れてから二日目。
つまり、丸一日も経っていない午後。
ドスケベ孤児たちは早くも次の手に打って出た。カリオンを『自称パパ』の座から引き摺り下ろす、とっておきの作戦。いや、悪戯だ。
「えっ? 大浴場を直した!?」
「前にパパ、井戸から繋がってる管を修理しなきゃって言ってたでしょ? メルが直しちゃったのよ。少しヒビが入っているだけだから、こんなの簡単だって……にしても、
執務室へやって来たレミナが嬉しそうに語る。
(あの粘土、そういう使い方するんだぁ……)
ソフィが買って来てくれたのだが、その手の知識がまったく無いカリオンは用途が分からず、放置しっぱなしだった。頼りにならない大人である。
「お湯を張っちゃえば完成よ。試してみたら?」
「あぁ~……どうしよっかな?」
「あたしたちも
「いやそれはちょっとッ!?」
スキップ交じりに執務室を離れるレミナ。別に『カリオンと一緒に』とは言っていないのに、手をアワアワ動かして誤魔化すばかり。
頭の隅から隅まで煩悩塗れであった。
地元に入浴文化が存在せず、ノイヴァルトに来てからも宿の冷水シャワーで済ませるのがほとんどだったカリオン。そもそも大浴場にあまり興味が無く、修理を後回しにしていたのはそう言った事情もある。
(まぁでも……せっかく直してくれたんだしな)
好意を無碍にするわけにもいかない。これも人生経験の一つだと、カリオンは庭の井戸を稼働。入浴準備を済ませ、地下の大浴場を目指した。
そう。この屋敷、地下がある。
大浴場以外にも様々な設備が整っているが、説明は追々。建物の最奥で二手に分かれたエリア、ここだ。恐らく男女別ということなのだろう。
「おぉっ……! こりゃ凄い!」
扉を開けるや否や、湯気がふわりと更衣室側へ流れ込んだ。その先には石畳に囲まれた、それはもう広々とした奥ゆかしき湯殿。
湯の底には淡く光る火晶石。各部屋の湯室と同じく、これで水を沸かすことができる。幻影的な輝きが水面を仄かに照らしていた。
ちゃんと稼働させるのは初めてだったので、その全容にカリオンは圧倒されるばかり。軽くかけ湯をして、すぐさま石造りの槽へと飛び込む。
(嗚呼、疲れがすべて溶けていくぅ……湯室で汗を流す程度とは比べ物にもならないな。いやこれ、冒険者時代に知りたかったわ……)
若干の後悔もありつつ、肩まで浸かってリラックスタイムを堪能。波乱万丈の孤児院生活ですり減った神経は勿論、腕の古傷まで癒してくれるようだ。
これもすべて、今まで魔導士として頑張って来たご褒美なのかもしれない。
なので、まだ父長としては頑張っていない。
それを証明するかの如く。
「パパっ……お背中、流しに来たよ♡」
突然、戸が開いた。
「にぃに、一人だけズルい……」
「ゲぇぇぇぇッ!?」
水面が激しく揺れ動く。慌てて湯殿の奥へ逃げ出すカリオンだったが、それを囲うよう通路っぽいエリアがあるので、速攻で追い付かれた。
「もうっ、どうして逃げるのパパ! せっかくメルが一緒に入りたがってるんだから、ちゃんと相手してあげないとダメっ!」
「い、いやいやいやいやっ……!?」
せめて顔だけでも背ければ良いものを。お湯を掻き分けジャバジャバ入って来た二人を、カリオンは迂闊にもジックリ見比べてしまう。
まぁ、レミナはまだ良い。
当たり前のように全裸で屋敷をうろついているし、そっちの方が見慣れているまである。
問題はどうしたってメルだ。
獣耳も尻尾も小さくて目立たないので、こうして向き合うと普通の人間にしか見えないのがカリオンとしては辛い。絵面があまりにも犯罪。
「あっ……ぁぁああ……!?」
「にぃに。顔がまっか……恥ずかしい?」
頬が紅潮しているのは彼女も同じ。
熱気を纏い、しっとり濡れ始めたメルの肢体。勿論、布なんて巻いていない。
低い背丈とはまるで折り合いの付かない、ぷくううぅぅ~~っ♡ と膨らんだ圧巻の果実。これでまだまだ発展途上なのだから恐ろしい。
ぷっくりした吸い応えのありそうな乳首も目が離せない。穢れ一つ無い真っ白な素肌は、湯気と混ざってそのまま消えてしまいそうだ。
「ほらメル、気をつけ~って……パパ見えてる? メルの小っちゃくて、可愛いおまんこ……♡」
これが女性器? いやいや。
カリオンは全力で否定したかった。
あんなの、ただのスジ。
縦に走った亀裂。それだけだ。
やっぱりまだ子どもじゃないか――。
「にぃに……メルのここ、好き?」
鼻息荒く頷いたカリオン。
頷いてしまった、とも言える。
なにを隠そう、彼はパイパンが大好き。
レミナのせいで性癖になってしまった。
「めっ、メル……俺の身体、洗ってくれよ……!」
メルもまた満足げに微笑む。
それもその筈。そこに居たのは愛と平和と、欲望を重んじる運命の相手。メルが心の底から渇望していた、理想の雄に他ならないのだから。