善良魔導士の【ハーレム孤児院】運営計画 ~行き場のない命を救うために作った孤児院が、気付いたら訳あり美少女ばかりの俺専用オナホ養護施設になっていた件~ 作:ダザリアン
で、定例訪問を終えた直後。
決意も新たにやる気満々のカリオンは、四人をエントランスホールへ集める。キェルツェ氏と作成した『運営計画書』を配り、このように語り出した。
「みんな、今までごめんな。俺は自分の欲望ばっかり優先して、孤児院の長として大切なことを忘れていたんだ……! でもこれからは違うぞ!」
「はぁ。で、この紙は?」
「一日のスケジュールだ。今晩から早速、この通りに動いて貰うから。えっと、クロエさんには予算の管理を担当して欲しくてですね」
「嫌ですよ?」
「ありがとう。ソフィは……あ、えっ?」
ノータイムの華麗な拒絶。
次の台詞が一瞬で吹っ飛ぶ。
呆気に取られアホ面を噛ますカリオンを前に、クロエは隣のソフィと顔を見合わせ、悪戯に微笑む。
「ほらな。こんなことを言い出すと思っていた。影響されやすいクチなんだよ。真面目な話をし過ぎて、責任感ってやつが暴走しているのさ」
「でもそういうところが……ねぇ~?♡」
「あぁ。まるで退屈しないよ。それでいて心意気だけは本物。だから私も、応えたくなるんだ……♡」
ほんのり赤く染まった頬。
鏡に映ったようなソックリな顔に、二人は危うく噴き出すところだ。シンミリした良い雰囲気だが、それだけで終わらせる気は毛頭なく。
「ふんっ。なにが『運動の時間(担当:ソフィ)』だ。さっきはキェルツェさんにああ言ったが、私は別に雇われの身じゃないんだぞ?」
「そ、ソフィ……ッ?」
「勿論、報酬は不要だ。装備を買い直す必要もな。貯金はたんまり残っている……参ったな。それらすべて養育費となってしまうわけか……くふふっ♡」
「アァッ!? な、なんてことを!?」
恍惚の笑み、の手本みたいだった。
ペラペラの予定表を縦に持ち直すと、ビリリリリッ……とゆっくり引き裂いてしまうソフィ。そして床に落とし、事もあろうに踏みつけた。
「やだっ、今のすっごいキちゃった……゛♡ ソフィさんにそんなアドリブができるなんて! わ、わたしも負けていられませんっ!」
「ちょちょちょっ!?」
奴隷根性に火が付いてしまったのか。
同じくクロエも計画表を切り裂き、ならば自分はと着ていた服をせかせか脱ぎ始める。
「わたし、自分のだらしないカラダすらコントロールできないんです……っ♡ へ、へ゛へへっ♡ 誰か管理してくれないかなぁ~……っ゛?♡」
「く、クロエさん……ッ」
衣服を丁寧に畳む。
そして、全裸土下座。
ただでさえ親が犯罪者だし、こうして徹底的に『所有物』であるとアピールしなければ、同じラインにすら立てない。というクロエなりの持論。
少なくとも唯一無二の
雌犬にも雌犬のプライドはあるのだ。
「にぃに……にぃに!」
「はぇっ!? め、メル? どうした?」
「これ、おかしい。まちがってる……!」
彼女にしては語尾が強い。
と言うか、ちょっとでも怒った顔を見せるのは初めてなので、カリオンはビビってしまう。
例の計画表をひっくり返し見せつけると、真っ白すべすべの小さなお手てでググっと指をさす。
何やら不満があるらしい。
「ない、かいてない……!」
「な、なにが……?」
「……せっくすの時間、かいてない!」
「いや、あっちゃダメなんだよ本当はッ!?」
「はみがきより、おまんこぺろぺろ……!♡」
紙を放り投げ、少々ご立腹。
こちらも脱衣まで手間は掛からず。
カリオンの用意した下着はキツいから付けたくない。客人を迎える厳かなエントランスホールで、メルはあっという間にすっぽんぽんに。
比例して緩む頬。荒くなる鼻息。
「……っ♡ せんげん、しますっ♡」
仰向けになって寝転んだメル。
それだけではない。腕も脚もぷらぁ~んと広げ脱力。つんつるやわやわのしっとり濡れた恥丘を、天井に向けグッと突き出し、そして。
「きょうからメルは……獣人を、や、やめます♡ にぃにの、おちんぽどれーケースになって……せっくす専用の、にくあなに、なりますっ♡」
「めっメルぅぅうう!?」
教材として与えられた書物に載っていた。獣人はヒトと同等の地位を手に入れるため、それはそれは長い差別や闘争を乗り越えたそうな。
ただ、メルにはあまりピンと来なかった。
どうして対等になりたいのだろう?
ママだってそう言っていた。
無理してお仕事をしたり、頑張って生きて行くよりも、強い雄のおチンポ奴隷になって子作りに励む方が、ずっと幸せなんじゃ……。
「獣人のけんりを……ほーき、します……っ!♡゛ メルは、にぃにが、おちんぽ気持ちよくなるためだけの、ざーめん容器に……ふ、ふぅぅ♡」
「違うっ、絶対に違うぞメル! 獣人は誇り高き一族だ! 亡くなったお母様がそんなことを聞いたら、どう思うか想像できないのか!?」
ここばかりは真剣に叱るカリオン。
だったが、前の二人のせいでとっくにフル勃起しているし、なんならこの『宣言』のせいで、射精とほぼ同等の我慢汁で下着を汚す始末。
「ママ……きっと、ほめてくれる。つよいおすを手に入れて、りっぱな肉便器になったねって、あたま、なでてくれる、よ……っ♡」
「ぁぁ、ああぁぁ……ッ」
「早く産むから……♡ メルとそっくりの、おんなのこ♡ 一緒にせっくす、しよーねっ……?♡」
いくら脳が、理性が訴えようと。涙目ガニ股ドスケベダブルピース姿のロリ巨乳パイパン獣人美少女を前に、説得力なんてあろうものか。
ここまで僅か○2年の短い生涯。獣人は成長が早い分、寿命もヒトより少しだけ短い。その貴重な時間と未来を、性欲処理のために奪うのだ。
「ハハッ、へ、へへへっ……」
笑うしかなかった。
認めざるを得なかった。
そんなのもう――――最高じゃん。
「パパ……ねえ、パパっ!!」
さあ真打登場。
三人の全力メス媚びアピールを驚いた様子で眺めていたレミナ。がしかし、上手な伝え方が見つからず、何をすれば良いかも分からない。
頭空っぽのドスケベ孤児は悩む。
自分なんて、ちょっと料理ができるだけ。
メルのように捨てられるモノも持っていないし、ソフィほど長い時間を一緒に過ごしたわけじゃないし、クロエはなんかみっともないし……。
「……あたし、なにもできないの。ねえパパ、どうしようっ? あたし、ホントにパパと一緒で良いの? パパのお嫁さん、なれる……?」
か細い声が吐息と共に消えてゆく。
悲しくはないけれど、なんだか無性に涙が溢れて来た。顔とお股、どっちもビチャビチャで、なにが何だかレミナはもう分からない。
子ども扱いするには大き過ぎる。
だが大人を名乗れるほど賢くもない。
中途半端なところで宙ぶらりんのレミナは、無意識とは言え自身の存在意義を疑ってしまったようだ。
しかし、それも杞憂に終わる。
「ぁ……パパ?」
「なれるよ、なれる。いや、なれるって言うか、するよ。お嫁さんに……! う、うん。絶対にする! レミナは、俺の娘で、お嫁さんだ!」
「パパ……ホントに? パパ……っ!?」
優しくも強くレミナを抱き締める。
感極まって、というのはちょっと違う。
興奮し過ぎて我慢できなかっただけ。
だが彼女にとって、カリオンの紡ぐ拙い言葉、或いは劣情、それらすべては。ずっと待ち望んでいた、欲していたモノ以外の何物でもなく。
「愛してるよ、レミナ……! レミナ、君はなにもできなくて良い! 何もしないのが、君の価値で、存在理由なんだ! 分かるかっ……!?」
「なにも、しない……?」
「レミナは可愛い。超えっちだ。ドスケベで、最高のカラダの持ち主で、俺のことが大好きだ! それだけが、レミナの生きる理由なんだよ!」
「きゃっ!」
今一度レミナを抱き寄せる。
だが上手く力が入らない。
抱き締めたままズルズルとよろけ。
「俺に愛されるために、レミナは生まれて来たんだ……! 夢なんて持つな! どこにも行くな! 前からずっと言ってるだろ! 言っただろ!? この家で、孤児院で……俺と一生セックスして、子ども孕みまくって、産みまくって、チンポ突っ込んだまま、おばあちゃんになるんだっ!!」
「~~~~っ゛!?♡♡」
ゼロ距離で叫び散らかすカリオン。
飛ばして唾でも飲ませたいのか。
愛の告白、なんてレベルじゃない。下手に照れたりしないレミナでさえ顔が真っ赤だ。そこまで言った・聞かされた覚えは無かったが。
「レミナ……結婚しよう!」
「……はい。よろこんで♡」
不意に重なった唇が合図。
勢いのまま押し倒し、カリオンは夢中でキスを繰り返した。溜め込んだ涙がぶわっと溢れ、レミナはもう彼の顔が視認できない。
(嗚呼……信じられない。夢じゃないのね……? あたしパパに出逢って、あんなに幸せだったのに……もっともっと、幸せになっちゃった……♡)
はふっ♡ む、ぢゅるるるるっ♡
ひちゅっ……じゅるるるっ♡゛ ちゅっ♡
「ふむ……やられた。ねぇね、つよい」
「仕方あるまい。正妻はレミナということで、まぁ良いじゃないか。私は婚約って柄じゃないからな。便器に花嫁衣装が似合うものか……っ♡」
「ソフィさん、その心意気でよくわたしの性癖ディスって来れますよね……まぁ同意ですけど♡」
二人の長ぁ~~いドロドロのラブラブディープキスを、特に嫉妬もせず羨ましそうに眺めている。後で自分もして貰えるから、良いのだ。
ようやくレミナから唇を離し、カラダを支えつつ起こしてあげる。カリオンは残された三人を一瞥。
馬鹿にスッキリした顔で、ニコリ。
「……よしっ。じゃあ、誰から孕もうか!」
次々と挙がる右腕。
目的地は二階の寝室。みんな一緒だ。
足音と共に舞う数枚の紙。
夕食後はお風呂、歯磨き。寝る準備を済ませ、少し勉強……分刻みに記された予定表はその後、一度たりとも使われることは無かった。