【完結】転生者が権力とかでFF8とFF10のヒロインを食い散らかした挙句、最終的にスピラを救う話。 作:速射弾
来客用に出したチョコレートケーキを食べながら、それはもう気楽なテンションで、僕は言った。
「サイファー君? ああ、つい最近まで軍に所属していたねぇ……。軍の独房にいると報道してたんだっけか?彼は今、D地区収容所に収監されてるよ。罪状は国家反逆、暴行、公務執行妨害、殺人etc……まあ色々だね」
筋肉自慢の青年雷神と細身でクールな銀髪美女の風神。
サイファーを追ってガルバディア軍に来たこの二人は、僕にその現実を知らされて驚きが隠せないみたいだった。
彼等はアルティミシアに憑依されていたイデアの、魔女の騎士サイファー君。
そのガーデン時代の友人である。
親友とも言うべき関係性を構築していた彼等は、あのチンピラが逮捕されたという報道を見てここに来た。
それがこの二人を誘き出す為に僕があえて流した報道だとも知らずに……。
「何かの間違いだもんよ! サイファーはこんな簡単に終わるような男じゃないもんよ!」
うるせぇなこの筋肉達磨。
いきなり大声出すなよ……。
「はぁ、と言われてもねぇ……今の所収容所から彼を出す予定は無いし、もし出てくるとしたら……死体で、とかかな?」
「!? そんなのあんまりだもんよ! 少しで良いからサイファーと話をさせて欲しいもんよ! お願いだもんよ!」
「面会、機会、欲……」
ぼそっと単語をつぶやく。銀髪で長めのハンサムショートヘアをしている彼女は、
黒の眼帯を装着しているという、なかなか女性では見かける事の無い容姿をしていた。
しかしそれが許されるだけの美貌が風神にはある。
身長はやや小さいが、クールビューティーな出立ちと顔は、違和感を個性へと昇華させて美しく見せていた。
下から上にかけてをゆっくりと目で品定めして、思わず舌舐めずり。
程々の大きさに見せているが、あの胸、みっちり詰まっていると見た。
パチンと指を鳴らして合図する。
「おっと、抵抗はやめてくれないか。此処で何かあったと騒ぎになれば、予め通達しておいた僕の指令でD地区にいるサイファー君は……あんな事やこんな事になってしまう」
納得できないといった態度で困惑する風神雷神を、鎮圧部隊が取り押さえる。
「ああ、銀髪の方はこのままで良い。その男は収容所に押し込めておけ。くれぐれもサイファー・アルマシーや先日捕らえたSeeDと同じ階層に収容するんじゃ無いぞ」
「嫌だもんよ! せめてサイファーと同じ部屋にして欲しいもんよ!」
連行されていく雷神は、聞く価値の無い言葉を必死に喚き散らしている。
当然僕と顔合わせする前に保険として、安全装置付きのブレスレット型面会証はつけさせて貰っていた訳だが。
早速その効果によって鎮圧された筋肉ゴリラが1匹。
やれやれ、男の必死な声は女と違ってむさ苦しいし聞き苦しいなぁ。
「さて風神くん。犯罪者を強引に釈放しようとする人間もまた犯罪者である事は理解できるだろう。彼もその疑いがあったので、一応連行させてもらった訳だが……君はどうかな?」
「…………否。……反抗意思、皆無」
眼帯をつけている左目とは別の風神の瞳が僕を睨むが、何か抵抗しようとはしていない。
此方と表立って敵対する意思は無いという事か。
「ふふ、余計な事を言ったせいで連れて行かれた先程の筋肉ゴリラと違うね……少なくとも君はある程度弁えている様だ。口数が少なくて命拾いしたねぇ」
ここで風神まで捕まるとサイファー君が助かる芽は完全に摘まれて、彼女にとってのバッドエンドに直行する訳だ。
どういう立場に置かれているのか理解してもらえているようで此方も安心した。
賢い女は好きだ。僕の言いなりになってくれるから。
「いや……何、僕も友情に熱い君達を悲惨な結末に追い込みたい、という訳ではないのだよ。大統領の息子と言っても社会におけるただの一歯車でしかない、サイファー君や雷神君を捕らえたのだって職務を全うしているだけに過ぎないんだ。わかってもらえるかな?」
意志の強そうな真紅の瞳。
青を基調としたその出立ちと相反する彼女の美しい宝石を、僕は舐めるように見つめた。
「しかしながら、灰色を白と言わせられるだけの権力を持っているのも事実だ。そこで君には是非受けて貰いたいお願いがあってねぇ……」
彼女の横に近づいた僕はニヤつきながら、スキニーパンツに覆われた風神の尻を触る。
「……下衆」
そう言いながらも直立不動のままで抵抗はしない。
立場を笠に着て女を好き放題するというのは、本当に何年経っても飽きない娯楽だ。
彼女のような戦場に出る女は少ない、特にそんな女戦士を無力な僕が性的に蹂躙する悦楽というのは何物にも変え難い。
「僕の愛人になって貰いたいんだよ。もし了承してもらえるのならば、収容所送りにされたお友達二人の待遇改善は約束しようじゃないか。
うっかり収容所にいる嫌な感じの奴が拷問のやりすぎで尋問対象を殺してしまう──なんて事が無くなる訳だ。さぁて、返答は如何に?」
「…………サイファー、雷神、釈放……?」
「君の頑張り次第かな。もっともこんな裏取引はわかりやすく書面に書き起こしたりは出来ないから、信用して貰うしか無いがねぇ……。
どのみち彼等を助けようとするなら、僕に縋るしか道は無いよ。
そういう意味では君は運が良い。
偶然にもこうして唯一の希望と出会えて、その道筋を提示されているのは奇跡に近いだろう。
まさに僕と君の出会いは運命と言っても過言ではないかもしれないね」
運が良いとは出鱈目で、実質詰んでいる。
それでも断ることができない状況なのだ、答えは分かりきっていた。
「了解……。契約成立……。約束、絶対、守! 反故、絶対、殺……!」
もう少し迷うかと思ったが即答だった。
それだけ彼女はサイファーと雷神に親愛の感情を抱いているという事だろう。
「殺すなんて怖い事を言う……。恐ろしいからそんなに歯を食いしばって睨まないでくれ。折角の美しい君の顔が怒った時のベルヘルメルヘルみたいになっているじゃないか」
尊きかな、若人の友情。
そのお陰で僕は良い思いが出来るのだ。若き青春を讃えるのが筋という物だった。
僕は風神の腰を抱き寄せ、腰や尻を触りながら身体検査をする。
勿論、G.F.や擬似魔法は没収させてもらったし、館の内部に居る間は遠隔操作で電撃を与えられる反抗防止のチョーカーはつけさせて貰った。
逃亡しようとすれば警報が鳴るようにもなっている。
彼女はバラムガーデンを捨てる気持ちでここに来たとはいえ、そこを油断する事は出来ないのだ。
その時ノックの音がしたので入室の許可を出す。
入ってきた秘書の顔を見て風神が驚く。
「キスティス……? 何故……困惑」
「彼女も君と似たような境遇という訳さ。知り合いなら仲良くしてあげてね」
「風神……貴女も目をつけられたのね……。ご愁傷様」
旧知の仲である彼女達は、私の元に集められた。
種が育ち、果実が実れば収穫されるのが筋という物。
そういう意味ではガーデンは良いオナホ生産地と言えるだろう。
偶然にも元経営者兼、生産者さんのイデアさんの顔だってここで見れるのだ。
優しそうな彼女の庭で栽培されていた果実が、美味しく無い訳がない。
ありがとうバラムガーデン。ありがとうクレイマー夫妻。
農園の経営者であるノーグさんが魔女襲撃の責任を感じているみたいなので、あなた方夫婦の頑張りを評価してお手紙を送ろうと思います。
内容は、「何時も美味しい野菜や果物を育ててくれてありがとうございます。今回は魔女暗殺部隊という不良品が送られてきたけど気にしてないので大丈夫です。よろしければ今後も定期的にそちらの農家からお野菜を贈って下さると助かります」だ。
きっとバラムガーデンのマスターノーグは、独断でSeeDを派遣してガルバディアと手を組んだ魔女を殺そうとしたシドに怒りまくっている事だろう。
組織を運用する立場の者として僕も彼の心中をお察しする。
僕のお手紙が届く前に、シド学園長がマスター派に見つけ出されて処刑されなければ良いねぇ〜。
さて、そんな事は僕にはどうでもいいので本題に入ろう。
キスティスに人払いをして貰って、部屋の中には僕と風神の二人きり。
そこにベッドにも変形できるソファが一つ。
即ちやる事も一つ……だ。
風神が脱いだ服の下から出てきたのは、灰色のスポーツブラを纏った筋肉質の細身だった。
エロティックに程よく割れた腹筋、スタイルを崩さない程度に太ももと二の腕に引き締まった筋肉の筋が浮かび上がる。
しかしどういう脂肪の付き方をしているのか、尻は柔らかさを保ちつつ、おっぱいは中々の大きさをしていた。
出る所は出て引き締まる所は引き締まる。非現実的な細身筋肉巨乳。
やはり彼女もまたファンタジーの申し子だ。
その肉体装着されている上下共に揃えられた運動用のスポーツ下着は、しっかりした分厚さで彼女の女の象徴を守る。
綺麗にムダ毛処理が行われているワキを嗅ぐと、ほのかに女性用デオドラントの香りがした。
「……気色……悪」
体を嗅ぎ回られ、眉間に皺を寄せて嫌そうにする風神。
僕はショーツに顔を埋め、深呼吸して汗と女の匂いを肺に取り入れる。
胸や尻の谷間に鼻を密着させ嗅いでいると、チンポがバッキバキになってくるのは必然だ。
股間の準備は完了したので、徐にスポーツブラを掴んで上に捲り上げる。
バルン。
そんな効果音が聞こえてきそうな勢いで、風神の張りのあるロケットおっぱいが飛び出して大きな乳輪で僕を威圧する。
色白の彼女は薄桃色で巨大な乳輪をしていた。
服を着ている時から隠し切れてはいなかったが、実際剥いてみると予想以上に大きな乳をしている。
「……痴漢」
背筋が凸凹と縦筋を主張している背後から抱きついて、ショーツに逸物を擦り付けながら胸や脇腹を揉んだ。
筋肉の硬さと女性の柔らかさが程よく混じり合い僕を興奮させる。
下から乳を揉み絞ると、ピンと立った乳首を最後に摘む事になるのだが、
この時、風神の鼻息が一瞬だけ荒くなるのだ。
本人は隠しているつもりだが、感じているのは明らかだった。
反応が楽しくて何度も揉んでは摘みあげてしまう。
それに伴い腰回りの動きがモジモジと活発になり、風神は意図せず僕の男性器を尻で刺激した。
下半身を触って欲しいという合図を送っているのだと解釈した僕は、そのまま片手を下に伸ばしてショーツの上から幾度となくメコスジをなぞってあげた。
「澄ました顔してるのに濡れてきてるね……」
「否……生理現象……。快楽、皆無……ひうっ! んぐっ……陰核……卑怯っ! んあっ♡」
「無理矢理犯されそうになってるのに感じすぎでしょ。鍛えた身体してるし、性欲強いんだ? 可愛いね」
「はぁ……はぁ……。嫌悪っ! 最低男……弄、停止……! やめっ……んひぃ♡」
この女、何故か漢字だけで喋っているなと相手に理解させる謎の特性を持っている。
テキストだけで進むゲームじゃなくなったこの世界で、この喋り方はよく分からない技術だが、聞いていて不思議と違和感が無い。
しかし今はそれが仇となっている。
素の喋り方が出そうになったのも相まって、性的快楽を得ているのが丸わかりである。
おまけにこの喋り方はハートマークの記号が付いてる事まで分かるようだ。
ただ変な喋り方をするだけのクール系美女かと思っていたが、予想外に可愛くて面白い女だった。
感度といい見た目といい肉体的なエロスも素晴らしい掘り出し物だ。
「キスしようか」
デリカシーの無い要求を背後から耳元で囁く。
僕が言ったそれは、恋人同士がするおねだりではない。
恋人になる前の男女が雰囲気を作り、自然とキスに発展させるというような物でも無い。
あえて告げる事によって嫌悪感を引き出したいが為だけの、不作法な精神攻撃。
つまり何時ものやつだ。
「接吻……。拒否……不可?」
「拒否しても良いけど、お友達の事を考えるとどうだろう?」
「……了解」
諦めた風神は身体の向きをこちら側に向けて、目を閉じ唇を突き出す。
なんというか、わかりやすく処女のチューだ。
「キスってのはこうするんだ」
「んむっ……!」
髪を掴んで斜めに顔を寄せ、唇をこじ開けた。
これで風神の初めてのキスは、僕が先程食べていたチョコレートケーキの味だ。
「んうっ! んっんっ……くちゅっ……」
対面でキスしながら尻を掴む。舌と下の触感が淫靡な世界を構築する。
上はぬちゃぬちゃ、下はもにゅもにゅ。まるでなぞなぞにでもなりそうな状態。
「んっ♡ んっ……♡ んちゅうぅ……♡」
尻から太もも、腰、背中、脇腹、肩、腕。
まさぐる僕の手は、彼女の鍛え上げられた様々な筋肉の凸凹をなぞった。
何をしていいかわからなくなったのか、やり場の無い彼女の両腕は、ただひたすら身体の横で真っ直ぐ縮こまるのみ。
ムチムチとした肌感はともすれば硬いと言われかねないだろうが、肉体を鍛えた者のみが発するこの魅力は、僕の原始的な本能を的確にくすぐって興奮へと誘う。
「ペちゃ……ぬちゃ……。んふぅ〜……♡ んふぅ〜……♡」
キスの真っ最中でも呼吸を整えようと風神は必死だった。
僕の胸板に当たりへしゃげているおっぱいが呼吸によって繰り返し押しつぶされる。
その度にこのメスはハートマークを出しながら胸で性感を得ている。
やはり戦闘者という存在は性欲が強く発露する傾向にあると思うのだが、彼女もまたその例に漏れないようだ。
「っ……ぷはっ ハァ、ハァ、……長」
「すっげぇ蕩けてる顔だな。キスは満足した?」
「ふぅ、ふぅ……へ、下手糞」
「あはは、そっかそっか、それじゃお上手な風神ちゃんのお手並を拝見しようかな」
彼女の強がりを指摘する程野暮では無い。
パンツを脱いだ僕はそのまま風神の目の前で肉棒を見せつけて命令した。
「舐めろ」
「え……、あ……」
剃り立った男性器に威圧されて肉棒から目を離せなくなった風神は、恐る恐る手を伸ばして竿を摘む。
「硬……!? 汁排出!? 精……?」
「あーそれは精子じゃなくてカウパーだよ、潤滑油。君のおまんこが今濡れてるだろ? それと一緒だと思ってくれ。つまり風神と一緒でエッチしたくてたまらないよ〜って事」
「否……っ……」
言いかけていた口が止まった。自分の立場を思い出したのだ。
「そうじゃないとは言えないよな〜? 何せお友達のこれからに関わるわけだし?」
「……ひ、卑劣」
「ふふ、焦って普通に喋りかけてんじゃん。誤魔化さなくて良いって。下着濡れて黒くなってんだから、おまんこハメハメしたいよぉ〜って思ってるのが丸わかりだよ」
「濡……生理現象……!」
キャラ作り忘れてないのおもろいなぁ。
「はいはい、もう我慢出来なくなって来たからしゃぶるのは良いや……。初めてだろ? セックスの良さを教えてやるから仰向けに股開いてベッドに寝転べ」
態度が急変した僕を警戒し、彼女は今更胸元を手で隠す。
反射的に内股になって腰を落として戦闘する体制に移行した。
こちらを睨みつける瞳は涙目になっている、よく見たら身体も小刻みに震えているではないか。
「ははは」
敵視する視線の裏で健気で可愛い姿を見せてくるのはズルい。
ギャップが可愛すぎてついつい反抗的な態度を許してしまうではないか。
僕はガーデン生という戦闘のプロに近い経歴を持つ彼女に臆す事なく近づいて、その顎をクイっと掴み上げて優しくキスをした。
先程した長いディープキスとは違い、すぐ離れる軽い口付け。
これは性欲とは別の愛情も混じってますよという僕なりの表現だった。
「あ……」
離れた唇に蹂躙されると思い込んでいたのか、意表を疲れて名残惜しそうな切ない声をあげてしまう風神。
更にその隙を付いて、お姫様抱っこで優しくベッドソファに寝かせた。
上に覆いかぶさって顔を近づけ瞳を合わせる。
意外にも化粧は最低限なのがよくわかる……それでも抑えきれない整った顔立ち。
雰囲気に飲まれた処女の頬は赤く色づいて、今の今まで文句を垂れていたとは思えない程に大人しくなった。
「……っ♡」
再びキス。
彼女の肩の横に両肘を付き、陰で薄明かりを遮断する。
二人の織りなす暗い空間で啄むようなバードキスと瞳の観察を繰り返しながら、少しずつ下着を脱がせていった。
目は口ほどに物を言う。
瞼は半ばまで落ち、瞳は潤み、目尻は垂れて、風神は何も言わずともその心の内を吐露していた。
目を合わせたまま股を開かせて逸物を充てがう。
ヒュッと息を呑む音が聞こえて、その後何かを期待するようにコクリと彼女の喉が鳴った。
僕は何も言わずにゆっくりと門を突き破り処女を散らす。
学生時代散々やってきた一連の流れは、成人した今でも驚くべき程にスムーズで、我ながら惚れ惚れする手際の良さ……。
同時にケアルガの光が僕達を包み、くるくると旋回しながら複数の光の球が二人の周囲を照らすと、苦しそうになっていた風神の表情も落ち着いてくる。
「ふぅー……ふぅー……」
しかし落ち着いてきた表情とは裏腹に、呼吸は荒くなってきていた。
僕達は今日初めて会った他人だ。愛情どころか友情や信頼すらも無い関係。
話合って情を深めるなんてトンベリの歩くスピードより遅い。
そんな無意味な暇があるなら行動で示す方が良い。
深く語り合わずともその点に置いて、僕と風神の意見は恐らく一致していた。
愛とか恋とか関係無く、今だけは掛け値無しに愛人あり、それが全てだ。
夢中で身体を求め合っている互いの汗が混ざり合い、彼女の筋肉の合間を伝たってソファに水滴の染みを作った。
「ふっ……ふっ……ふっ……ふっ……」
二人の息継ぎは重なって部屋の中にこだまする。
外部の音は作動させた防音装置をよってシャットダウンされて聞こえない。
「ん、ん、んぅ……♡」
撫でるようなフェザータッチは女の肌の感覚を強制的に研ぎ澄ませ、喘ぎ声の表情も豊かになっていく。
甘える風にしか聞こえなくなったそれが、オスとしての本能に薪を焚べた。
筋肉の凹みを舐めて鎖骨にキスマークをつけたり、耳たぶを甘噛みしてみたりと、適当に彼女の体で遊びながら抱きしめて腰を振り愛情を注ぐ。
脳内麻薬が頭の中を駆け巡り、全身の汗腺から汗と発情した香りが噴き出す。
硬直。
風神の様子を見てみると、いつの間にやら積極的に身体を絡めて痙攣し、とっくに絶頂を迎えていたのだった……。
押し付け合う胸から相手の心臓の鼓動を感じる。
エクスタシーに到達した女特有の体臭が僕を包み、それに反応したチンポがドクドクと精子を送り込む。
この瞬間は何度味わってもたまらない。
おぼこの遺伝子情報に僕という人間を刻みつける達成感。
一度でも中に出された女の体は精子の情報を記憶して、後に作る子供の遺伝子に影響を与えるという研究結果がある。
その女の産むガキは僕という一番乗りの情報を、生まれながらに仕込まれているのである。
例え僕が事故で死のうが、主人公から悪役認定されて倒されようが、傷物にした事実は一生覆す事ができない。
言わば刻印。
妊娠させなくとも膣内射精に意味はあるという事だ。
寝ているのか気絶しているのか、僕に初体験を奪われた女は疲れて意識が飛んでいる。
息を整えながら仰向けで寝転んでいる風神の顔に、ベトベトになった逸物を擦り付けて体液を拭き取る。
あどけない表情で片目を閉じている姿を見ると、なんだか又勃ってきたのでちょうど良い事を思いついた。
そうだ、眼帯コキをしよう。
隻眼の女ならその個性を大事にしなければなるまい。
ふざけた思いつきから始まったその催しは、新鮮味もあって意外と興奮した。
眼帯の中にチンポを入れて顔に擦り付けると、なんだか背徳感を覚えて何時もより早く出そうになる。
こんな軽蔑されて当然の行為を平気でできる程に僕は偉いんだぞ!と自尊心が満たされて大変よろしい。
もうイキそうなので、このまま射精して左眼にぶっかけてやろう。
眼帯の下にザーメンを流し込み、眼球に精子を受精させて、微かに視力を残しているその左眼を完全に暗闇状態にしてやるのだ。
「失明しろ……失明しろっ……!」
本日二度目の射精。精子が眼帯に染み込む。
それがトリガーになったのか僕の新たな愛人が目を覚まして、状況を確認した後、表情を歪めながら言った。
「…………最低な変態だよアンタ」
本気で嫌だったのか、この時ばかりはキャラを作ったりせず普通に喋っていた。