※この作品はR-18です。

【完結】転生者が権力とかでFF8とFF10のヒロインを食い散らかした挙句、最終的にスピラを救う話。   作:速射弾

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FF8編 #14 配信回とセルフィのぺぇじ

 

 

まみむめもっ!(私の考えた今イチオシの挨拶)

今日から新しくブログを始めようと思います。

元ガーデン生のあたしセルフィ・ティルミットは、とある理由で卒業出来ずデリングシティに引っ越ししてきたので(単位が取れなくて放校された訳じゃないよ〜)

向こうでやってた趣味の日記を心機一転、デリングシティでも新しく始めようと思いまーす。

拍手〜(パチパチ

バラムガーデンのみんなと離れ離れになったのは寂しいけど……トラビアガーデンから転校してきた時程じゃないから、なんとか耐えられそうですっ!

 

(とゆーか、バラムガーデンにまともに滞在した期間って、殆ど一泊二日ぐらいだったのは秘密)

 

それにキスティスも一緒なので案外へーきで楽しいかも?(キスティスっていうのはガーデン時代の知り合いの事)

 

あと、このブログ第一回目にして衝撃の事実!

なんとこっちに来て彼氏(?)が出来ましたっ!!イェ〜イ。

ほんとは彼氏というより愛人……らしいけどぉ……。多分似たようなものだよね。

 

あたしの事を早速好きになりかけてた人が居たらごめんなさい。

でもこのブログは見続けてくれたら嬉しいです。

という訳で記念すべき第一回目の日記でしたー。

まみむめもっ!(別れの挨拶に使うのはなんか違う?)

 

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この記事を投稿してから何日経っただろうか。

ビンザー・デリングJr.の屋敷で愛人として過ごす事数ヶ月。

SeeDに就任してから過ごした日数はゆうに超え、あたしの帰るべき場所といえば、もはやデリングシティとこの屋敷になってしまっていた。

スコールを班長として指示を仰いでいた時の事なんて既に忘れかけている。

最初は収容所に捕らえられたスコールやゼル達を助けるために、なんか色々頑張ろ〜という気持ちだった筈なのだが。

 

しかし最近明確にガーデンから切り捨てられ売られたあたしは、現在では任務すら失い、目的すらも知らないうちに無くしていた。

 

どうやらスコール達は収容所で大人しくしているらしい。

デリングJr.が言うには、あたしの献身的な愛人っぷりを認めて死刑は回避にしてくれたんだとか。

まあG.F.と擬似魔法と武器は取り上げられたらしいけど。

今は隔離されて厳重に繋がれてはいるものの、健康状態は良く、美味しいご飯も与えて貰ってるんだそうな。

反省文100枚を書かされた後は娯楽が提供されて、本を読んだりしながら各々抵抗せずにまったりと過ごしているみたい。

 

 

いや、そんな緩くてええん?

 

 

 

そしてあたしは、スコール達が無事な事を知って、この屋敷での自分の役目が無くなりつつある事に不安を覚えてしまっている。

自分は薄情者なのだろうか?

でも、よく考えたら彼らと一緒に居た時間は、任務中を含めたとしてもそんなに長くは無かった。

 

せいぜい1〜2週間といったところ。

それで情を深く持てと言う方が無理だと思うのだ。

とりあえず処刑を免れてれたのなら、もう心配は必要は薄い。

デリングJr.が言うには大人しく過ごしてれば、いずれ出して貰えるらしいし……。

まあそれも10年後とかになるみたいだけど。

 

スコールもゼルもSeeDになれるぐらい優秀だし、アーヴァインはなんとなく世渡り上手っぽい。

多分出てくる頃には27歳とかだから……うん、十分人生やり直せるよねきっと。

 

だから今ここを飛び出して彼らを追いかける気にはならなかった。

やはり自分は薄情者かもしれない。

 

しかし、そんな風に考えてしまうのも、今の自分が自由になりそうな不安から来ている。

屋敷でなかよくなったメイドさんがいる。

一緒に彼に抱かれてきもちくなった戦友がいる。

そして……なんか体を重ねる内に嫌いじゃなくなってしまった彼がいる。

 

愛人として過ごさなくて良くなったらセルフィ・ティルミットはこれからどう生きていけば良いのか。

屋敷を飛び出して生きていくだけなら適当な所で働けば良い。

しかし、ここでデリングJr.と別れたら、今後二度とエッチで満足出来る事は無いだろうという確信がある。

これ以上体の相性が良い相手がこの世に居るとは思えない。

根拠は無い。いわゆる女の感……ってやつだ。

 

それに……離れたくない。

捨てられたくない。

ガーデンに戻っても居場所が無い以上、もうここがあたしの居場所!

 

「ね、ね、あたし〜……もうちょっとだけ…………、君の愛人じゃ……ダメ?」

 

要らないと言われても離れないぞー!という押せ押せな気持ちで、覚悟を決めて直談判しに行ったのだが、いざその場面になると臆して頼り無い質問になってしまう。

そんなモジモジする情け無いあたしを待っていた彼の答えは……愛情深い抱擁とおちんちんだった。

すぐエッチしたがるんだからぁ……えへへ、もーしょうがないなー♡

 

 

そんなある日、セルフィのぺぇじに気になるコメントが付いた。

 

 

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コメント(3件)

 

1.

ガルバディアンコムのまみむめもパクるなよ

 

2.

ガルバディアンコムから来ました

 

3.

こんなに可愛い娘がガルバディアンコム見てるってマジ?

 

 

最初はただの悪戯か業者の宣伝だと思ってたけど、その後の記事にもちらほらとまみむめもに対して言及があるので、気になって名前を出されたサイトを検索してみたのだ。

 

「んん……」

 

ガルバディアンコムはエッチなサイトだった。

エッチな動画がメインコンテンツとして表示され,目がチカチカするような広告が幾つもある。

 

「なーんだ、やっぱり変なサイトからのスパムだったんだ」

 

少しガッカリした。

何を隠そう、あたしは「まみむめもっ」という挨拶を流行らせようと思って、ガーデンにいた頃からホームページで頻繁に使用していた。

いつのまにかこのガルバディアで流行ってるかも?とワクワクしていたのである。

すけべなサイトを閉じようとしたその時、あたしの目に適当な記事の文字が写り込み、手を止めた。

 

「おハロー……? ん〜……あっ、これリノアの挨拶だ!」

 

おハローという個性的な挨拶はリノアが機嫌の良い時に良く言ってるやつだ。

予想外に知り合いと出会った気分。

 

「もしかしてぇ〜? このサイト、リノアが運営してたりして……な〜んてね」

 

そんな冗談を挟みながら記事の動画をクリックすると女の人の挨拶が始まった。

 

『おハロー、今日は夫に内緒でご主人様とホテルに来ていまーす♡』

 

マスクをつけた美人な女性が男にしなだれかかりながら手を振っている。

見覚えがある。

女の方じゃなく男の方に……。

 

何故かドキドキした気分で動画を見ている自分が居た。

勿論この胸の高鳴りは良い方のドキドキでは無い。

好きな人が私の知らないところで女と密会して浮気しているという不安だ。

 

彼は沢山の女の子に手を出しているし、その性事情を全てあたしが把握している訳でも無い。

そもそもあたし自体が愛人で彼と肉体関係を持っているので、浮気しているのはこっちの方かもしれない。

でも、愛人にも嫉妬心ぐらいはある。

画面に映るのは綺麗な大人の女性。すっごくスタイルが良い。

おそらくあたしよりも歳上だが、画面の向こうで彼と愛し合っている女性の大人びた色香はフェロモンムンムンだった。

若さという武器だけでは彼女に太刀打ちできないと思わされる程だ。

 

「うわぁ〜! そんな事もするのっ!?」

 

あられもない下品な格好で大股を開き、おしっこを撒き散らす女。

先程までの大人の女性としての立ち振る舞いとは真逆のギャップでガツンと頭を殴られた。

というかまず、この女性が凄いのはカメラに撮影してネット上に公開しているという事だ。

あたしなら恥ずかしすぎて無理っ!

普段日記で顔写真とか実名とか平気で載せてる自分が言うのもなんだが、それぐらいのモラルとネットリテラシーはある。

そのラインを簡単に踏み越えられたみたいで何故か敗北感を覚えた。

 

『ご主人様ぁ〜だいしゅきぃ〜♡ んちゅっ、ちゅうぅぅ〜♡ れろれろ♡』

 

画面の中の女はあられもない姿で媚び散らかしていた。

キスしながら彼と2人で愛し合っている姿を見せつけられる。

すっごく気持ちよさそうな表情。

キュ〜っと胸を締め付けられる感覚があたしを襲う。

 

(そうだよね、それ気持ちいいよね……知ってる)

 

背後から覆いかぶされて圧迫されながらセックスしている。

 

(それも支配されて求められてるって感じがして気持ち良いやつ……あたしも知ってる……)

 

美味しそうに男性器を舐める女性。

本当に美味しく感じるわけじゃないけど、自分で気持ちよくなってくれるし自分を気持ちくしてくれるので、可愛いくて逞しくて……舐めるの大好きになっちゃうんだよね〜。

 

(…………はぁ。それも知ってる)

 

しかしながらあたしの知っている事はそこまでだった。

結局カメラに撮られながらエッチしたらどういう気分なのかは知らない……。

それに2人は言葉を交わさなくても長年寄り添った夫婦みたいに息ピッタリだ。

なんかとっても悔しい。

 

「う〜〜〜、この泥棒猫〜!」

 

 

他のページを見ると、顔を合わせたことのあるメイドさん達との映像が投稿されていたりもした。

まみむめもという私考案の挨拶まで盗まれている事も判明した。

そして……なにやら見覚えのある金髪の女と、隠れて密会している動画にたどり着いてしまったのだ。

動画の中で目にモザイク加工を施された状態でも美女だと分かってしまうその女性は、嫌がる素振りを見せつつスーツ姿を乱されながらセクハラされている。

 

『ちょっと! カメラに記録するって正気!? 拒否出来ないからってこんな事……んっ』

 

金髪美女が彼に無理矢理口付けされた。

あたしは目を見開きそれを見る。

再び心臓がきゅーっと締め付けられて心音がドキドキと聴こえてくる。

嫌がりながらも耐えている女の人……多分、キスティスだ……。

 

あたしが愛人になるから手を出さないという約束だった筈なのに。

知らないうちに、とっくの昔からその契約は反故にされていたらしい。

女が両手を掴まれ、背を壁に押し付けられながら深く舌を絡み合せる映像が続く。

キスティスは内股になりながら徐々にずり落ちて、息を切らしながらその場にへたり込んだ。

 

カチャカチャと彼がベルトを外す音がした。

口元を拭うキスティスの目の前にお披露目される勃起した男性器。

それを彼女は嫌々ながらも舐めしゃぶっていく。

……手慣れていた。

 

既に何度もフェラチオした経験値を感じる手際の良さ。

デリングJr.との肉体関係を持ったのは一度や二度では済まないんだろう……。

そうしてキスティスと推定される女性は、小慣れた手つきで一発射精させた後、精子を飲み込んでからゆっくりとスーツを脱ぎ出した。

 

恥ずかしそうな仕草だが期待している様を隠し切れないまま、脱衣をカメラの映されている。

そして彼女はブラを外し、下着姿に、黒いタイツを履いただけの姿になった。

カメラマンである彼が胸を隠そうとした手を退けろとハンドサインで指示を出す。

 

『っ……これでいいかしら……』

 

落ち着かない雰囲気で後ろ手を組むキスティスは、マジマジと胸を撮影されてからベッドに押し倒され──────。

 

カメラの画角が切り替わると女性の股がドアップになり、乱暴にタイツが破られる。

姿を現した女性用下着の股ぐら部分は愛液によって濡れ、変色していた。

 

(さっきはあんなに嫌そうにしてたのに……)

 

そのままパンティのクロッチを指先や亀頭で擦られ続ける映像が続く。

すりすりと薄布の上から女性器を刺激され続けた画面の中の牝は、ついに興奮とイライラがピークになったのか鼻息を荒くしながら言った。

 

『フーッ……♡ フーッ……♡ わかったわ……言えば良いんでしょう!? あ、貴方の……その……お、お、おチンポ入れて下さい…………これで良い? もう、カメラの前で恥ずかしい事言わせないでよ……』

 

その女の顔は耳まで真っ赤に発情して、モザイク加工されている目元が潤んでいるのは明らかだ。

そして下着がズラされ、キスティスの願いは成就する。

再びカメラの画角は変わり、固定された第三者視点に……。

腰を振る彼と、両手両脚を絡ませる女の激しくも粘度の高い交尾シーンが映し出される。

 

『んっ!んっ♡ んっ♡ ぷはっ……んぅっ♡ んぅっ♡ んぅっ♡』

 

パチュパチュとペニスを打ち付ける腰の音と共に、凛々しい普段の彼女からは想像もできない可愛らしい声が断続的に漏れる。

情熱的にキスをしながらくぐもった喘ぎ声が聞こえた。

 

「んふぅ……あっ……あんっ♡ んちゅ……んっ……んっ♡」

 

 

男の背中を愛おしそうに撫でながらまさぐる綺麗な両手。

既に経験済みのあたしにはわかる。

あんな男が相手でも、自分の身体で気持ち良くなってくれるのが嬉しくて、自分も気持ち良くなる。

キスされながら肌を擦り合わせるだけで、頭がポーっとなって喜びと幸せに包まれて。

 

だからきっと画面の向こうのキスティスも……。

デリングJr.がリノアやメイドさん達と肉体関係があるのは、予め知っている事だったので飲み込めた。

しかし、知らない女やキスティスと性交しているのを見るとなぜか心臓がチクっとする。

 

そんな複雑な心境を余所に、パチュパチュと鳴っていた交尾音は次第に空気を含み、ブッポブッポという下品な音に変わっていく。

 

『いやぁ……♡ こんな音……はしたないわ……』

 

膣から放屁するかのような音を鳴らす事に恥じらいを覚えた女性は、甘ったるい声で文句を垂れると、腰を密着させてグラインドさせる。

腰の動きは早くなり……急に強くしがみついた。

 

『おっ! お゛っ……んふぅ♡』

 

そのとてもエロスを感じる下品な声は普段の彼女とは別人の様だ……。

 

(いったんだ……)

 

デリングも我慢できなくなったのか、ブルブルと小刻みに震えながら絶頂する素振りを見せる。

彼はそのまま硬直して、溢れ出すぐらいたっぷりの精子をキスティスの中に注ぎ込んだ。

どろりとした精液と共に、性交で真っ赤に腫れあがった股からペニスが抜かれる。

エクスタシーに溺れて気が抜けたキスティスの顔に、べちんと精液塗れの逸物が乗っけられ、それにキスティスが愛おしそうに接吻した所で映像は終了した。

 

 

……………………………………見てしまった!

 

 

 

「手当たり次第に女を食い散らしやがってぇ……」

 

これはもう帰ってきたら折檻だっ! 浮気男を許すな〜!

何より、あたしの考えた『まみむめも』を無断でパクっているのは許せない。

いや、流行ってほしいから別に誰でも好きに使って良いんだけどね?

……なんか知らない所で浮気してた男が使ってるのはムカつく!

 

ガーデンの日誌を知られてたのはちょっと嬉しいやら恥ずかしいやら……。

とにかく『まみむめも』はあたしが元祖だぁ〜!うりゃ〜突撃ぃ〜!!

 

 

 

 

 

という訳でー……今日あたしがやってきたのは彼の配信部屋だ。

デリングJr.が今ガルバディアンコムで生配信中なのはネットを開いて確認した。

彼はたまに入ってくるなよと言いながら部屋に篭る時があって、何してるんだろう?って疑問に思っていた。

が、まさかネット配信なんて物をしているとは思わなかった。

その内容は視聴者の声を聞いたりライブ配信でメイドさんとエッチしたり……とにかく何時ものエッチな動画の延長だった。

そこにあたしが待ちに待った今日という日に、革命を起こしてやるのだ〜!覚悟しろっ悪党めっ!

 

メイドさんとのエッチに夢中な所を確認しつつ、ドアの隙間から入れた針金で鍵をピッキングする。

そーっと扉を開き、再び鍵をかける。

そして、猛ダッシュでPCに駆け寄って、邪魔されない様に繋がっているマウスのコードを急いで抜き取った。

ミッションオールクリアだ。

予想やりもはるかに余裕のある攻略速度。

エッチの最中って凄い無防備なんだなって改めて思った。

 

これでもあたしは戦争から暗殺まで色々なミッションを遂行する特殊部隊SeeDだったのだ!

 

音に驚いて行動が遅れた交尾中の二人を余所に、あたしはカメラに向かって元気よく自己紹介をした。

 

「まみむめもっ! みんな初めましてセルフィ・ティルミットですっ! 今日は皆さんに言わなきゃいけない事がありま〜す。……そ・れ・は、『まみむめもっ!』という挨拶はあたしが考えた物だという事です!全てこの男にパクられたんです! 許せないよねー?」

 

PCに表示されているチャット欄がざわつくのが見えたので読み上げ音声をオンにしておく。

 

『!?』

『なんかきたー!!』

『は?なにこれ』

『乱入ktkr』

『!?』

『可愛いの入ってきたな』

『修羅場ですか?』

『!?』

『どゆこと?』

『セルフィ……って誰だよ』

『乱入型のG.F.きたあああああ』

『可愛い』

『誰?』

『誰だ』

 

「可愛いって言ってくれてありがとっ! あと、乱入したのはあの女に負けたく無いっていうのもありますっ!」

 

なんかこんなに大勢の人から注目されて、可愛いって褒められるのは嬉しかった。

あたしのブログももっと流行らないかな〜。

 

『あの女?』

『修羅場?』

『やっぱ修羅場じゃん』

『管理人が刺される時がついに来たか』

『あの女?』

『あのお方なら知ってるが……』

『前後で話が噛み合ってない』

『何処となくやべー女の臭いがする』

『不穏な空気は漂って参りました』

『よくわからんけど、このセルフィとかいう女可愛くね?』

『あのお方が実は女な可能性が微レ存……?』

『うおおおおおこのまま刺されて死ね管理人!死ね死ね!』

『あの女……一体何ザー・デリングなんだ……』

『あのお方の名前出すなよ粛清されるぞ』

 

「こないだもエッチな動画撮ってたでしょ〜? よく見たら誰だかわかったけど、ジュ……」

 

っとまずい。ジュリアさんは既婚者だし、リノアのお母さんだ。

名前は出さない方が良い筈……。

そういえばジュリアって名前他でも何処かで聞いた事あるような……?

 

「ジュ……ジュ……ジュテ~ム! ケスコンヴァフェールドゥマ~~ン……」

 

ふぅ……なんとか愛の言葉に置き換える事で誤魔化せた……。危ない危ない。

たまたまウイユヴェールの翻訳書を読んでいた経験がこんな所に活きるなんて……。

 

「とにかくっ、悪は成敗! あっ、二人は続きやってていいよ〜。あたしの用事はそれが終わってからにするから、邪魔してごめんねハイどーぞ」

 

絶妙な空気感の中、気まずそうにデリングJr.とメイドさん二人が性行為を再開した。

その間あたしはPCの画面を見ながらコメントに対応する。

 

『ジュ?』

『ジュ……?』

『セルフィたん可愛いけど変なノリの女だな』

『おお、シモ~~ヌ ウヴァテュ~』

『すげぇ空気で草』

『SEX再開ワロタ』

『再開されてもこの空気じゃ抜けないです……』

『続きやらせんなよw』

『言われたからって続きやんなよ』

『この状況で勃起できる管理人凄くね?』

『今北、抜きに来たんだけど何これ』

『これどういう流れなの?新しいタイプのプレイって事?』

『後ろのベッドで腰振り再開してて草』

『管理人なんか喋れ』

『こんな時でも何時もの拘りでハメ撮り中に喋らないのは偉い』

 

コメント多くて読みきれないよ〜。

一人一人丁寧に対応してたらキリが無さそう、てきとーに気になったのだけ読めば良いのかな?

ってそんな事より!

 

「そうだ、一番大事な目的の『まみむめも!』について話します。あたしのブログコメントにパクリやめろって書くのお前らだよねぇ〜? 最近しつこくなってきてちょっと怒ってます」

 

『まみむめも?』

『まみむめもっ!』

『マジギレセルフィたんちょっと怖い』

『そういえば最初にまみむめもパクられたとか言ってたね』

『まみむめもってあのダサい挨拶か』

『この女まみむめも派か?』

『管理人がセルフィたんから「まみむめも」パクったって事?』

『お前ら他のブログに凸してたのか、それは流石にどうかと思う』

『マジかよお前ら最低だな』

『”お前”はやめて』

『起源主張キター』

『まwみwむwめwもっっっwwww』

『パクリとか最低だな、セルフィたんは管理人を著作物の侵害で訴えた方がいいよ』

『その挨拶は流行らないし流行らせない』

『パクリとか最低だから死刑が妥当』

『ブログに凸されたからリア凸したって事?』

『後ろでSEXしてんの草』

『この女可愛いから今日からまみむめも派に鞍替えするわ』

『今北、どういう状況? 何があった?』

『起源主張とかセントラ人かよ』

 

画面に映るあたしの背後では交尾が続けられている。

 

「ん〜っとねぇ……まぁなんか色々あって、まみむめもはあたしの考えた挨拶だって知って欲しかったってのはあります。流行ってほしいから誰が使っても良いんだけど、あたしのブログに文句言いにくるのはやめてください! あと、浮気男に鉄槌を下しますっ! その為にここにきましたっ」

 

『いきなり起源主張かよ?まみむめもッパリらしいな』

『ついに管理人が裁かれる時が来たか』

『この日を待ち望んでたわ』

『死ねクソ管理人』

『おハロー派の俺には知ったこっちゃねぇな』

『女とやりすぎ罪で裏山死刑』

『浮気男って、そういやセルフィたんは管理人と付き合ってるの?』

『この娘もやられてるって事?マジか……』

『セルフィたん可愛いから正直ショック』

『あんな奴の何処が良いのかマジで分からん』

『なんで管理人と付き合おうと思ったの?覆面の下イケメンなの?』

『俺にもやらせてよ』

『ああああ、嘘だろ……俺の初恋が……』

『まみむめもとかいうクソ挨拶が流行る訳ねーだろ、そんな事よりテメェもマンコ見せろ』

『管理人さんこの娘のハメ撮りオネシャス!』

 

「もー、みんな女の子に向かってよくそんな事言えるよね〜さいてーだよ〜」

 

しかし、しかしだ。

その場のノリで結果的にこのコメント達の期待に沿った物になってしまうかもしれない……。

変に乗せられないように気をつけよ。

 

「実は、あたしの彼氏って他に色んな女の子とエッチしてるでしょ?それは知ってたんだ……」

 

『え?知ってたの?』

『やっぱ付き合ってるんだ』

『浮気公認ってマジで羨ましいんだが死ねゴミ管理人』

『底辺カップルの痴情の絡れとか興味ねーよ』

『なにこのドラマ性ある流れ、台本か?』

『管理人の台本か』

『浮気公認してくれる女とか現実にいる訳無い』

『あーそういう筋書きね』

『後ろで管理人が腰振ってるのジワジワくる』

 

「うっさーい!ドラマちゃうわっ!黙ってきけーい!……それであの男、あたしの友達に手を出してたんだよねー。その娘に手を出すのはやめて欲しいって約束してたのにだよ〜? だから今こうして怒ってますっ!」

 

『マジかよサイテーだな』

『へー凄いね(鼻ほじ)』

『マジで底辺の日常って感じのエピソードやん』

『その友達の娘も悪いだろ』

『管理人に身体を許す方も悪いと思います』

『友達もヤリマンだったって事?同じヤリマンのセルフィたんと気が合うじゃん』

『類は友を呼ぶ』

『痴女の奇妙な冒険ファンタジー第八部〜ヤリマン同士は惹かれ合う〜』

『なんでもいいから俺にもやらせて』

『どーでもええわ』

『トラビア出身なの?』

『今すぐマンコ見せたら信じる』

 

ほんまこいつら好き放題言いよってからに〜!

 

「ヤリマンじゃ無いですぅ〜。まだ経験人数1人ですぅ〜。って何いわすねんっ!」

 

『wwww』

『www』

『カミングアウト草』

『俺もこんな可愛い子の処女を食ってみたい人生だった……』

『初彼氏がこれでええんか?』

『セルフィたんかわいすぎてマジで管理人にムカついてきたんだが……』

『2人目に立候補するからやらせてください』

『経験人数1人ってやっぱりヤリマンじゃん』

 

「可愛いって言ってくれてありがとっ! えへへ〜、ちゃんとわかる人もおるんやね」

 

正直何度言われても嬉しい言葉ってあるよね〜?

 

『あざとい』

『たまに出るトラビアの方言可愛い』

『管理人死ね死ね死ね死ね死ね死ね』

『時代はおハロー時代はおハロー時代はおハロー時代はおハロー』

 

「あー……方言はね〜、あたしトラビア出身だからぁ〜、ちゃんと聞き取りやすいように都会の言葉に直さなきゃって思ってるんだよね〜。後、故郷には悪いけどぉ……みんなが標準語の中で使うのはちょっと田舎者っぽくて恥ずかしいし……」

 

『そんな事ないよトラビアの方言可愛いよ』

『カッペ思考丸出しで草』

『トラビアって良い所だよなぁ羨ましいわ』

『故郷を裏切って都会のゴミに騙されて抱かれる女とかまんま良く居る田舎のゴミ女でワロタ』

『顔面偏差値高いんだがらどんだけ訛っててもダサいとか関係ねぇだろ』

『むしろ訛ってるほうが可愛いまである』

『トwラビwアwww糞田舎じゃねぇかっっwデリングシティの民度が下がるから土人は雪山に帰れよwww』

『一生のお願いです。やらせてくださいお願いします』

 

「えーそうなん?トラビア訛り可愛い?コンプレックスに感じなくてええんかな? 正直ちょっとだけ隠す事に後ろめたさはあったんよね、なんか元気出たわーありがとな〜」

 

トラビアの事悪く言われるのは嬉しくないから無視無視!

 

『ちょろい』

『ちょろ可愛い』

『好きになっちゃうヤバイヤバイ』

『方言とか汚くて耳が腐るから即刻やめろ』

『お礼にセックスさせて』

 

「もーすぐ調子乗るんやから……あかんよ、女の子にそういう事言ったら」

 

『でへへ、サーセンw』

『やらせろやらせろやらせろやらせろやらせろやらせろ』

『勃起した……これが……恋?』

『可愛すぎる』

【セルフィたん可愛いさんから500ギルが贈られました】

 

画面の向こうの文字達と楽しくお話ししてると、なんかチャット欄の上にいきなり変なのが表示された。

 

「うわっ何これ〜500ギル?どゆこと?視聴者の誰かがあたしにくれたって事〜?え?え?」

 

『せやで』

『そう』

『スパチャ』

『投げ銭』

『乞食』

 

「えっやっぱそうなん?知らん人から急にお金貰うのなんか怖いんやけど……お礼とか言った方がええんかな? えーっと……ありがとね」

 

【セルフィたん可愛いさんから1000ギルが送られました】

 

「あっ、またお金貰った……画面に風船飛んでるわ、こんな簡単にもらってええんかなぁ……みんな金持ちなん?お金はもっと大切にした方がええよ?」

 

【フンゴオンゴさんから5000ギルが贈られました『やらせて』】

 

「5000!?ちょっとそんなに投げて大丈夫なん!? 代わりになんか貰えるとか無いんやろ? あかんってそんな無駄遣いしたら……ってエッチはさせへんいうてるやろ〜!は〜……心配して損したわ」

 

なんてリアクションしていたらまたお金が投げられた。

まるで銭を投げて攻撃されているみたいだ。

 

 

「なんか自動でお金もらえるのってSeeDのお給料みたい」

 

『SeeD?』

『しーど?なにそれ』

『種?』

『SeeD』

『SeeD』

『SeeD SeeD SeeD!』

『俺の兄貴殺したのもSeeDだ……』

『SeeDの給与形態知ってるの?』

『え?もしかしてセルフィたんSeeDなの?』

『シードってなんだよ』

『SeeDは田舎っぺ傭兵部隊』

『SeeDってバラムガーデンのあれか』

『一生のお願いです。エッチさせて下さい』

『SeeDは精子の隠語』

『給料振り込み式なんだ』

 

一気にコメントの数が増えて流れる速度が上がる。

読み上げ機能がついていけてない。

 

「うん、今は違うけど〜ちょっと前までSeeDだったんだよ〜。任務失敗してクビになっちゃったんだけどね〜」

 

『元SeeD!?』

『すっご』

『ガチエリートじゃん』

『SeeDになれるだけでもやべーだろ』

『やらせてやらせてやらせて』

『SeeDって何すんの』

『任務失敗ってどんな任務だったん?」

『トラビア訛り隠すな』

『SeeDって何だ?』

『管理人まだやってんのかよセックスなげーな』

 

「SeeDっていうのは……バラムガーデンの傭兵の中で一番エリートみたいな感じ……かなぁ?カッコいい制服とか貰えるんだ〜。あたしがやってた任務は魔女暗殺とかそんなかんじ〜」

 

『魔女暗殺!?』

『魔女暗殺!?』

『魔女!?』

『は?』

『こないだパレード途中で中止してたあれもしかしてセルフィたんが原因……!?』

『やばすぎワロタ』

『傭兵ってなんだよ』

『思ってたのよりも数段ヤバくて草』

『ガチ国家反逆罪じゃねーか!』

『えぇ……』

『なんで娑婆で活動できてるんだよ』

『こんな細腕のメスガキに傭兵務まるわけねーだろ軍隊舐めんなよ法螺吹きマンコ』

『魔女暗殺ってマ?』

『マジで他国の侵略者じゃねーか草』

『ひえぇ〜』

『普通にまみむめもとか管理人との痴話喧嘩より100万倍気になるんだが』

『エッチさせて下さいお願いします』

『この部屋が収容所内部の可能性、あると思います』

 

「ん〜なんかねぇ〜。悪い魔女倒そう!ってなって任務してたら〜計画がバレてたみたいで失敗しちゃったんだよね〜。実際に魔女と戦う所まで持ってけたら結構良い線いけてたと思うんだけどなぁ」

 

結構自信あったんだけどな〜。

こう、ヌンチャクで……こうっ!

あたしは持ってきた携帯ヌンチャクを少し振り回して見せた。

 

『かっけー』

『うまっ』

『かっけぇ……』

『可愛い娘だと思ったらやべー女だった』

『ガッチガチの武闘派やないか〜い!』

『SeeDヤバすぎる』

『この見た目で殺し合いとか平気でやっちゃう感じなのか……』

『こいつ何歳だよ、まだガキにしか見えんぞ』

『後ろとのコントラストが強すぎる』

『ヌンチャクを振り回す女の後ろでするSEXは気持ち良いか?』

『未成年を平気で戦場に送り込むバラムガーデンってほんと最低だと思う』

『SeeDの暗殺任務を未然に防げるとかガルバディア軍ってちゃんと有能だったんだな』

『誰だよこいつをよくある田舎娘って言った奴は!』

『戦いとか怖く無いの?』

『エッチさせて♡』

『裏話とかして良いの?消されたりしない?』

 

「あんまり詳しく話して良いかわかんないけど、昔の話だし多分大丈夫だよ〜」

 

もうバラムガーデン所属じゃないしね。

 

『昔(たった数ヶ月前)』

『絶対大丈夫じゃなくて草』

『普通にこれ見てるだけで検閲に引っかかりそうで怖い』

『セルフィたんこのままじゃ偉大なるあのお方に粛清されるぞ』

 

「あ、これあかん奴? だったらやめとくね」

 

『ノリ軽すぎるだろ』

『全然動じてないわ……』

『胆力が凄い』

『これは女傑』

『流石元SeeD』

『流石元祖まみむめも派は格が違った』

『なぁ、スケベしようや……』

 

「んもー!さっきから一人しつこくやらせろって言って来る君、次言ったらブロックするからね!」

 

ほんとにしつこくて面倒くさくなってきてたから忠告したが、これが良く無かった。

 

『やらせろやらせろやらせろやらせろやらせろ』

『やらせろやらせろやらせろ』

『やらせて♡』

『エッチさせて下さいお願いします』

『やらせろ』

『怒ったセルフィたんも可愛いね』

『セルフィたんとエッチしたい』

『管理人にはやらせてるのに親友の俺たちとはできないってか?』

 

変なコメントの触ってしまったせいで悪ノリが始まってチャット欄が一色になってしまったのだ!

 

「んも〜!まみむめもっ!」

 

『んもーが2体!来るぞUMA!』

『そのもーもー言うのをやめなさい』

『牛かな?』

『んもー』

『まみむめもより「んもー」の方がまだ流行るポテンシャルありそう』

『牛ビキニ着て欲しい』

『所でこれは真面目な話なんだけどさ、セルフィたんは乳でかいの? あと母乳は出る?』

『お願いしますエッチさせて下さい。難病の妹が死ぬ前にどうしてもお兄ちゃんとセルフィさんのエッチが見たいって言ってるんです』

 

「あっ、見つけた!さっきからしつこいお前〜ブロ〜ック!そりゃ!」

 

マウスのコードを繋げてチャット欄の書き込み主をブロックリストに放り込む。

コイツやらせろやらせろうっさいねん。

 

「あんまり調子に乗ると他の人もジエンドするからね! あと母乳は出ません!」

 

『ヒエッ……』

『それは殺害予告ですか?』

『母乳出ないのか……』

『母乳出ない牛とか存在価値ある?』

『嘘つけ、実際に見せてくれるまで信じない』

『見る限り結構乳はでかいから出るだろ、今試しに絞ってみてよ』

『難病の妹の最後の願い叶わなくて草』

『管理人のセックスようやく終わったぞ』

 

後ろで行為が終わったらしいけど、ちょっと聞き捨てならないコメントがあった。

 

「え? 難病の妹って嘘やんな?……いやいやいや、流石の私でも嘘ぐらいわかりますぅ〜だ」

 

嘘やんな?

 

『嘘じゃないよ』

『多分ガチ』

『ちょっと信じかけてて草』

『可愛い』

『この娘と付き合ってるのに他の女に手を出す意味が分からん。俺なら即結婚してる』

『難病の妹はマジだよ』

『難病の妹が可哀想』

『後ろのメイドおそうじフェラすなー!!(汗』

 

「あ、でも牛ビキニだったら着てみてもいーよ」

 

『マジで?』

『おっぱい!おっぱい!』

『可愛い言われたからって調子に乗るなよ』

『これもう絶対アタシコ状態じゃん』

『うひょひょ、えっちだねぇ』

『ドチャクソ・セイヘキ・ササリンティウス(1998〜2055 神聖ドール帝国)』

『管理人2回戦始めてんじゃねーぞこら』

 

「まあ牛柄ビキニは今度ブログの方で披露するって事で、その時は今みたいな酷いコメントしちゃダメだからね〜?」

 

『はいっ!』

『了解』

『了解!』

『あざとい』

『あざと可愛い』

『結局自サイトに誘導かよしょうもな』

『ブログって何処?』

『大人しくするから牛ビキニ頼むわ』

『絶対変なコメントしません!』

『俺達を信じてほしい』

『了解』

『酷いコメントってなに?そんなのこの配信で見た憶え無いけど……』

『勿論やらせろって書き込みはセーフだよな?』

 

「やらせろがセーフな訳ないやろ!!何回『も〜』って言わすねん!とにかくまみむめもは私の挨拶なのでっ!それだけです!以上セルフィでしたっバイバイ!あと後ろのあんたらも何時までやってんねん!』

 

『えーもうやめちゃうの……』

『いかないで……』

『まみむめも派はダサいかっぺ。おハローを使いこなすのがおしゃれな都会派』

『忘れてたけど管理人まだやってたのかよ』

『乳見せろ乳見せろ乳見せろ』

 

消し方がいまいちよくわからなかったのでPCを強制終了する。

それにしてもなんだかコメントと戯れるのは、普段とは違う筋肉を使ってる感じがして疲れた。

 

イソイソと服を着るデリングJr.とメイドを横目で見ながら、どう説教してやろうかと考えていた怒りは疲労感ですっかり何処かに消えてしまっていた。

 

怒りに身を任せてエッチの時間を邪魔するのは良く無かったかもと少し反省。

 

あと、意外と配信面白かったし、あたしも普段からセルフィチャンネルやってみよっかな?

 

 





スコール達が生きてるのは、殺したら女達の好感度がごっそり減るのと
スコールはエスタの大統領の子供なので人質に出来なくなるから生かされてます。

あと今日はもう一回更新します。
明日明後日ぐらいは更新無いかも……。

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