※この作品はR-18です。

【完結】転生者が権力とかでFF8とFF10のヒロインを食い散らかした挙句、最終的にスピラを救う話。   作:速射弾

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ストーリー進むの次回なんで、ただのエロ回だと思って読み飛ばして貰っても構いません。


FF10編 24話 船の上での翌日

 

 

アルベドの船に揺られて次の日。

 

当たり前だが、このシドと落ち合う航海はそこそこ日数をかけて行われる。

アルベド族の住んでいるホーム拠点を寺院から隠すために、出来るだけしっかりと迂回しながら時間をかけて、追跡されないようにしているらしい。

 

寺院勢力側の僕等を乗せるのはいいのか? と思われるかもしれないが、発信機みたいな物も無いし問題があれば、海に捨てれば良いとの事。

 

ぶっちゃけ大昔の蟹工船に乗っているようなもんだ。

アルベドの事を知らなければ少し恐ろしいものである。

 

 

あれから僕は、ユウナレスカと抱き合ってその日の夜を終えた。

結局みんなで床にひいた布団に雑魚寝して迎えた朝。

 

寝起きの女達の眠そうな姿を眺める。

 

薄着の浴衣みたいなのを羽織っている娘もいれば、下着だけを履いて寝ている娘もいる。

中には全裸でそのまま寝てしまって居る者も……。

そんなメス臭漂う中での起床。

 

 

沢山の女を侍らせて朝を迎えるという状況に、興奮よりもまず懐かしさという言葉が浮かぶ。

 

女を侍らせていたFF8の頃の自分と、同じ境遇を取り戻しつつあるのだ。

ついにここまで戻ってきたか。という実感が湧いた。

望む展開とは少し違う道のりだった気がするが、自分が選んだこの道は間違って居なかったのだろう。

 

爽やかな早朝にそんな事を思っていたら、自然の摂理でおしっこをしたくなってきた。

 

しまったな……。

ここはアルベドの戦艦内だ、トイレの場所が分からんぞ……。

リュックはまだ寝てるから起こすのも忍びないしなぁ。

 

「おはよ……デリング……。今何時だ?」

 

「おはよう、パイン。丁度良い所に起きてきたね……多分まだ早朝だよ」

 

そう言って僕は男性用下着をずらして、彼女の目の前でチンポを出した。

 

「朝から早速か……お盛んだな……」

「違うよ、トイレ行きたくなったけど場所が分からないんだよね……ちょっと我慢出来なさそうだし、パインが代わりになってくれないかな」

 

「は……? パス。私はルールーじゃ無いんだ……。そういう事は何でもしてくれる女に頼めば良いだろ……」

「何時もなら彼女に頼んでたけど……今は寝てるし、昨日は色々説明して大変そうだったから寝かせてあげたいだろ?」

 

喜んで飲み干してくれそうな便所は今就寝中だ。

僕だって慕ってくれる者を労わる気持ちぐらいは持っている。

 

「だから私にお願いしたって……? なら尚更御免だね。誰かの代わりに──なんて嫌だし」

 

自分だけを見て欲しいという事か……。

 

「ん〜? あれれ……次はあたしの版だったのに寝ちゃってたなぁ……。おはよ〜」

 

「ふぁぁ……おはよ、ございます……んっ、起きなきゃ……」

 

そうこう話をしていたら、欠伸をしながらリュックとユウナが起きてきた。

なんとか朝の挨拶を済ませた二人は、まだ眠気が残っているのかうつらうつらとしている。

 

「丁度良かった。リュック、デリングがトイレの場所教えてほしいってさ」

 

「もう我慢できないわ……漏れそうだから誰か飲んでよ」

 

自分でも情けない事を言っているという自覚はあるが、それでも誰かに

 

「おしっこは人に飲ませる物じゃないと思うけどな、もうちょっと我慢できないの?」

 

「世の中には飲尿健康法なんて物もあるぐらいだから、飲んでも良いのだよ……。よし、飲んでくれた人と今日最初にエッチする事にしよう。ユウナレスカとルールーが起きてくる前に、誰か飲みたい人居ないかなぁ……」

 

「態とらしい小芝居……」

 

しかしパインのツッコミも虚しく手を上げる二人。

 

「私、やります!」

「あたしもやる!」

 

しかしユウナレスカの名前が出た途端、凄い勢いで立候補してくる二人。

やはり昨夜のあれの衝撃が強かったのだ。

チャンスを逃せば他の者に奪われるというのを如実に理解したユウナとリュックは、我先にとどちらが僕のおしっこを飲むかで争い出す。

 

ユ・リ・パを結成したとはいえ、彼女等もまた一枚岩では無いようだ。

 

「僕の為に争わないで。ただおしっこしたいだけだから、ほら、二人一緒に座って」

 

言われた通りにユウナとリュックは二人でしゃがむ。

顔を寄せて上目遣いにこちらを見る二人。

そこに僕は朝一番の真っ黄色な小便をぶっかけた。

 

「ひゃーっ♡ あったかいよこれぇ〜♡」

 

リュックが喜んで小便を浴びる。

キャッキャ言いながら楽しそうに、陽気に、まるで楽しい水遊びでもしているかのように。

飲ませるというよりはぶっかけるという感じになってしまったが、これはこれで興奮出来るからいいか……。

 

「んぶっ……おしっこ……濃い」

 

一方でユウナは臭いと濃さに慣れないのか、複雑そうな表情で受け止める。

 

「パインは良いの? 今ならまだかけてあげられるけど」

 

僕は長いおしっこを続けながら問うた。

 

「馬鹿な事聞くな」

「あはは、相変わらず冷たいね」

「常識的だと言って欲しいね。布団は洗っといてやるからシャワー浴びてきなよ」

 

意外と家庭的な所を見せてきたパインは、小便塗れの布団の洗濯という中々に嫌であろう雑務をこなしてくれると言う。

これは後でお礼の何かしてあげねば行けないな……。

 

「うん、そう言ってくれるならお願いしようかな。それじゃユウナもリュックも、シャワー浴びに行こうか。そこで一緒にエッチしよう」

「やたー! ようやく出来る〜」

 

三人で入るには少し狭いシャワー室に入った僕達は、身体にかかった体液やおしっこを温水で洗い流していた。

降り注ぐ水はシャワー用に取り付けられた専用のスフィアによって、海の上でも気にせず水を浴び放題だ。

こういう所は過去の文明の遺産が残っているので、スピラがただの未開の文明というわけじゃないのがありがたい部分だった。

 

 

「やっぱ三人は少し狭いねぇ……」

「確かにね、でも僕はこういうのも嫌いじゃないよ。それに二人と一緒ならどんな場所でも落ち着くし」

 

今は珍しくユウナレスカもシーモアも側に居ない。それがここまで落ち着ける物とは……。

この解放感を味わえるのならば、多少狭く感じるぐらいどうって事ない。

 

「二人とも、洗ってあげるから僕を洗ってよ」

 

「あ……♡」

「いきなりすぎだよ〜」

 

僕は早速彼女達を抱き寄せた。

心置きなく可愛い嫁達とエッチ出来るのは最高だ。

 

 

泡に塗れたユウナとリュックが僕を挟んで、その身体を押しつけて洗ってくれる。

まるで高級ソープランド……スピラ風に言うならオオアカスリ屋だ。

 

 

時に前と後ろ、時に右と左、時に前に二人。

そんな風に自由自在に立ち位置を変えながら、泡塗れの体を擦り付けられている。

 

お返しと言わんばかりに、こちらも彼女達の身体を抱きしめて石鹸の泡でぬるぬると揉みほぐす。

若い身体を両手に収めている事実が、雄の優越感を満たしていく。

 

「デリりんと会ってあれから、あたしの頭ん中、エッチな事で一杯だったんだよ? 毎日毎日お股がムズムズするしさぁ……。

また会える時をずっと想像しながら、それだけを考えて生きてきたんだよ?

我慢出来ないから自分で慰めて慰めて……。11歳の女の子にあんな気持ち良い事、教えちゃダメだよね〜?

だから──今日はユウナんよりもあたしが最初」

 

15歳、女子、経験回数一回。

発情期真っ只中。

 

僕のペニスを子宮の真上に位置するお腹に当てながら、その女の子は言う。

己の発情期を早めたのはお前だ、と。

このマラに抉られた気持ちよさが忘れられなかった、と。

 

リュックは僕の首に手を回してキスをせがむ。

発展途上国で未成年を買う時はこのような気分になるのだろうか。

圧倒的な年齢差は未だ健在にも関わらず、彼女は大人のエゴで教え込まれた快楽に従順だ。

 

「抱っこして……♡」

 

つま先立ちしてもなお、此方が屈まなければならない身長差。

その体格差に焦れったくなったのか、抱っこの要領で泡と共に僕にしがみついてくる

落ちないよう尻を掴みながら、駅弁の体制で僕達はキスをした。

 

「んちゅ♡ ちゅぅ♡ レロレロ……♡」

 

その積極性、とても15とは思えない性への明るさは、一見するとビッチと呼ばれて相違無い。

事実出会ってからここまで、彼女のやってきたアプローチは清純とは程遠く、初心な男なら忌避感を抱きかねない物だった。

 

女の子とはもう少し貞淑にしておくべきというのは、日本人としての考え方だ。

スピラの女はもう少し性におおらかだし、その肌の露出だって現代日本社会とは一線を画すレベルの者が平気で往来を歩いている。

 

だが、そんな人達でもあんなあからさまに、フェラチオを練習してきた等と言う事は無い。

私に乗り換えなよ、だなんて……余程己に自信がある女の子にしか言えない言葉だし、傲岸不遜にも聴こえて決してプラスになるだけか?と言われたらそんな事は無い発言なのは明白だ。

 

そして今も、僕に飛びつき駅弁の体制で接吻を求めるという、はしたない行動の見本を繰り出してくる。

 

それらは別にリュックの品性が下劣という訳ではない。

彼女も必死なのだ。

こうまで必死にならざるを得ない程に、ユウナの事を強敵だと認識しているだけなのだ。

 

事実、他の男の前ではこういった下品な真似はしてこない。

ティーダの言っていた通り、ただただ明るくて元気な女の子だ。

 

「そんなに僕の事好き?」

 

だから聞いてみた。

ただ一回抱いただけの相手にどうしてこんなの執着してくれるのか。

 

「だーい好き」

 

リュックは何を今更と言ったふうに、自信たっぷりに答える。

それは嬉しい事だったが……。

 

「何でそこまで好きなの?」

 

愛を疑う事はモテる男としてあまりにも失礼で情けない行為だったが、それでも気になるだろう。

 

「だって、デリりんはあたし達アルベドの希望の星なんだもん。絶対に離しちゃ行けないでしょ?」

 

立派なハニートラップだった。

もっと純朴な気持ちかなと思っていたら、以外に強かだった……。ちょっとだけショックだ。

 

ぎゅっとしがみついてきた彼女は僕の耳元で囁く。

 

「本当はね……あの日の事が忘れられないから……。あの日の事が頭ん中にこべりついて離れないんだ……。どーしても、もっかいやりたいって思って……。それが理由じゃ……ダメ?」

 

どうやら僕が彼女の性的趣向を定めてしまったらしい。

幼き日の何らかの初体験のインパクトが性癖を歪めるという事は往々にしてある事だろう。

それが彼女にとってあれだった……ということか。

つまり彼女の性癖は僕その物なのだ……。

 

我ながら、幼子に手を出す事のリスクや影響を甘く見積もっていた。

気軽に手を出したら、その子の人生がこんなに簡単に変わってしまう。

その事実を軽く考えていたなと、反省しながら、抱えていた脚を片方だけ下ろした。

 

「じゃあ責任取るしかないよね……。挿れるよ」

 

「あっ♡」

 

片足だけで立った状態で女陰をグニグニと弄られて、リュックは鳴く。

シトシトと滴る水滴はシャワーの水だけでは無い筈だ。

 

 

心底待ち望んでいた最後のピースがはまる。彼女にとって四年振りの本物男性器。

その間の時間を思うと、本当に勿体無かった。

彼女には悪い事をしたと思う。この身体をほじくり回してあげられなくてごめんよ。

 

思えば彼女は『シン』に関係無く、この世界で抱いた唯一の女かもしれない。

ある意味純粋に僕と関わり、召喚士というフィルターが最も薄い相手だ。

最近は崇められすぎているので、その事実が急に大切な物に思えてくる。

 

だからと言ってユウナへの愛情が薄れたとかでは無いが、リュックに対する見方がただ適当にコキ捨てるだけの存在では無いという認識になっているのも確かだった。

 

「……っふぁ♡」

 

僕の胸元に顔を俯かせて表情の見えないリュックは、喘ぎ声を絞り出す。

あの頃と違って、しっかりと陰茎の根本まで飲み込めたリュックのぷにぷにおまんこは、この四年でどれだけ子供が女に成長したのかを体感で理解させてくる。

 

「素敵な女性になったね……大好きだよ……」

 

水の流れる音と、パチュパチュと腰を打ち付ける音がシャワー室にこだまする。

先程までの挑発的な淫猥さはすっかりなりを潜めて、ただただ打ち付けるチンポに耐えるしかないと言った様子だ。

 

「大好きって……そんなの駄目だってぇ……♡ はぁ、はぁっ♡ 」

 

ありきたりな大好きという言葉に、これ以上無いほど喜ぶ女の膣。

ただ入れて(ささやい)いただけでこれだ。

張り合いが無かったが、そのリュックの必死さを見ているのは面白い。

 

 

それを手持ち無沙汰のユウナがずっと見ていた。

 

「…………わ、私も……」

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」

 

言い出そうとした声は喘ぎにかき消される。

先程のリュックの思いを聞いたユウナはその優しさで、今の時間を譲ってあげたいという気持ちと、我慢できずに自分もやりたいという気持ちがせめぎ合っている。

しかし、おちんちんはどれだけデカくても一本だけだ。

女の片脚を持ち上げて一緒に揺れる僕とリュックは、まるでダンスでも踊っているかのようだったが、それを見ているしかないユウナはさぞかし寂しいのであろう。

 

何か出来る事は無いかと探した結果、僕の背中にピトリと張り付いてくる。

胸や太ももが背中や脚に当たる。

優しく肩甲骨に添えた両手が、僕を支えた。

そんな新妻のいじらしさを無視する事なんて出来ない。

 

「ユウナ、リュックの背後に来て、一緒に彼女を支えてくれるかい?」

 

何も言わずにコクンと頷いた彼女は、言われた通りに立ち位置を変える。

そして二人でリュックを挟み込んだ。

 

僕はリュック越しにユウナと抱きしめ合い、口付けを交わす。

どちらの女も蔑ろにせず、どちらの女も蔑ろにする最低で最高なセックスだったが、彼女達の優しさに漬け込めばこんな事だって朝飯前だった。

 

 

そして当然の如く生殖活動を行いたいと陰嚢が騒がしくなり、精子を金髪美少女の胎内に送り込む。

僕とユウナの愛に挟まれていたリュックは、息絶え絶えに種付け射精を受け取った。

 

やはり最初に孕ませるのはユウナだと思う気持ちはある。

しかし……それが着床するまでどれだけの回数まぐわう必要があるのか、それは神のみぞ知るだろう。

 

(だからその前にリュックが孕んだら仕方ないよね……)

 

なんて言い訳がましい事を考えて、どうにでもなれよと吐精した。

 

無論ユウナにも同じ事をしてあげたのは、語るまでも無いだろう。

僕が彼女の後ろでリュックとキスしている事実を意識して、悲しみと喜びと快楽の狭間に翻弄されたユウナの爪が僕の背中に立てられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「デリング様が色んな女に手を出すのは正直複雑よ……。私だって嫉妬するし、デリング様の女性に対するだらしなさに憤りを感じる事だってあるわ。

でもね──同時にこうも思う。『私の崇拝するビンザーデリングJr.という男の素晴らしさはどう?』ってね」

 

ガールズトークというよりは、宗教の勧誘か、怪しい壺の押し売りか、それともネズミ講か何かのプレゼンテーションか。

ルールーが雑談がてらユ・リ・パへと語るそれは、僕が持つ常識的な感性に照らし合わせてみると、常軌を逸しているとしか思えない。

 

「過程はどうあれ、あんた達は彼の魅力を前に身体を許したでしょう? デリング様はまるで女をコレクションするかの様にそれを侍らせて……。それを見ると最近なんだか誇らしく感じるの……私の崇拝する御方は凄いのよ?ってね」

 

崇拝て……表現が怖いよ……。

我ながら、こんな濃厚な信者を育て上げてしまった事に恐ろしくなる。

いや、まあ彼女はその信者っぷりの割には、常識的感性に従って動けるから……そこまで問題が起きる訳じゃ無いけども。

 

「彼は私一人の胸に収まりきる程小さい男じゃない。なんたってこのスピラを救ってくれる……救世主ですもの」

 

ただ……最近、ユウナレスカをパーティに加えてエボン教という大きな枠組みを動かしているという実感が、更に僕への尊敬の念を増幅させているみたいなのは確かで……。

ヒートアップして救世主とか勝手に呼び始めているのは、少し勘弁してほしい所だった。

 

「あはは……重すぎない?」

 

その言葉は何方が発した物だったか……。

冷や汗をかいた僕とリュックが、苦笑いで引きながら顔を見合わせた。

 

「あら、別に私は束縛する訳じゃないわ。むしろ独占欲を表に出さないだけ軽いと思うけど」

 

「あ〜……気づいて無いな〜こりゃ……」

 

その明らかにズレた解答に苦笑しかできない。

 

「リュック、だから言っただろ? ルールーは私達の中でも筋金入りだって」

「うん。思った以上に凄いねこれは、完全に信者……って感じ」

 

パインの言葉に同意して、新人アルベド族は驚嘆の声を漏らす。

これだけの濃さだからこそ、ルールーが僕の側近として女達を纏めていられる立場でもあるのだ。

藪を突いて蛇を出したく無いのは、何も僕だけに限った思考回路じゃないのだった。

 

「まぁ、別に問題がある訳じゃないから良いけどね……」

 

そう、先程も言ったが別に問題がある訳では無い。

個人の思想の範囲内で慎ましく崇拝してくれているだけ……。

ちょっと独占欲とかを超越して、よく分からない方に精神が解脱して行ってるだけだ。

 

「う〜ん、ほんとに問題無いのかなぁ〜。────ま、いっか。お陰で私も許されてる訳だしね」

 

そう言ってリュック此方に目を合わせてくる。

許されたというのはお付き合いという話だろう。

 

このスピラという世界。

別に重婚が否定されている訳では無いのだが、ユウナレスカの一途な伝説が価値観のベースとして根付いている部分もある為に、一夫一妻に落ち着くのが普通だ。

 

だからパートナーに対して独占欲を抱くのは普通の事だし、複数人との性交渉を許してくれる女は懐が深い。

 

故に僕みたいな状態は結構特殊な事例と言える。

まあ、金持ちが複数の女を囲って全員と結婚なんて事も当たり前にあるらしいので、世間にそれほどマイナスイメージを持たれる事が無いのは、僥倖と言って良いのか。

そのおかげでシーモアから、多重政略結婚による差別の緩和とかいう発想が出てきてしまうという、僕にとってのデメリットもある。

 

 

「それに私は彼の最も親しく長い付き合いがあるガードよ。彼を想う強さは──誰にも負けないぐらいで丁度良い。そう、例えばブラスカ様を守り通したガードのジェクト様よりも……私の想いの方が上だと思う程度にはね。──もしもその時が来るなら私は証明してみせるわ」

 

「それって、やっぱり……」

 

ユウナにとってそれは許容したく無い未来だろう。

 

「ごめんなさい、暗い話になったわね。とにかく、彼の究極召喚になるために命を捧げられるぐらい愛してる。それだけだから深く考えて気に病まない方が良いわ。貴女達(ユウナとリュック)がいま気にするべきなのは……私よりも、他の女性じゃない?」

 

そう言って彼女は何気なくパインへと目を向けた。

 

「私は別にスピラを守るためにデリングについて行ってるだけだからな、あいつが他の女に手を出しても残念には思わないよ」

 

「ほんとかなぁ〜? こういうパインみたいなクールなのが蓋を開けてみたらドロドロしてた────って、ありそうだよねぇ」

 

「私なんかよりユウナはどうだ? 案外、ルールーよりも一途で重いかもしれない」

 

リュックの詰問から矛先を逸らして、彼女は内輪揉めを誘導した。

 

「ありえる! ユウナん、さっきもエッチの後にキスマークめっっっちゃくちゃ付けてるんだよ!? こう、全身にバババッっと! 痛そーだから私がポーション調合して治してあげたけど、凄かったよあれは……」

 

それを指摘されて恥ずかしそうにしているユウナは、モジモジとしている。

 

「そんで痕が消えた所にお前が上書きするって訳か?」

 

「あ〜……。えへへ……バレた?」

 

ハイエナリュックちゃんの魂胆も、先輩の慧眼には見透かされていたらしい。

僕にとって、こんな牽制しているのだかなんだかよく分からない雑談は、飽き無い物だった。

 

なんにせよ女が自分を取り合う状況というのは、見ていて大変気分がよろしいのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

夕飯を食べてから少しみんなと戯れて就寝。

僕は飽きが来ないように、厳密な性のスケジュールは決めない事にしている。

毎日決まり切った時間にルーチンワークとしてエロい事をするのは、初心者のやり方だ。

 

決められた時間に決められただけ女を抱くという事を繰り返した時、恐らくノイローゼになってしまうだろうと容易に想像が出来たからである。

それに女性達も、そんな刺激が無い恒例行事なんてドキドキしないだろうから……。

そのせいで男として見られなくなるというのは、あまりにも寂しいでは無いかと思う次第だ。

 

 

皆が夜寝静まった頃……。

僕はこっそりとベッドから抜けだして、寝ているパインの所に行った。

 

既に深夜を周り、消灯してぼんやりした薄明かりだけが照らし出す大部屋の中で、僕はそっとパインを起こした……。

 

「……ん、……何?」

 

どうやら緊急事態ではない事を察した彼女は、眠気まなこで返事をする。

 

「パイン、今日は布団洗ってくれてありがとう」

 

「……今言う事? 別に……スフィアがあるから大した手間も無くすぐ終わったし……」

 

コソコソと声の音量を下げて喋る。

 

「御礼という訳じゃないけど……みんな寝てるからひっそりとエッチしようよ」

 

「はぁ……ほんとこういうの好きだね……。本当はただムラムラしてきただけだろ?」

 

「バレた?」

 

「隠す気あんの……? というか、エッチするのが御礼になる訳無いだろ……。感謝の気持ちがあるなら誠意ってもんがある筈だ」

 

パインの言う通りだ。

彼女の言う誠意とはクンニリングスの事だろう。

僕は彼女の毛布に潜り込んで、その下着の中に顔を埋めた。

 

「もう……そんな事したら寝られないから……はぁ。尊敬ポイントマイナス2点」

 

女の子の香りが充満する毛布の中で、僕は手探りでパンティを脱がして、パインの女性器の臭いを直接嗅ぐ。

石鹸の香りに混じって若干のアンモニア臭が香る。

汗のような酸っぱい香りも入り混じった秘所は、きっと薄い塩味なんだろう。

その予想を確かめるために僕はメコ筋をペロリと舐めた。

 

「……んっ」

 

微かな声で反応するパインは口では尊敬ポイントを減らしつつも、おまんこは湿っている。

本当に嫌だったら蹴るなりなんなり出来る筈なのに、許してくれているというのは、ウェルカムという事だ。

照れ屋というかクールというか、ツンデレと一言に称するには何かが違うパインも、女性器を舐められるのは嫌いではないようだった。

 

やっぱり女の子に対する誠意はこれだな。

 

丁寧に小陰唇を舐めていく。

下から上に舌の腹を押しつけながら、ゆっくりゆっくり花弁を傷つけないように……。

 

「このっ……。ほんと、こんな事ばっかり上手いよねアンタって……」

 

それはつまり、気持ちがいいと自白しているような物で。

シーツを握るその手が彼女の性感を表している。

 

奥からじんわりと膣分泌液が垂れてくる。

それは、女の子が本気でムラムラしている時にしか出てこないスケベ汁だ。

本気汁とも呼ばれているそれは、僕の舌から与えられる刺激によって染み出してくる。

 

ここで絶頂を迎えさせるのは勿体無いと、僕は男性器を当てがった。

何度も味わってきたこの娘の生殖器は、パブロフの犬のように僕の物に反応して締め付ける。

 

喜びなのか拒絶反応なのか。

パインの態度は普段から素っ気なく見えるし、今だって口に出す言葉はツンケンしているように聞こえる。

 

しかしながら呆れた風な態度の割に、こんな行為を許してくれているのは……。

昨日言っていた通り、僕と結婚ぐらいはしてやっても良いと、そう思ってくれている事に相違ない。

 

ベッドの中でモゾモゾと絡みながら互いを確かめ合う。

 

時に後ろから抱きしめて胸を弄ったり、時に隣同士寝転んでイチャイチャしたり……。

 

他の女達が寝ている部屋の中で、こうして秘密のやり取りをする。

それは適度な興奮をもたらしてくれたし、パインの方も僕の手を握り返してくれる程度には、心地良い空気感を作れていた。

 

射精()すよ……。パイン……僕の子供、産んでくれ」

 

「避妊はしなくて良いのか……?」

 

「ユウナにもしてないし、リュックにもしなかったよ」

 

「理由になってない」

 

激しい動きじゃない。

しかしながら着実に愛を育む動きで、おまんこを追い詰めていく。

 

「理由は、僕がパインを孕ませたくなった。それじゃダメ?」

 

「子供、出来たら旅はどうすんの」

 

「さぁ? もうあの頃と違って他のメンバーが居るから、旅は彼等に任せれば良い」

 

「そんな無責任な」

 

そう言うパインの顔はよく見たら、暗闇の中でも分かるぐらいにピンク色に染まっている。

彼女は案外こういう強引に迫るのが好きなのだ。

 

「安心して、子供が出来たら責任は取るから……」

 

「そういう話じゃなくって……。惚けた振りするな、わざとだろ」

 

「うん」

 

態とぼかしてはぐらかしたら、なあなあで種付け出来るかな……って思ったのだ。

そんな僕を諌める彼女も満更ではない癖に、硬派を気取っているのだが。

そこにわざわざつっこんで、不興を買いたくは無い。

僕は茶々を入れるよりも、逸物を突っ込んで喜ばせる方が好きなのである。

 

「ユウナは納得してるのか?」

 

「してなかったら納得させる……もう我慢出来ないから……出すよ」

 

孕め、孕め、孕め。

 

「僕と結婚してくれ」

 

「っ……そんな事……今言うなっ! クソっ……♡ イっちまう……」

 

プロポーズと小刻みなピストン運動に耐えかねた彼女の泣き言は、キモいと言い返さなかった事実で僕の事を承諾してくれているのと同然だった。

 

「パイン……心音がドキドキしてるね」

 

「はぁ……はぁ……♡ そんなの、お前のせいだ……」

 

出し入れし続けていた肉棒が、往復に耐えきれず破裂して精子をパインの胎内で撒き散らす。

何処か悔しそうに身を寄せて息を整える彼女の瞳は潤んで、心身共にエクスタシーを感受している事がありありと伺えた。

 

 

 





この話は不必要な話という訳では無いのですが、そろそろエロはええやろとも思うので、次回からちゃんとストーリー進めていきます。

感想とか評価とか貰えると喜んだりモチベが上がったりします。
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