翌日、僕と五木さん、壱華の3人でカフェに集まった。木の温もりを感じる店内は、コーヒーの香りと静かなBGMで満たされている。
「こんにちは」
僕は笑顔で挨拶したが、壱華の顔には緊張の色が浮かんでいた。
「はい……よろしくお願いします」
五木さんは恥ずかしそうに微笑み、軽く頭を下げた。彼女の金髪が光に揺れ、控えめな仕草がどこか儚げだ。
「司馬壱華です。よろしくお願い Ascending よろしくお願いします」
壱華は丁寧にお辞儀をし、落ち着いた口調で名乗った。
「本当に……愛人になりたいんですか?」
壱華が恐る恐る尋ねると、五木さんは真剣な眼差しで答えた。
「はい……どうかお願いします」
彼女は深く頭を下げ、声に切実な響きを込めた。
「どうして、愛人になりたいんですか?」
壱華の質問に、五木さんは静かに話し始めた。
「私、男性不信で……。何人もに騙されて、傷つけられてきました。もう男性と付き合うのも、結婚するのも怖いんです。でも、司馬さんと話して、この人なら安心できるって思ったんです。愛人なら、安心してそばにいられるんじゃないかって……」
彼女の声は震え、過去の傷が透けて見える。壱華は目を丸くし、彼女の言葉に耳を傾けた。
「そんなに多くの男性に騙されたんですか?」
「はい……本当にトラウマになりました。でも、司馬さんなら、優しい人だって確信したんです。だから、お願いします」
五木さんは再び頭を下げ、懇願するように言った。
壱華はしばらく考え込み、複雑な表情を浮かべた。彼女の心には、五木さんへの同情と、夫婦の絆を守りたいという思いがせめぎ合っている。やがて、彼女は僕をちらりと見て、口を開いた。
「そこまで言うなら……分かりました」
「いいのかい、壱華?」
驚いて尋ねると、彼女は小さく頷いた。
「うん。五木さんと話して、悪い人じゃないって分かったから……。ただ、月に1回だけ。それでいいなら、受け入れます」
「ありがとうございます!」
五木さんは目を輝かせ、何度も頭を下げて感謝した。
「分かりました。本当にありがとう!」
彼女の笑顔は、居酒屋での無邪気さとは異なる、深い安堵に満ちていた。だが、壱華の瞳には、かすかな不安の影が残っている。僕の胸にも、彼女への愛と新たな責任の重さが交錯していた。この国では、愛人を持つことが子作りのためと奨励されている。だが、壱華の優しさと五木さんの傷を思うと、僕の心はさらに複雑に揺れ動いた。
後日、僕は五木さんとレストランでデートすることになった。
「お待たせしました」
待ち合わせ時間に少し遅れて現れた五木さんは、恥ずかしそうに微笑んだ。金髪をゆるく結い、白いブラウスが彼女の清楚な雰囲気を引き立てている。
「大丈夫ですよ」
僕は笑顔で答え、予約していたレストランへと向かった。
店内は落ち着いた照明に包まれ、テーブルには日本の食材をフランス風にアレンジした創作料理が並ぶ。ウェイターがワインを注ぎ、僕たちはグラスを合わせて乾杯した。
「珍しい料理ばかりですね」
五木さんが、鰻と山芋のカルパッチョをフォークでつまみながら言った。
「うん、ここのシェフはフランス料理と日本料理を融合させて、オリジナルな味わいを作ってるって評判なんだ」
「合わなそうな食材なのに、すごく美味しい!」
「素材の選び方がフランス料理に近いんだと思うよ。でも、全く同じ味にはならない、独特の風味だよね」
「へぇ、司馬さん、詳しいんですね!」
五木さんの瞳が好奇心で輝く。
「まあ、料理が好きで、こういう店巡りは趣味なんだ」
「料理もするなんて、すごい! いつか司馬さんの手料理、食べてみたいです」
「いいよ。今度、家に遊びに来てよ。壱華も喜ぶと思う」
「ふふ、楽しみ!」
メインディッシュを終え、デザートのショコラテリーヌを味わいながら、五木さんがふと言った。
「他の文化が混ざり合うと、新しいものが生まれるんですね」
その言葉には、どこか意味深な響きがあった。僕はそれを軽く流し、微笑んだ。
レストランを出て、夜の街をぶらぶらと歩く。街灯が柔らかな光を投げかけ、涼しい風が頬を撫でる。
「……」
「……」
僕と五木さんは、互いに無言だった。重い空気が漂う中、僕は意を決して口を開いた。
「五木さん、本当にホテルに行くんですか? 今ならまだ引き返せますよ」
彼女は一瞬立ち止まり、強い意志を込めた瞳で僕を見た。
「行きます。司馬さんとなら、大丈夫だから」
その言葉に、壱華の了承を思い出す。彼女の優しさと、五木さんの傷ついた心。だが、黒見さんとの関係もまだ整理しきれていない。胸の奥で不安が渦巻くが、今さら断ることもできないと思い直した。
ホテルに着き、部屋に入ると、僕は五木さんに促した。
「シャワー、先にどうぞ」
「あ、はい……お先に失礼します」
五木さんは遠慮がちにバスルームへ向かった。
リビングで待っていると、彼女がバスローブ姿で戻ってきた。濡れた金髪をタオルで拭う姿は、どこか儚げで色っぽい。バスローブの隙間から覗く白い肌が、部屋の薄暗い光に映える。
「司馬さん……入ってきてください……」
彼女の声は小さく、恥じらいに震えていた。僕は頷き、バスルームでシャワーを浴び、バスローブを羽織って部屋に戻った。
五木さんはベッドに腰掛け、バスローブから覗く脚がしなやかに輝いている。
「司馬さん……」
彼女が恥ずかしそうに囁くと、突然僕に抱きつき、唇を重ねてきた。柔らかな唇が触れ、彼女の舌がそっと絡まる。応えるように舌を絡めると、離れた唇の間に唾液の糸が引いた。
「お願いします……」
潤んだ瞳で訴える彼女に、僕はそっと頷いた。彼女の長い金髪を優しく撫で、バスローブの帯をほどく。豊かな胸が現れ、彼女は恥ずかしそうに身を縮めた。
「変じゃ……ないですか?」
「すごく綺麗だよ」
正直に答えると、僕は彼女の胸を優しく揉み始めた。
「んっ……」
五木さんが小さな声を漏らし、身体を震わせる。乳首をそっと口に含むと、彼女はビクッと反応した。
「あっ……んん……」
甘い吐息が部屋に響く。片手でもう一方の胸を愛撫しながら、僕は彼女を優しく、だが激しく刺激した。
「んん……あぁ……」
彼女の身体がビクビクと震え、感じている様子が伝わる。壱華の顔が頭をよぎり、罪悪感が胸を刺す。それでも、五木さんの傷ついた心と、彼女の信頼に応えたいという思いが、僕を突き動かす。この国では、愛人を持つことが子作りのためと奨励されている。だが、壱華への愛と、五木さんの純粋な願いの間で、僕の心は揺れ続けていた。
僕は五木さんの乳首をそっと舌で転がし、軽く吸い上げた。
「ん……あぁ……」
彼女は小さく喘ぎ、僕の頭を抱きしめた。空いた手を彼女の股間に滑らせると、すでに熱く濡れているのが分かった。
秘部に指を挿入すると、熱い湿り気が僕を包む。指を動かすたび、クチュクチュと水音が響く。
「ひゃん! そこっ……ダメ……!」
五木さんは腰を浮かせ、感じている様子を隠せない。
さらに激しく指を動かすと、彼女は身体を仰け反らせた。
「ああっ! んんっ!」
大きな喘ぎ声とともに、彼女はビクビクと震え、絶頂を迎えたようだった。指を抜くと、愛液が滴り落ちる。
「はぁ……はぁ……」
五木さんは肩で息をしながら、潤んだ瞳で僕を見た。
「私ばっかりじゃ悪いので……司馬さんも、脱いでください……」
恥ずかしそうに囁く彼女に、僕はバスローブを脱いだ。
彼女の視線が僕の下半身に注がれる。すでに硬くなった自身に、彼女は目を丸くした。
「大きい……ですね……」
まじまじと見つめる彼女に、僕は少し照れ笑いを浮かべた。
「え、まあ……」
「それに、匂いもすごい……」
五木さんは興味津々な様子で、嫌悪感は微塵もない。むしろ、好奇心と喜びが混じった表情だ。
「触ってみてもいいですか?」
「うん、いいよ」
彼女は恐る恐る手を伸ばし、指先でそっと触れた。
「熱い……」
なぞるように動かすたび、僕の自身がビクビクと反応する。それが面白いのか、彼女は何度も繰り返す。
「また、大きくなった……」
五木さんは嬉しそうに笑い、両手で包み込むように触れてきた。
「すごい……脈打ってる……」
うっとりとした表情で囁く彼女の手の熱と柔らかさに、僕の興奮はさらに高まる。
「司馬さん……挿れて、もらえますか……?」
切なげな声で懇願する彼女に、僕は頷いた。ベッドに寝転がり、彼女の秘部に自身をあてがう。
「生でいいです。そのまま、挿れてください」
潤んだ瞳で訴える彼女に、僕はゆっくりと挿入した。
熱く濡れた膣内が、きつく締め付けてくる。快感に果てそうになるのを、なんとか堪える。根元まで入ると、動きを止めた。
「全部、入ったよ」
「嬉しい……私の中に、司馬さんが……」
五木さんは僕の首に腕を回し、抱きついてきた。豊かな胸が押し付けられ、柔らかく潰れる感触が伝わる。
「動くよ」
ゆっくりと腰を動かし始めると、彼女は甘い吐息を漏らした。
「ん……はぁ……あぁ……」
温かく包み込むような膣内が、時折キュッと締め付け、たまらない快感を与える。
「あっ! ああんっ!」
五木さんの大きな喘ぎ声が響き、豊かな胸が揺れる。快楽に溺れる彼女の姿に、僕の興奮も高まる。
「もっと……激しくして、ください……!」
彼女の懇願に応え、僕は腰を強く打ちつけた。肌がぶつかり合う音が部屋に響く。彼女の胸を掴み、乳首を口に含んで強く吸い上げると、彼女の反応が一層激しくなった。
「ああ! それ、ダメっ……イっちゃう!」
彼女の身体がビクビクと跳ね、膣内が痙攣するように締め付ける。精液を搾り取るようなうねりに、僕も限界を迎えた。
「くっ……!」
熱い欲望を彼女の中に放ち、彼女もまた絶頂に達したようだった。
引き抜くと、白濁の液体が彼女の秘部から溢れ、彼女は小さく震えた。
「はぁ……はぁ……」
五木さんは肩で息をしながら、潤んだ瞳で僕を見つめた。
再び彼女の秘部に自身を挿入し、激しく腰を動かす。
「ああぁ! ダメっ……!」
彼女は絶叫に近い声を上げ、嬉しそうな表情を浮かべる。僕の動きに合わせて彼女も腰を動かし、快感がさらに増幅する。
「ああ! もう、イっちゃう!」
彼女の身体が仰け反り、膣内が激しく収縮する。僕も再び限界を迎え、彼女の中に欲望を放った。
「はぁ……はぁ……」
脱力して倒れ込むと、彼女は僕の首に腕を回し、抱きついてきた。
「司馬さん……ありがとう、本当に……私なんかのために……」
意識が朦朧としながらも、彼女は懸命に感謝を口にする。
「気にしないで。僕にできることなら、いつでも」
僕は彼女の髪を優しく撫でた。
「でも……司馬さんは、私の身体だけが目的じゃないですよね?」
「もちろん。君を一人の女性として見てるよ」
正直に答えると、彼女の瞳が輝いた。
「良かった……今まで、男の人には胸ばかり見られて、身体目当てにしか思われてこなかったから、トラウマだったんです。でも、司馬さんは私のことをちゃんと見てくれて、すごく嬉しい」
彼女の言葉に、胸が締め付けられるような感覚を覚えた。
「五木さん、僕には君の傷を癒すことはできないかもしれない。でも、話を聞いてほしいとき、愚痴をこぼしたいとき、いつでも言ってくれ。そばにいるよ」
「ありがとう、司馬さん……」
五木さんは柔らかな微笑みを浮かべ、そっと僕に寄り添った。壱華の顔が頭をよぎり、罪悪感が胸を刺す。それでも、五木さんの傷と彼女の信頼に応えたいという思いが、僕の心を強く揺さぶっていた。
五木さん、黒見さん、壱華。3人ともタイプの異なる美女だが、彼女たちには共通点がある。依存する対象を求め、愛されている実感を常に欲していることだ。彼女たちのその姿に、僕は救いたいという思いを抱く。同時に、彼女たちから必要とされることで、僕自身も心のどこかで満たされる感覚があった。