※この作品はR-18です。

スノウのエロスーツ装着実験   作:ひっぷまん

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第七話 実験を終えて、囲まれる

 

「着いた……っ」

 

私は基地のゲートをくぐった。

脚が震えるのは、戦闘の疲労だけじゃない。

スーツは相変わらず、全身に貼りついたまま。乳房を支える生地の縁が硬く、汗で乳首のかたちがはっきり浮き出ていた。

 

そして、下半身——

スリット型の開口部は未だに閉じられず、肛門は空気に晒されたまま、下着のような守りすらない。

それが、どれほど無防備な状態か、6号の隣で歩くたびに実感していた。

だが——

 

「おいっ、スノウさん帰ってきたぞ!」

「マジ!? うわ、ホントにあの格好で帰ってきてる!」

「スーツ姿そのままじゃねえか! 乳出てる! 尻丸見えじゃん!」

 

次々に男たちの声が押し寄せる。

 

部隊棟の前、駐屯中だった戦闘員たちがざわざわと集まり始めた。

 

「やっべ……ガチでエロスーツだわこれ……! なんだこのおっぱい……重力おかしくね?」

「胸だけじゃねえよ。腰のくびれとケツの盛り具合も尋常じゃねえ。スノウさん、マジでエロ体型すぎんだろ……」

「ちょっと下から見ると……おいおい、股開きっぱなしじゃんこれ……」

「スリット開いてるぞ、マジで……ケツの穴見えるってこれ……!」

 

——視線。

全方向から浴びせられる。

 

私の身体を、正面も背中も、まるで品評会みたいに見つめてくる。

何人かは明らかに勃起していた。膨らんだ股間が、はっきりスーツ越しに浮き上がっている。

 

「……近づくな」

 

私は剣に手をかけて、低く言った。

 

声が震えていた。怒りじゃない。羞恥で、だ。

 

「うわ〜スノウさん怒ってる〜でもエロい〜!」

「におい……あれ……なんか……」

「え、なんか匂わね?」

「……これってさ……うんこのにおいじゃね?」

 

時が、止まった。

 

「……はっ……!? ち、ちがっ……ちがう……っ!」

 

私は即座に反応した。

だが顔は真っ赤だった。

心臓の音が爆音になって、剣を抜きかけた手が震えた。

 

「いやいやいや、この匂い、間違いねえって。

しかも、ケツスリット空いてんのに尻尾ユニットなくね?ってことはさ……まさか」

「そのまさかだよ」

 

6号の声が、平然と割って入った。

 

「戦闘中に魔獣ぶっ倒した後な、スノウは野外で……脱糞した。スーツ穿いたままな。俺の目の前で。バッチリ記録も残ってる」

 

「っっっお前ぇぇぇぇっっ!!!!!」

 

怒声を上げて振り向いた。

しかし、6号はケロリとして笑っていた。

そしてそれ以上に——

 

「マジ!? 脱糞!? スーツのまま!? 見たかった!!」

「てかそれ洗ってねえの!? ケツにまだ……残ってたり……?」

「ちょっ……おいおいおい、かぶれるぞ!? ケツ洗わねえと」

「水持ってきてやるって! ちゃんと洗えよ!」

「つーか俺たちで洗ってやろうぜ!? スノウさんのケツ!」

「バカ、ケツだけじゃ足りねぇだろ。全身くまなく!だろ!」

 

一気に戦闘員たちが湧いた。

 

その熱気と勢いに、私は一歩後ずさるしかなかった。

 

「や、やめろっ……やめろっ……! 触るなっ!!」

「なに照れてんだよ、ほらほら〜、水で冷たくして洗ってやるからさぁ〜!」

「おい、バケツこっち!」

「だれかタオル! スノウさん用の尻拭きタオル!」

 

私はもう、羞恥で視界がにじんでいた。

それでも剣を抜けなかったのは、ただただ絶望的な多勢に囲まれたせいだった。

 

「6号っっ!! お前が止めろっっ!! 命令を出せっ!!!」

「えー。だってみんな、善意じゃん? スノウのケツが心配でさ〜」

 

「お前~~っ!! 真っ先にぶち殺す!!!!!」

 

羞恥も、屈辱も、まだ終わらない。

 

むしろ、始まったばかりだった。

 

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