多元世界ヒロインズ 作:ころろこ
特にコメントありがたいです。
「うへ~……結構動きづらいね」
扉を潜り抜け、再スタートとなり、クエストを開始する。
扉を潜り抜けて開始した人数は、二人である。
京之助とホシノだ。
京之助とホシノは、すぐにその場を離れて、エルメスが居る中庭へと来ていた。
ホシノはクエスト自体が初めてであり、体の動きやパースエイダーを確かめている。
何度も腰に付けたパースエイダーを抜き差しし、構えては照準を合わせた。
それから反復横跳びやら、軽く走ったりなど身体能力を確かめる事に余念がない。
最後にパースエイダーを自分の抜きやすい位置に調整して準備を完了した。
「最初はどこだっけ~」
「ここを出て東へ向かう。途中で路地裏を通って、公園を横切る。途中の裏路地で相手をするのが原作の描写だ」
今回の京之助の役目は、ナビゲーターである。
原作とオリジナルで作ったチャートを確認し、ホシノを導くのが京之助だ。
如何にホシノと言えど、全部を一人でこなすには無理がある。
なるべく負担にならない様に、安全を確保していく。
「OK~それじゃ、おじさんの実力をみせちゃおっかな~」
そう言って、ホシノは屈伸運動をしたのち、腕をぐーと伸ばしてから、にへらっと笑った。
………
……
…
「くそっ!狙撃だ!」
「どこから撃ちやがった!」
公園近くの路地裏付近で七人の男達が、右往左往する。
それもその筈だ、仲間の一人である帽子を深く被った男が狙撃により、撃ち抜かれて亡くなったのだ。
スナイパーライフルのバレルの先に付けたサプレッサーの影響もあり、射撃音が殆ど打ち消されている。
そんな状況の中、敵を発見しようと躍起になる男達の中で、筋骨たくましい男は一人だけ浮いていた。
他の人達よりも遮蔽物が少なく、狙うには絶好の相手であった。
そんな相手の頭にホシノは、静かにスナイパーライフルに付けられたスコープ越しに見守る。
まだ撃つ時ではない、まだタイミングが来ていないと逸る心を抑え、ただただ待つ。
「あそこだ!」
「公園を渡ってるぞ!」
今だ。
他の仲間の声により、筋骨たくましい男が其方へと向いて、立ち止まった。
息を静かに吸い込み、そのまま吐き出し呼吸を止める。
そして、一瞬の後にバシュっと軽い音と共に撃ち込まれた弾丸は筋骨たくましい男の頭を吹き飛ばす。
「何だ?」
「え?」
「おい……っ!」
他の仲間達が気付いたのは、彼の体が地面に倒れる音でであった。
気付いても遅く、頭を撃ち抜かれた時点で即死である。
「くそっ……発煙筒を使え!」
「あっちは囮か」
「!……くそっ、どこ行った!!」
他の仲間達が、直ぐに発煙筒を投げ相手の射線を塞ぎ、警戒し辺りを慎重に見渡す。
そして、狙撃をしていた場所を特定する。
そこは路地裏近くのガレキ横で、潜んでいると思われていた路地裏ですら囮であった。
しかし、既にホシノの姿はなく、ガレキの横には小さな足跡だけが、残っていた。
「……どっちを狙う?」
奇襲を仕掛けた相手と公園を渡る囮、どちらを追うべきかと口の周り中髭の男が禿頭の男に答えを求める。
「狙うのは公園の方だ」
「どうした?」
悩む禿頭の男に声を掛けたのは、痩せて長身の男であった。
彼だけは、先ほどからずっと己のスナイパーライフルのスコープ越しに公園を渡る京之助を見ていた。
そんな彼が、声色も変えずにそう告げた。
「どうやったか知らんが……奇襲をした奴が既に合流している」
「……他の仲間と言う可能性は?」
「ないな。最初見た奴と容姿が同じだ。
「……奴等は?」
「瓦礫通りの方向に向かってるな」
「ならば追おう。どんな方法で合流したのか分らんが、追う以外に選択肢はない。仲間がやられてる以上……進むしかない」
禿頭の男の言葉に、残りの男達は素直に頷いた。
今も昔も、ずっと彼に着いて来たのだ。
これから先も同じである。
………
……
…
「いる」
リュックを背負った男が、しゃがみ込み足跡を確認した。
彼等が京之助達に追いついたのは、道を挟んだ住宅街である。
瓦礫通りと言う名の通りで、建物の二階以上が全て崩れていた。
そのせいで身を隠す遮蔽物が多く、男達は京之助達を探す事は難しいだろうと思っていた。
しかし、幸運にも彼等は直ぐに痕跡を発見することが出来た。
埃によって出来た足跡が、穴の開いた壁の向こうへと続いている。
耳をすませば、その壁に穴が空いた家の中から、足音が微かに聞こえた。
わざとらしい人の気配に、男達は苦渋の表情を浮かべる。
明らかに誘っているのが、分かったからだ。
「ちっ……誘ってやがる。狙撃か罠か……」
「……しゃーねぇ、誘いに乗るぞ。俺の腕の一本や二本はしゃーなしだ」
「任せろ、一発で仕留める」
少しの間、考えて背が一番低い男がカラカラと笑いそう言った。
「俺があの壁まで走って囮になる。狙い撃て」
「了解だ」
「うんじゃ、行くぜ!!」
それだけ言うと、背が一番低い男は穴の開いた壁へと全力で走っていく。
それを背の高い男が、ライフルを構えて敵を探す。
「っ!」
短い時間であったが、背の高い男は敵をホシノを見つけることに成功した。
成功したのだ……しっかりと目と目が合ったのだから。
ホシノは背の低い男を見ていなかった。
最初から狙いは、唯一の狙撃手である背の高い男だけであったのだ。
それに気付いた背の高い男は、歯が割れるほどに噛みしめ、悔しさをあらわにした。
そして、ホシノが撃った銃弾が左目を容赦なく撃ち抜いていく。
………
……
…
「……」
背の高い男が、ゆっくりと後ろに倒れていく様子を見てホシノは小さく呟く。
人との撃ち合いは初めてではない。
しかし、人を殺したのは初めてである。
ホシノの世界では、銃弾が体に当たろうと痛いだけであり、特に怪我らしい怪我をすることも少ない。
唯一の例外が外からやって来た先生ぐらいで、他の生徒達は喧嘩で銃を取り出すぐらいの気軽さである。
そんな軽い気持ちで使っていた銃が、ホシノは今となっては怖くて仕方がなかった。
人の命を簡単に刈り取れる事に気付いたからだ。
今も手と体が震えている。
それでも、何とか意識と集中力を保っているのは、傍にいてくれる存在がいるからであった。
敵の男達には申し訳ないが、襲ってくるのがいけない、此方が生き残るためには戦うしかない。
そんなホシノの心情を知っているのか知らないのか、傍にいる京之助が少し乱暴に頭をかき回した。
「行こう」
「ん……終わらせよっか」
そして、京之助は多くは語らず、それだけ言うと立ち上がった。
ホシノもそれに続き立ち上がる。
この悪夢を終わらせるために。
………
……
…
「次は!」
「グレネードが飛んでくる!」
「うへ〜撃ち落とせるかな?おじさんスナイパーライフルそんなに得意じゃないんだけどな~」
現在、原作通りに進んでおり、楽勝に見えるが実際はそんなことはなかった。
何しろ原作は小説であり、描写されている範囲を読み取っても足りないことだらけなのだ。
何処其処に隠れた、いや何処に!何て事は多々ある。
本当に合ってるのか、それとも間違っているがたまたま上手く行ってるだけなのか分からないのだ。
「っ!」
「あっ」
しかも原作通りに動けば補正が入ると言われていたが、それもあくまで補正であり、絶対ではない。
現に今も原作では、撃ち込まれたグレネードを空中で撃ち落とすのだが、見事に外れた。
ホシノはそんな状況下で、素早くオートマチック製のパースエイダーを構えると甘い照準のまま、何度も撃ち込む。
スナイパーライフルではなく、オートマチック製のパースエイダーを選択したのは、そちらの方が扱いに慣れているからだ。
その素早い判断と運のお陰で、グレネードは空中で爆発し、ホシノ達は爆風により、地面を転がる程度ですんだ。
転がる際に京之助が、ホシノを抱きしめ爆風から身を守る。
京之助の体に幾つか破片が刺さるも、命に別状はないものであった。
本来の原作よりも、遅く爆発したせいで怪我のリスクが増えたのだ。
「うへ~危なかった」
「いつつ……無事?」
「おじさんは大丈夫かな。守ってくれたから」
それでも、京之助達は直ぐに行動を開始しなければならない。
相手は待ってくれないのだ。
何よりも、大きな修羅場がこの次で待っている。
二人は、疲れを引きずりながらも、前に進んだ。
「この後だよね」
「上手く行けばいいけど……」
「大丈夫……あと二つ乗り越えればゴールだしね」
ホシノと京之助は、近場の穴の中に隠れながら少しばかりの休息を取る。
ホシノは精神的に、京之助は肉体的に満身創痍であった。
「話がある!!」
「あぁ……来たか」
「うへ~もうちょっと遅くてもいいよ~」
時間にして一分程度だろうか、休息を取っていた京之助達以外の声が瓦礫通りに響いた。
穴から少しだけ顔を出してみれば、髭の男が、両手を上げてずんずんと進んできてるのが見える。
彼のやろうとしていることは、原作を読んで京之助達は知っていた。
彼は、体に多くの爆薬を巻き付けており、話し合いと言う名の自爆特攻を試みようとしているのだ。
本当の話し合いであれば、どれだけ良かった事か。
残念ながらどちらかが息絶えるまでの徹底抗戦であった。
「話がある!」
「うへ~……そこで止まってくれないかな?」
「!」
ホシノが穴から少しだけ顔を出して、スナイパーライフルの照準を髭の男の頭に合わせる。
既にホシノ達の隠れ場所から約半分の距離であり、ホシノの顔を見た髭の男はニヤリと笑った。
「話がある!武器は持っていない!其方へ行く!」
「……」
自爆だと分ってるなら即座に倒せばいいのだろう。
本来であれば、それで構わないのだが、それだとこの後に必要なキーアイテムが手に入らなくなってしまう。
故にホシノ達は、撃って足止めしたくても出来ないでいた。
なるべく近くで彼には自爆してもらわなければならない。
これこそが、最大の修羅場であった。
「うおおおおおおおお!!!」
「!」
距離が三分の一程度になった瞬間に、口髭の男は走り出した。
吠えながら背中の袋を手で掴み、紐を握った。
その瞬間、ホシノが男を撃ち、その銃弾はお腹を撃ち抜いた。
それでも止まらず、二発目を即座に撃ち肺を貫く。
男の口から血が溢れ出すも、口髭の男は紐を引いて袋をホシノに向かって投げ込んだ。
「っ!」
「あたれっ!」
その瞬間、原作補正が乗った一撃が口髭の男の投げた袋に命中する。
袋は衝撃で空中に留まり、そのまま地面に落ちる。
「うおおおおおおおおお!」
「……はぁ」
口髭の男は、最後の力を振り絞り袋を抱えると少しでもホシノに近づくために走った。
そんな彼をホシノは、苦渋の表情で見守る。
既に距離はそれほどなく、口髭の男は自分の作戦が成功した事を確信した。
逃げるにはもう遅く、確実に爆発に巻き込める距離となっていたのだ。
「はっ?」
「ごめんね」
敵を討てたと思った瞬間であった。
ホシノの姿がかき消えた。
まるで元からそこには誰もいなかったかのように、否、スナイパーライフルだけを残して光となって消えたのだ。
困惑する口髭の男は、最後の一瞬に爆発に巻き込まれない位置にいる京之助を見つけた。
彼は、何やら光るカードを手にして、安堵した表情をしていた。
そこで口髭の男は、理由や原理は分らないが上手く避けられたのだと理解する。
「はは……」
遂に口髭の男の足が止まり、その場に倒れ込む。
その時となって口髭の男は笑った、泣きながら笑い、爆発が起きた。
「っ……!」
そんな彼の最後の瞬間を、京之助はただ一人で見た。
大きな爆風から身を守る為に、壁に背を付けて身を低くする。
その瞬間、大きな爆発が起こり、熱と音と振動の慈悲なき暴力が周りを巻き込んだ。
「……」
暫くすれば、砂埃と吹き飛んでくる破片やゴミが散乱する。
京之助の所にも幾つかの破片やら飛んで来ており、その中の一つと京之助は目が合った。
それを見て、京之助は何とも言えない表情となるも、一息だけ付いてそれを手に取る。
「……行こう」
これで最大の修羅場をホシノのお陰で乗り越える事が出来た。
京之助はこの
………
……
…
『
「……おや、最後の場面ですか?」
「うん」
京之助は崩れた校舎内に居た。
とある教室で、卓上の上に
そして、カードを一枚取り出して、
「何故、出番を終えた私を召喚したのですか?ホシノさんを召喚されないので?」
「ホシノは休んで貰う。これまでの道程は彼女にとって苦痛であったろうからね」
「ふむ……確かにショッキングな光景ですね。……私には気を使ってくれないので?」
「いや……だっておひいさまは、こういうの見慣れてそうだし」
「……いや、まぁ……見慣れてますけど」
琴子に説明をしつつ、京之助は首に紐を括り付け、手榴弾のピンに付けた。
その手榴弾は、爆発物や火炎瓶といった物が入った袋の近くにあった。
顔を持ち上げると爆発を起こす、ブービートラップだ。
原作と違うのは、工程が複雑であり、成功する可能性が少ないからである。
素人がやっても簡単に爆発するような仕掛けを今回は施す。
これにより、補正は減るだろうが、そこは運である。
「そう言えば、おひいさま」
「なんでしょうか?」
「敵に倒された時の秘策ってなんなの?」
仕込みながらも、合間に会話をしていく。
その時の話題は、この作戦においての琴子の出番の時の話である。
と言うのも、カード化した時に持ち物を落としてしまうのに、何故かホシノが二丁目のスナイパーライフルを持っていたのは琴子のお陰であった。
『クエスト開始時にカード化して持ち込まれた場合は、どうカウントされるのでしょうか?』
『と言うと?』
『敵から見て二人と認識されるのか、あくまで見える範囲で生身の人だけを視認するのかという事です。もしも、後者であればカード化して持ち込みさえすれば、相手に気付かれない増援が可能となります』
『なるほど……』
これが琴子の有効かもしれない手の二つ目の話である。
それを含んだ作戦内容はこうであった。
最初にカード化した琴子を持った京之助とホシノの二人だけでクエストを開始する。
その後に、路地裏にホシノと琴子だけを残して、京之助は公園を渡った。
公園を渡る所を見せて、囮となり、その後ホシノが二人を倒してカード化して戻る。
残された琴子は、スナイパーライフルを回収して身を隠す。
無論、そのままだと索敵されて琴子が見つかる為、カード化したホシノを召喚して身を見せて、もう合流しました、そこには、誰もいませんよといった具合に見せ付ける。
敵がそれに釣られ移動を開始した隙に、京之助達と合流しスナイパーライフルを渡して琴子の出番は終わりである。
更に言えば、琴子とホシノの身長は近く、足の大きさも大差がない為に二人分の足跡があっても容易には気付けない様になっていた。
問題があるとすれば、琴子が敵に発見された場合だ。
その場合は、琴子が死にカード化した場合に回収する人が居らず。
そこをどうするのだろうかと京之助は琴子に聞いた。
『秘策があるので大丈夫です』
「って言ってたけど……何だったの?あれ」
「あぁ……あれですか、別に何もありませんけど?」
「え?」
話をしていると準備も終わり、後は敵が来てトラップに引っかかればいいだけとなった。
その為に、移動しながらも話を聞いていたのだが、琴子の言葉に京之助は足を止めた。
「備蓄ももうないですし、多少危険ではありますがクリアできるように無茶をしただけです。そう言っても優しい京之助さんの事ですから、絶対に止められると思いました。幸い私は、過ごした時間もそれほどでもないのでロストしても、エヴァンジェリンさんよりも、ーーいひゃい」
「……」
それを聞いた京之助は無言で琴子の頬を引っ張った。
完全に怒ってる状態であり、ぐいぐいと引っ張る。
「今後しないように」
「そう言われましても、多くの時間を過ごしてきたエヴァンジェリンさんと私では比べる事もないでしょう?」
「……」
「恥じなくてもいいですよ。優劣は絶対にありますから、なるべく公平でいようと思うだけで立派です」
更に怒ろうとするも、琴子の言葉に詰まってしまった。
確かに京之助は琴子が亡くなったら嘆くだろう。
しかし、多くの時間を共に過ごしたエヴァと比べると感情の振れ幅は違う。
その事を見抜かれて、京之助は渋い表情となるも、琴子はそれを見て笑った。
「……お話はここまでです。いらっしゃったようです。念の為、逃げ出せるように扉を出して待機しましょう」
「はぁ……分かった」
まだまだ話したい事はあったが、敵は待ってくれずお開きとなった。
自分が死ぬ可能性もあるのに淡々とこなす琴子は、ある意味で非常に危ない子である。
今後は、こんな事が起こらぬように絆を深めようと京之助は決意した。
………
……
…
「ごほっ……なるほど、仲間が他にもいたか」
「えぇ……少しばかり遅れて合流いたしまして、今回はそれが功を奏しました。どうしてこのような事を?」
その後、隠れていると大きな爆発が起きてトラップが起動した事が分かる。
念に念を入れて、索敵を行いながらも現場に向かうとそこは地獄と化していた。
炎により、教室は燃え、爆発により彼方此方が吹き飛ばされている。
その中に、男達の二人の遺体と一人の生き残りがいた。
居たと言っても、既にむしの息であり、怪我の具合を見るに動く事も叶わないだろう。
即死ではなく運がない男は、禿頭の男であった。
その禿頭の男に琴子と京之助は遠慮なく近づいて言葉を交わす。
「こ……こは、俺達の……くにだ」
「そのようですね」
「国を守って……なにがわるい!俺達は……なにも……できず。英雄になれなかった……皆をまもれず……おめおめと……」
「……」
男の口から溢れ出る言葉は、涙の様であった。
今までの出来事を一つ一つ思い出すかのようである。
それを琴子と京之助は静かに聞いた。
「さい……ごぐらい、英雄に!」
それだけを言うと、男は事切れてしまった。
静かに眠る様にこれでようやく終わりを迎えたのだと、安らかに眠りについた。
「ーー英雄達は還らず。ただ我々の胸に生き続けるーーですか」
「この人達は、英雄だったんだよな」
「えぇ、希望を持って帰る事ができませんでしたが、そのお陰でこれから先もこの国があったと言う事実が皆の胸の中で生き続けます」
「はぁ……終わった」
「えぇ……終わりました」
最後に琴子は帽子を取り、胸に当て黙祷を捧げる。
こうしてレイドクエストーー『英雄たちの国』は終結を迎えた。