月火 ぐっすり眠る。それ以外の行為は極力しない。「ぐっすり寝る」為の“食事”“排泄”“ストレッチ”はする。
水 逆立ちにハマった。食事前にしかできない運動はそう云えば避けてた。
木 麦米と白米のパックご飯、納豆キムチ。
金 バナナ、林檎、蜂蜜、キウイフルーツのスムージーとプロテインのリキッタリアン食。
土日“struggle・copulation”
護身術勉強会に参加前に下半身中心の柔軟に取り組んでいます。股関節の柔軟性が横隔膜の柔軟へ共鳴し、ひいては「肝の座り具合」が違ってくるからです。
このように身体の柔軟性は内臓を励起させ、度胸をつけてくれます。息が軽く乱れ、薄っすらと汗ばんできたので、木人へ技をかけていきます。
私が迷わず相手の動きに合わせた技を選べているのは、木人を使用した一つ一つの反復練習と、そこで培われた複雑性から生まれる透明感の有る連撃の成果であろう……と、個人的に考えている。
細腕の私にとっては思考の瞬発力と連撃の滑らかさはマストです。弾かれたようなスピードを旨としなければなりません。
木人の足を踏みつける目的で踵から踏み込み“顔面”“鳩尾”“脛と耳”出来るだけノールックで“盲打ち”空気の壁に木人を叩きつけるイメージ“空打”で只管に打ち付けます。
コールドシャワーを浴びて、珈琲を飲みタイマーセット。一眠り。万全の体調で参加できる確信を得ました。
某所
「容赦しないから、よろしく」
「手合わせの範囲内でお願いしますね?」
「「はっはっはっはっは」」
殺伐!!不穏な空気感のまま開始線に着く。万が一の為に審判役は最低二人いるので、例え相手が怒髪天を衝いても割って入ってくれるんですよね?毎度余裕があるうちに降参してますけど、私。
「両者いいですね?ハジメ!!」
「シャッ」
審判の合図と同時に打ってきたジャブ&ワン・ツーを、左足を後ろに引き半身で避ける“揺り籠”で立ち合い中に準備運動しながら、足幅を整えつつ(ドアのバーハンドルを握るかのように)素早く“掌底ジャブ”で牽制。近づくのを嫌がらせる。
“左前蹴り”で一歩前へ、黒猫。左右にダッキングから“上段掌底”を織り交ぜ半歩前進で間合いを詰める。ローキックを片膝立ちになり“膝受け”一拍間をおいての飛び膝蹴りは後ろへ飛び跳ねる“飛び蹴り”で迎撃。
動きのキレが違う。脈打つような攻防が無意識の自然さで連綿と編み上げられる。力を十全に発揮できる事は稀にあり、この体捌きはまるで妖艶な舞妓さん。
相手の攻撃は右腕を伸ばして、フェンシングじみた半身(護身相撲との経験が活きたな)で左二の腕を祓い、顔面へフェイント掌底、左肩プッシュ。右フックの攻撃は頭を抱えてダッキング回避(避けきってはいない)から顎狙いの飛び上がり“頭突き”“突き飛ばし”“二連一打”
地面に突き倒した所で、一旦間合いを開けて審判の顔色を伺う。審判もこちらの意を汲んで続行するか確認に入る。審判が確認中も私は手合わせ中のリズムに思いを出す。
一定のリズムのとんとん拍子ではなかった“とんとん・うん・とん・とんとん”「相手の動きに合わせた」「相手に隙が出来たから衝く」まるで「此処に隙があるよ?」と教えているかのような指導感覚を味わった。
没頭してあの時の感覚を言語化している最中に我に返る。勝った。
“音ゲーの嬢王八の曲でパフォーマンスボーナスを能動的に狙っていく没頭感だったなぁ”
今日は手応えのある一日だった。今までの闘い方は「待て」のない、焦っている闘い方。速い戦型で、「早い」戦型に生まれ変わった。
「転調を旨とする骨法道」開眼
“揺り籠” 身体を揺さぶり、攻撃の予備動作を繰り返すことで初動を隠す
“引き倒し” 首根っこを後ろから掴み、膝裏を足で押し込む
“肝据” (きもすえ)全身の柔軟体操で血行を良くして、内臓が活発化し度胸がつく バフ付与
“盲打ち” (めくらうち)目線で攻撃箇所を読まれない
“空打” (からうち)空気の壁に叩きつける打撃
“膝受け” ハイキック以外の回し蹴りを膝で受け、脛へ攻撃する
誰にでも出来ることを、誰にも出来ない位にやり込む