幼馴染のツノを触りたい 作:ツノ角
小鳥の囀りが心を穏やかにしてくれる和やかな朝の時間帯に、俺は昨日の夕方に作っていたカレーを温め直しつつリャンが起きてくるのを待っていた。
「はぁ……」
昨日は正直、やりすぎたと反省する。
あの後は気絶したリャンの体を拭いて服を着せてシーツを取り替えて、風邪をひかないよう毛布をかけてから眠りについた。
しかし、眠るまでの間に考えたけど最初のツノイキから脱衣所の写真撮影、浴室のフェラや手マンに部屋のセックス……全てで俺が偉そう過ぎた。
あんなことをしたのなら折角、互いに好きだと言えたのに嫌われても仕方ない。なんなら恋人関係も解消されて幼馴染としての関係性も破棄されてしまうかもしれない。
「ありえるよなぁ……」
思わず独り言を呟きつつカレーを混ぜる。
昨日を思い出すと自然とちんこが固くなり始めるものの乱暴だった自分を思い出してなんとか萎えさせようとする。
しかし、乱暴な自分の姿とセットでエロいリャンの姿も思い出してより固くなってしまう。なんてバカなんだ俺は。
そんな風に一人で自分のイチモツと格闘している時、階段をゆっくりと降りてくる足音が聞こえてくる。
トン、と廊下に降り立った足音の後、リビングの扉が静かに開かれる。
「ふぁ〜。おはよ〜、ルイ」
あくびをしつつ目をこすりながら現れたのは、まるで昨日の情事が何一つなかったかの様な昨日の昼頃と同じ雰囲気のリャンだった。
まだ寝ぼけているのかと思えるほどの気の抜け様に段々とイチモツも静まっていき、俺もいつも通りの気持ちに戻っていく。
「おはよう、リャン」
なるべく普段通りの声を意識しつつ挨拶を返すと、俺がキッチンに立っていることに気づいたリャンが近づいてくる。
そのまま隣に並んできたかと思うと、昨日料理してきた時の距離から更に近づいてから―――。
むにゅ♡
何もしていなかった俺の左腕を抱きしめて、シャツを着せただけのノーブラのおっぱいに押し付けながら鍋を覗き込む。
「あ〜、昨日作ったカレーか〜」
のんびりした声で言ってくるリャンに対して返事ができない。
というか、静まったばかりのイチモツが再び勃起してズボンを突き破ろうとしてきている。……なんでこんなにリャンは近いんだよ!?
「朝ごはんの前にお風呂入ってきたら? 温め直してるよ」
「そうだね〜」
離れるための提案に特に反論することもなくリビングを出ていったリャンを眺めた後、自分のテントを張った股間を睨みつける。
どんだけ素直なんだ、お前は。
……少しして浴室の方からリャンの鼻歌が聞こえてくる。
随分とご機嫌なようですぐに出る気配は見られない。
これはちょっと一発抜いてきてもバレないか?
「今のうちに発散させておけば昨日みたいにはならないだろうし、うん」
朝一からオナニーすることへの言い訳を口にしつつ、火を止めたカレーを放置して部屋へと向かう。
階段を上がりリャンが出て半開きになったままの扉を潜れば、風呂に持っていき忘れたのか彼女の赤い下着がベッドの上に置かれていた。
「……」
深く考えることなく手に取る。
Iカップのブラとパイパンまんこが履いているパンツが、俺の手の中にあって自由にできる。
思わず唾を飲み込みつつもゆっくりとブラを鼻先へと持っていき、思いっきり匂いを嗅ぐ。
「すぅ、はぁ」
……なんでこんな良い匂いすんの?
やばすぎる。下着の匂いだけでこんなにエロいって犯罪じゃないの? 許されてんの?
すぐさま勃起したちんこを取り出して扱き始める。
こんなにエロすぎる下着は、俺がオナニーのオカズにして罪を無くしてあげないといけない。だから、これは仕方ないことなんだ。
男の部屋にあんな美少女の下着を置いていったリャンが悪いんだ。そうだ、そうだよ。
リャンのおっぱいで勃起したんだから、リャンの下着で抜くのは当たり前だよ。
「リャン……。リャン……!」
赤いパンツとブラの匂いを嗅ぎながらちんこを扱き続ける。
徐々に手の刺激だけで射精感が込み上げてくるのがわかる。
一昨日の夜まではこんな風にオナニーしていたのに、昨日のリャンの体を使った快感を思い出したら少し物足りない気持ちにもなってくるけど我慢するしかない。
昨日の俺はどうかしてたんだ。
「リャン、リャン……!」
やばい、もう出る!
咄嗟に下着を置いてティッシュを掴み取ると、すぐさまその上へと射精する。
昨日の射精には遠く及ばない快感ながらも朝からリャンのことを考えてムラついていた感覚がスーッと冷静になっていく。
「ふぅ……」
これでなんとか風呂上がりのリャンと話しても普通に対応できそうだ。
「――――――あー! オナニーしてる!」
「いっ!?」
ちんこの先の精子を拭き取ろうとした瞬間、急に扉の方から大声で指摘され振り向く。
するとそこには風呂上がりで火照った顔をした濡れ髪のリャンが、薄らと乳首の位置がわかる状態の半袖を着て俺を指差して立っていた。
「な、なんでここに」
「下着忘れたから取りに来たのに! 何してるの!」
動揺する俺を尻目に頬を膨らませて怒っているアピールをしてくるリャンがズンズンと近づいてくる。
片手はちんこ、もう片方はしこティッシュという人に見られたくない姿を晒している俺には、その歩みを止めることなどできないまま目の前に立たれる。
横に置かれた彼女の下着を見れば俺が何をオカズにしたかなんて一目瞭然。
ここは素直に罰を受けるのが最善か。
大人しく頭を差し出そうとした俺の視界に、上から下へと移動していく藍色が映った。
その正体を俺が理解する前にベッドに座る俺の股間部分までしゃがみ込んだリャンは、半勃起した状態の俺のちんこを掴む。
「もう! 抜きたいならちゃんと私に言ってよね! あむ♡」
と、可愛らしく怒った彼女は、俺が止める間もなく精子が垂れるちんこを咥える。
「ん〜♡ れろれろれろ♡」
予想外の展開に固まる俺を他所に、正直なちんこは射精したばかりで敏感な亀頭を優しく舐めまわされて再勃起。
「っ♡ じゅぽ♡ じゅぽ♡ じゅぽ♡」
口の中で硬くなったちんこに気づいたリャンが、音を立てながらの下品なフェラで誘惑してくるためすぐさま射精感が込み上げてくる。
このままだとリャンの口の中に射精することになるけど、それだと朝から反省した意味がない。
「っ……!」
なんとか射精を耐えつつティッシュに出そうと咥えているリャンを見ると、俺が射精しそうになっているのが分かっているのか目が合うと楽しそうに笑う。
「へへ♡ ほのははふぁひへひーよ♡」
少し口から出して亀頭を舐めながらの提案に一気に思考が埋め尽くされる。
射精することしか考えられなくなった俺がリャンの頭を両手で掴む。
「っ♡」
待ち望んでいた顔のリャンを無視してそのまま喉奥へと突っ込むと同時、性欲を処理するためだけの射精を行う。
「おごっ♡ っ♡ ごく♡ ごく♡ ごく♡」
嚥下する音を聞きながら冷静になっていく頭で言い訳を考え始める。
リャンが咥えてきたからセーフ? 出していいって言ったからセーフ? 喜んでそうだからセーフ?
「げほっ♡」
あれこれと考えている間に射精が終わって柔らかくなったちんこをリャンから引き抜くとすぐにパンツとズボンを履く。
リャンの方を見れば床に座り込んで服の上から乳首を弄ろうとしているのが分かった。
「……下着、着るんだろ? 朝飯食べるから早く来なよ?」
また攻めそうになる感情を抑えつつ比較的冷静に声をかけて部屋を出る。
どうもリャンのエロい姿を見ると歯止めが効かなくなるというか、リャンが喜びそうな言動を行ってしまうようになるというか……。
別に嫌なわけではないけど我慢できなくなるんだよな。
リビングに入って朝飯のカレーの準備をしつつそんな事を考えた。
◆
「それじゃあ、そろそろ帰ろっかな」
朝飯を食べた後、いい時間になってきたのを確認したリャンが立ち上がる。
先程のフェラのことや昨日のことについては話せないまま無難な会話のみで過ぎていった朝の時間。このままリャンを帰していいものか悩む。
いや、ここはちゃんと話しておくべきだ。
「……リャン。昨日のことだけど」
「ん?」
覚えていないはずがないのに何ともない顔で首を傾げるリャン。そんな姿も可愛らしい。
「昨日の俺、かなり乱暴だったと思うけど大丈夫だったか? 朝も苦しいことさせたし……」
内心、不安でドキドキしながら問いかけた俺に対して、驚いた様子で目を開いたリャンはすぐさま口元を緩める。
「なーんだ、そのこと? 朝からなんか変だな〜って思ったら気にしてたんだ?」
あまりにも軽い口ぶりに今度は俺の方が目を見開いた。
「き、気にするだろ。あんなに乱暴したし……」
「いいよいいよ。気にしないで。あれって悪魔族の力のせいでもあるし」
「悪魔族の?」
思わず聞き返すと照れくさそうに頬を掻きながら教えてくれる。
「うん。簡単に言うとね? 両思いの相手に自分のして欲しいことをしてくれるよう誘導するフェロモンが出てる……みたいな? も、もちろん! 相手もそれをしたいって思ってる時だけね!」
フォローにも何にもなってない言葉を最後に付け加えながら知らされた内容に徐々に顔が熱くなるのがわかる。
つまり昨日の俺は、リャンの虐めて欲しいという欲求を叶えようと誘導されていたのと同じく、俺自身がリャンを虐めたいと思って虐めてたってことだ……!
虐めて欲しい側と虐めたい側。
な、なんて恋人関係だ。
「だ、だからね……♡ 本当に気にしなくていいよ?♡ 寧ろこれからももっとして欲しい……みたいな?♡」
胸の前で指をもじもじと動かしながら上目遣いしてくる彼女。
「きゃっ!」
可愛さに耐えきれずに抱きしめる。
今の発言でハッキリとわかった。
リャンは、マゾだ。
悪魔族の力を使って俺を誘導して互いの欲求をぶつけ合うほどの立派な悪魔であり、その可愛さであれ程の痴態を相殺できる天使でもある。
抱きしめたリャンの尻を揉む。
「ん♡」
甘い声を出すリャンの首筋に顔を埋めながら囁きかける。
「なら、いいんだな? これからも続けて」
ピクっと肩が震えた後、頷きと共に彼女も囁き返す。
「はい♡」