幼馴染のツノを触りたい 作:ツノ角
「見てみてミィちゃん! 此処のホテル、お風呂がガラス張りだから透け透けだよ!」
「わ、わぁ……。こんなの恥ずかしくないのかな……」
ホテルに着いてからテンションの上がっているリャンが、初めて来たらしいミィさんへと室内を案内する声が響く。
どうやら部屋から丸見えの浴室を見て色々想像したらしい彼女は、教室で顔を合わせた時と同じように頬を赤く染めて耳を立てている。
種族としても数が少ない白狐のミィさんは、文字通り毛並みも肌も白いわけだから、照れたりすると余計分かりやすいな。
リャンも興奮したときなんかは赤くなってるの分かるけど、想像して頬を染めただけであんなに分かりやすいなんて。
「ねえ、ルイ〜。お風呂貯める?」
二人の会話を眺めていた俺に、振り返ったリャンが質問してくる。
うーん、一回目のホテルの時は浴槽にお湯を溜めて二人で入ったりもしたけど、今回はミィさんの見学もあるから中で二人だけでイチャイチャしても仕方ないよな……。
「いや、今回はシャワーで済ませよう。さっさと始めた方がミィさんも無駄にドキドキしなくてすむだろうし」
そう言って視線を向ければ肩をビクつかせたミィさんが、伏し目がちにしながらもチラチラと俺の方を見てきた。
隣で恥ずかしそうに耳と尻尾を動かしている彼女を見たリャンは、可愛いものを見つけたように優しく笑うとそのまま後ろから彼女を包み込む。
「おっけー! なら、早速入っちゃお!」
そうして、楽しそうに声を上げたリャンはミィさんから離れると制服のボタンへと手をかけ次々に外していく。
「……」
上からどんどん外されていくボタンを自然と目で追ってしまう中、視界の中に入っていたミィさんも夢中でリャンの脱衣に釘付けになっているのに気づいた。
親友だって聞いてるからてっきり一緒にお風呂とか入ったことあると思ってたけど、あの夢中になりようはそんなことないのかな?
「ん?」
「あ」
ボタンを外し終わり脱いだことで上半身が青いブラジャー一枚になったリャンが顔をあげると、自分をジッと見つめているミィさんと目があったらしい。
小さな声が互いから漏れた。
「あ〜♡ ミィちゃんのえっち〜♡」
揶揄う笑顔でわざとらしく胸を手で隠すリャン。
柔らかいおっぱいが両腕の中で形を変えて堂々と、その柔らかさを俺たちに伝えてくる。
そんなのを至近距離で喰らわされたミィさんは、尻尾をブンブンと振りながら飛び跳ねた。
「あ、や、ごめん! みみ見るつもりはなかったんだけど! つ、つい、ね……!」
「あはは! ミィちゃんってば何恥ずかしがってるの! 冗談だよ、冗談♡ 見たいなら全然見ていいよ〜♡ ほら♡」
おっぱいをガン見していたという恥ずかしさから両手で顔を覆ったミィさんに対して、全く気にしてなさそうなリャンは悪戯っぽく笑うとブラのホックを外してその自慢のおっぱいを彼女に向けて曝け出した。
突然、目の前に差し出されたピンク色の乳首とグラドル顔負けのおっぱいに思わず顔を隠していた両手を外してしまったミィさんは、開いた口を塞ぐのも忘れて見入っている。
いや、リャンのおっぱい何回見てもエロすぎるな……。
というかリャンもほんのり耳が赤くなってるし恥ずかしいのは恥ずかしいのか。
「わ、わぁ……」
「んふふ〜♡ これがルイがいつも好き放題してるおっぱいだよ〜♡」
「わ、わぁ……」
「こっち見ないで」
楽しそうにしている二人に仲の良さを感じながらも、このままだと普通にエロい雰囲気にならずに終わりそうな気配を感じてしまう。
おっぱい丸出し女子高生って絵面はスゴイけど、親友相手だと空気が和んでしまうな……。
仕方ないか。
「リャン」
「ん?」
和気藹々とおっぱい丸出しで会話しているリャンに声をかけて手で招く。
「な〜に? ルイ……んっ!?」
首を傾げながら近づいてきたリャンを問答無用で抱き寄せると、そのまま驚いた様子の彼女へとキスをする。
「ん……♡ ちゅ♡ ちゅぅ♡ ちゅる♡ んぅ♡」
すぐさま口を開けて俺を受け入れたリャンの口内へと舌を入れて互いの舌を絡ませ合う。
急なキスなのに待ち焦がれていたかのように俺の舌を舐めまわし、吸い、甘噛みし味わい尽くそうと必死になるリャン。
その想いを全身で表しているのか俺の背中に回された両腕は、自慢のおっぱいを俺との間で潰そうとしているかのように力が入っている。
「ちゅう♡ んっ♡ あむ♡ っぷは♡ るい〜♡」
キスに夢中になっている彼女の肩に手を置いてソッと離してあげると、名残惜しむように俺の名前を呼びながら小さく唇を突き出してくる。
少し上目遣いになりながらのキスのおねだりに思わず甘やかしてあげようかと思ってしまうけど、今日はミィさんのためのセックス見学なんだから俺たちだけで楽しむわけにはいかない。
リャンの唇へと指を当てる。
「続きはシャワー浴びてからな?」
「っ♡」
小さく頷いたリャンは、その場でスカートとパンツを脱いで全裸になると小走りで浴室へと向かっていく。
「ミィちゃん、ちょっと待っててね♡」
笑顔でそう声をかけたリャンは、透明な壁で丸見えの浴室へと入るとシャワーを浴び始めた。
鼻歌混じりの彼女の入浴シーンを背景にミィさんへと目を向ければ、突然始まったキスに固まってしまったのか耳も尻尾もピンと立てて顔を真っ赤にして俺を見ていた。
そんな彼女に思わず笑いながら声をかける。
「ビックリした?」
「っ! ……う、うん」
肩をビクつかせた彼女は、胸の前で小さく手を合わせながら頷く。
男女関係なく明るいリャンとは違って、ミィさんはあんまり男子と話している感じはないから二人きりなのは少し気まずいかもな……。
けど、リャンが出てくるまでは我慢してもらうしかないか。
「まあ、急だったし仕方ないか」
話しながら俺はベッドに腰掛けると近くに置いてあるソファを手で示すと、彼女は自分のカバンが置いてある端の方へと座り行儀良く手のひらを膝に置いて背筋を伸ばした。
「そ、そんな肩肘張らなくても……」
「っそうだよね! ボク、緊張しちゃって……!」
慌てた様子でソファの背もたれに体を預けるミィさんだけど、チラチラと俺を見るだけでそれ以上口を開こうとしない。
どれだけ緊張してるんだ……。
このままだと俺たちのセックスの様子をメモ取りだすんじゃないかと思うんだけど、そこまではしないよね?
思わずありえないはずの未来を想像してしまう俺に対して、意を決した様子のミィさんが口を開く。
「る、ルイくんはさ……。やっぱり女の人のおっぱいって大きい方が好き?」
「おっぱいか……」
反応を伺うように見てくる彼女の目を見つめ返しながら考える。
これってやっぱりリャンの胸と自分の胸を比べての発言だよな? リャンの胸ってIカップあるしそれを間近で見たせいで余計意識するようになったってことだろうけど……。
でも、そんなの今更気にする必要ある?
ミィさんって男子とはそんなに喋らないけど、背が小さくてクールそうな外見とボクっ娘って所が男子に人気みたいだし。
胸の大きさなんて関係ないくらい顔良いしな。
リャンと並んでたらマジで美少女コンビって感じだし。
「どっちかと言えば好きだけど……。そこまで大きさは気にしないし、ミィさんもそんなに小さいわけではないでしょ」
制服の上からでも膨らみがわかるくらいにはある彼女の胸へと視線を向けながら答える。
……いや、待って。今の発言付き合ってもないのに女子の胸について言及するってキモくないか? ミィさんも自分の胸のことなんて一言も言ってないし。え、俺、ヤバくない?
思わず口をついて出た言葉に内心冷や汗を流しながらソッと視線を上げると――――――。
「そう、かな……」
そこには自分の胸に軽く手を添えながら考え込む様子のミィさんがいた。
どうやら俺の発言はそこまで気になるほどのものではなかったらしい。
あっぶね〜! よかった!
リャンの親友に嫌われたとかなったら気まず過ぎたからな!
ミィさんが優しくてよかった〜!
「お待たせ〜! ルイ入っていいよ〜!」
俺が安堵の息をこっそり吐き出した時、浴室の扉を開けてバスタオル姿のリャンが元気に出てきた。
部屋の空気を変えるのにナイスタイミングの彼女に感謝しながら、俺も入るために立ち上がって服を脱いでいく。
「ねえねえ、ミィちゃん! ラブホのテレビってエロ動画観れるんだよ! 知ってた?」
「――――――し、知らない。そうなの?」
何故か返事が一拍遅れたミィさんが、隣に座ってきたリャンのバスタオル姿にまた釘付けになっているのを横目にパンツを脱ぐ。
そこで、すでにちんこがギンギンに勃起していることに気づいた。
「っ!?」
今までにない自分の鈍感さに慌てて隠しつつ浴室へと向かう中、ふと些細なことに気づいた。
「ん?」
なんか今日のホテル、ちょっとだけ甘い匂いがするな……。