まずは現在主役級の活躍をしているサラから。
あんまり気にしないようにしてたのだけど。いい加減、無視できなくなってきた。玲二さんとは別行動でヒカリさんと一緒に清掃活動してた時にそれは起こった。石で躓いたヒカリさんが私に寄りかかって来たのだ。その日は太陽が照っていて暑い日で、ヒカリさんはツナギをはだけさせ、黒いインナーを露わにして火照っていた。そんな、ツナギから解放されたヒカリさんのたわわな乳房が私に押しつけられたのである。
慎ましやかでちんまい私と違って、ヒカリさんのはでかい。大きい。一緒にお風呂入ったときに見たことあるが、張りも形も綺麗でさすがは上流階級で育った肉体だなと感想を抱いたことがある。まずい、思い出したらまた大きく…。
私はベノムに変身すると筋骨隆々な男性の肉体となる。中身は私のままだが体は戦闘に適した男になってるのだ。どういうことかというと、ちゃんとその時生えてしまう。本物は見たことない男性のアレがぶら下がっているのである。それが、ヒカリさんの胸の柔らかさに反応して変身してもないのに形成されてしまった。痛い。熱い。はち切れそうだ。なんなんだこれは。耐え難いどす黒い感情に、どうにかなってしまいそうだ。
「なんで、こんな……」
「サラ?どうかしたのですわ?」
思わず前屈みになっていると、ヒカリさんが肩に手を触れてきて、さっきの感触がフラッシュバックする。あ、柔らかい。息が荒くなる。興奮が収まらない。なんで、私普通に異性が好きなはず……あ、もしかしてこのモノのせいでヒカリさんを異性だと認識してる……?まずい、私そういう経験がががががががが。
「ご、ごめんなさーい!」
「サラ!?」
たまらず股間を押さえながらその場を逃げ去る。だめだ、なにかが溜まって爆発しそう。とにかく人がいない場所に……!私は咄嗟に、路地裏に飛び込んで尻餅をついた。
「はあ、はあ……もう、限界……」
『助けてやろうか、相棒?』
すると私の腹部が変形してベルト型の大口が開く。ベノムドライバーこと、もう一人の私であるドッくんだ。私は何も考えないで、ただこの苦痛から逃れるためだけに首を縦に振って頷いていた。
「はう!?ど、ドッくんなにを……!?」
すると私の手が勝手に動き出してモノを掴んで上下に動かし始めた。何かがこみ上げてくる、やばい、これを出してしまったら、なにかが終わる気がする。
『……辛そうだから吐き出させてやるんだよ。必死に知らないふりしてるけどよ、そういう知識がないわけじゃないだろ』
「くぅ、あっ……かはっ……!!やめ、やめてドッくん、出ちゃう……!?うぁあぁっ!」
どぴゅっ、と。私の股間に形成された真っ黒な巨大なモノから、燃えたぎる様な真っ黒な廃液……私の一部が吐き出された。それを頭から被った私は、濃厚な雄の匂いに目を回し、更に連続で出してしまう。止まらなかった。あまりの気持ちよさに頭が真っ白になる。
「っいぐぅううう!ひゃぁぁ、ぎっ、うぐうううぅ、きもぢぃ、いいぃいいっ!!」
それから一分ほど。仰け反った体勢でドロドロの水たまりができる程吐き出してなお、まだそれはいきり立っていた。駄目だ、満足できない。この気持ちよさを知ってしまった。
「ハア、ハア……もっと、もっと気持ちよく……」
べとべとのツナギを脱ぎ捨て、下着姿になる。羞恥心なんてどうでもいい、気持ちよくなりたい。自分の慎ましい乳房に手を沿える。乳首の先端を弄っても、先ほどの快楽は得られない。小さすぎて情欲が湧かないのだ。
『自分を解放した様だな相棒。ならサービスだ、相棒の理想の形にしてやるよ。なぁに、頭の中は筒抜けなんだ』
「え?っ、ひぎぃいいいいいいい!?」
すると体中が沸き立ったかのように火照り、たまらず床でのたうち回る私の肢体の肉つきがよくなっていく。骨格が大きくなり、成長痛と物理的な痛みで悶える。痛い、痛い、でも気持ちいい!両手で抱えられていた私の乳房は見る見るうちに抱えきれないほど増量してブラジャーが弾け飛び、尻も片手では収まらないほどの大きさとなりパンツが食い込み、太腿も丸太の様に太くなる。身長も二メートルを超えている様だった。さらに生じた快感で股間のモノも肥大化したらしく、地面に押し付けられていた。
「ひゃめっ、意識が…トんじゃう…私のむにぇしゅごいぃいいい!?おしりも、ひゃあん!?おかしくなりゅぅうううう!?」
肉体の急激な変化に耐えきれなかった私は腰砕けで立てず、ぐったりと腰を突き上げた体勢で倒れて涎を垂らしていた。すっごく気持ちよかった……。
『相棒の理想の姿の出来上がりだぜ』
「ふぅ、ふぅ……」
路地裏の割れた鏡を見る。そこには、高身長でスタイルも抜群な、されど股間からそれは生えている姿に変わり果てた私の姿があった。上半身裸の腰にベノムドライバーがあるのが若干シュールだ。
「これが、私……?」
「サラ?すごい声が聞こえましたけど……!?」
呆けていると、私の声を聞きつけたのかヒカリさんがやってきてしまって、私を見て絶句する。その、私より遥かに小さいながらたわわな胸と大きなお尻を見て、私の理性は飛んだ。
「え、サラ……なんですの…?なんで大きく、いやそもそも股間のそれは……きゃあ!?」
ヒカリさんの肩を掴むと路地裏に引きずり込み、先ほど出した廃液で汚れている地面に押し倒す。ああ、私の匂いが擦りつけられたヒカリさん……もう我慢できない。なにかを喋ろうとしていたその口に、私のそれを突っ込んだ。
「なにを……んぐっ!?」
「ヒカリさん、ヒカリさん……!」
無理矢理腰を動かして、ヒカリさんの口を堪能する。ああ、あんなに気高くて立派な志を持ったヒカリさんが私に蹂躙されている……イイ……。
「んん-!んんん-!」
「ヒカリさん、私、貴女のことが好きです!」
「んんんー!」
我慢なんてできるはずもなく、その口の中に、流し込み、引き抜く。ああ、身も心も私でドロドロに侵してやる……!
「げほっ、ごほっ!いきなりなにを……あっ、身体が火照って……な、なにを飲ませましたの!?」
「私自身を構成している廃液です。私の抱いている情欲が伝わるでしょ…?」
そう言って腰を掴み、ヒカリさんを持ち上げる。その下には私のモノが。なにをしようとしているのか気付いたヒカリさんは涙ながらに首を横に振った。
「だめ、そんなの、入らな……あぎっっっ!?」
「あッ……っ! や、ぁっ……ぅ、ふぅっ……〜!」
ヒカリさんを下ろして、その下の口に私のモノを挿入する。ああ、締め付けてきて、すごく気持ちいい。そのまま腰を振るうと、ヒカリさんは私にしがみついてきた。そのたわわな胸が押し当てられ、私の熱は加速する。
「あああぁぁっ! んんっ! あぁぁっっ!!」
「ヒカリさん、気持ち、いいですか…!」
「あっ……く……ん、ふぅ……あ……あああっ……!」
「私も、気持ちいいです……っ、私の子を、産んでくださいね?」
「っくぅ……ッ……っふ、ぅっ……〜〜〜っ!!」
首を縦に振って肯定してくれるヒカリさんに心の底から嬉しく思いながら、溜まっていたものを吐き出す。私を構成している廃液は、それこそ私の濃厚な遺伝子情報の塊だ。それを流し込んだということはつまり、ヒカリさんのそこには“私”が宿った。ヒカリさんは力尽き、私にもたれかかった。
「ふひゅっ、ひゅぅ……」
「これからよろしくお願いしますね、旦那様♪」
ああ、正義だの悪意だのなんだの言ってきたけど、もうどうでもいい。この快楽があれば、どうでもいい。ああ、私はかつてなく、幸せだ。
サラ×ヒカリとかいうあったかもしれない構図。サラの塵塚怪王の血液製のカラダが便利すぎる。