血艶・義 ~彼の血縁者を同じくらい愛してしまう女の話~ 作:大中小太郎
兵藤
始まった時点で、これは夢であると分かった。
分かると同時に――『昨晩』の出来事が、頭の中に
(ああ、そうだ……前の夢で、リアスちゃんと……)
あの極上の女体を、我がモノにしたのだ。
いくら夢の中だからといって、息子の婚約者と。
ましてやそれを、朝になったら綺麗さっぱり忘れていたのも不思議な話だ。
こうして、再び夢を見た途端に、その体験を思い出すのも。
(まあ、別にいいか。せっかくの夢なんだ)
真っ当な思考は、夢が始まった時点で失われていた。
息子の婚約者と
あるのは肉欲と期待ばかり。
こうして、寝室のベッドでパジャマの股間をいきり立たせながら、
現実では隣に寝ているはずの妻はいない。
たぶん、この夢の中に構築された我が家には、そういう邪魔者が登場しないのだ。
だから――
「お父様……?」
寝室の扉をノックする女性も、一人しかいない。
「リアスちゃんか。入っておいで」
「はい。失礼いたします」
入室を許可する言葉と共に、寝室の扉が開かれる。
その向こうで待っていたのは、刺激的な格好をした、紅髪の美女だった。
「おお……」
黒い上下の下着と、ガーターベルト。
赤と黒のコントラストが、リアスの白い肌によく映えている。
美しいのはもちろん、ひどく
これから自分を何をする気で来たのかなど、問うまでもない出で立ちだった。
「んっ♡ お父様……視線が……熱い、です♡」
リアスは今更のように恥じらって身を抱きながらも、朱色に染まった顔は嬉しそうに笑っている。
(ああ……なんて、なんてエロい子なんだ……っ!)
夢だと分かっていても興奮を抑えきれない。
むしろ夢であるせいか、彼女から
(こんな、とんでもない体した若い女が、こんなおっさんとヤりたがってる!)
まるでテレパシーのように、彼女の性欲が自分に転写されてくる。
そしてこちらの性欲も、同じように彼女へ転写されているだろう。
すると互いの情欲が
「はぁ……はぁ……っ!」
「あっ♡ ふあぁ♡ あ……っ♡」
こちらが獣の視線を突き刺すだけで、リアスはぴくぴくと震え、明らかに快感を示していた。
触れる必要すら無いのだ。
むき出しの魂が出会う夢の中では、相手の性欲を感じることそれ自体が性感であり、興奮とはそれが大きくなること。
出合った時点で合意は成立しており、男も女も瞬く間にケダモノと化す。
「リアス、来なさい」
だから成一は手を伸ばし、まるで彼女が自分の妻であるかのようにベッドへ
「はいっ♡ お父様……っ♡」
リアスもまた、待てを解かれた犬のように、嬉々としてこちらの胸に飛び込んできた。
――今宵も、夢が始まる。
――なぜこんな夢を見ているかなんて、どうでもよいことだった。
「さあ、足を上げるんだ。待ちきれないだろう?」
「あぁ♡ 待って、お父様っ♡ いきなり――っ、んあああぁぁぁっっっ♡♡♡」
リアスをベッドに横たわらせ、肉付きのいい太股を
ガーターベルトの間に三角形を描く黒いショーツを指先でずらすと、湯気が立ちそうなほど熱く
そこに、現実の自分よりも確実に大きくなっている怒張を、容赦なくぶち込む。
「おぉっ! 入れただけなのにっ、すごいイキっぷりじゃないか!」
「あはあぁっ♡ だってっ♡ んあぁっ♡ お父様のぉ♡ あつくてっ、おっきいのがぁっ♡」
挿入しただけで達したリアスは、持ち上げられた足をこちらの肩に掛けて、体を引き寄せてくる。
膣内は想像を絶するほどに熱く
「そんなに欲しかったのかっ? これがっ! 恋人の、父親のっ、おちんぽが!!」
淫らな彼女を咎めるように問い詰めながら、片足を抱えたまま腰を前後させる。
「あはぁっ♡ はいっ♡ おちんぽぉ♡ お父様のっおちんぽがっ♡ 欲しかったんですぅ♡ んあはあぁっ♡ あのときっ♡ 抱いていただいてからっ♡ あひあっ♡ もう、ずっと、おまんこっ♡ 覚えてっ♡ うずうずしててぇ♡ あああっすごぉいですっ♡ 奥ぅっ♡ ごりごりしてるぅぅっっっ♡♡♡」
リアスはだらしなく舌を突き出し、口元から
前の夜に見せてくれた
まるで停止されていた動画が再生されたかのように、体があの夜の『続き』を始めている。
「まったく昨夜といい今日といい! 君には一誠がいるのにっ! なぜこんなおじさんと!」
「あひぅぅぅっ♡ 言わないでぇっ♡ 好きっ♡ 好きなんですっ♡ イッセーと、
リアスはこちらの挿入を一切
「ああ、本当にエッチな子だっ! ドスケベな体だっ! なんだこの太股はっ! 触ってるとおっぱいみたいに気持ちいいぞ!」
「あはぁぁっ♡ 足ぃ♡ 気持ちいいっ♡ おとぉさまぁあぁっっ♡ だめですっ♡ 太股でっ♡ こんなに感じるなんてっ♡ 初めてなのっ♡ それっ、イッセーも知らないのにぃぃぃ♡♡♡」
言葉を節目ごとに大小のオーガズムを味わいながら、嬉しいことを言ってくれるリアス。
――息子の婚約者を抱いている。
――息子すら知らない性感帯を暴き、より大きな快感を与えてやっている。
そう自覚するほど、男としての優越感がめらめらと燃えてくる。
「そうかそうかっ! 隠さずに言えて偉いぞっ! 私にされて気持ちいいことは、全部打ち明けるんだ! 遠慮はいらないぞ!」
「ああぁぁいいぃぃっ♡♡♡ ぜんぶっ♡ 全部ですぅっ♡ おちんぽでっ♡ 奥っ、子宮っ、突かれるの気持ちいいっ♡ 足を掴まれてっ、無理矢理お股開かされるの興奮しますっ♡ お父様の腰つきでぇ♡ 体を揺らされるだけでっ♡ 感じますっ♡ 胸っ、胸がぁ♡ 下着の中で擦れて♡ ああだめっ♡ 触られてもいないのにおっぱいも気持ちいいんですぅっ♡♡♡」
リアスは命じられた通り、自分の体に起きている快感を全て口にした。
「ははっ! なんでもかっ! 私にされることはなんでも気持ちいいんだなっ!」
無我夢中で突いていた逸物を、少しだけ止めて、抜ける直前まで腰を引く。
「どれだけっ! いやらしいっ! 体なんだっ!!」
今度は腰のストロークを長く取り、『
「んああぁぁっ♡♡♡ あひぃん♡ おと、さまぁっ♡ それっ♡ あぎゅっ♡ しゅごいっ♡ あ゙っ♡ おっきいのっ、どすんって♡ ああフェイントだめですっ♡ 突かれてないのに感じるっ♡ 子宮に不意打ちピストンずるいのイクイクのぉぉぉっっっ♡♡♡」
不規則に力強く突き入れられると、リアスの体に起きる絶頂の種類も変化する。
膣内は何度も収縮を繰り返し、一刻も早く射精させんと
「あ゙っ♡ お゙っ♡ 待ってっ、お父様っ、まってぇ♡ 飛んじゃうっ! このままっ、意識が飛んじゃったらぁ♡
冷静になって聞けば不可解な発言だった。
しかし、それは真実なのだと、なぜか違和感なく理解できた。
――恐らく、この夢には、制約がある。
得られる快感は現実より大きいが、激しすぎる快感で意識を失うと、夢が終わってしまうのだ。
だから、長く愉しむためには、彼女がそうなる直前で踏みとどまらなければならない。
「あふっ♡ あり、がとう、お父様♡」
腰を止めると、リアスは気絶寸前の
「私、もっといっぱい、お父様のこと、気持ちよくしたいの♡ 昨夜の、お礼にぃ♡ 今夜は、私が、頑張りますっ♡」
リアスの手に導かれ、今度はこちらがベッドに倒れる。
中断されて不満そうな肉棒が、天井を目指してぴんと立ち、催促するように震えていた。
「次はぁ、私の方から、動きますから♡」
リアスはこちらに背を向ける形で
ブラを捨てた手が、愛おしそうに肉棒を指で導いて、先端を己の膣口へ入れた。
「あっ♡ はぁぁぁっっっ♡♡♡」
そうして腰を沈めると、真下から子宮を突き上げられる衝撃に、
「あ゙っ♡ あはぁぁあっ♡ これぇ♡ 深いぃいぃっ♡」
リアスが腰を振ると、その大きな胸がぶるんっと揺れ動くのが、彼女の背中越しにも見えた。
「あぁ、いいぞ……鳴かせてやれないのは残念だけど、淫らに腰を振るリアスも最高だなっ」
せっかく彼女が積極的に騎乗位を
あの乳房を
「あはぁんっ♡ しゅごいっ♡ 下からぁ♡ お腹の奥ぅ♡ ぐいって持ち上げられるとっ♡ 頭がぁ♡ ばちばちぃってぇ♡♡♡ あひゅんっ♡ 好きっ♡ これ好きっ♡ 自分でっ、動いてもっ♡ すぐイクっ♡ ああ腰がぁ♡ イったら動いてっ♡ お父様ぁ♡ 止まらないっ♡ 腰がぁ♡ 止まらないのぉっ♡♡♡」
腰を前後に
リアスは何度も絶頂を
「ぐぅっ! おぉっ!」
肉壁を
「んああぁぁぁ♡ お父様ぁ♡ 感じてるっ♡ お父様がぁ♡
騎乗位ということもあってか、自分が相手を支配している悦楽を感じているのだろう。
そのくせ、その言葉のひとつひとつには絶頂の嬌声が混じっており、こちらよりも激しい快感を得ているのが分かる。
連続で達しながら、男を興奮させるための言葉は休まない――この女の肉欲は、いったいどれほど深いのだろう。
「あぁ、気持ちいいよリアス。もっとだ、もっとお尻を上下に振るんだっ」
尻を撫でながら頼んでみると、リアスは嬉々として応じる。
パンッパンッパンッ! と、女の尻肉と男の股間部がぶつかる音。
寝室に響くそれは、男が突いているのではなく、
どれほど色情狂な真似をしているのか、この子は自覚できているのだろうか。
「あひぃっ♡ あひあっ♡ ああぁっ♡ おとぉさまもぉっ! イッてぇぇっ♡ 私の中でぇっ♡ 息子さんのっ、恋人にっ♡ びゅーってっ♡ 精液いっぱいっ♡ イッセーと、
数え切れないほどのオーガズムを味わい、手放しそうになる意識を必死に掴みながら、リアスは凄まじく
その淫ら極まりない物言いは、驚くことに、純粋なまでに『愛』に満ちていた。
(ああ……なんてことだ)
婚約者のみならず、その父親にまで、女として愛されたい。
あまりに
それが――不思議なくらい、成一の胸を打つ。
応えてやりたい。その欲望、この夢の中でだけなら、いくらでも叶えてやりたい。
「ああ、中に、出すぞぉ!」
「はいっ♡ ああぁっ♡ おとうさまぁぁっっ♡♡♡ くるっ♡ おちんぽびくびくしてるっ♡ 好きっ♡ これ好きっ♡ イっちゃいそうなおちんぽ暴れてるぅぅぅっっっ♡♡♡」
成一は最後のスパートをかける。
羞恥心などかなぐり捨てて腰を振るリアスの膣奥で、肉棒は何度も脈動し、大量の精液を放出する。
「あ゙っ♡ はぁぁっ♡ 出て、るぅっ♡ おとぉ、さまの、精子がぁ♡♡ んあああぁぁっっ♡♡♡ イッ、クッ♡ イって、りゅっ♡ しゅごい、イキかた、ずっとぉ♡ あ゙あ゙あ゙お゙お゙お゙ぉぉぉ♡♡♡」
体を逸らし、天井を見上げて、狂ったように
それを最後に――景色が薄れ、遠のいていく。
限界以上の快感で意識を失えば、夢が終わる。
なんたるジレンマ。快感を追及すればするほど終わりが早くなってしまうのだ。
もっと、もっとシたかった、もっとヤりたい、もっと彼女を――
そんな口惜しさが、忘れていく夢と共に、心へ刻まれていく。
きっと、その深い未練が……再び自分と彼女を、夢で出会わせることだろう。
○
「はぁ……はぁ……っ♡」
アーシア・アルジェントが、その光景を見ていた。
出来心だった。ほんの出来心だった。
ほんのちょっとだけ――
(リアスさんと……お父さん……っ)
決して見てはならないものを見てしまった。
同じ一誠の妻となる女性、姉にも等しい存在であるリアスが、
これから自分の妻となる一誠の父、これから自分の義父になる男性と、セックスしていた。
「あ……あぁ……そんな……っ」
許されない。許されてはならない。
卑しく、淫らで、不徳で、神に罰せられるべき、禁忌の情欲!
あの人たちが、そんなものを抱いていたというなら――
(――――私だけじゃ、なかったんだ)
もう、自分がためらう必要は、無くなってしまった。
陶酔の顔色で成一を見るアーシアの口からは、涎が顎まで垂れていた。
○
同じ頃――少なくとも、同じ夜。
姫島朱乃は、夢を見ていた。
「はぁ……はぁ……っ」
熱っぽく、色っぽい吐息が、暗い寝室に響いている。
部屋には朱乃一人だけ。
誰かと交わっているわけでも、自慰をしているわけでもない。
しかし、彼女を中心として部屋に充満する気配は、事の最中さながらに濃密だ。
「っ!」
キィ――と、音を立てて、部屋の扉が開かれる。
廊下からの明かりが部屋を照らし、来訪者の影を朱乃に重ねた。
「待たせたな、朱乃」
入ってきたのは、成一。
「お……お父様……やめて……もう、許してください……っ♡」
怯えたように懇願する朱乃は――ベッドの上で、両手を手かせで拘束されていた。
ご一読いただきありがとうございました
二回目のリアスを成一視点、および他ヒロインの予告回でした
前話でのアンケートを見るに、別原作を希望する声も結構あるので
D×Dのヒロインはリアス・アーシア・朱乃に絞りたいと思います。
D×Dには魅力的なヒロインが多くてキリが無いもので、
断腸の思いでこの三人です
一誠視点での寝取られ描写はあまり希望されていないようなので、
主人公には安眠してもらうことになりました。知らぬが仏ですね
今後はD×Dを更新してまいりますが、挿入投稿機能を活用して、
別原作と同時進行するということも可能です
それを含めて再びアンケートを取りたいと思いますので、
よろしければご協力をお願いいたします
今後の更新に関して、アンケートにご協力ください
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D×Dもいいが別の原作でも見たい
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D×Dのヒロインが三人じゃ満足できない
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プレイ内容はもっと過激・特殊でもよい
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挿絵の縦横比は統一してほしい